October 17, 2019

犬がお掃除中

20191017003今日は「清掃局の話題」をお届けしましょう。

日本で言うところのウィーン清掃局MA48(正式な名称は異なりますが‥)は、ゴミの収集はもちろんですが、街をきれいにするための啓蒙活動を色々と行っています。

各種ポスターなどは、その代表ですが、日本と異なり、ウィットに富んだ内容になっています。ある意味、住民の注目度を上げるための考え方なのかもしれません。

20191017001オーストリアでは、ペットを飼っている飼い主のマナーは、比較的良いですが、それでも、最近は困った飼い主も増えています。これがウィーンで実施されている大型犬のライセンス制につながっている訳です。

日本よりは少ないとは言え、愛犬の散歩中の糞は、大きな問題。

街中には糞を処理する(捨てる)ための黒いビニール袋が無料で設置されているほか、糞を放置すると罰金(今は50Euro)がかかるようになっています。

余談ですが、この警告看板は、よく見かけますが、破損しているものが多いのも気になります。

20191017002ある意味、硬軟取り混ぜた対策で、街角から「犬の糞」をなくすように努力している訳です。

その一つに清掃当局が実施している啓蒙活動があります。今回、ご覧にいれるようなゴミ箱や清掃車に啓蒙用ポスターを掲出しています。

このポスターの内容を考えるのも、なかなか大変だと思いますが、思えず見てしまうような内容になっていますね。

最初にご紹介したポスターは、犬が「ほうきとちりとり」を持って糞を片づけている図柄。芸が細かいのは、後ろで別の犬が、その様子を見ているところです。

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October 05, 2019

Welttierschutztag(世界動物の日)

20191004000110月に入ってウィーンも秋が深まってきました。街中でも、コートやダウンジャケットをお召しになっている人を見かけるようになりました。さて、今日は「ペットの話題」をお届けしましょう。10月4日は「世界動物の日」でした。

世界動物の日(Welttierschutztag、World Animal Day)は、動物愛護・保護のための世界的な記念日で、世界各地で動物愛護・保護のための様々な活動が行われます。

歴史は古く、1931年、イタリア・フィレンツェで開催された「国際動物保護会議」で制定されたものですが、10月4日が選ばれたのは、この日がアッシジのフランチェスコの聖名祝日であるためだそうです。

201910040004アッシジのフランチェスコは、「神の前では、人も動物も、あらゆる神の被造物は神を父とする兄弟姉妹であり、平等である」と説いています。

ペットを家族の一員として大切にするオーストリアでも、色々な行事が行われます。ウィーン市では10月4日にTierQuarTier Wienのオープンハウスが行われました。Feriは残念ながら見学に行くことはできませんでしたが‥

201910040002TierQuarWienは、捨てられた動物の保護と新しい飼い主捜しをする団体です。これまでに約8,000匹の犬、猫、小動物を新しい飼い主に引き渡しています。

ドナウシュタットにある施設には、約300匹の動物が収容されています。こちらでは、基本的にペットを店で売買する週間がなく、ブリーダーさんが飼い主の資質を見極めた上で譲り渡すため、野良は比較的少ないと言われています。

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March 15, 2019

愛犬の口輪は虐待?

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今日は「愛犬の話題」をお届けしましょう。

先日、日本のSNSで、「飼い主に常時口輪をされて虐待に遭っている犬がいる」という動物保護活動をしている方の投稿があり、これが拡散されているとか‥

確かに日本国内では、街中で口輪をしている犬を見かけることは少ないので、このように受けとめる方も多いのかも知れません。

動物愛護に熱心なオーストリアでも、公共交通機関に愛犬を乗せる際には口輪の装着が義務づけられています。

基本的に、こちらの愛犬は「躾がしっかりできている」ことを前提に、公共の場で人間と共生することが許されています。

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Feriがよく行くホイリゲでも、愛犬を連れてやってくるお客さまを多数、見かけます。

ご主人達がワインを飲みながらお食事やおしゃべりをしている時でも、おとなしく足元で「お座り」。決して餌をねだったりしません。もちろん、暑い時期には水を与えることはありますが‥ これはレストランやカフェでも同様です。

