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October 10, 2020

今日はウィーン市議会議員選挙の投票日

202010090210月11日はウィーン市議会議員選挙(任期5年、定数100名)の投票日です。マスコミによる各種調査に基づく情勢分析では、現状から大きく変わることはなさそうです。

ご存じのようにオーストリアは、現在、Sebastian Kurz首相率いるオーストリア国民党(ÖVP)が政権与党ですが、ウィーン市に関しては、Michael Ludwig市長が所属する中道左派のオーストリア社会民主党(SPÖ)が政権を握っています。そのためウィーンは「赤の砦」と揶揄されることもあります。

郵便による投票も10月9日まで行われていますが、日本と同じく、メインは投票日当日の投票所での投票。ウィーン市が、10月8日、投票所準備の様子を公表しています。ちょっと珍しい内容なので、ご紹介しましょう。

2020100903投票所設営に必要な資材はウィーン市ロジスティクスセンターに保管されており、投票日を前に1494箇所の投票所に投票箱、投票ブース(車いす用を含む)や関係者用の椅子、パーティション、ライティングディスクなどがパッケージにまとめられて配送されています。資材の搬送には、最大32台のトラックが使用されました。

なお、一部の資材は投票所に前回の選挙から保管されており、全てがロジスティクスセンターから配送される訳ではありません。

ウィーン市から提供された写真を見ると、投票ブースは組立式である点は、日本と同じですが、日本では一般的な金属製ではなく、木製のようですね。

2020100904今回は新型コロナウイルス渦の中で行われる選挙であるため、感染拡大策がとられています。

こちらの場合、自分が投票する投票所や各種情報をまとめた公式選挙情報が選挙人に郵送されますが、日本のように選挙人全員に投票券が事前に配布されません。指定された投票所で投票する際には、パスポートや身分証明書で本人確認を行います。

具体的には、投票所で選挙人の本人確認をするためのマスクを外す必要がありますが、この際の感染拡大を防ぐため、透明なスクリーン1520個が準備されました。日本でもスーパーマーケットなどのレジでおなじみのスクリーンです。

2020100905この他、市当局から選挙を安全に実施するための保護資材(消毒液、マスク、フェイスシールド、ペーパータオルなど)が投票所へ送付されています。

日本では、一般的に投票用紙への記入は鉛筆で行われますが、こちらはボールペンを使用します。通常は、日本と同じく投票所に備え付けのボールペンを使用しますが、今回は、感染拡大を防ぐため、投票人本人がボールペンを持参して、記入するようになりました。

2020100901ウィーン市議会議員選挙に関わるスタッフは開票作業にあたる人も含めて、都合12000名に及びます。とにかく新型コロナウイルス感染拡大を防止することを最優先に各種準備が進められたことをウィーン市当局は強調しています。

10月11日当日の投票時間は7時から17時までと、日本よりも短くなっています。余談ですが、日本では投票所近くに各政党や候補者がポスターを掲出していることがありますが、オーストリアの場合、投票所の入口から半径15メートル以内では、選挙に関する広報活動が全て禁止されています。

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