NordbahnhofviertelにWienMobil-Stationが完成
この記事は14日の午前中にまとめていますが、本日、夕刻、連邦政府から11月17日(火曜日)から適用される新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた規制が発表される模様です。
マスコミから確定版ではない概要がリリースされていますが、本年3月のロックダウンに近い内容になる模様です。この件については、公式発表が出た時点でご紹介する予定です。
今日は「WienMobil-Stationの話題」をお届けしましょう。
ウィーン市とWiener Linienでは、公共交通機関の駅や停留所と自宅(またはオフィス)までを結ぶ「ラスト・ワン・マイル」の輸送を補完するため、CityBikeをはじめとする様々なパーソナル交通機関を整備しています。その代表が各種のパーソナル交通機関を集約したWienMobil-Stationです。
このほどNordbahnhofviertelの都市開発エリアに新しいWienMobil-Stationがオープンしました(場所はBruno-Marek-Allee 13-17, 1020 Wien)。路面電車O系統と路線バス82A系統が最寄りの停留所。
本ステーションはモビリティサービスを提供するMO.Pointが運営しており、バンを含むカーシェアリングをはじめ、e-bikeやe-truck bikes(カーゴバイク)も借りることができます。もちろん電気自動車の重電も可能。
公開されている写真を見ると道路上に設置されている駐車スペースを転用してWienMobil-Stationを設置したようです。
WienMobil-Stationは自家用車の利用を極力減らすことを目的にしており、このブログでも取り上げているように、現在、Simmering、Ottakring、Landstraße、Neubau、Mariahilf、 Leopoldstadt(Nordbahnhofviertel)の6箇所に開設されています。
住民がWienMobil-Stationの各種アイテムを利用することで、自家用車利用が減少すると、年間1.5トンのCO2排出が抑制されると関係者は述べています。
以前もこのブログでご紹介したようにWienMobil-Stationは、全ステーションが統一したサービスを提供している訳ではありません。これは、開設スペースの問題も関係しているようです。
ウィーン市とWiener Linienでは、今後、数年間の間にWienMobil-Stationをウィーン全域に拡大する予定で計画を進めています。
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