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October 18, 2020

Wiener Lokalbahnenが新サービスの実証実験をスタート

202010170510月16日の午後、ドナウシュタットにある倉庫で大規模な火災が発生。消防本部は「警戒レベル2」を発令し、消防車30両、消防隊員100名を現場に投入し、消火活動にあたりました。

倉庫の場合、ストックしてある荷物によっては、有毒ガスが発生する可能性があるため、消火活動は困難です。幸い、この火災による死傷者は発生していないようです。

さて、今日は「ウィーンの公共交通機関で始まった実証実験の話題」をお届けしましょう。

2020101702ウィーンでは、公共交通機関の利用を促進するために、様々な施策を導入していますが、ネックになっているのは自宅から公共交通機関の駅(停留所)までの移動です。

そのため、レンタルバイクやカーシェアリングなども運用されていますが、このたびWiener Lokalbahnenが、Badner Bahnへの移動を容易にするため、MariaEnzersdorf地区南部でパイロットプロジェクトを9月21日から開始しました。

今回、パイロットプロジェクトが開始されることになった背景は、MariaEnzersdorf駅の大規模改修工事により、同駅が閉鎖されていることがあります。

2020101701同駅が利用できなくなったため、付近の利用者を対象に近くの駅までシャトルバスを運行することになったものです。現時点では、工事が終了する12月24日までサービスが提供されます。

ウィーン市内では地下鉄駅の工事閉鎖にともなって代替えバスが運行されますが、こちらは臨時の路線バス。

今回、Wiener Lokalbahnenが始めたのは、利用者の自宅までミニバスが迎えに来てくれるというサービスです。

2020101703該当エリア(3枚目の写真がサービス提供エリアです)の利用者は、スマートフォン(WienerLokalbahnenが提供するeasymobilアプリ)で希望の場所と時間を指定すると、そこへミニバスがやってくるというものです。

ミニバスは最寄りの駅(Vösendorf SCSとWiener Neudorf)まで乗客を無料で運んでくれます。もちろん、その逆も可能。アプリでミニバスを予約しておくと、列車で駅に到着後、ピックアップして自宅へ。

サービス提供時間は月曜日から土曜日までの8時から18時まで。ミニバスには最大3台の車いすを含む7名の乗客が利用できます。なお、時節柄、乗客にはマスクの着用が義務づけられています。

なお、スマートフォンを持っていない利用者向けに電話での予約も可能です。

2020101704同社のホームページを見るとイラストを多用して、わかりやすい説明になっていますね。しかし、オーストリアでは、公共サービスも、どんどんスマートフォンのアプリ利用にシフトしており、正直、スマートフォンを持たないと便利なサービスを享受できなくなってきています。

今回は駅が工事で使えなくなっているための臨時サービスですが、Wiener Lokalbahnenでは、テスト結果を踏まえて、自宅から最寄りの駅までの「ラストマイル輸送」の利便性を高めるために、このようなコミュニティバスの運行を検討することになっています。

ウィーン市内でも輸送量の少ない路線では、AX TAXIという乗合タクシーサービスがありますが、それに近い発想だと思います。

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