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January 27, 2021

自転車利用者が増加したウィーン

2021012607今日は「ウィーンの自転車利用者増加」という話題です。

Covid-19感染拡大の影響もあり、ウィーンでは「密」を警戒して公共交通機関利用を避ける傾向があります。

その関係なのか2020年は自転車の交通量が12%増加したというデーターがウィーン市から発表されました。

2021012602ウィーン市では、市内の主要道路で自転車の交通量を自動計測ポイントでカウントしているのですが、2020年は4ヵ所の計測ポイントで初めて100万人以上がカウントされました。

2021012606月別では、最も増加したのは5月と9月。2019年と比較し、2020年5月には45%、9月は23%、それぞれ増加しました。

ウィーンは寒冷地なので、冬になると自転車利用は減る傾向にあるのですが、2020年は11月が19%、12月が13%、前年に比べて増加しています。これは珍しい記録です。

これは降雪が少なかったことも影響していると思われます。何しろ雪が積もってしまえば、自転車の利用は厳しいですから‥

2021012603計測ポイント別ではWienzeileが前年比50%増、Donaukanalが33%増、Liesingbachが36%増を記録しています。

ウィーン市では、ロックダウン下でもレクレーションサイクリングが増えた結果であると分析しています。

2021012605逆に在宅勤務、リモート授業などの影響で、従来、通勤や通学で利用者が多かったエリア(Opernringなど)は、増加率が低下しています。

この他、Praterstern、Operngasse、Opernring、Lassallestraßeの4ヵ所では100万人以上の自転車利用者がカウントされています。

ちなみに、最も多く自転車利用者がカウントされた日は、2020年6月30日(火曜日)で、Opernringの計測ポイントでは10389人の利用者がありました。

2021012601自動計測ポイントのある道路で、これほど多くの自転車利用者がカウントされたことは、かつて無かったそうです。

このように自転車利用者が増加している背景は、冒頭にも述べたようにCovid-19感染拡大を受けて、「密」を避ける住民が、移動手段として自転車を重視するようになったことも影響していると思います。

2021012604元々、オーストリアはサイクリングが好きな人が多く、夏のリゾート地でもサイクリングを楽しんでいる人を数多く見かけます。

同時にウィーン市では、自転車を「公共交通機関」と位置づけて、専用レーンの設置、駐輪場の整備、自転車専用信号の設置など、自転車に「優しい街づくり」を進めたことが、背景にあると思います。

ウィーン市では、今後も温室効果ガス削減のために、自転車利用を促進する政策を展開することを明言しているので、今後も利用者は増えると思われます。

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