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October 27, 2020

新しい連邦軍塗装の電気機関車Bundesheer-Lokが誕生

2020102614今日はÖBBに登場した「連邦軍塗装の電気機関車(Bundesheer-Lok)の話題」です。

ÖBBは特別塗装の電気機関車を多数、運航しています。その中には警察仕様や連邦軍仕様といった組織のものも存在します。

今まで、ÖBBでは2005年に「連邦軍50周年」(50 Jahre Bundesheer、機番1116 246)、2012年に「連邦軍スポーツ50周年」(50 Jahre Heeressport、機番1116 238)を記念して、特別塗装機関車を投入しています(いずれも現在は一般塗装に戻されています)。

2020102612今回、連邦軍の創設70周年を記念して、3両目の特別塗装電気機関車(機関車番号1116 182)を投入。

ナショナルデーを前にした10月22日、Hauptbahnhofのオートライゼツーク専用施設(Autoreisezuganlage、13番線)でKlaudia Tanner国防大臣、ÖBBのAndreas Matthä CEOの立会いのもとで落成式が行われました。

2020102611ÖBBとオーストリア連邦軍は、永年、緊密なパートナーシップを築いてきました。そして災害派遣で連邦軍部隊が移動する際、ÖBBは連邦軍塗装の機関車(1116型、Taurus)を投入しています。

今回の特別塗装ですが、今回の特別塗装ですが、従来はオーストリア国旗の赤・白をベースにしていましたが、今回は連邦軍おなじみの迷彩塗装がベース。

デザインは連邦軍の軍事作戦領域を反映したもので、C-130輸送機からパラシュート降下した兵士、反対側は山岳戦闘(スキーで滑降中)をモチーフとした兵士が描かれています。

そして、前面と側面に「Wir schützen Österreich」(我々はオーストリアを守る)というモットーが描かれています。

2020102613Klaudia Tanner国防大臣は落成式の席上、“信頼性のない安全保障はありません。ÖBBが信頼性の高い輸送を保証するように、オーストリア軍は国民の信頼できるパートナーであり、他の人がもう助けられない場面で救援に向かいます”と語りました。

ÖBBは、連邦軍のために、昨年は7700回を超える旅客輸送や貨物輸送を行いました。

特に装備品を運搬する軍用輸送は、特殊輸送に位置づけられています。今後も旅客輸送や貨物輸送、軍用特殊列車としての国内輸送や国際輸送が行われます。

2020102610オーストリアは、現在、政権与党のオーストリア国民党は保守勢力ですが、基本的に中道左派が主流です。しかし、現在でも徴兵制を採用しているように、国防に関しては確固たる姿勢を堅持しています。そのため、ÖBBに連邦軍塗装の機関車が誕生しても異論が出ないのでしょう。

仮に日本のJRに自衛隊塗装の機関車が誕生したら、左翼政党を初めとする「市民グループ」という皆さまが“軍靴の音が聞こえる”と言って大騒ぎしそうな気がします。

なお、ÖBBでは、特別塗装の機関車について、その運用をÖBB Lokfinderで公開しています。こちらのサイトから、確認できますので、撮り逃しは少ないと思います。

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