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June 2021

June 13, 2021

30 Jahre Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz

2021061101昨年、Covid-19感染拡大下でも万全の対策を施して実施された.「Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz」ですが、30周年を迎える2021年は、7月3日から9月4日までの64日間、開催されることが発表されました。

オーストリア連邦政府は7月1日からイベントエリアの全面開放を予定しており、ウィーン市では連邦政府の規制に則った開催を実施すべく、現在、計画の詳細をつめています。

詳細は追って発表されますが、入場無料ながら、場合によっては昨年と同じような予約制が採用される可能性があると思います。

もちろん、音楽映画の上映だけでなく、レストランの屋台も出店され、お食事を楽しみながら作品を観ることができます。正に「夏のお楽しみ」。

2021061103記者会見でMichael Ludwig市長は“市庁舎前広場で開催される映画祭のないウィーンの夏は考えられません。今からちょうど30年前、初めて開催されたユニークなイベントです。それ以来、ウィーンの人々やオーストリアや海外からのゲストの心を掴み、イベントカレンダーには絶対的な存在となっています。なぜなら、ウィーンの市庁舎前広場で開催される映画祭は、他のどの映画祭よりも純粋な生きる喜びを表現しているからです。”と述べています。

気になるプログラムは、すでに発表されていますが、各日原則として1演目の上映です。以前はクラシック音楽が中心でしたが、近年では幅広いお客さまに楽しんでもらうというコンセプトの下、ポップスやジャズなどの作品も上演されるようになりました。

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June 12, 2021

連邦軍が電気自動車を導入

2021060911今日は「オーストリア連邦軍の話題」をお届けしましょう。このブログでも再三お伝えしているように持続可能な社会をつくるため、オーストリアでは温室効果ガス削減のため、様々な政策を実行しています。

公共交通機関への電気バスや燃料電池バス導入も、その一つです。さて、6月2日、オーストリア連邦軍が電気自動車を導入したというニュースがありました。

軍事の分野でも使用エネルギー削減という観点から、様々な工夫がなされていますが、さすがに戦闘用車両を電動化するのは、エネルギー方法の供給も含めて、技術的に難易度が高いようです。

2021060910今回、導入されたのは平時の連絡や移動用に使用されるもので、車種はフォルクスワーゲンID.3。第一段として30両が導入されますが、導入コストは約114万Euro。

当日は、ウィーン軍司令官Kurt Wagner准将とニーダーエスターライヒ州軍司令官Martin Jawurek准将が、全軍司令部を代表して、Klaudia Tanner国防相から電気自動車を引き渡しを受けました。

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June 11, 2021

ウィーンが「世界で最も住みやすい都市」から陥落

2021061002先日、「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット・ランキング(EIU)2021」の結果が発表されました。

今まで3年連続で首位をキープしていたウィーンが、ついに首位陥落。しかもトップ10以下の12位という衝撃的な結果でした。

ウィーンに代わって首位に躍り出たのはニュージーランドのオークランド(前回6位)、そして、日本人として複雑なのは、第2位が何と大坂。そして、第3位はオーストリアのアデレードでした。

同調査は、2021年2月22日~3月21日の間にデーターが収集された上で、分析されています。ウィーンに限らず、ヨーロッパの都市は、軒並みランキングを下げていますが、その理由は「Covid-19感染拡大にともなうロックダウン」で、「生活の質」が大幅に低下したため。

外食はもちろん、外出禁止、商業施設の営業禁止、音楽や演劇も上演禁止になってしまったのですから、当然と言えば当然。同調査のサマリーでも、ヨーロッパやカナダの多くの都市が、文化、スポーツ関連のイベントを大幅に制限、学校やレストランを閉鎖したことが、ポイント下落の要因としています。

2021061001ちなみに調査結果によると、Covid-19感染拡大の影響で、パンデミック前の平均居住性スコアと比べ、7ポイント下落しています。

トップに躍り出たオークランドの場合、EIUによると「Covid-19パンデミックの封じ込めに成功したアプローチ」が高く評価されたようです。

ベスト10から陥落した都市のうち、8つはヨーロッパ。その中で、最もランクの下落が激しかったのはドイツ・ハンブルクで、34も下がり、47位になりました。

201907180002ドイツは軒並み大幅下落で、Frankfurtは39位(マイナス29)、デュッセルドルフが50位(マイナス28)です。ヨーロッパの都市でベスト10に残ったのは、スイスのチューリヒ(7位)とジュネーブ(8位)という結果です。

