« Wiener Lokalbahnenが新サービスの実証実験をスタート | Main | ÖBBの中期投資計画 »

October 19, 2020

「Nationalfeiertag 2020」の連邦軍記念行事は「ハイブリッドイベント」に変更

2020101901今日は「オーストリアのナショナルデーに開催される連邦軍記念行事の話題」です。

例年、10月26日のNationalfeiertag(ナショナルデー)には「オーストリアを守る」をモットーに、旧市街のヘルデンプラッツに連邦軍の各種装備が展示され、デモンストレーションには多くの国民が集まります。

日本では、最近、駐屯地や基地以外で自衛隊の先頭車両が動態展示されるケースはないようですが、永世中立国のオーストリアは、現在でも徴兵制が施行されており、国民の多くは、連邦軍に対して敬意を払っています。また、当日は、ヘルデンプラッツでは大統領参列の下、新兵の閲兵式などが開催されます。

2020101902さて、今年は25回目となるため、本来であれば大々的に実施されるはずですが、新型コロナウイルス渦の影響を受けて、行事内容が大きく変更されることが10月14日に発表されました。

まず、ヘルデンプラッツでの大規模イベントは中止となり、ハイブリッドイベントになります。

一つは、ORFテレビとインターネットで、10月25日に特別番組「nationalfeiertag2020.jetzt」が放送されます。記念行事の生中継に加えて、特別番組も放送されますが、ORFではオスカー受賞監督のStefan Ruzowitzky氏を起用して、特別番組を制作中です。

2枚目の写真は、特別番組を撮影中のStefan Ruzowitzky監督、Klaudia Tanner国防大臣、 ウィーン方面軍司令Kurt Wagner准将。

2020101904もう一つは、最新の3D技術を活用した仮想展示会。オーストリア国防省では「バーチャルヒーロー」と呼んでいます。

これは、パーソナルコンピューター、スマートフォン、タブレットなどでヘルデンプラッツにアクセスすると、展示会やデモンストレーションを仮想現実として体験できるというものです。

行事の執行官であるウィーン方面軍司令官Kurt Wagner准将によると、今回は今回のテーマは4つ。1つは主任務である「オーストリアの国防」、2つ目は「国民の保護」、3つ目は「警察と協力して行われている新型コロナウイルス対策」、4つ目は「海外派遣60周年」です。

2020101903今回、オーストリア連邦軍が34両導入した最新の装甲兵員輸送車Pandur Evolutionも、特殊なバーチャルリアリティー技術で紹介される予定です。余談ですが、この車両はオーストリアのシュタイアー・ダイムラー・プフ(Steyr-Daimler-Puch AG)が開発したもの。

なお、ナショナルデーにはヘルデンプラッツで戦没者の追悼行事なども開催されますが、こちらは関係者のみ参加という形で、行われることになっています。

なお、最後に国防省が公開しているプロモーションビデオをご紹介しましょう。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります
Br_decobanner_austria_001

|

« Wiener Lokalbahnenが新サービスの実証実験をスタート | Main | ÖBBの中期投資計画 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Wiener Lokalbahnenが新サービスの実証実験をスタート | Main | ÖBBの中期投資計画 »