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December 13, 2020

Volksoperの音楽総監督決まる

2020121011今日は「Volksoper新体制の話題」をお届けしましょう。

新DirectorのLotte de Beer氏就任に向けて新体制の準備が進む、Volksoper Wienですが、先日、2022年9月1日からOmer Meir Wellber氏が音楽総監督(Musikdirektor)に就任することが発表されました。

音楽総監督は主にVolksoperの音楽領域を担当し、5シーズンにわたってアンサンブル、オーケストラ、合唱団の育成を担当します。2021年春には、新経営陣に加わり、準備を進めると発表されています。

Omer Meir Wellber氏は音楽総監督就任に際してのコメントで、“劇場の名前どおり、人々のための「質の高いオペラハウス」でなければなりません。私たちはフォルクスオーパーをヨーロッパで最もエキサイティングな音楽劇場の一つにしたいと思っています”と述べています。

2020121012Omer Meir Wellber氏は1981年にイスラエルで生まれ、オペラやオーケストラのレパートリーとする指揮者。BBCフィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、マッシモ・パレルモ劇場音楽監督、ゼンパーオーパー・ドレスデン首席客演指揮者、ラアナナ・シンフォネット音楽監督を歴任。2010年から2014年までは、バレンシアのレイナソフィア音楽院の音楽監督を務めています。

また、また、メトロポリタン・オペラ、ニューヨーク、テアトロ・ラ・フェニーチェ、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場ウンター・デン・リンデン、グラインドボーン音楽祭、アレーナ・ディ・ヴェローナなど、世界中の主要な歌劇場やフェスティバルに出演しています。

 ウィーンでの活躍ですが、ウィーン音楽祭でヴェルディの「ポポラーレ三部作」の3年間のプロジェクトの指揮を任された他、ウィーン劇場で「リゴレット」(2011年)、「椿姫」(2012年)、「トロヴァトーレ」(2013年)を指揮しています。

2020121013同氏は、世界的に活躍しているにもかかわらず、イスラエル・オペラやイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団など、母国イスラエルのアンサンブルと密接な関係を保っている他、ワークショップや講座、学校訪問などを通じて、次世代指揮者の育成にも力を入れています。

新進気鋭の若手指揮者が音楽総監督に起用された訳ですが、オペレッタに関する造詣は未知数です。

なお、過去数年間、Volksoperには音楽監督を置いていません。このような人選からも、今後、大規模な改革が進められそうな予感がします。

また、部内からの昇格ではなく、外部からの音楽総監督の招聘と言うことで、長くVolksoperで指揮を務めてきた皆さまが、どのような反応を示すでしょう。

場合によっては、FeriのVolksoper通いもRobert Meyerさん最後のシーズン(2021/22シーズン)を持って、幕を下ろすことになるかもしれません。

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