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June 06, 2021

ウィーン市は“スズメの保育園”を捜しています

2021060301今日は「スズメ(Spatzen)の話題」です。ウィーンでも市内の公園でスズメを見かけることがあります。

ウィーン市のプレスリリースは“Spatzen gehören zu Wien wie die Melange ins Kaffeehaus.”(スズメはコーヒー ハウスのメランジと同じくらいウィーンの一部です)という洒落た一文で始まります。広報担当者の文章センスには脱帽です。

ちなみにトップの写真は、カフェのシャニガルテンにやってきたスズメ。パフェを試食中のようです(笑)。

ウィーンには2種類のスズメが生息しています。市街地にはイエスズメ、郊外には希少種であるスズメが住んでいます。

2021060302スズメは適切な繁殖地に長期間、留まり、産卵と子育てを行う傾向があります。そこで、ウィーン市はBirdLife Österreichと協力して、「スズメの保育園」を探しています。

ウィーン子が見つけたスズメの営巣地をホームページ経由で報告することで、ウィーンの「スズメの生態」を明らかにしようというもの。

イエスズメは、日本と同じく建物の隙間に巣を作り、そこで繁殖します。ほとんどが屋根の下の高い場所ですが、木の穴や巣箱に移動することも好きです。

2021060303スズメは、年に2〜3回の子育てをするため、夏になっても子育てに忙しい野鳥。"ウィーン市環境保護局Josef Mikocki氏は、“7月末まで、皆さんからの報告を楽しみにしています!”と語っています。

イエスズメとスズメの見分け方ですが、雄のイエスズメは灰色の頭頂部と灰色の頬をしています。また、雌は地味な灰色がかった茶色の模様です。

イエスズメは住宅地に生息しており、屋根下などに巣を作ることが多いようです。ただ、雨どいに入り込むこともあります。

一方、郊外に生息するスズメは、雄と雌が同じ色。栗茶色の頭頂部、頬の印象的な黒い斑点、白い首輪で見分けることができます。スズメは木の穴などで繁殖することが多いようです。BirdLife Österreichが提供している写真を見ると一目瞭然です。

2021060305なお、トップ写真は甘いものに目がない雌のイエスズメ。さすがウィーン在住のイエスズメ。その後、シャニガルテンで休憩。ウィーン子そのものですね。

そう言えば、ウィーンのマダムのように体格がよろしいようで‥

スズメは全く移動しない訳ではありませんが、同じ場所に何年にもわたって住む傾向が強く、安全な繁殖地が不可欠。

さらに、スズメには隠れ場所や睡眠場所として密集した茂み、生垣などが必要。餌は野生のハーブや種子、穀物なども好みます。幼鳥には昆虫を与えるため、昆虫が生息する環境も不可欠。

2021060304BirdLife Österreichのホームページには、ウィーン子から寄せられた繁殖地に関する情報がマップ上に表示されています。住民参加で、生態調査を行うことで、自然保護に関心を持ってもらおうという狙いなのかもしれません。

この記事に接して、その昔、Feriが子供の頃、迷子になったスズメを飼っていたことがあります。野鳥なので、人には懐きませんでしたが、家族でかわいがっていたのを思い出しました。

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