November 09, 2019

日本オーストリア修好150周年記念切手

20191108006最初にRathausplatzに搬入されたWeihnachtsbaum設置の模様を紹介する画像が入ってきました。

大型クレーンを使って11月5日に設置された後、専門家によりツリーの形を整える剪定作業が行われています。剪定作業終了後、電気技術者により照明用LEDの設置が行われます。これでクリスマスマーケットの準備も急ピッチで進むことでしょう。

さて、今日は「記念切手の話題」をお届けしましょう。

日本は、郵政省の頃から様々な行事にあわせて記念切手を発行していたのは、皆さま、ご存じのとおりです。そして、10月16日、日本郵便株式会社から、「日本オーストリア友好150周年記念切手セット」が日本全国で発売されました。

20191108001友人が現物を購入してくれましたが、Feriの手元には、まだ現物がありません。そこで、写真と情報を送ってくれました。

ちなみに友人の話によると、発行後、半月ほど経過しても地元の特定郵便局では販売していたという話です(日本郵政の発表では、発行枚数は70万シートだそうです)。

今回、発酵されたのは封書用の84円切手10枚の特殊シートです。切手には図柄の説明は入っていませんが、オーストリアがお好きな皆さまならば、すぐにわかるものばかり。

20191108002まず、上段の左側は新王宮(ホーフブルク)。ヘルデンプラッツ側から見たおなじみの構図です。手前はオイゲン公の騎馬像ですね。

右側は旧市街のシンボル、シュテファンドーム。グラーベン側から見上げた定番の構図です(笑)。

2段目の左側はシェーンブルン宮殿。中庭側からの構図になっています。庭は季節に合わせて草花が植栽されるので、草花がきれいな時期、恐らく初夏のイメージでしょうか。

右側は、市庁舎前のクリスマス市。Feriが一番好きな完全に暗くなる前、「黄昏時」の絵柄になっています。ただ、最近のものというより、ちょっと前の風景のように見えます。

20191108003いずれも日本人観光客の皆さまにも「定番の観光スポット」なので、親しみを感じる方も多いと思います。

3段目の左側は、オーストリアを代表する著名人モーツァルトの肖像画。左側は日本でもファンが多いクリムトの代表作「接吻」です。この段は芸術路線ですね。

4段目の左側は、ザッハトルテとメランジェ。カフェ文化の代表として選ばれたのでしょうか。正直、Feriはザッハトルテが切手になるとは想像していませんでした。

20191108004右側はウィーンから離れたオーストリア・アルプスの谷のようです。さすがのFeriも、場所は特定できませんでしたが、ちょっと特徴がないのが残念。

もし、Feriだったが、オーストリアの自然を紹介するのであれば、ザルツカンマーグートの真珠ハルシュタットか、グロースグロックナーへ通じる道にある美しい街ハイリゲンブルート(Heiligenblut am Großglockner)あたりを選ぶと思います(あくまでも個人的な見解ですが‥)。

そして、下段の左側は、ザルツブルクの旧市街が背景ですが、オーケストラが描かれています。日本郵政の説明ではウィーンフィルハーモニー管弦楽団だそうです。

Feriは、最初、プラッツコンツェルトかと思ってしまいましたが、言われてみれば、皆さん、スーツ姿でした。ということは、ザルツブルク音楽祭をイメージしているのかもしれません。

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October 28, 2019

変わったお店シリーズ161 鉄道模型専門店 MBT

20191026005今日は変わったお店シリーズとして「ウィーンの鉄道模型専門店」をご紹介しましょう。

先日、シュテファンドーム近くの老舗おもちゃ屋さん倒産の話題をお伝えしましたが、同店は2階(日本式)が模型売場になっていました。その半分近くは鉄道模型が占めており、比較的豊富な品揃えでした。

このように、こちらでは、おもちゃ屋さんの鉄道模型コーナーが非常に充実しているため、一般的な製品であれば、おもちゃ屋さんで入手可能です。

しかし、実際には、こちらにも中小の鉄道模型メーカーがあり、ディープな製品を製造・販売しています。 20191026004そのような商品も含めて鉄道模型全般を取り扱っているのが、専門店です。ただ、専門店は全般的に立地が良くない場所にあるのが常。WestBahnhof近くにあるMemoba Modelleisenbahn(Aegidigasse 5)は数少ないアクセスの良い店かも知れません。

