« オーストリア航空の機内食が、またまた変わるようです | Main | クリスマスツリー、最後の旅 »

January 06, 2021

今日は「Heilige Drei Könige」

2021010502皆さま、ご存じのようにオーストリアの祝日は、キリスト教(カトリック)に関連するものが多いのが特徴です。

1月6日は「Heilige Drei Könige」(公現祭)の法定祝日。幼子イエスのもとを、東方の「3人の博士(賢人)」たちが、星を頼りに礼拝しに来たことから、異邦人に救い主(イエス・キリスト)が顕現したことを記念したものです。

そのため、オーストリアでは「三聖王の日」と呼ばれます。

2021010503オーストリアでは、3人の博士に仮装した子供たち(Sternsinger)が、星型のプラカードを持って、家々を巡り、家の前で歌を披露。お菓子をもらうという風習があります。

最近では、カトリック教会の活動として寄付を集めて、発展途上国への義援金とするようになりました。寄付をすると、その家の扉にチョークで「幸運のおまじない」を書いてくれます。

20210105012021年ですが、昨年から続くロックダウンの影響で、各家庭を回って歌うことが困難になり、寄付だけを集めて回ることになりました。

同時に寄付金を管理するオーストリアのカトリック青年グループのDreikönigsaktion(DKA)は、インターネット上で、子供たちからの祝福を提供すると同時に、寄付を募っています。

2021010504DKAは、プレスリリースで“集められた寄付金で、カトリック児童運動の一環であるSternsingerの祝福を世界に伝えています。コロナのパンデミックは、貧困を更に悪化させました。世界の貧しい地域で、苦しんでいる同胞のための寄付は、これまで以上に必要とされています”と訴えています。

2021010505今年の収益は、特にインド南部のアンドラプラデシュ州とテランガーナ州のプロジェクトに寄付されます。このプロジェクトは、地元の農家や漁師が有機農業を通じて、より良い生活と家族のための食料を確保するための支援に使われます。

今回ご紹介する写真は、以前、1月6日にウィーンで撮影したものです。国立劇場のホワイエにも登場して歌を披露していましたね。

また、右の写真はORFで放送された1973年頃の「地方での行事」の様子です。ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。

なお、募金を募るDKA制作の心温まる動画をこちらからご覧になれます。

2021010506さて、「Heilige Drei Könige」を前にした1月5日、ウィーン市庁舎をSternsinger一行が訪問し、Michael Ludwig市長と面会。

例年ですが、その場で歌を披露するのですが、今回は事前に録音してあった歌を届けています。なお、ウィーン市のプレスリリースによると、今回、訪問したSternsinger一行は同一家族の姉妹であるため、グループ内でCovid-19規制ルールの距離規制を受けないと紹介されています。

今年はオーストリア全土で8万人以上のSternsingerが慈善募金活動をすることになっています。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

|

« オーストリア航空の機内食が、またまた変わるようです | Main | クリスマスツリー、最後の旅 »

Comments

ウィーンの友人のアパートを訪ねた際に 別の部屋のドア脇に書かれていたのが このおまじないでした
私の拙いドイツ語では当然のことながら 英語でも上手く説明できる自信が無く訊ねることなく年を重ねていました
写真の其れは2013年に寄付された際のおまじないなのですね
feriさんのおかげですっきりしました
今年もウィーンとオーストリアの話題で楽しませてくださいませ

Posted by: Salzburg.Love | January 09, 2021 00:33

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« オーストリア航空の機内食が、またまた変わるようです | Main | クリスマスツリー、最後の旅 »