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November 26, 2020

Wiener Linien全面協力Simulator-Spiel TramSim

2020112401今日はWiener Linienが発売した「Simulator-Spiel TramSimの話題」をお伝えしましょう。

ヨーロッパではパソコン用「トレインシュミレーター」が意外と人気があるようで、Microsoft用のアドオン・ソフトが結構、発売されています。この中にはÖBBのものもあります。

さて、クリスマスシーズンを前にWiener Linienでは鉄道ファンに最適な「Simulator-Spiel TramSim」を発売しました。

乗務できるのはウィーンの新型路面電車Flexityです。Wiener Linienのファンショップでダウンロード版(34.99Euro)が発売されていますが、ウィーン交通博物館のミュージアムショップ(現在は閉鎖中)では、パッケージ版(39.99Euro、右の写真)も発売。

2020112402Feriが、ファンショップのサイトを見て気になったのは、パソコンソフトの場合、動作環境が重要なポイントであるにもかかわらず、推奨動作環境に関する記述がないことです。

その後、色々と調べたところ開発元(ViewApp GmbH、Wein)のWebサイトを発見しました。ここには商品の詳しい解説が列挙されており、その全容が明らかになりました。

2020112403まず、推奨動作環境は、以下のとおりです。
―OS:Windows 7、8、10 (64ビット)
―プロセッサ:3.6GHz以上、6コア
-メモリ:16 GB RAM
-グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPERまたはAMD Radeon RX 5700(8GBのVRAM GDDR6以上を搭載)
-ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続
-ストレージ:30GBの空き容量

2020112406グラフィックが素晴らしい分、高性能のグラフィックボードが必要なようです。ゲーミングノートPCは別ですが、一般的なノートPCでは厳しそうな感じです。

基本的にはキーボードとマウスで操作可能ですが、ゲーム用にジョイスティックがあると、更に快適な運転ができるようです。

2020112407実際のFlexityもジョイスティックとボタンを駆使して運転しますから、違和感はありません。

そして、時代はVR。VRゴーグルを使うと、運転士の視点でゲームを楽しむことができると謳われています。

2020110204YouTubeにはチュートリアル動画がアップされていますが、とにかくグラフィックが素晴らしい。街中の景色に関しては、写真と見間違うばかりのクォリティ。

街中なので、当然、建物には各種の看板がありますが、それも再現されています。そして、路下区間では、壁の落書きも再現。Flexityを運転しながら、ウィーン市内を散策できるという素晴らしいソフトです。

2020112405しかもWiener Linien全面協力で制作されているため、車内放送やドア開閉音はオリジナルです。正直、Feriは、この音声を耳にしただけで感激。

道路には自動車も走っている他、乗客の様子も描かれています。乗客に関しては、年齢構成に偏りがありそうな気もしますが、動きは極めてリアル。

2020112308 開発元ではAIを駆使して開発したと言っています。例えば、乗るかどうか迷っている乗客、電車を下りた乗客が電車の前を横切るといった行動も見られます。

さらに停留所に停車中、ドアを閉めてから、やってきた乗客のためにドアを開けるかどうかの判断も「運転士のあなた」に任されます。

2020112307開発元のホームページに紹介されているバージョンでは、乗客は普通の姿ですが、Wiener Linienが発売しているバージョンでは、現在のレギュレーションに合わせて全員が「マスク着用」。

2020112421逆に言えば、「コロナとの共生」という貴重なバージョンと言えるかも知れません。ただ、跡からマスクを追加したようで、若干、不自然な点がありますが‥

登場する電車は全てFlexityですが、しっかりナンバーは変えてあります。当然、対向列車もやってきますし、先行列車も走っており、追突するとゲームオーバー‥

ご存じのように路面電車には自動列車停止装置は装備されていないので、前方の列車に接近しても自動的には止まりません。

運転士の「あなた」が、マスターコントローラーとブレーキを捜査しながら、追突しないように接近しないと、ダイヤを維持することはできません。

2020112310YouTubeの動画を見ると、街中の景色はもちろんのこと、信号機も緻密に再現されています。

鉄道ファンの方はご存じだと思いますが、路面電車の場合、通常の交通信号に加えて、路面電車線用の信号機も設置されています。

このゲームでは、信号もしっかりと変わるようになっており、信号現示を確認しながら、運転する訳です。

2020112415今回、取り上げられている路線はStefan-Fadinger-Platz-Prater, Hauptallee間を結ぶ1系統。

1系統はご存じのように、フンデルトヴァッサーハウス、市庁舎、ブルク劇場、国会議事堂、国立歌劇場などの名所を通る上に、変化に富んだ路線なので、良い選択だと思います。

ちなみに10枚目の写真は、Stefan-Fadinger-Platzの本物です。ゲームでも有名な浄水場の給水塔も登場します。

2020112416ゲームモードは、open-world、Linienbetrieb mit Fahrplan、Level-Ranking、 Tram-Challengesなどがあり、初心者からベテランまで幅広く楽しめるようになっています。

初級モード(open-world)は、単純な自由走行ですが、Linienbetrieb mit Fahrplanになると設定されたダイヤに沿って運転することが求められます。

2020112417Level-Rankingは、停留所での停車位置など運転技能を評価するというバージョンです。

左のキャプチャーはSchwedenplatzのものですが、ちゃんとHappy Nodelesのスタンドも再現されています。

2020112422右の写真は、その本物。いかがですか。色合いも含めて、見事だと思いませんか。

このゲームの素晴らしいところは、運転台からの前方眺望だけではなく、客室、外部(しかも視点を変えることができます)に視点を変えることができる点です。

2020112418そのため、ハードコピーのように自分が運転している電車がウィーンの街を走っている姿を見ることができます。
ウィーン好きの方は、この画像を見ただけで、場所がわかり、解説できると思います。

2020112419ところで、同社では、OMSI "Wien - Der Hochflurbus LU 200"というバス操縦シミュレーションソフト(24A系統)を2013年に発売しています(その後、アドオンを販売)。

2020112420グラフィックスを見ると、今回のものの方が遙かにバージョンアップしていることがわかります。

今後、アドオンで他の路線が販売されると楽しさが倍増することでしょう。Feri個人としては、なじみ深い43系統や38系統、D系統などがリリースされると嬉しいですね。

最後にYouTubeに愛好家の方がアップしたフルバージョンのチュートリアルを張り付けておきます。これを見ると本ソフトの魅力が伝わってくると思います。ステイホーム用の1本、いかがですか?(By Wiener Linien)

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