February 14, 2018

チロルが大好きな日本人?

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平昌オリンピックで、12日に日本勢がメダルを獲得し、盛り上がっていると思います。

いずこも同じですが、オリンピックになると「自国選手中心の報道」になるため、オーストリアでは日本選手の動向は、テレビでは、まず観ることができません。

まぁ、最近はインターネットという「武器」があるので、リアルタイムで情報は把握できるようになりましたが‥

先日、オーストリア勢で金メダル第1号となったDavid GLEIRSCHER選手は、チロル出身なのでチロリアン(Tirolerとも呼ばれますが‥)です。

ふと、そう言えば、日本にも昔からチロリアンという名前の洋菓子があったことを思い出しました。

この商品は、佐賀県で創業し、その後、福岡に進出した千鳥屋さんが製造・販売している洋菓子ですね。

友人が、福岡空港に掲出されているチロリアンの看板写真を送ってくれましたが、それが冒頭の写真。

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Feriが子供の頃からあった商品だったような気がするので、同社のホームページで調べたところ、1962年に発売された商品であることがわかりました。50年以上も製造・販売されているロングセラー商品ですね。

同社の解説によると「新鮮なミルクとバターをたっぷり使いチロル伝統のレシピでサクっと焼き上げた軽い食感のロールクッキーに千鳥屋オリジナルの口どけなめらかなクリームを入れた高原銘菓チロリアン。バニラ・コーヒー・ストロベリー・チョコレートの4種類のお味をご用意いたしました。1962年の発売時より、多くの方に親しんでいただいてまいりました千鳥屋の代表作です。」となっています。

福岡で高原名菓とは‥という無粋な突っ込みはなし。遙かオーストリアのチロル地方をイメージしているから「高原名菓」なのでしょうね。なお、日本では「チロリアン」は登録商標になっています。

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December 28, 2017

玉ねぎ<Zwiebel>

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久しぶりに「ウィーンのキッチンから」をお届けしましょう。

Feriは、ウィーンで自炊する時、昼食はスパゲティを食べることが多いです。日本でも自宅で昼食をとるときは、同じだったので、その流れかもしれません。

まぁ、こちらで手に入る食材で手軽に作ることができますし、手間もかかりませんからね。

本来のスパゲティは、具材をほとんど入れないようですが、Feri風は、日本時代からパスタを若干少なめにして、玉ねぎなどの野菜を入れるのが普通でした(邪道ですね)。

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もともと玉ねぎが好きだったこと、パスタソースに合う(と、自分で思い込んでいる)ことが理由かもしれません。

ところで、こちらでも、玉ねぎは一般的な野菜で、スーパーマーケットでも簡単に手に入ります。その点は、非常に楽です。

ただ、Feriが見た範囲では、日本のものより小振り(小玉)のものが多いようです。

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また、スーパーマーケットでも果物などはばら売りをしていますが、玉ねぎに関しては、ネットやトレイに入った形で売っているケースが多いようです。もっとも、市に行けば別ですが‥

日本では、一人前を作る場合、玉ねぎは玉が大きいので、2回以上使えますが、こちらの場合、小振りなので、1回で使い切ってしまうケースが多いですね。

ただ、一番気になるのは、こちらの玉ねぎは、刺激が強いこと。スライスしている時に、涙が止まらなくなることが多々あります。

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December 21, 2017

新製品? Spiralkartoffel

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今日は「Adventmarktで見かけたスナックの話題」をお届けしましょう。

Adventmarktに限らず、冬の時期になるとウィーンの街角で見かける「Maroniの屋台」。ドラム缶のような釜で焼いた栗を販売しているのは、皆さま、ご存じのとおり。

また、栗だけではなく、ジャガイモを加工したBratkartoffelnやKartoffelpufferといったスナックも販売しています。寒い時期になると温かいスナックは人気がありますね。

そんな「Maroniの屋台」で、最近見かけるようになったのが、Spiralkartoffelという商品です。

結構、人気があるようで、子供さんにせがまれて親御さんが買っている姿を見かけました。

どのような商品化というと、ジャガイモを薄くスライスし、串に刺して揚げたものようです。似たような商品に自家製ポテトチップスがありますが、串に刺したというのがミソ。

ある意味、ワンハンドスナックなので、Adventmarktなどには最適なスナックかもしれません。

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どうも、ドイツが「発祥の地」らしく、Spiralkartoffelといいうのは、某社の登録商標になっているようでした。

専用のSpiralkartoffel Chips Schneider(スパイラルポテトチップカッター)を使ってジャガイモを加工するようです。

この会社では、製造に必要なSpiralkartoffel Chips Schneider、Beckenfritteuse(電気フライヤー)、トッピングに使うスパイス、Bambus Spieß(竹串)、ポスターなどを販売しています。

「ポテトチップスを串に刺したというアイデア商品」なのですが、物珍しさも手伝って、結構、人気があるようです。

なお、Feriは見かけませんでしたが、竹串に代わりにブルストを使うSpiralkartoffelwürstchenという商品もあるようです。

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October 13, 2017

ご機嫌な軽食“Schnitzelsemmel”

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今日は「B級グルメのお話」です。

日本でも、各種イベントの際は、ワンハンドスナックの人気が高いという話を聞いたことがあります。考えてみると、「おむすび」は日本の伝統的なワンハンドスナックですね。

最近のコンビニエンスストアでは、色々な変わり種おむすびが店頭に並んでいるとか‥

さて、こちらでも、ワンハンドスナックは人気があります。特に各種イベントやフェストの際、屋台で販売されているものは、ワンハンドスナックが多いような気がします。

代表的なものはHot Dogでしょうか。ただ、日本で一般的なHot Dogが、パンに切れ目を入れて具材を挟み込むのに対し、以前も、このブログで御所介したように、こちらではブロートに穴を開けて、そこへブルストを差し込むタイプです。

ちなみにドレスデンでは、日本のように切れ目を入れてブルストを挟み込む方式でしたが‥

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この穴にブルストを差し込むという方式は、誰が考案したのでしょうね。誰か発案者がいるのは、間違いありませんが‥

さて、もう一つ人気があるのが、今日、ご紹介するSchnitzelsemmelです。名前のとおり、オーストリアの定番肉料理Wienner Schnitzelを、これまた定番のSemmelに挟んだワンハンドスナックです。

ただ、このSchnitzelsemmelは、オーストリアは、先日、ご紹介したGulaschのようにお店により様式が異なっています。

最も単純なパターンは、Semmelに、ただWienner Schnitzelを挟み込んだだけのもの。シンプルです。

その他、レタスやトマトなどの野菜を挟んだ例もあります。また、もう一つのポイントはWienner Schnitzelのサイズです。結構、お店によってサイズが異なるようです。

3枚目の写真は、メルビッシュ湖上音楽祭の会場で頂いたものです。場所柄、若干、デラックスバージョン。

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October 10, 2017

Birenenが美味しい季節になりました

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今日は「果物の話題」をお届けしましょう。

このブログでも、よく取り上げる西洋梨。日本では、これから市中に出回るようになりますが、ウィーンでは9月上旬には地元オーストリア産のWilliams Birenenが売り出されています。

輸入品ではない地場もの。待っていました…という感じですね。本当は市内にたっている市で買った方が新鮮で、美味しいものが手に入るのかもしれませんが、不精者のFeriは、スーパーマーケットの青果売場で購入しています。

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今回、お目にかけるのはMERKURですが、この時は、1キロ当たり2.99Euroで販売していました。

この時の産地は、「緑のハート」でおなじみのシュタイヤマルク州でした。プライスカードにも「Da Komun ich hir!」という言葉とともに州旗をあしらった地図が表示されていました。

洋梨がお好きな方はよくわかると思うのですが、実は、この果物、食べるタイミングが非常に微妙です。

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早すぎると、果肉が固くて林檎のような食感です。かと言って、長期間、常温で放置しておくと、熟れすぎてしまって、今度はグチャグチャ。

しかも個体差が大きいので、見極めるのが、意外と難しいものです。そのため、Feriも、通常、3個から4個単位で、購入して、様子を見ながらロスを発生させないように注意しています。

こちらでは、梨をお菓子などの材料として使う方も多く、その場合は、固くても問題ありませんが、Feriは生で頂く派なので、食感は極めて重要です。

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October 08, 2017

ところ変わればGulaschの味も変わる?

