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April 22, 2021

ナッシュマルクト駐車場再開発プロジェクト始動

2021042102今日は「ナッシュマルクト駐車場再開発プロジェクトの話題」をお届けしましょう。

KettenbrückengasseとRüdigerhofの間にある「Naschmarktparkplatz」(総面積12000平方メートル)ですが、屋外駐車場という性格上、前面コンクリートなのでウィーン市内でも有数のヒートアイランドです。

都市環境の整備に力を入れているウィーン市では、この駐車場を縮小し、緑の屋根と太陽光発電システムを備えたGrätzelzentrumと呼ばれるオープンマーケットホールを建設する計画をスタートさせました。

ちなみに現在、駐車場の利用率は40%ほどで、ここに新しい施設を建設しても大きな問題にはならないようです。

2021042104このオープンマーケットホールはナッシュマルクトを補完するための施設で、オーストリア産の食材販売するほか、レストランなども入る予定です。

1977年から駐車場を使って、毎週土曜日にフリーマーケットが開催されており、Covid-19感染拡大前は約2万人の来場者で賑わっていました。

オープンマーケットホール建設後も、フリーマーケットは継続することになっています。

ウィーン市では、このプロジェクトを推進するにあたり、「Offen für Wien」という名称で広く住民からや意見を募集しています。

 2021042101具体的には、デザインコンペを始める前に、住民の方々の期待やアイデアを集めると同時に、プロジェクトに対する懸念や不安についても十分な議論をつくして快勝していくというものです。

住民参加の一環として、4区、5区、6区のナッシュマルクト駐車場周辺の1万世帯に案内状と自分のアイデアを記入するフィードバックカードが送付されます。

このほかオンラインで「Offen gefragt」に参加することもできます。更に5月と6月には、区長とのオンサイトミーティングが予定されています。

2021042105その結果は7月初旬に発表され、2021年秋に予定されているデザインコンペ(参加資格はヨーロッパ全域)の基礎資料となります。

コンペの結果は2022年の第1四半期に発表される予定です。なお、周辺には2枚目の写真のように歴史的な建造物も多く、周囲の景観に対する配慮も必要なためMA19がイニシアティブをとっています。

今回は、オープンマーケットホール建設と同時にナッシュマルクト全体で温暖化防止策も検討される予定です。

2021042103ご存じのようにナッシュマルクトや駐車場は、ウィーン川の上にあるため、ウィーン市が提供している航空写真を見るとわかるように床はコンクリート構造です。

しかも余裕スペースがほとんどありません。そのため、緑化する場合でも、通常の公園のような方式で樹木を植えて日陰をつくることは困難です。

そのような背景もあって、広く一般からもアイデアや意見を募集することになったようです。

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