こちらにお越しになった方の中にも、このような光景をご覧になったこともあると思います。ちなみに、飲食店の店内で、愛犬が「口輪」を装着しているケースは少ないようです。

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ただ、「躾がしっかりできている」と言っても、公共交通機関の中では、何かが引き金になって、愛犬がパニックを引き起こすことも考えられます。突然の揺れで、他のお客さまと愛犬が接触するということもあるでしょう。

そういった祭、反射的に愛犬が噛みついたりすることを防ぐために「口輪」の装着が義務づけられているようです。

停留所などで見ていると、乗車前は口輪をしていなくても、路面電車が到着し、乗車する段階(もしくは乗車直後)に口輪を装着しています。

右の写真は路面電車の停留所(Hernals)で見かけたものですが、飼い主さんが口輪を持っているのがわかると思います。

さらに不特定多数の人が集まる場所でも、不測の事態に備えてリートだけではなく、口輪の装着が推奨されています。

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March 01, 2019

愛猫が天国へ

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3月最初の話題は、「ちょっと悲しいお話」です。

昨日、ウィーンにお住まいのFeriの友人から、悲しい連絡をいただきました。

音楽家ご夫婦なのですが、ご夫婦とも大の愛猫家。ご自宅のアパートで2匹の猫を飼っていました。

Feriも、ご自宅に何回かお伺いしたことがありますが、愛猫2匹は、基本的には部屋の中で気ままに過ごしていました。暖かい時期は、飼い主さんがご在宅の時だけ、中庭に出ていたこともありました。

ご夫婦にとっては、大切な家族の一員。お仕事でお忙しいお2人ですが、きっと色々な思い出を共有していたことでしょう。

お話によると、その内の1匹(本当は可愛い名前があるのですが、ご紹介は控えます)が、25日の午後に体調が急変してしまったそうです。そして、27日の夜、奥さまの腕の中で天国へ旅立っていったそうです。

最期は苦しそうな様子だったため、獣医さんに往診をお願いして楽にしてもらったとか…

友人ご夫婦は、そうとうショック(いわゆるペットロス)を受けたようですが、愛猫の最期を看取ることができたのは、唯一の救いかもしれません。

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February 24, 2019

謝礼は200Euro

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2月22日は「猫の日」だそうで、日本のテレビでは「猫関連の番組」を放送しているところもあったとか‥

 話題づくりのために、何でもこじつける日本らしいですね。

さて、今日は「街中で見かけたポスターの話題」です。

先日、16区にある46系統の某停留所の前を通りかかったところ、興味深い自作ポスターを見かけました。

こちらでは、路面電車の停留所にある待合スポット(風よけの透明スクリーンが取り付けられています)に政党の広告が出ていることが多いものです。もちろん、これは有料でしょう。

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ここは、現在の政権与党ÖVP(Österreichische Volkspartei、オーストリア国民党)のものでした。

ただ、首都ウィーンでは、現在もSPÖ(オーストリア社会民主党)が強いので、何かと風当たりが強いようです。そのため、この手のポスターにも「いたずら書き」が見られます。

さて、この時、Feriが注目したのは、ÖVPのポスターではありません。その上にクリアーファイルに入ったA4サイズの自作ポスターです。

Kater entlaufen」(愛猫が逃げました)というタイトルが書かれており、その下には該当する愛猫の写真が‥

飼い犬と違って飼い猫はリートでつなぐわけにはゆかず、屋内に閉じ込めておくのが困難だと言われています。

時々、どこかへ遊びに行って戻ってくれば良いのでしょうが、この猫は、戻ってこなかったのでしょう。

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October 20, 2018

犬を飼うのも大変です 動物福祉法による規制が強化

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今日は「ペット飼育のお話」です。

当たり前ですが、Feriはウィーンではペットを飼っていませんが、犬や猫を飼っている方が多いですね。

このブログでも、時々ご紹介していますが、こちらの犬は躾が行き届いていて、レストランやホイリゲ、カフェへの入店も許可さえています。しかし、最近では、飼い主自身の問題で躾の行き届いていない愛犬が増えて、トラブルに発展するケースも多くなっています。

