« Neue Marktの緑化プロジェクト | Main | “Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien »

March 02, 2021

修理バウチャー予算増額 第2弾スタート!

2021030112最初に当ブログ2月の振り返りから。2月に最もアクセス数が多かったのは2月14日、次は2月20日でした。最も読まれた2月の記事は「お餅がブーム?」、「臨時更新 2月8日からCovid-19規制緩和内容」、「暖かさの秘訣」、「ÖBBとWestbahnがWien-Salzburg間の列車を減便か」などでした。

また、2017年の記事ですが「オーストリアの国花と国鳥は?」にも多くのアクセスを頂きました。ご訪問頂いた皆さまに御礼申し上げます。

さて、今日はウィーン市のユニークな取り組み「Wiener Reparaturbon」(ウィーン修理バウチャー)の話題をお届けしましょう。

2020年9月にスタートした「Wiener Reparaturbon」は、数週間で1万枚以上のバウチャーがダウンロードされ、8000点以上の製品が修理されるなど順調な滑り出しを見せました。

この結果を踏まえて、ウィーン市では3月1日から「Wiener Reparaturbon」の予算を100万Euroに拡大して、第2弾をスタートさせました。

2021030113Michael Ludwig市長とJürgen Czernohorszky都市気候評議員は、2月末にFranz Domes Hofで開催された「Der Radwerkstatt」の会場で記者会見を行い“私たちはウィーンの企業を支援し、困難な時代に新たな雇用を創出しています。同時に、低コストでの修理を可能にすることは、風土の保護に貢献しています。これは、すべての人に利益をもたらす社会的な気候保護政策です”と述べています。

修理バウチャー "の基本的な考え方は、参加者全員が恩恵を受けるプロモーションモデルを作ること。このシステムは修理を担当する企業の売上増加、修理増加による資源節約、温室効果ガスの排出量削減に寄与します。2020年は、修理によって約190トンの温室効果ガス削減に寄与しています。

 2020091901第2弾のスタートに際して、約28社の新規修理事業者が加わり、修理ネットワークの企業は合計66社となりました。第2弾のキャンペーン期間は6月30日までで、9月1日から12月12日まで、第3弾が実施される予定です。

修理バウチャーは専用ホームページからダウンロードが可能で、バウチャーを使用することで最大50%の補助が受けられます。なお、1回の修理で100Euroが補助の上限。見積にも45Euroが補助されます。

修理ネットワークの参加企業は、事前に提出した見積金額を超えることなく、全面的な修理を保証しなくてはなりません。

2021030111なお、ウィーン修理ネットワークに登録するには一定の条件が必要です。具体的には、作業場の50%が修理作業場であること、幅広いブランド(少なくとも3つのブランド)の修理が可能であることなどです。

つまり修理が主要な事業であることが補助金交付の条件という訳です。

このように考えると、「良いことずくめ」のように見えますが、新品を販売している業者にしてみれば、買い替え需要をウィーン市がそぎ落としている訳で、面白くないかもしれません。

また、バウチャーが使える企業が限定されているため、特定企業の利権につながるという穿った見方もあるかもしれません。

ただ、Feriは、自分が気に入っている品物は、末永く使いたいので、このようなプロジェクトは大賛成です。日本でも、メーカーで修理を受け付けなくなった製品の修理を担当してくれる修理会社も存在します。概ね中小企業が多いようです。

ウィーンでも修理を中心にしている業者は中小企業が多いと思うので、財政基盤の弱い中小企業支援という側面があると思います。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

| |

« Neue Marktの緑化プロジェクト | Main | “Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Neue Marktの緑化プロジェクト | Main | “Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien »