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September 12, 2020

Reumannplatzのリニューアル工事完成

20200911209月11日(金曜日)、連邦政府は「コロナ信号」の更新を発表しました。図のようにWien、Graz、Innsbruck、Korneuburg(ニーダーエスターライヒ州)、Wiener Neustadt、Kufstein(チロル州)、Schwaz(チロル州)が「黄色」です。

リンツは黄から緑になっています。ウィーンについては、当初、オレンジになる可能性が示唆されていましたが、最終的には黄色で留め置かれました。

ただ、感染者が再び増加傾向にあるところから、ウィーン市ではマスク着用範囲の拡大など、規制を強化しています。

また、連邦政府も来週から、イベントへの参加者制限を強化することを発表しました。具体的には自由席の場合、屋内50名、屋外100名です。なお、座席指定の場合、屋内1500名、屋外3000名です。この結果、シーズンが開幕した歌劇場などの運営が若干、変更される可能性があります。

2020091110今日は「Reumannplatzリニューアル工事完成の話題」をお伝えしましょう。

2017年9月の地下鉄U1 Oberlaa延長開業に伴う路面電車運転系統再編成により、Favoritens(10区)の中心部にあるReumannplatzは大きく、その使命が変わりました。

U1延長開業までは、U1と路面電車67系統などの乗り換えターミナルとしての使命を終え、再開発プランが検討されていました。

日本ならば路面電車の軌道敷を道路に転用しそうですが、環境負荷の軽減を目指すウィーン市では、軌道敷により分断されていたReumannplatzの拡張を決定します。基本的なコンセプトは、以下のとおりです。

2020091116-緑を増やす
-利用者の安全を確保した通路
-ベンチの増設
-水の提供
-誰でも楽しめる運動施設と遊具設置
-清潔感を高める
-自動車の交通量を抑制する
-自転車との共存を考慮

202009111410区のホームページには、このコンセプトに基づいて、検討した報告書も掲載されていましたが、地域住民の意向も踏まえて幅広い角度で検討されたことがわかります。そのため、基本プラン(都市計画)の策定に2年近くかかったようです。

基本プランの策定後、工事は2019年9月から開始され、先日、工事が完成し、Birgit Hebein副市長ら関係者が出席してオープニングセレモニーが開催されました。

2020091113リニューアル工事のポイントは「住民のオアシス」にするため、緑地の拡張(従来より13%増)。拡張されたエリアに78300本の多年草、109本の樹木が植えられました。

今回のリニューアルでは、直射日光を遮る多くの日陰が生まれ、ミストシャワーなどの冷却設備も設けられました。

2020091115さらに17の遊具やスポーツ施設も設置されたほか、地元の皆さんがパフォーマンスを披露するためのイベントスペースも誕生。まずは「1. Mädchenbühne」が開催されます。

ウィーン市の地図を見ると、路面電車の停留所で分断されていたReumannplatzが一体化され、大きな公園に生まれ変わったことがわかります。

2020091112なお、当局の発表によると、工事は予算内に収まったそうです。

今回、U1の延長開業前の写真もお目にかけますが、この部分が公園になったというのは、感慨深いものがあります。

Feriは、まだ現地に行っていませんので、ウィーン市提供の公式写真でご紹介しますが、路面電車の停留所跡をうまく活用しているようです。

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