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March 20, 2021

今秋、シェーンブルン宮殿にImperialer Heuriger "Joseph II."誕生へ

2021031901Covid-19感染拡大で厳しい経営状況が続いている飲食店業界ですが、今日は「明るい話題」をお届けしましょう。

Schönbrunn Kultur- und Betriebsgesellschaft(SKB、シェーンブルン宮殿文化・芸術振興財団)は、先日、シェーンブルン宮殿に開設されるホイリゲの名称を“Joseph II.”に決定したと発表しました。

2021年秋のオープン予定で、同時にオペレーターも、現在、シェーンブルン宮殿で「Cafe Gloriette」を運営しているJosip Susnjara氏が経営するSHIグループに決まりました。

2021031902ホイリゲが作られるのは、現在、"Kontrollorstöckl "と呼ばれるエリアの空き部屋(床面積約350平方メートル、約100席)で、連邦記念物保護局と連携して、改装工事が行われています。

屋内とは別に、約130平方メートルのシャニガルテン(約75席)も準備されます。

ホイリゲには中庭(Meidlinger Viereckl)からはもちろん、Schönbrunner Schloßstraßeからもアクセス可能。つまり庭園が閉まっている時間帯でもホイリゲが利用できる訳です。

ウィーン通の皆さまは、店名が“Joseph II.”となった理由は、もうおわかりですね。

20210319031784年、マリア・テレジアの息子Joseph II.は、ウィーンのワイン生産者に法令により、独自にワインを提供することを許可しました。

という訳で、「ホイリゲ文化」を基礎を築いたJoseph II.に敬意を表して、店名にしたものです。

ホイリゲは、「自家製のワインを提供する」のが原則。実はマリア・テレジア時代、シェーンブルン宮殿には、すでにワイン用ブドウ畑が存在していました。

1744年、マリア・テレジアは、かつての狩猟用ロッジを「夏の離宮」拡張用に拡張するため、庭園北東にある土地を購入。ここにブドウ畑「Liesenpfennig」がありました。

2021031904現在でも、この場所(Orangeriegarten)には、1000平方メートルのブドウ畑があり、ワイン用ブドウが栽培されています。

この畑では、“Wiener Gemischter Satz”用に異なる白ブドウ品種を一緒に栽培しています。

さて、メニューとキッチンのコンセプトは、Fuhrgassl-Huber社のThomas Huber氏が担当。WienWein-Gruppeのワインが提供される予定です。

伝統的なウィーンのホイリゲのメニューをベースに、現代的なアレンジを加えたものが提供される計画です。

また、“Joseph II.”では、ワインの試飲もできる販売コーナーも設置されることになっています。Feriにとって今秋のオープンが待ち遠しいニュースでした。

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