さて、オーストリアのメディアは自国のことを中心に取り上げるので、オリジナルのサマリー(概要判は無料)を取り寄せて、チェックしてみました。

ベスト10の結果は、写真のとおり。ニュージーランド、オーストラリアというオセアニアが6都市、日本が大坂(2位、94.2ポイント)、東京(ウェリントンと同率4位、93.7ポイント)でした。

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June 10, 2021

今年は6月19日に開催“25. Wiener Regenbogenparade”

2021060902今日は「Vienna Pride 2021の話題」をお届けしましょう。

最近は日本でも話題に上ることが多い「LGBTIQ」(こちらではLGBTに加えて、最近ではintergeschlechtlicheとqueereが加わるようになりました)。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で行事の規模が縮小されましたが、今年はVienna Pride(6月7日~20日)の中心行事である「第25回Wiener Regenbogenparade(ウィーン・レインボーパレード)」が、6月19日に開催されることが決まりました。

Vienna Prideの主催者であるKatharina Kacerovsky-Strobl氏は、記者会見で“「特にこのような危機的状況下では、生きる喜びを可視化し、強い一体感を求めて立ち上がることが、より重要です”と述べています。そのシンボルとなる行事がWiener Regenbogenparade。

2021060904近年、装飾自動車やステージを備えたトラックを中心とした大規模なパレードに変貌してきましたが、今年は原点回帰で徒歩と自転車によるパレードになります。

当日は、14時00分にRathausplatz、Burgtheaterを出発。リンクを進行方向とは逆に周回し、17時00分にRathausplatzに戻ります。そして、活動家や政治家のスピーチを含む最終集会が行われます。

2021060901写真は2013年のものですが、この頃は、徒歩や自転車での参加者も居ましたが、多くは周囲に各種パフォーマンスでアピールできるステージ付きのトラックを使っていました。

実は1996年の第1回では、トラックを使わず、徒歩または自転車でパレードを繰り広げましたので、正に「原点回帰」と言えるでしょう。

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June 09, 2021

ÖBBが進めているウィーン-ブラチスラバ間の複線化

2021060702今日は「ÖBBが進めているウィーン-ブラチスラバ間の複線・電化計画」の話題をお伝えしましょう。

現在、ÖBBではウィーン-ブラチスラバ間の所要時間を15分間、短縮するため、2016年9月からオーストリア国内(37km)の複線化と電化工事を進めています(Projekt „Twin City Rail“)。

現在、Siebenbrunn-Leopoldsdorf-Schönfeld-Lassee間の複線・電化工事が進められています。同時に利用者の利便性を向上させるため、各駅の近代化(バリアフリー化、P&R化を含む)も進められています。

今回、Schönfeld-Lassee-Siebenbrunn-Leopoldsdorf間の複線化工事では、高速線路敷設装置を使用し、わずか数日で5km以上の線路を敷設しましたその間、列車の運行も停止されませんでした。

2020年4月にRaasdorf 駅、2020年12月にGlinzendorf駅、Siebenbrunn-Leopoldsdorf駅、Breitensee駅の近代化が完了。

2021060701

2022年9月にはSchönfeld-Lassee駅の近代化工事が完了する予定です。沿線の陸橋やアンダーパスは、半分以上が完成しており、すでに通行可能になっています。

全体の工事は、三つのセクションに分けて行われています。最初のセクション、Wien Stadlau-Wien Aspern Nord間は2016年9月から2018年12月まで複線・電化工事が行われました。

工事完成後、Hauptbahnhof Wien-Wien Aspern間にS80が30分間隔で運転されるようになりました。

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June 08, 2021

バーデン市立劇場の夏プログラム

2021060610今日は「バーデン市立劇場の話題」をお届けしましょう。

各劇場ともCovid-19感染拡大による公演停止命令で、プログラム構成がメチャクチャになってしまいました。

また、移動制限がかかっていることも影響しているのか、2021/22シーズンのプログラム発表も遅くなっていますね。

さて、毎年、夏のお楽しみバーデン市立劇場のオペレッタ公演ですが、今年は変則パターンで7月から開始されることになりました。

近年、カジノに隣接した夏劇場(Sommerarena)でオペレッタ、中心部の冬劇場(Stadttheater)でミュージカルというパターンが多かったのですが、今年は夏劇場のみという変則的な公演です。