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オーストリアでは、いよいよ来週、10月15日に国民議会選挙(定数183名)が行われます。

ところでウィーンでは、アパートの家賃が高騰しています。これは需要が旺盛なことが要因なのですが、家賃の値上がりがあまりにひどいため、賃貸人に有利な改正案を各党が選挙公約に掲げています。

しかし、選挙後、連立政権になることは間違いないと思います。そうなると、新内閣の発足まで、時間がかかると思います。そうなると、上記の法令改正も、いつのことになるのやら‥

さて、今日は「お食事の話題」です。

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本来はハンガリーの料理ですが、オーストリアでも定番となっているものに「Gulasch(グーラッシュ)」がありますね。

「ハンガリー風牛肉の赤パプリカ煮込み」と訳されますが、本格的な料理のほか、Gulashsuppeは軽食としても手頃です。

これから気温が下がってくると、こういった温かい料理は、美味しく感じるものです。


先日、オーストリアやドイツをよく旅行する日本の友人と話をした祭、「グーラッシュの味」が話題になりました。

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口の悪い彼は、“北ドイツのグーラッシュは、ビーフシチューですよね”と切り出しました。Feriは、北ドイツではグーラッシュを食べた経験がありませんが、パプリカの風味が弱いようです。

また、友人は、南ドイツでは、とオーストリアに近い味に変わると言っていました。

Feriも、オーストリアでは、GulaschやGulashsuppeをよく頂きます。ご存じの方も多いと思いますが、レトルト食品や缶詰(Gulashsuppe)も販売されており、これでしたら、温めるだけで本格的な味を楽しむことができます。

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September 29, 2017

「嵐」の季節

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先日、このブログでお伝えしたように、今週末、ウィーンでは「Wiener Weinwandertag」(ワインハイキング)が開催されます。お天気に恵まれると良いのですが…

Wineがお好きな方はご存じのように、11月11日の「Martinstag(聖マルティヌスの日)」に向けて、この時期は新酒の仕込みが佳境を迎えています。

そして、この時期ならではの「お楽しみ」がSTURM

STURMはドイツ語ですが、本来の意味は「疾風」といったニュアンスです。

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このような「発酵途中のぶどうを原料としたアルコール飲料」をドイツでは、Federweißer(フェーダーヴァイザー、白い羽)というおしゃれな名前が一般的だそうです。

発酵途中で、ワイン酵母が残っており、白濁しているため、Federweißerというおしゃれな名前になったとか‥

同様の飲み物は、ワインを生産している地域で作られていますが、名称は様々。ご存じのようにオーストリアではSTURMという名称が一般的です。

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この時期になると、ホイリゲやカフェ、レストランなどで「STURM」のポスターを見かけることが増えてきます。

発行途中のぶどうを原料としたアルコール飲料なので、時期によってアルコール分が異なるのがポイントです。

通常、アルコール分が4%程度になると販売が始まるようです(最低でも1%のアルコール分を含んでいます)。なお、ドイツでは白ブドウが原料のものが中心ですが、オーストリアでは赤ブドウの製品も店頭に並んでいます。

発酵途中の「作りかけワイン」なので、アルコール発酵後の酸味と、発酵前の甘味、さらに発酵中のアルコールの泡が加わり、絶妙な味わい。そのため、同じSTURMでも、時期によって微妙に味が違うようです。

STRUMですが、発酵が早く進むため、通常のワインのように長期の保存はできません。

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September 13, 2017

Frühstückも色々です

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今日は「Frühstück(朝食)の話題」をお届けしましょう。

Feriがウィーンに来るようになった頃は、ホテルに宿泊しており、当時は、ほとんど朝食付きでした。そのため、「朝食=ホテルでとるもの」といった考え方でした。今でも夏などに地方へ出かけると、そのパターンが多いですね。

その後、アパートで生活するようになってからは、朝食はアパートで食べるようになりました。オーブンが完備しているため、半生のセンメルを焼いて食べることができるようになったのが、最大のメリットでしょうか。焼き立てのセンメルは、本当に美味しいですからね。

また、自炊をすると、費用も抑えることができますし‥

しかし、日本からウィーンへ戻った直後などは、アパートに食材のストックがないため、「朝の買い出し」が必須になります。

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さらにスケジュールの都合で、土曜日の夜に戻った場合などは、翌朝が日曜日ですから、食材の買い出しが事実上、不可能になります。

そんな時は、近くのCaféやBäckreiに出かけて、朝食をとることも‥

冒頭の写真はWestbahnhof地下にあるBäckrei Hebererのもの。「Wiener Frühstück」という名前が付いていました。

内容は至ってシンプル。センメル1個にジャムとバター、それにKaffee。

ここは店内で、半生のブロートを焼いているので、お味はそれなりです。ベッカライのこだわりなのか、ジャムが瓶入りなのがポイント。ちなみにお値段は3.7Euroです。

最近は食が細くなっているFeriでも、さすがに、この内容だけで、昼まで持たせるのは、ちょっと厳しい感じもします。

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September 10, 2017

変わった自動販売機、再発見!

