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October 29, 2020

荷物運搬自転車を無料レンタル中

2020102902今日は「荷物運搬用自転車の話題」をお届けしましょう。

都市環境を守るためウィーンでは自転車を「公共交通機関の一つ」と位置づけて、専用レーンの確保、レンタルバイクの充実など、様々な施策を導入しているのは、このブログでご紹介しているとおりです。

その一つに「荷物運搬用自転車の活用」があります。日本では、どうも法令の関係でウィーンなどで見かける荷物運搬用自転車は運用が難しいようですが、こちらでは小回りがきく上に、環境に優しいため、企業が導入する際には補助金などの支援があります。

2020102901ただ、今までは一部を除いてCityBikeのようにレンタルは存在せず、なかなか利用しづらいという側面もありました。

何しろ車両価格が高いですから、個人で、おいそれと買うという訳にはいきません。

しかし、3年ほど前から、荷物運搬用自転車(Grätzlräder)の利用を促すため、無料レンタルが始まりました。現在、16地区で22台の荷物運搬自転車が貸し出されています。

貸し出されている荷物運搬用自転車は、個人の利用を前提としており、カーゴスペースの搭載重量は最大100kgもあるので、利用方法も多種多様。

2020102904例えば、幼稚園や学校、遊び場に子供を連れて行く、洗濯機やテレビなどを輸送する、観葉植物を店からアパートへ持ち帰る、家族全員や友達の食べ物や飲み物をお好みのバーベキュー場まで運ぶ、河川浴の道具を現地まで運ぶ、ゴミ捨て場にゴミを運搬する、スポーツ用品を競技場まで運ぶなど、犬を乗せるなど、活用方法は多彩です。

レンタル時間は原則として24時間。なお、週末はオペレーターが休業しているため、レンタル期間が長くなります。利用は無料ですが、盗難防止のため、50Euroのデポジットと写真付き身分証明書の呈示が必要です。

2020102903ウィーン市の自転車交通担当官Martin Blum氏は、街中でレンタル荷物運搬自転車が目に付くようになることで、利用者が増えるため、持続可能なプロジェクトであることを強調しています。

便利な荷物運搬用自転車ですが、車両感覚が通常の自転車と異なるため、慣れるまでは注意が必要。最初は荷物を載せない状態で、練習することをオペレーターは推奨しています。

利用する場合、専用サイトから予約するのが一般的ですが、空いていれば、現地で直接借りることも可能です。

2020102905興味深いのは、オペレーターが直接、レンタルステーションを運営するのではなく、外部委託している点です。そのため、委託先によってレンタルされる車両の仕様が若干、異なっています。もちろん、これらの情報はインターネット経由で入手することができます。

なお、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、現在は利用範囲が限定されています。

Aspernでは荷物運搬自転車を無人ステーションでレンタルしていますが、今後、このようなシステムが広がれば、更に利用者は増えるような気がします。

ただ、CityBikeよりも大型なので、ステーションを建設するためには、ある程度の広さが必要なことがネックになるかもしれません。

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