これは夏劇場が開放式の屋根を備えており、換気も含めて、感染防止策がとりやすいためと推察されます。各公演とも休憩無しでの上演というのも珍しいパターン。

また、オンラインでのチケット販売は中止されており、電話と電子メールによるオーダーのみを受け付けています。

2021060611○EINE NACHT IN VENEDIG(ヴェネツィアの一夜)
ヨハン・シュトラウスの定番オペレッタ。7月8日がPremiereで、9月3日まで13回、上演されます。主な出演者は、以下のように発表されています。
-Urbino:Iurie Ciobanuさん
-Caramello:Clemens Kerschbaumerさん
-Annina:Ivana Zdravkovaさん
-Pappacoda:Ricardo Frenzel Baudischさん
-Ciboletta:Verena Barth-Jurcaさん
-Bartolomeo Delaqua:Senator Roman Franklさん
-Barbara:Susanna Hirschlerさん
-Stefano:Thomas Malikさん
-Agricola:Sylvia Rieserさん
-Giorgio Testaccio:Senator Beppo Binderさん
-Enrico Piselli:Lukas Strasserさん

時節柄、アンサンブルでまとめたような感じがします。さて、どんな演出になるのでしょうね。

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June 07, 2021

世界環境デーと鉄道

20210606046月5日は「世界環境デー」(Weltumwelttag)でした。「環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日」として、国連で制定した「国際的な記念日」。

日付の由来ですが、1972年6月5日からスウェーデン・ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念したもの。

ところで、皆さんは、この記念日が日本とセネガルの共同提案で制定されたことをご存じでしたか? Feriは知りませんでした。
と言う訳で、制定に尽力した日本に敬意を表して、環境省制作の2021年版公式ポスターをお目にかけましょう。

2021060605オーストリアに限らず、現在、ヨーロッパではCO2排出抑制のため、自動車や航空機から鉄道へのシフトを積極的に推進しています。

先日、このブログでもお伝えしたÖBBが進める長距離夜行列車NightJetの充実も、その一つ。また、Wiener Linienも積極的に環境保護の観点から、利用促進策を打ち出しています。

さて、今年、Wiener Lokalbahnen(WLB)が世界環境デーに合わせて特別デザインの電車(ラッピング電車)を投入しました。

同線は、当初は温泉保養地バーデンとウィーンを結ぶ、どちらかというとレジャー用の鉄道でした。その後、沿線の開発が進み、住宅が増えるにつれて、その性格を変えています。

2021060601ただ、現在でもウィーン-バーデン間を自家用車で通勤している人が多く、公共交通機関利用意識を高め、自動車から鉄道利用に転換してもらうことでCO2を削減しようというもの。

ちなみにウィーン市の発表によると、バーデン-ウィーン間の移動手段を自動車から鉄道に切り替えた場合、年間1620kgのCO2が削減されるそうです。さらに1年間で約600リットルの燃料削減につながります。

Covid-19感染拡大以降、公共交通機関の利用者が激減していることから、今年は、鉄道の利用促進に力が入っているような気がします。

特別塗装電車(ラッピング電車)は、自家用車ドライバーに公共交通機関利用を促す目的で投入したもの。ちなみに同鉄道は1906年から電気鉄道として運行されています。写真のオールドタイマーは1927年に製造されたものです。

2021060603鉄道の利用促進を促すためには、利便性の向上も不可欠です。2020年12月からは運転間隔を短縮して、利用しやすくしたのも、その一つ。

さらに現在、製造中の快適性を高めた新型車両の投入で、Badner Bahnの魅力を高めることに努めています(同社では、利用促進策を利用者へのインセンティブと表現しています)。

ちなみに最後の写真に写っている女性は、同社のマネージング・ディレクターMonika Unterholznerさん。

毎回、述べていますが、日本では「環境保護のために鉄道を積極的に利用しよう」という動きが、あまり見えないような気がします。

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June 06, 2021

ウィーン市は“スズメの保育園”を捜しています

2021060301今日は「スズメ(Spatzen)の話題」です。ウィーンでも市内の公園でスズメを見かけることがあります。

ウィーン市のプレスリリースは“Spatzen gehören zu Wien wie die Melange ins Kaffeehaus.”(スズメはコーヒー ハウスのメランジと同じくらいウィーンの一部です)という洒落た一文で始まります。広報担当者の文章センスには脱帽です。

