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December 09, 2020

クリスマスツリー市は開催!!

2020120906今日は「クリスマスツリー市の話題」をお届けしましょう。

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、クリスマス市の開催が中止になりましたが、クリスマスツリー市(Christbaum-Marktstände)は仮設屋台による販売ですが、物販店という扱いなので、12月12日から営業が開始されることがウィーン市から発表されました。

2020120903最もクリスマスツリー市まで中止になったら、住民の皆さんの不満が爆発しそうです。

ウィーン市内に開設される公式クリスマスツリー市は282箇所で、12月24日まで営業されます。毎年、ウィーン周辺のニーダーエスターライヒ州を中心に、地元業者の皆さんがやってきて販売します。ただし、連邦政府の規制により販売時間が8時~19時までに短縮されました。

2020120905ところでウィーン市庁舎前の巨大クリスマスツリーはトウヒですが、一般の家庭で好まれるのは「モミの木」。

ツリーの価格は成育状況などにより変動しますが、モミの木の倍、1メートルあたり12~23Euroになる模様。

一方、トウヒは8~23Euro。ウィーン市によるとモミの木は6年間価格が安定しているのに対し、トウヒは5年ぶりに上がっているそうです。

ツリー本体の販売が中心ですが、飾りに使う枝なども販売されます。

2020120901ウィーンでは、毎年。約40万本のツリーが売買されています。ちなみにオーストリア全体ではクリスマスツリー生産者は約2500で、250万本のツリーが市場に供給されています。

ウィーンのクリスマスツリー市は、207年の歴史を誇る「伝統行事」。当たり前ですが、ツリーのないクリスマスは考えられません。

日本ではプラスチック製のクリスマスツリーが一般的になりましたが、こちらでは、現在もモミの木やトウヒといった「本物」に強いこだわりがあります。

2020120904Feriの自宅もそうでしたが、日本では、12月に入るとクリスマスツリーを飾ることが多いですが、こちらでは12月25日の直前に飾る家庭が多いのが特徴です。そのため、実際に販売がピークを迎えるのは、来週末あたりかもしれません。

ちなみに販売される際は、お客さまが選んだツリーを専用の機械でネットに入れてくれます。大きめの木の場合、2人で運ぶのが基本。

ご夫婦や恋人同士が仲良くツリーをぶる下げて、クリスマスツリー市から家路に向かう姿は微笑ましいものです。

また、写真のように自動車の屋根に乗せて運ぶ方もいらっしゃいます。基本的には自宅近くのクリスマスツリー市で購入することが多いようです。

2020120902ななお、ウィーン市では、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、購入に際してはマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を要請しています。

日本では「門松廃止」を打ち出している地方自治体などがありますが、「持続可能な社会の実現」という視点から見ると使用期間の短いクリスマスツリーに「本物の木」を使用することに異論がありそうな気がします。

しかしオーストリアでは、昔からの伝統に加えて、森の健全な育成、使用後のリサイクルなどを踏まえて、容認されているような気がします。

なお、今回は今までのストック写真からセレクトしてみました。 

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