この他、実際にFeriが利用したことがあるのは、12区にあるTina's Modelleisenbahn(Hilschergasse 1)ですが、両店とも豊富な品揃えが特徴です。さすが専門店という感じ。

日本では、平日の真っ昼間に鉄道模型専門店に買い物に来るお客さまは少ないかも知れませんが、こちらは日曜日が休業なので、愛好家の皆さんは昼間に時間をつくってお買い物にやってきます。

さて、先日、FLEXITY量産形に6系統で乗った時、沿線(10区)で鉄道模型専門店を発見。頭注下車して、見てきました。

それが今日、ご紹介するSuskopf's Modellbahntechnik Günther Ritter(Quellenstraße 24b)です。

20191026003この店の特徴は、豊富な品揃えに留まらず、「専門家によるアドバイス」を提供している点です。店舗にはワークショップが併設されており、模型のメンテナンスやデジタル制御装置の搭載やプログラミングを行っています。

つまり車両や部品、ジオラマ用資材の販売に留まらず、様々なアドバイスを提供することで、愛好家が豊かな鉄道模型趣味生活を送る支援をしようという訳です。なお、在庫のない部品は短期間で取り寄せて、配送までしてくれるサービスもあります。

20191026001そのコンセプトが店名のModellbahntecknikに現れています。取扱いブランドは有名なMärklin、Roco、Fleischmannを始めPeco、Alpha、LGBなど多種多様。幅広い縮尺の鉄道模型を取り扱っています。

オーナーはGünther Ritterさんという方ですが、かなり「熱い方」のようです。実は、Feriも店内をご紹介したかったのですが、訪問した時は、残念ながら閉店中でした。そのため、表から観察しただけのご紹介になってしまった点が残念です。

ちなみにショーウィンドウにはKATOのNゲージ「氷河急行」のパッケージが見えました。また、ドイツのジオラマ用品メーカーNOCHの代理店になっているようです。

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September 23, 2019

Club760 50周年(後編)

201909210012日本は「秋分の日」。最近、日本は移動休日が増えてしまって、どうもピンときませんが、「秋分の日」は固定されていますね。さて、今日は創立50周年を迎えた「Club 760の話題 後編」をお伝えしましょう。

TaurachbahnのあるLungauは、冬はスキーリゾートになる降雪地帯。そのため、作業ができるのは夏期に限定されます。しかも、費用とマンパワーの関係で、集中的に修復工事を行うことはできません。

そのため、路線を借り受けてから、実際に営業を開始するまでに7年間を要しています。

1988年7月9日、修復が完了した鉄道はTaurachbahnとして営業を開始します。ただ、観光鉄道の運転区間はMauterndorf-St.Andrä間となりました。もちろん、線路はTamswegまでつながっているため、その後、臨時列車のMurtalbahnへの乗り入れも実現しています。

201909210001実は、Feriが最初にTaurachbahnを訪問したのは、同鉄道が営業を開始して、数年後でした。当時、Murtalbahnの蒸気機関車保存運転は、日本でも有名でした。

撮影を終えて、Salzburg方面へ戻るため、99号線をレンタカーで走っていた時のことです。Mauterndorfの町を抜けたところで、突然、煙を上げている狭軌鉄道の蒸気機関車を発見。

直ちにUターンして、Mauterndorfの駅に車を寄せました。全く情報を持っていなかっただけに、正直、びっくり仰天したのをよく覚えています。

201909210006それ以来、夏にLungauを訪問した際には、必ずTaurachbahnを訪ね、日本でも色々な機会に紹介してきました。

さて、Club 760の活動に話を戻すと、自前の観光鉄道を運営するようになったことから、「歴史的な価値のある狭軌車両を後世に残す」という活動に力を入れるようになります。何しろ、それを運転できる鉄道を所有している訳ですから。