ちなみにトップの写真は、カフェのシャニガルテンにやってきたスズメ。パフェを試食中のようです(笑)。

ウィーンには2種類のスズメが生息しています。市街地にはイエスズメ、郊外には希少種であるスズメが住んでいます。

2021060302スズメは適切な繁殖地に長期間、留まり、産卵と子育てを行う傾向があります。そこで、ウィーン市はBirdLife Österreichと協力して、「スズメの保育園」を探しています。

ウィーン子が見つけたスズメの営巣地をホームページ経由で報告することで、ウィーンの「スズメの生態」を明らかにしようというもの。

イエスズメは、日本と同じく建物の隙間に巣を作り、そこで繁殖します。ほとんどが屋根の下の高い場所ですが、木の穴や巣箱に移動することも好きです。

2021060303スズメは、年に2〜3回の子育てをするため、夏になっても子育てに忙しい野鳥。"ウィーン市環境保護局Josef Mikocki氏は、“7月末まで、皆さんからの報告を楽しみにしています!”と語っています。

イエスズメとスズメの見分け方ですが、雄のイエスズメは灰色の頭頂部と灰色の頬をしています。また、雌は地味な灰色がかった茶色の模様です。

イエスズメは住宅地に生息しており、屋根下などに巣を作ることが多いようです。ただ、雨どいに入り込むこともあります。

一方、郊外に生息するスズメは、雄と雌が同じ色。栗茶色の頭頂部、頬の印象的な黒い斑点、白い首輪で見分けることができます。スズメは木の穴などで繁殖することが多いようです。BirdLife Österreichが提供している写真を見ると一目瞭然です。

2021060305なお、トップ写真は甘いものに目がない雌のイエスズメ。さすがウィーン在住のイエスズメ。その後、シャニガルテンで休憩。ウィーン子そのものですね。

そう言えば、ウィーンのマダムのように体格がよろしいようで‥

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June 05, 2021

Raimund Theaterが新装オープン

2021060101今日は「劇場の話題」をお届けしましょう。Covid-19感染拡大の影響で、各劇場は2020年から2021年にかけて、公演中止を余儀なくされ、厳しい状況に置かれています。

このような状況下、現在、ミュージカル劇場として存在感を示しているRaimund Theater(ライムラント劇場)のリニューアル工事が完了したというニュースが入ってきました。

6区にあるライムラント劇場は、1893年、Ferdinand Raimundの「Die gefesselte Phantasie」上演で幕を開けた中産階級の劇場です。

当時の大劇場へのアンチテーゼとして、ドイツの古典的な民族劇や現代劇を上演していました。1908年、ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「Zigeunerbaron(ジプシー男爵)」が初演され、1940年代末はオペレッタ劇場として全盛期を迎えます。

2021060103同劇場でミュージカルが上演されたのは1796年のこと。その後、Vereinigte Bühnen Wienが劇場を買収し、常設のミュージカル専門劇場となりました。

日本のミュージカルファンで、訪れたことがある方も多いと思います。

リニューアル工事は、2019 年 7 月から開始され、このほど完成。9月には「こけら落とし」として、Vereinigte Bühnen Wien所属歌手によるミュージカルガラ(Große Eröffnungs-Gala)が開催され、11月からは世界的にヒットしたミュージカル「ミス・サイゴン」の上演が始まります。

今回、躯体改修の一環として、排水対策と緊急に必要なファサード、屋根の工事が行われています。

劇場ホールは、床・壁・天井を一新。座席も完全に新しくなりました。特に客席に関しては、将来的に自由なレイアウトができるように工夫されています。1階と2階の通路も全面的に改修された他、Wallgasseに面した屋外バルコニーも改修されました。

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June 04, 2021

2021/22国立歌劇場プログラム

2021060403例年より2ヵ月遅れて、6月3日、11時30分から国立歌劇場の舞台でBogdan Roščić、 Philippe Jordan、Martin Schläpferによる「2021/22シーズンプログラム」有料公開プレゼンテーションが行われました。

従来は、報道関係者を集めてプレゼンテーションをするのが通例でしたが、プレスを中抜きにして、いきなり音楽愛好家を対象に実施するとは、正直、驚きました。しかもORFⅢ(タイムシフト中継)とYouTube(同時中継)で中継するという念の入りよう。

