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October 01, 2020

オーストリアの皆さまは病気で何日休むか?

2020093001このブログはniftyが運営するココログを利用していますが、最近、ココログのトップ画面で、定期的にココログ利用ユーザーのブログを紹介しています。

先日、ご連絡があり、「オーストリアこぼれ話」をご紹介いただけることになりました。

多くの読者の皆さまは「オーストリアこぼれ話」をブックマークに登録されていると思うので、ココログのトップ画面をご覧になるケースは少ないと思いますので、画像をご紹介しましょう。

2020092501今日から10月ですが、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、2020年の残り3ヵ月、どのような展開になるのでしょうか。

さて、今日は「病欠の話題」をお届けしましょう。

Feriは、学校を卒業してから一般の企業に就職し、独立するまで25年ほどサラリーマン(古い言い方ですね)をしていました。

今、振り返ってみると、その間、いわゆる病気で欠勤したのは2回ほどだったと思います。1回は、風邪で咽を痛めて声が出なくなったとき、そしてもう一回は出張の帰りに某駅の階段で躓いて、怪我をした時です(この時はたいした怪我ではなかったのですが、駅員さんが気をきかせて救急車を手配してくれました)。

ただ、当時、働いていた会社は裁量労働制をとっていたため、先輩や仲間に仕事を代わってもらっただけで、病欠にはなりませんでした。

さて、先日、こちらのニュースサイトで興味深い記事を見かけました。「2019年、オーストリア人の平均病欠日数が13.3日だった」と言うものです。

2020092502これは連邦政府統計局が発表したもので、社会保険代理店協会から提供されたデーターを集計したものだそうです。

2019年、オーストリアでは延べ47億3500万人の労働者(公務員を除く)が病気による休暇を取得したそうです。病気による休暇は平均S塗ると13.3日で、女性は13.8日、男性は12.9日です。

病欠の日数は年齢とともに増加する傾向にあり、20歳から24歳までが平均10.9日、35歳から49歳は平均11.6日と平均を下回っています。

2020092911一方、50歳から64歳までは平均18.7日と大幅に増えています。ただ、長期的にみると病欠の日数は減少する傾向にあります。1990年は平均15.2日、2000年には平均14.4日と、現在よりも多くなっています。

過去10年間のデーターを見ると、病欠日数は12.3日から13.3日の間で変動していることがわかります。
気になるのは病欠の理由。2019年の場合、呼吸器系疾患が最も多く、従業員1000人当たり約499件、次が特定の感染症(従業員1000名当たり約220件)、骨および筋肉系悉皆(従業員1000名当たり約183件)が続いています。

今年は新型コロナウイルス感染の影響があるので、どのように変化するか、興味深いところです。

2020092913ところで、オーストリアでは日本のように祝日を移動させて連休にするという制度がありません。そのため、カレンダーによっては祝日と土曜日・日曜日の間に平日が入ることがあります。

このブログでもご紹介したように、これを「窓の日」と呼びます。この「窓の日」には、何故か病欠が増えるという「オーストリアの都市伝説」があります。しかも、当日、突然、病気になるようです。

明確なデーターがある訳ではありませんが、特に公務員に多いと言われており、一般の住民は「窓の日」に役所に行くと待ち時間が増えるため、敬遠しているとか‥”
2020092912ところで、日本では労働基準法には病気休暇に類する規定はありません。そのため、病気休暇に関する規定は、各企業の就業規則に委ねられています。

ちなみにFeriが勤務していた会社では、病気による休職の規定はありましたが、病気休暇の規定はなかったと思います。

通常、有給休暇は、事前に申請し、許可を得ることになっていますが、病欠の場合、例外的に事後申請で有給休暇扱いにしていました。

なお、日本の場合、今では日給制の非正規労働者が増えて、欠勤=収入減となるため、労働者の病欠の考え方も変わってきたと思います。

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