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ウィーンでは、今週のFestが各地で開催中です。Festの見学レポートをご期待の皆さまもいらっしゃるかもしれませんが、今日は「自動販売機の話題」をお届けしましょう。

日本は自動販売機大国であることは間違えないと思うのですが、時々、こちらでは「アッと驚くような自動販売機」と出会うことがあります。

これらは法的な規制なども関連していると思うのですが、「考え方の違い」も関係しているのでしょう。

U1の延長開業でOberllaへ行った際、Therme Wienの玄関前でも同館が飲食店のブースを出していました。まぁ、これは想定内。

で、その奥、玄関前にゆるキャラ風の置物が設置されていました。最初、遠くから見ていたFeriは“Therme Wienのシンボルキャラかな?”程度の認識でした。実際、子供さんが集まっていましたし‥

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メイン会場の見学を終えて、帰りがけに、せっかくなのでTherme Wienにも立ち寄ってみました。

と、このゆるキャラ風の物体は、単なる置物ではなく、何かの装置であることが判明。さっそく近くに寄って観察。何と、ソフトクリームの自動販売機がビルトインされているではありませんか。

自動販売機本体は、さほど巨大なものではないようですが、ゆるキャラ風の置物にビルトインされているため、子供さんにも大人気。

実際、お孫さんにせがまれたおばあちゃんが、お金を出して、使っている場面を目撃しました。いずこもお孫さんにはおさいふの紐が緩いものです‥

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まず、コイン投入口に2Euroを入れると、左側からコーンが出てきます。

次に、お客さまが、コーンを右側にあるソフトクリームのベンダーにセットして、ボタンを押すと、コーンが移動しながらソフトクリームが上から出てくるようになっていました。

できあがるまで、プラスチック製のカバーは開かないようで、その点は衛生面の配慮もできているようでした。また、ソフトクリームは、二種類ありました。

実は、この手の「ソフトクリームの自販機」については、その昔、ザルツカンマーグートで見かけたことがあります。

さっそく写真を探してみたところ、撮影したのは1985年のことでした。何と、今から30年以上前です。以前も、このブログでご紹介したことがありましたが、改めて写真を掲載します。

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August 13, 2017

郷土料理「Bauernschmaus」を作ろう!!

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今日は「郷土料理の話題」をお伝えしましょう。

このブログを始めた直後の2005年8月に「Bauernschmaus」(バウワンシュマウス)という料理をご紹介したことがあります。

Feriは、これを親愛の情を込めて「農夫のご馳走」と名付けています(正確には「農家のご馳走」ですが‥)。

オーストリアの田舎で手軽に手に入る材料を使って、地元の皆さまがちょっと贅沢な食事をしよう‥そんなニュアンスが伝わってくる料理です。

主役はSpeck(ベーコン)、Schinken(ハム)、Wurst(ソーセージ)などの豚肉加工品。それにSauerkraut(サワークラウト)、Knödel(クネーデル)、Kartoffel(ジャガイモ)などが一皿に盛り付けられています。この「一皿に盛り付ける」というのが、田舎料理らしいところかもしれません。

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本来、地方の郷土料理ですが、ウィーンのバイスルや、庶民的なレストランなどでもメニューに載っていることがあります。

お値段の割のボリュームがあるので、Feriも、若かった頃は、旅行中に食べていたものです。

さて、以前、日本オーストリア食文化協会の世話役をしている方とお目にかかった際、“Feriさん、日本でも材料選びを間違えなければ「Bauernschmaus」は簡単に作れますよ”というアドバイスを頂きました。

そこで、教えて頂いた方の了解を得たので、「Bauernschmausの簡単な作り方」をご紹介しましょう。

まずは、材料集めから。ベーコンは、こちらではポピュラーな「田舎風皮付きのもの」がベストだそうですが、日本では入手が困難。そこで、一般的なものを「厚切り」で代用します。

ハムに関しては、ロース部分を使った「カスラーリッペン」がベストだそうです。なお、代用品はロース肉のローストポーク。

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