確かに、この方式の方がインパクトは大きいですね。しかも、単なるプレゼンテーションだけでなく、オーケストラの演奏や歌手のアリア、バレエが入るなど、見どころ、聴きどころ満載。ご覧になったファンの方も多かったと思います。

 それでは、プログラムの概要をご紹介しましょう。なお、シーズンは9月3日の「TOSCA」で幕を開けます。時節柄、オープンハウスは開催されないようです。

また、通常は6月末でシーズンが終わりますが、今回は7月8日まで上演されることになりました。フィナーレは「ROSSINI GALA」となっています。

2021060401Premiere
来シーズン、オペラのPremiereは5作品です。
Il Barbiere di Siviglia(2021年9月28日)
Don Giovanni(2021年12月5日)
Wozzeck(2022年3月13日)
Tristan und Isolde(2022年4月14日)
L'orfeo(2022年6月11日)
「Wozzeck」(ヴォツェック)はオーストリアの作曲家アルバン・ベルクが作曲した3幕のオペラ。「L'orfeo」(オルフェオ)はクラウディオ・モンテヴェルディが作曲した5幕からなるオペラ。

Feriは、昔ながらの雰囲気を伝える「Il Barbiere di Siviglia」が好きだったのですが、いよいよ新演出で雰囲気が一変しそうです。

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June 03, 2021

オーストリア航空からターボプロップ機が引退

2021060208今日は「オーストリア航空の話題」をお届けしましょう。

5月31日、同社はターボプロップ機DHC-8-400(Q400)の最終旅客運航を行いました。最終運航となったのはウィーン-インスブルック間(OS905便、OS906便)で、機体番号OE-LGI“Eisenstadt”が使用されたようです。

Feriも、オーストリア航空で思い出深い機材の一つのDHC-8シリーズがあります。オーストリア航空のDHCシリーズ導入ですが、1980年4月、チロリアン航空(Tyrolien Airways)が4発ターボプロップ機デハビランド・カナダのDHC-7(定員48名)を2機(OE-LLS、OE-LLU)導入したのが始まりです。

2021060200当時、チロリアン航空はインスブルック空港を拠点としており、山間にある空港には短距離離着陸性能に優れた同機が最適と判断したようです。

このブログでもお伝えしたことがありますが、Feriも1983年7月、インスブルック-ウィーン間VO075便でDHC-7(OE-HLS)に搭乗した経験がありますが、4発ターボプロップ機の搭乗は、これが最初で最後です。

その後、1985年からチロリアン航空は、双発のDHC-8-100(定員37名)に切り替えました。さらに1995年からは大型のDHC-8-300(Q300、定員50名)を導入。

20210602062000年からはDHC-8-400(Q400、定員72名)の導入が始まりました。最終的にチロリアン航空は44機を運航していました。

2021060205一方、オーストリア航空では、子会社のオーストリアン・エア・サービス(Austrian Air Services)がFokker50というターボプロップ機を1988年から導入し、主に国内線や近距離国際線で運航していました。

ちなみにFeriは、1992年8月、ザルツブルク-チューリヒ間OSSR963便(オーストリア航空とスイス航空の共同運航便)で搭乗しています。

2021060203その後、チロリアン航空とオーストリア航空が併合され、ダッシュ8シリーズはオーストリア航空に引き継がれました。

同時にオーストリア航空では使用機材の整理を実施し、ターボプロップ機はダッシュ8シリーズに一本化されました。

オーストリア航空では、最盛期にはQ400を18機保有し、オーストリア国内線のみならず、ミラノ、ワルシャワ、ザグレブ、ライプチヒ、ブダペストといった短距離路線に投入しています。

2021060201Feriもウィーンからドレスデンやブダペストに行く際、、日本からザルツブルクへのイン、アウトで利用したことがあります。

そして、何とチロリアン航空時代も含めるとDHC-8シリーズ3機種、全てに搭乗しています。DHC-8-100は、1995年8月、アムステルダム-ザルツブルク間VO705便1回限りですが‥同機は翼が動態の上にあるため、窓から地上がよく見えるのが特徴です。

オーストリア航空によると、この20年間で2000万人以上の旅客を輸送し、飛行距離は2億3700万キロメートルに達しましたが、無事故でした。

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June 02, 2021

施設をリニューアルしてプールシーズンがスタート

20210531035月の当ブログですが、最もアクセス数が多かったのは、5月5日でした。5月に掲載した記事で、比較的、アクセスが多かったのは、「ロックダウン解除に寄せて‥心豊かにしてくれる“美味しいお食事”」、「頑張れOttakringer コロナ危機に負けるな:」、「5月19日から公演再開Volksoper オペレッタ3連発!!」などでした。お越し頂いた皆さまには、深く、感謝いたします。

