« 新しい連邦軍塗装の電気機関車Bundesheer-Lokが誕生 | Main | 荷物運搬自転車を無料レンタル中 »

October 28, 2020

未の臨時職員、ミッション・コンプリート RTB

2020102704今日は「ドナウ島で任務に就いていた未の話題」です。

このブログでもお伝えしましたが、ウィーン市では生物多様性と持続可能な社会を実現する一環として、ドナウ島(Donauinsel)の草刈りを「未(Krainer-Steinschafe、ボヴェツ羊)に委託」しています。

ドナウ島でのミッションは、2シーズン目で、70頭の「羊の臨時職員」(tierische MitarbeiterInnen)が5月からドナウ島に放牧され、14ヘクタールの草刈りを実施しました。この面積はサッカー場、20面分に相当します。

「未の臨時職員」によるドナウ島でのミッションはEU気候プロジェクトの一環として行われているものです。

ドナウ島の北にある牧草地は、主に自然に近い場所で、羊にとって理想的な場所。「未の臨時職員」は、移動式電気フェンスで保護された牧草地に約1週間滞在し、その後、フェンスを移動して次の牧草地へ移動。夏は湿度が高いため、牧草地の草は一年中緑豊かでした。

2020102703ちなみに「未の臨時職員」達が特にお好みなのが、クローバーやセージ、ヤロウなどの野生のハーブだそうです。

人間界は新型コロナウイルス感染拡大で大騒ぎでしたが、「未の臨時職員」達には関係ないようで、のんびりとミッションに集中していたようです。

ミッション中、「未の臨時職員」は屋外で生活しており、1日1回だけ、派遣元の農場から羊飼いが訪れて、彼らの様子をチェックしていました。

夏時間から冬時間に変わり、冬の訪れを告げる季節になったため、「未の臨時職員」による草刈りミッションも終了。11月中旬には、ホームベースのニーダーエスターライヒ州Lasseeの農場に戻ります。

2020102702今シーズンも成功裏にミッションを終えた未達は、冬の間、牧場で鋭気を養い、2021年の春には、再び「臨時職員」としてウィーン市にリースされて、ドナウ島に戻ってくる予定です。

未による草刈りは、環境に優しい上に、機械のように騒音を発生させません。2019年のパイロットプロジェクトを検証したところ、未を使った草刈りでは、バッタなどの昆虫が増えているというデーターもあり、自然保護の観点でも有効であることが確認されました。

ちなみにRTBとは、Return To Baseの略で、英語圏の軍隊で使われる俗語・定型句の一つ。展開した部隊が、所属する原隊(基地)に帰還する事を指します。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

| |

« 新しい連邦軍塗装の電気機関車Bundesheer-Lokが誕生 | Main | 荷物運搬自転車を無料レンタル中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 新しい連邦軍塗装の電気機関車Bundesheer-Lokが誕生 | Main | 荷物運搬自転車を無料レンタル中 »