Wiener Linienが新しいグッズを発売
今日はWiener Linienが発売した「新しいグッズの話題」をお届けしましょう。
Wiener Linienでは、定期的に各種グッズを制作しています。通常、これかの時期はクリスマスプレゼントを意識して、各種グッズを開発。例年ですと、ウィーン交通博物館のクリスマス市などで販売されます。
もちろん、最近ではネットショップ(Wiener Linien Fanshop)でも通信販売を行っています。
Wiener Linienのグッズですが、いわゆる「ガチガチの鉄道ファン向け」のものは少なく、実用的なものも多いのが特徴です。では、今回、ラインナップされた新製品をご紹介しましょう。
○Würfelbox
24個の小箱(263×183×40.5mm)で構成されており、様々な用途で使用可能。今の時期では、これを使ってアドベントカレンダーを作ることも可能です。
写真のように小箱は面によってデザインが異なっており、小箱を収納するベースも付いています。
そのため、パズルにもなる他、ギフト用の箱など、使い方はお買い求めになったお客さまのアイデア次第というアイテムです。お値段は19.9Euroです。
○Nostalgiekalender 2021
定番中の定番、カレンダーです。今回は「夜の雰囲気」がテーマです。オールドタイマーをはじめ、懐かしい写真13枚で構成されています。420×297mmという版サイズ。お値段は219.9Euroです。
○Wiener Wonderland
Wiener Linienお得意の衣料品。今回は「Wiener Wonderland」というブランド名で登場。冬向きなのでニットウェアで、帽子、セーター、マフラー、靴下などがラインナップされていますが、統一されたデザインなのが特徴。
今回は旧型の路面電車がモチーフになっています。電車がモチーフになっていますが、デザイン性が高く、センスが良い思います。
衣料品なので、いずれも大人用と子供用があります。「親子でお召しになってウィーンの街をお散歩しましょう」というコンセプトです。
-帽子(大人用:高さ23cm×頭回り25cm、子供用:高さ19cm×頭回り20cm)、19.9Euro
-マフラー(大人用180cm×18cm、子供用125cm×14cm)、19.9Euro
-靴下(レディース、メンズ、子供用の3種類)大人用は14.5Euro、子供用は9.9Euro
-セーター(M、L、XL、子供用120、子供用140の4種類)M~XLは69.9Euro、子供用は54.9Euro
フルラインナップで揃えたら、結構なお値段になりますね。
○Mund-Nasen-Schutz
新型コロナウイルス感染拡大にともなって登場したマスク。地下鉄路線図をモチーフにしています。綿製で生地は二重構造。60度の温水で洗濯も可能です。
この手のマスクは東洋の某国製かと思う方も多いでしょうが、こちらはヨーロッパ製とうたわれています。
現在、公共交通機関を利用する際、マスク着用が義務づけられていますので、お出かけには必須のアイテムです。お値段は9.9Euroです。
○Christbaumanhänger
クリスマスツリーに飾るオーナメントにも新しいシリーズが加わりました。従来は車両をモチーフにしたオーナメントがありましたが、今回、路面電車E1のイラストをあしらったガラス玉(8.5Euro)と、路面電車とバスの停留所標識(12.5Euro)が登場しました。いずれもガラス製です。
このうち伝統的なオーナメントのガラス玉は、売上金額の中から2Euroがユニセフに寄付されることになっています。Wiener Linien特製オーナメントも、だんだん種類が増えてきました。
そして、今回、発売された中で最も衝撃的なアイテムが「Simulator-Spiel TramSim」。路面電車にシミュレーションゲームです。パソコン用の運転シミュレーターで、運転できるのは最新のFlexity。パッケージ版とダウンロード版があります。
いつくかのゲームモードがあるようで、運転できる路線は現在の1系統。とにかくグラフィックが素晴らしい。これについては改めて、ご紹介します。乞うご期待。
送料は、いずれもオーストリア国内が5Euro、その他が15Euroです。もちろん、Wiener Linienの案内所でも販売しています。なお交通博物館(Verkehrsmuseum Remise)のミュージアムショップは、ロックダウンに伴い閉鎖中なので、利用できません。
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