さて、今日は「ウィーンの公共プールの話題」をお届けしましょう。

2021053105ウィーンではロックダウン解除に合わせて公共プールが営業を始めましたが、シーズンオフの間にリニューアル工事を行った施設もあります。

先日、Christoph Wiederkehr副市長がStrandbad Alte Donauを訪問し、記者会見で施設リニューアルの概要を発表しています。

Strandbad Alte Donauでは、長さ60メートルの海水浴用桟橋が完全にリニューアルされました。木造建築で、水への入り口、手すり、108平方メートルの水浴場があります。

2021053102この桟橋にはSALETTLEと呼ばれる「四阿」が設置されているのですが、工事に際して、一旦、取り外されています。トップの写真で、関係者の後ろに見えるのがリニューアルした桟橋です。

また、2枚目はリニューアル工事前の写真。雰囲気は変えないようにしつつ、耐久性の向上が図れているようです。

この他の施設では、Jörgerbad、Brigittenau、Floridsdorfの各プールで屋外エリアがリニューアルされています。

開設100年を越える歴史を持つJörgerbadでは、17区とMA42が協議した結果、駐車場だった場所を屋外エリアに組み込みました。

2021053101この結果、屋外エリアは645平方メートル拡張され、総面積2785平方メートルになります。

現在、工事が進められており、6月末に完成予定です。同時に屋外エリアのバリアフリー化も行われます。

Ottakringer Badには新しい運動場が設置されました。2つのビーチバレーボールコート、2つの小さなサッカーグラウンド、そして6月からはビーチサッカーグラウンドが利用できるようになります。

学校が夏休みの期間中、ウィーンの公営プールではスイミングスクールを開校。2週間のコースで、4つの室内プールで、月曜日から金曜日まで時間を変えて、開催されます。ちなみに料金は100Euroだそうです。

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June 01, 2021

太陽光発電の電力で列車を運行

2021052904今日から6月になりました。まもなく国立歌劇場の2021/22シーズンプログラムが発表されるので、楽しみにしている方も多いと思います。

さて、今日は「太陽光発電、まっしぐらパート2 ÖBB編」をお届けしましょう。

かつてのオーストリア連邦鉄道ÖBBは、民営化後、再生可能エネルギー導入を積極的に進めており、同社が使用する電力は、すでに100%グリーンエネルギーです。

こんな中、5月中旬からBahnstrom-Solarkraftwerk in Ladendorf(列車運行用太陽光発電所)が稼働を始めました。

ちょっと専門的になりますが、オーストリアやドイツ、スイスの連邦鉄道は15000Vの交流で電化されていますが、日本のように商用交流ではなく、鉄道専用の低周波交流(周波数16 2/3Hz、現在は16.7Hzと表現されています)が使われています。

2021052903これは、交流で直接、列車を動かす交流モーターを駆動させるためでした。

ÖBBは、列車の動力源として必要な電流の約3分の1を、8つの自社発電所で生産しています。残りの3分の2は、提携先の発電所や公共の送電網から供給されています。

ただ、周波数が異なるため、ÖBBの7つの周波数変換変電所で50Hzから16.7Hzに変換し、独自の送電グリッド(110kV)で供給しています。

太陽光発電に関しても積極的に導入していますが、このような事情があるため、主に駅施設などに使用されていました。

しかし、2015年、ニーダーエスターライヒ州Wilfleinsdorfに、世界初の16 2/3Hz交流電力を供給する太陽光発電所が稼働を開始。

2021052901そして、今回、Ladendorfに建設されているÖBB最大の太陽光発電所も、列車の運行用電力を供給するものです。ソーラーエネルギーで列車を走らせている訳です。

ÖBBは、現在、オーストリア国内で50Hz(商用交流)の太陽光発電所を21基、16 2/3Hzの太陽光発電所を3基、運用しています。

Ladendorfの新しい太陽光発電所稼働により、ÖBBは、自社の再生可能エネルギー生産量を増やし、オーストリア国内で独自のグリーン電力供給を行うという長期的な目標に近づいたことになります。

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