そこで、ウィーン市では、特定の犬種に限って飼い主にライセンス制を導入しました。

今回、この延長線上の政策として、動物福祉法の強化が打ち出されました。規制強化の目的は、トラブルの防止に加えて、子供に危害を加えないようにすることです。今日は、この内容をご紹介しましょう。

動物福祉法の改正点は、以下のとおりです。なお、これはリストに掲載されている犬種を飼う場合です。

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-屋外での口輪とリートの義務化(ドッグランなど特定の運動場では除外):口輪の装着に違反した場合は200Euroの過料と6時間の強制訓練が課せられます。2年以内に2回、違反した場合は、ライセンスが取り上げられます。なお、口輪をしていなかったため、人が咬まれた場合、即刻、該当する犬の飼育が禁止されるようです。

-公共の場所で散歩をさせる場合、飼い主にはアルコール制限が適用されます。違反した場合は、1000Euroの過料。

-警察が飼い主の適性を判断し、問題がある場合は、即刻、犬の飼育禁止を命じることができます。また、犬の飼育が禁止された場合、同じ家庭内でも犬を飼うことはできなくなります。

-ライセンスを持たない人への譲渡は禁止されます。

-飼い主のライセンスは2年毎に、テストを受けて更新する必要があります。

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October 08, 2018

窓辺に佇む愛犬

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日本では、今年は10月8日が「体育の日」でお休みですが、1964年の東京オリンピックを体験しているFeriとしては、10月10日にこだわりがありますので、移動祝日には違和感を覚えますね。

さて、今日は「ペットの話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは犬や猫を飼っている皆さまが多く、街中でも犬を連れた人をよく見かけます。

基本的に躾ができている愛犬については、ホイリゲやレストランなどにも入店できるのはご存じのとおりです。ある意味、本当に家族の一員ですね。

先日、市内を歩いていたら、とある集合住宅の窓辺に犬が立っているではありませんか。場所が、場所だけに最初は、「作りも」のかと思ったのですが、本物の犬でした。

猫が窓辺に佇んでいるケースは多いですが、比較的大きな犬が、窓の外へ出て、立っているというのは、何とも不思議な光景です。

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日本式では2階なので、間違って下に落ちたりしないのか、他人事ながら心配になってしまいました。

日本でしたら、大型犬になりそうですが、こちらでは中型犬でしょうか。このクラスの犬でも、普通に集合住宅で飼うことができるというのは、こちらならでは‥と言えるかもしれません。

表に連れていってもらえないので、散歩に行きたい意思表示なのか、それとも別の意図があるのか‥これだけは、Feriにも予想がつきません。

また、猫の場合、前を人が通ると、人の動きを目で追うケースが多いように感じるのですが、犬は人が通っても、目で追うケースは少ないような気がします。Feriは、動物の生態には詳しくないので、詳しいことはわかりませんが、面白い違いだと思います。

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July 21, 2018

“HUNDE LOUNGE“

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日本では連日、生命に危険が生じる恐れがある「酷暑」が続いているようですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

Feriが子供の頃は「熱中症」という言葉はありませんでしたが、最近では部屋の中でも熱中症にかかる方が増えているとか‥ どうぞ、皆さま、ご自愛ください。

さて、今日は「ペットにまつわるお話」です。

ウィーンでは犬を飼っている人を多く見かけます。もちろん、猫を飼っている人も多いのでしょうが、猫を連れて街中を歩く人が少ないので、必然的に犬の方が目立つ‥という訳です。

最近はウィーンも夏は非常に暑くなります。今年は6月が非常に暑く、人間も大変でした。何しろエアコンがないところが多いですから‥ 日本は7月に入って酷暑が続いていますが、逆にこちらは、一段落といった感じです。

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いずれにしても、こちらも気温が上昇傾向にあるのは事実のようです。

ご存じのように、体感温度は地面に近いほど、反射熱などにより高くなります。そのため、大人よりも、身長の低い子供さんは暑く感じます。

夏の強い日差しの照りつけで、気温が30℃程度の日でも、道路は簡単に50℃以上にまで上昇します。大人はおよそ1.5mくらいの所で息をしているため、顔の回りの環境は気温と同じ30℃くらい。

