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May 21, 2021

3-Gルールが始まりました

20210519105月19日から規制が大幅に緩和され、飲食店の営業が再開されました。やはり待ちに待った皆さまが多かったようで、レストランは予約が沢山、入っているそうです。

一昨日の記事と同じようなことを考えている人が多いのでしょう。さて、今回の規制緩和に合わせて新しいルールが適用されています。

Feriは感染症の専門家ではないので、施策の善し悪しは判断できませんが、こちらでは「検査、ワクチン接種、または快復」というのが感染拡大策のキーワード。

まず、14歳以上の人は「屋内」(車内を含む)と「公共の場」でFFP2マスク着用が義務づけられています。日本では、マスクの着用は「要請」ですが、こちらは義務。

2021051901そのため、正しい着用方法(使用する際の注意や継続使用期間などを含む)を啓蒙するための資料も提供されています。日本で多いと言われるウレタンマスクや鼻を出した状態、密閉度が低い状態は、全て不可。

徹底度合いは何とも言えませんが、仮にウィーン市が提供している「マスクのマニュアル」どおりに着用すれば、正直、日本よりも遙かにレベルが高くなると思います。そのくらい、詳細に解説されているということです。

そして5月19日から3-Gルール(3-G-Regel)が生まれました。3-Gとは「Geimpft(ワクチン接種)」、「Getestet(検査)」、「Genesen(快復)」の頭文字をとったもの(省略系が好きなオーストリア)。レジャー施設やスポーツ施設、レストラン、ホテルの利用および各種イベントに適用されるルールです。

20210519033-Gルールとは、利用者が「検査、ワクチン接種、または回復したこと」を証明するものです。ただ、自裁には、これに反対する企業やグループも存在しているようです。

こちらではPCR検査の有効期間は72時間、抗原検査の有効期間は48時間です。また、連邦政府のデーター処理システムに登録された抗原セルフ検査の結果は24時間有効。そのため、利用する際は各種検査を受けて陰性であることを証明する必要があります。

ワクチン接種については、1回目の接種後、22日以降、3ヵ月間は検査義務が免除されます。さらに2回目の接種後、6ヵ月間、検査が免除されます。

Covid-19に感染し、快復した人に関しては、回復時から、6ヶ月間は検査が免除されます。

2021051904日本よりも感染が拡大しているとは言え、日本では考えられないくらい検査の実施が徹底しています。

日本では、2020年秋の時点で、検査精度の問題から、症状が出た人に限って検査をするという方針が打ち出されましたから、大きな違いと言えます。

3-Gルールの適用により、各種施設を利用する際は、証明書の提示が不可欠。こちらではスマートフォンのアプリを使用して各種証明を提示する方法が推奨されています。

2021051906今やオーストリアは、「スマートフォンなしでは生活ができない国」になってしまいました。とは、言っても、全員が持っている訳ではありません。

そこで、ウィーン市では、飲食店などを利用する前に検査を受けて、陰性証明を発行するためのコンテナハウスタイプの施設「Gurgelboxen」を市内に10ヵ所設置し、5月19日から稼働させました。

検査は無料(ただし電話またはインターネットでの予約制)で、方式は「うがいによる検査」です。

検査結果は24時間後に出て、検査をした場所で証明書を受け取ることも可能です。もちろん電子メールで結果を送ってもらうこともできます。

2021051902現在、ウィーンでは自宅で「うがいによるセルフ検査」や「抗原セルフ検査」を実施できますが、この場合、スマートフォンのカメラを使う(うがいをしている様子を撮影する)など、手続きが煩雑です。そこで、スマートフォンなどに不慣れな皆さんに、この仮設検査施設を利用してもらおうというもの。

「うがいによる検査」は、鼻や喉から検体を採取する検査方法より不快感がない点もメリットがあります。被験者の不快感を軽減することで、検査を回避する人を減らそうと言う狙いもあるようです。

実際、地元のマスメディアがスマートフォンやインターネットを使わずに、「Gurgelboxen」で検査を受ける試みを行いましたが、多少の混乱はあったものの、簡単に検査を受けることができたそうです。

2021051905「Gurgelboxen」が設置されているのは、以下の場所でArbeiter-Samariter-Bundが運営しています。
-1区:Josef-Meinrad-Platz (beim Burgtheater)
-2区:Jakov-Lind-Straße 19
-3区:.Rosa-Fischer-Gasse 2
-10区:Franz-Schreker-Gasse 2
-13区:Wolkersbergenstraße 22–24
-13区:Spohrstraße ggü. 51–55
-16区:Matteotiplatz ggü. 1
-19区:Billrothstraße 80
-21区:Ruthnergasse 53–57
-22区:Maria-Trapp-Platz

オーストリアでは人口の約3分の1は、少なくとも1回目のワクチン接種を終えたと言われています。これは人口が少ないから実現できた話で、決して「日本はダメ」と言うつもりはありません。

しかし、ウィーンでの「新しい生活様式」は、“出かける前は検査を忘れずに”になってしまいました。

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