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December 02, 2020

工事が進むIntegrativer Hochwasserschutz Liesingbachプロジェクト

2020120321 最初に残念なニュースから。12月2日、連邦政府は12月7日以降の規制を発表しました。

ハードロックダウンの実施にもかかわらず、感染拡大が終息しないため、規制が1月6日まで継続されることが決まりました。その結果、「クリスマス市」の開催は禁止されました。

また、1月6日まで文化イベントも中止が決まりました。ただし、観客がいない状況でのリハーサルなどは許可されています。

そして、レストランなどの外食産業もデリバリー以外は1月6日まで営業禁止が決まりました。スキー場に関しては、各種制限はありますが、12月24日から営業される見込みです。

2020120111今日は、6月4日のブログ(詳しくはこちらから)でご紹介した「Integrativer Hochwasserschutz Liesingbachプロジェクトの進捗状況」をお伝えしましょう。

本プロジェクトは6月にもご紹介したように、治水強化と同時に水質改善、緑地充実を同時に行う大規模な自然回復プロジェクトです。10月初旬から第1工区(Karl-Sarg-Gasse-Rudolf-Waisenhorn-Gasse間、約300メートル)の工事が始まりました。

11月末からは、川底の敷石撤去が本格化。環境に優しい工事を目指すウィーンなので、はがした瓦礫は、リサイクルの上、新しい下水道管敷設に利用されます。

2020120113ウィーン市では、「その場でリサイクル作業を行うため、瓦礫を他の場所に移動させるコストと環境負荷削減が期待できる」と発表しています。

Liesingbachの小川は、従来の人工的な水路から、ほぼ自然に近い形で拡張され、デザインも一新されます。河床は石畳の代わりに、砂利や天然素材が使用され、流れの中に小さな水たまりや浅い水域が作られています。土手には自然の土が使われ、柳の木が植えられます。

2020120112総延長18.4kmのLiesingbachはウィーンの都市部を流れていますが、その半分は過去15年間にウィーン市により、再自然化されています。
今回、工事が行われているのは、残るKaiser-Franz-Josef Straße-Großmarktstraße間の9.2Km。工事は6段階(工区)に分けて行われ、2027年末に完成する予定です。

プロジェクト完成後は、ウィーンの市街地にあるLiesingbach全体が、自然が豊かで、洪水に強い、生態系も考慮された小川になります。

ウィーンらしいプロジェクトだけに、完成が楽しみですね。

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