しかし、小さい子供さんの場合、顔の回りでは38℃くらいにも達し、ベビーカーではもっと厳しい環境になるそうです。

さらに、人間よりも、足が短い犬の場合、子供さん以上に暑く感じていることでしょう。

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犬の場合、「体の芯の温度(直腸温)」が41℃を上回ったとき、熱中症と診断されるそうです。

犬は汗をかかない分、人間に比べて体温を下げることがあまり得意ではありません。その結果、人間が「暑いなぁ」くらいに感じている時、犬は「暑くて死にそう!」と感じている可能性があるとか。

余談になりますが、日本に住むFeriの同僚で愛犬家がいるのですが、今年は酷暑なので、日中、愛犬が休んでいる部屋のエアコンを全開にしていると言っていました。本人曰く、自分は寒いけれども“お犬様優先“。

なお、犬の場合、熱中症にかかると死亡率は30~50%という報告もあります。

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June 18, 2018

ペット雑感 ユーモアあふれるポスター

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今日は「ペットにまつわる公共広告の話題」をお届けしましょう。

このブログでも、何回かお届けしていますが、ウィーンでは、愛犬の糞を飼い主が処理しないと罰金が科せられます。最近では罰金の金額も上昇し、50Euroとなっています。

罰金が科せられることを表示した看板も、しないの随所に設置されているのは、皆さまもご存じのとおり。

また、日本では、「処理のための道具」は飼い主が準備することが義務づけられていますが、ウィーンでは公共のゴミ箱付近に専用の袋を取り出すことができるディスペンサーが設置されています。

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そのため、飼い主が、道具を持たずに愛犬を連れて散歩に出た場合でも、処理が可能なようになっています。ある意味、「いたせり尽くせり」という感じですね。

元々、こちらでは愛犬の躾がしっかりしていることが多い上に、愛犬家の意識も高いので、糞を放置して立ち去るというケースは少なかったと思います。

しかし、こういった政策が打ち出された背景には、愛犬家の意識低下もあるのでしょう。ある意味、ソーシャルスキルの高い愛犬だからこそ、ホイリゲなどへの出入りも認められているだけに残念なことです。

さて、先日、市内を歩いていたところ、MA48が運営する公共ゴミステーションの大型ゴミ箱に写真のようなポスターが貼られていました。

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図柄はFeriが説明するより、写真を見れば一目瞭然。公園にある仮設トイレを犬が利用しているというものです。しかも、長蛇の列が‥

下にある矢印には「HUNDEKLO ODER EINFACHER SO」という文字が書かれており、矢印の先には件の黒い専用ビニール袋が‥

「トイレを使わなくても簡単に処理できますよ」という訳でしょう。

色々な犬がトイレの前に列を作っているというのが、一つのポイントかも知れません。

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March 01, 2018

お犬様を連れてお買い物‥

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今日から3月。ウィーンは、一時期、気温が上がったのですが、また真冬に逆戻り‥街中では、イースターの飾りも見られるようになりました。

ところで、先日閉幕した冬季オリンピックの女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手がご褒美に秋田犬を希望していると、ロシアのメディアが伝えているそうです。

ザギトワ選手は、大会前、新潟で調整しており、その際、雑誌で秋田犬を写真を見て、気に入ったとか‥ これを受けて、秋田犬保存会会長が、秋田犬を贈呈する用意があることを表明しているようです。さて、どうなるでしょうね。

さて、今日は「ペットの話題」をお届けしましょう。ウィーン市内を歩いていると愛犬を連れて歩いている人を沢山見かけます。

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先日、旧市街を歩いていたら、あるお店の前に大型犬が二頭、つながれていました。スーパーマーケットを含む食料品店は、愛犬の立ち入りは禁止されているため、店の前に犬をつなぐスペースが取り付けられています。

躾ができている愛犬の場合、飼い主さんがお買い物中、ここでおとなしく待っています。

この大型犬も、おとなしく待機していました。Feriは、“こんな大型犬を飼っている飼い主さんは、屈強な男性だろうな”と思っていました。

その後、所要を済ませて、街へ戻ると、再び、この二頭とバッタリ。何と飼い主さんはご年配の女性でした。

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