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October 17, 2020

人とミツバチが一緒に暮らせる街ウィーン

2020101511ウィーン市議会議員選挙も終わり、ウィーン市の新政権は11月頃には成立するようです。

オーストリア社会民主党(Sozialdemokratische Partei Österreichs、SPÖ)が圧勝したので、当然、Michael Ludwig市長は続投。SPÖを中心とした連立政権になるようです。

ところで、ウィーンとブラチスラヴァを結んでいるTwinCity Liner( CentralDanube社運行)ですが、ブラチスラヴァ市内での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、再び運航を停止しました。

現時点では運行再開の目処はたっておらず、このまま今シーズンの運航が終了される可能性も出てきました。

 2020101510さて、今日は「ウィーンの養蜂産業の話題」をお届けしましょう。このブログでもウィーン市庁舎で開催されたミツバチ関連のイベント「Bienentag」(ミツバチの日)の様子をお伝えしたことがありますが、ウィーンは養蜂が盛んな首都です(詳しくはこちらから)。

実はウィーンには「Wiener Bezierksimkerei(ヴィーナーベツィルクスイムケライ)」という組織があります。

「人とミツバチが一緒に暮らせる街」をモットーに2013年に設立された市内養蜂場で、驚くべきことに「ウィーンの23区すべての蜂蜜を作る」という特別なプロジェクトに取り組んでいます。ちなみにトップの写真が23区ごとの蜂蜜です。

2020101513確かにウィーンは緑が豊かな首都ですし、公園も多いですから、ビルディングの屋上などを活用した養蜂も不可能ではありません。

事実、ウィーン環境保護局の屋上にはミツバチのコロニーが設けられています。

現在、5区にはWiener Bezierksimkereiの直営店があり、プロジェクトの成果である23区ごとの蜂蜜を販売しています。

2020101512自分が住んでいる区でとれた蜂蜜‥何となく親しみが持てますね。皆さまもウィーンを訪れる機会があったら、のぞいてみてはいかがでしょうか。きっと友人への気のきいたお土産になると思います。

ところで、ウィーンとバーデンを結んでいるWiener Lokalbahnenも養蜂を行っています。

現在、Stadtimker協会とともに、4つのコロニーを所有しており、Inzersdorfにある建物の屋根に合計40万匹のミツバチが生息しています。

約1年前から「ウィーンのミツバチ」は花粉を集め出して、蜂蜜を作っています。

2020101514Wiener Lokalbahnenの名前を冠した蜂蜜は、現在、バーデンのヨーゼフスプラッツにあるカスタマーサービスセンターと、ウィーンのオペラ駅で、1瓶4.50Euroで販売されています。

Inzersdorfにあるコロニーだけで作られた蜂蜜なので、収穫量に限りがあるため、いわゆる「限定品」です。

日本でも銚子電鉄が、自社の業績向上に寄与するため、お煎餅を製造販売していますが、Wiener Lokalbahnenの場合、生態系の維持が大きな目的だそうです。

ミツバチと共生できるオーストリアの首都ウィーンは、人にとっても住みやすい街と言うことができるでしょう。

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