今度はOttakring Talisastraßeで大規模緑化プロジェクト
30日に日本に到着したOS51便ですが、折り返しのOS52便は、31日、11時05分に成田を出発する予定です。
Covid-19感染拡大前は、当日、折り返していましたが、今回は翌日、ウィーンに戻るダイヤになっています。ウィーン国際空港には31日の16時05分、到着予定です。

緑化プロジェクトの対象となるのは路面電車46系統も運行されているTalisastraßeのLerchenfelder Gürtel-Feßtgasse間。
Feriも、散歩で、この付近を歩くことがありますが、両側に商店が並んでいるショッピングゾーンです。ちなみにFeßtgasseには、ご存じOttakringerの工場があります。左の写真が現在の様子。
第1期工事は6月から開始されますが、完成予想イラストのように多くの木(91本)が植えられ、多年草の植物を植えた花壇が設置されます。
Mariahilfer Straßeのように車道と歩道を完全に一体化する訳ではありませんが、歩道は最大69メートルに拡張され、車道と歩道の縁石は3cm程度になるようです。
また、拡張された歩道は新しいレクレーションエリアに変身。約120のベンチや水飲み場、採用する場所が増えている地面から水を吹き出すシステムやミストシャワーなども設置されます。
これらの水は隣接する緑地の灌漑用としても使用されます。街路灯もリラクゼーションエリアにふさわしいものに更新されます。
同時にバス停や路面電車の停留所についても場所の移転や緑化も行われる予定です。また、Wendgasseは将来的に行き止まりになる予定です。
Hofferplatzも大きく変貌します。まず、10本の木が植えられ、2つの水場が設置される予定です。さらに11脚のアームチェア、3つのテーブル、ベンチを含むラウンジエリアが設けられ、地域のコミュニケーションエリアになります。
この関係でCityBikeのステーションは、横の路地に移設され、より広いスペースが確保されます。
この他、自転車利用者のために駐輪場が拡張されます。今回、自動車の通行は禁止されませんが、Lerchenfelder Gürtel-Feßtgasse間の最高速度は30km/hに制限されます。
ただ、平日日中6分間隔で運転されている路面電車46系統については、この制限を受けないことになっています。
本プロジェクトの検討作業は、Covid-19感染拡大でロックダウンが施行されていた2020年4月から9月にかけて、住民、道路利用者、ビジネス関係者ら多数が参加して行われました。
| Permalink | 0
| Comments (0)
Recent Comments