剪定作業が進むRathausplatzのWeihnachtsbaum
今日は「RathausplatzのWeihnachtsbaum続報」をお届けしましょう。
例年、アドベントの到来を告げるRathausplatzのWeihnachtsbaumですが、今年は例年とは大きく意味が異なってきました。
現在、Christkindlmarkt開催は未定ですが、ウィーン市では「明るい未来」を信じて、着々と準備を進めています。
先日、大型クレーンによる設置作業が終わったWeihnachtsbaumの剪定作業が公開されました。
登山用ハーネスで高所作業車に固定された木の専門家は、30メートルを超える高さのすべての枝をチェックし、剪定作業を行います。
この剪定作業の目的ですが、Rathausplatzに輸送された後も「威勢のいい木」に見えるようにするため。
また、伐採や輸送の途中で、どうしても枝が傷むケースがあります。そこで、痛んだ枝を補修するため、150以上の「補修用枝」(要するに予備部品ですね)が準備されているそうです。
見栄えを良くするため、新たに枝をボルトとワイヤーで固定するケースもあります。いずれも高所作業ですから、なかなか大変です。何しろ実際に立ててみないとWeihnachtsbaumのバランスを見ることはできませんので、やむを得ませんね。
。また、剪定作業について批判的な意見もあるようですが、「首都を代表するWeihnachtsbaum」ですから、見栄えも重要だと思います。
今年は、困難な状況下でアドベントを迎えるため、作業に当たるスタッフも例年以上に高い使命感を抱き、気合いが入っているようです。
Rathausplatzの場合、Weihnachtsbaum の設置と剪定が終了してから、Christkindlmarktの準備に入るのが一般的です。そのため、現在、RathausplatzにはWeihnachtsbaumしか立っていない状態です。
Weihnachtsbaumが「ウィーン子にとって希望の木」になることを願ってやみません。
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Comments
今日は。隣国ドイツではほとんどの都市での今年のクリスマスマーケットの開催が中止が決定となりましたし、
フランス・ストラスブールでのクリスマスマーケットも中止と、早々に中止となった都市が多いですが、オーストリアの方はどうなるのでしょうか?12月に規制が緩めば可能性は無きにも非ずかもしれませんが、患者数の多さを考えると今年は中止も止むを得ずと言う事も考えられそうです。一方で、パリ・プランタンの名物であるクリスマスのショーウインドーでの飾りつけは例年通りなので、今後どうなるのか気掛かりであります。
Posted by: おざきとしふみ | November 17, 2020 14:27
おざきとしふみ様
現時点では先が見えませんが、11月末までの感染者数の推移が判断材料になるかもしれません。また、何か情報が入ったら、お知らせします。
Posted by: Feri | November 19, 2020 02:49