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October 04, 2020

新しい公園が誕生しました

2020100401今日は、このブログで建設計画をご紹介した「ウィーンに新しい公園がオープンした話題」をお届けしましょう。

一つ目は一つ目は7月に当ブログで建設開始をお知らせした「ドナウ運河の水上公園」です。

ウィーン市がパリの水上公園にヒントを得て、ドナウ運河にウィーン市が建設を進めていた公園が完成し、10月1日にオープンし、同時に一般公開が始まりました。愛称は「Chill-Area」です(正式名称はSchwimmende Gärten)。

2020100404場所はAugartenbrückeとSalztorbrücke間(敷地面積1500平方メートル)です。建設期間は、わずか3ヵ月間でした。

水上公園建設にあたっては、資材を運河から搬入したほか、転用する古い構造物については、安全性向上のため補強する必要がありました

2020100402転用された古い構造物は可動堰のために建設されたものですが、計画の見直しにより、水門の場所が変更され、本来の機能を果たすことはありませんでした。

写真を見ると、完成予想イラストのように水門の構造物と護岸を結ぶコンクリート製のデッキを設置し、その上を公園にしてていることがわかります。

2020100403ご存じの方も多いと思いますが、ドナウ運河はコンクリートによる護岸が多く、緑が少ないのが難点。水上公園には特殊なプランターなどを使い樹木を設置しているので、緑豊かなゾーンが誕生したことになります。

2020100405また、当局は、今回の公園設置に合わせて、ドナウ運河の水の流れをコントロールすることで、風の流れが変わり、都市の温暖化抑制も期待できると発表しています。

この公園の向かいには、現在、レストランとして営業しているOtto-Wagner-Schützenhausesがあります。今までとは違った風景を楽しむことができそうです。

2020100406盛夏には間に合いませんでしたが、来シーズンにはウィーン子の新しい「憩いの場所」として賑わうことでしょう。また、季節の良い時期にはきれいな花を楽しむことができそうです。

二つ目はHaus des Meeresに隣接したEsterhazyparkがウィーン初の「CoolingPark」になりました。

このブログでも計画をお伝えしたように、気候変動に対応するため、ウィーン市では今夏も様々な対策を打ち出しました。

この中で、恒久的な施設が公園のCoolingPark化です。このたび、Esterhazypark(2640平方メートル)の改修工事が完了し、10月1日にオープンしました。

2020100407既に晩秋の趣のある時期にCoolingParkオープンというのはブラックジョークのようですが、来夏も使えますので、まぁ、問題はないでしょう。

市議会議員選挙直前の実績アピールですから、行け行けドンドンです。実際、CoolingParkのオープニングに参加した関係者がコートをお召しになっているのは、何とも‥

公園の中心施設である「クールスポット」(約30平方メートル)とは、8月に完成して以来、暑い日に涼しさを求める訪問者に大いに喜ばれました。

2020100408 「クールスポット」は、高さ3.4メートルで、スプレーノズル付きの3つのリングが設置されており、円形の日陰です。スプレーミストを使用すると周囲の温度を最大6度下げる効果があるそうです。ちなみに写真の後方に写っているのがクールスポットです。

また、樹木を大幅に増やした他、樹木下に貯水槽などが設置されています。季節の関係で樹木が少なく見えますが、来夏には樹木が茂って、日陰を提供してくれることでしょう。

今後も温暖化上昇を抑止するため、ウィーン市ではアスファルトの使用を減らし、緑地を増やすプロジェクトを推進することになっています。

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