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March 18, 2021

国有地でUrban Gardeningを楽しもう

2021031701先日、“DAS ISST ÖSTERREICH”キャンペーンをお伝えしましたが、その中で、消費者が家庭菜園の運営を通じて、“自分たちで作って、自分たちで食べる”という行為も立派は“DAS ISST ÖSTERREICH”であるとご紹介しました。

これは、実際に自分で造って食べるという行為に加えて、農作業を通じて、“私たちのために日々、努力している農業従事者に敬意を払いましょう”という側面も持っています。

家庭菜園ですが、集合住宅の多いウィーンの場合、富裕層は郊外に家庭菜園のある小さな別荘を持っている人もいます。

2021031706休日には、そこへ出かけて庭仕事をしながら、小さな小屋でのんびり過ごす‥という訳です。

また、ウィーン市では、公有地の一部を家庭菜園として住民に貸し出すサービスも実施しており、こちらも人気が高いようです。

この他、最近、建設される公営住宅にはガーデンイング用のスペースを設けるようになっています。

さて、“DAS ISST ÖSTERREICH”キャンペーンを主導する連邦政府農業地域観光省では、家庭菜園運営を奨励するため「Urban Gardening」という粋な名前を前面に打ち出しています。

2021031702それだけではありません。何とビックリ、国有地を「Urban Gardening」用に貸し出すサービスを、数年前から行っているのです。

今回、提供されるのはウィーンのAugartenとインスブルックのHofgartenで、オーストリア連邦庭園(Österreichischen Bundesgärten)が「Urban Gardening」用に10平方メートルの区画を整備します。

農業地域観光省によると、10平方メートルというサイズは、5人家族が一年中、新鮮な野菜を提供するのに十分なスペースだとか。

2021031704Augartenでは120区画、Hofgartenでは100区画が準備されており、3月25日までインターネット経由で申し込みを受け付けています。

場所柄、人気が高いと思われますので、応募者多数の場合は、抽選。当選者には、イースター後に引き渡される予定です。当選者には「LGV Gärtnergemüse」もプレゼントされます。

2021031703このプロジェクトを主導するElisabeth Köstinger大臣は、会見で、“このプロジェクトでは、オーストリアで最も美しい2つの連邦庭園で庭の楽しみを提供するだけではありません。食糧生産の背後にある作業の認識を深めると同時に、都市の自然と種の多様性に貢献します”と述べています。

2021031705現在、オーストリアはCovid-19感染拡大の影響を受けて、様々な制限がありますが、「Urban Gardening」は屋外で、家族が楽しむものなので、その点、問題は少ないようです。

ところで、「Urban Gardening」は、当初、民間のNPO団体が始めたもののようですが、それを連邦政府が支援する形で、推進するようになったという訳です。

ウィーンやインスブルックの真ん中で、自分で野菜や果物、新鮮なハーブを育てることは、多くの人の夢でしょうね。

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