201909210009その後、オーストリアのみならず、他国からも狭軌鉄道の車両(主に機関車)を集め、時間をかけて動態復帰させています。

当初は、客車などもÖBBの狭軌線から譲渡されたものを、そのまま使っていましたが、機関車とのバランスがよくありません。

それはClub 760のメンバーも重々承知していること。客車の整備も時間をかけて行い、現在では、バランスのとれた編成になっています。

201909210003現在、Taurachbahnで動態保存されている蒸気機関車は6両。また3両の保有蒸気機関車が他の狭軌鉄道に貸し出されています。そして、FROJACHの博物館には4両の蒸気機関車が静態保存さえています。

もちろん、「高い理想を求めるメンバーのボランティア活動が中心」と言っても、鉄道の維持や車両の修復には莫大な資金は必要です。現在、Taurachbahnの運行時、Mauterndorf駅売店や車内で販売されている各種グッズの売り上げも、資金源の一つになっています。

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September 22, 2019

Club760 50周年(前編)

201909210015日本は、明日、23日が「秋分の日」でお休みなので、9月2回目の連休。ただ、台風16号が来ていますので、心配されている方も多いと思います。さて、今日はオーストリアの鉄道愛好家団体「Club760が50周年を迎えた」という話題です。

この団体が設立されたのは、シュタイヤマルク州を走る狭軌鉄道Murtalbahnが開業75周年を迎えた1969年のことです。

狭軌鉄道を愛する愛好家有志が「Club 760 - Verein der Freunde der Murtalbahn」(これが正式名称です)を設立しました。実際には短縮して「Club 760」と呼ばれるケースが多くなっています。

この760という数字ですが、オーストリアで広く使われている狭軌鉄道の線路幅(ゲージ)が760mmであるところから命名されたものです。ちなみに、ÖBBの本線は新幹線と同じ1435mmですから、約半分‥という訳です。

201909210010「Club 760」の目的は、会の正式名称からも明らかなようにMurtalbahnの広報活動を支援し、同鉄道が運行する蒸気機関車や列車の魅力を広く一般に広めること。そして、乗客を増やし、Murtalbahnの運行継続に貢献することです。

創立時は「地方鉄道のサポーター」という位置づけだった訳です。この活動が功を奏し、Murtalbahnが運行する蒸気機関車は人気が高まり、観光客が集まるようになりました。

ちなみに、左の写真が、現在も夏期の期間運転されているMurtalbahnの蒸気列車です。

この頃、「Club 760」は路線転換を図ります。お客さまが増えたため、車両が不足するという事態に陥ったのです。

201909210007そこで、従来のサポーター的な活動から、クラブ自らが車両を所有する方向に舵を切ったのです。

とは言っても、最初から蒸気機関車を所有するのはむずかしいため、まずは小型客車2両を購入しました。ちなみに両車はZillertalbahnとSalzkammergut-Lokalbahnで使用されていたものです。

Bi37、Bi38と名付けられた客車は、当初、Murtalbahnの蒸気列車に使用されていましたが、現在はClub 760が運営する観光鉄道Taurachbahnで使用されています。

右の写真がClub760が最初に購入した客車です。美しく整備され、現在もTaurachbahnで活躍しています。

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September 06, 2019

AIRPOWER19 - Österreichs größte Airshow

201909050005日本では、今週末(9月7日、8日)、千葉県幕張でRedBull AirRaceの最終戦が行われます。今まで、世界各地を転戦していたRedBull AirRaceですが、観客動員が伸び悩んでいることなどから、2019シーズン途中で、打ち切りが決まったようです。

その最終戦が、CHIBAというのは、何とも皮肉なもの。

今日は「オーストリアでは珍しい航空ショーの話題」をお届けしましょう。

9月6日と7日、シュタイヤマルク州Zeltwegにあるオーストリア連邦軍Hinterstoisser基地で「AIRPOWER19」が開催されます。

201909050012この航空ショーは、オーストリア連邦軍がシュタイヤマルク州とRedBullと協同で開催するものです(開催費用を3者で分担負担)。費用がかかるため、毎年、開催することは困難で、前回は2016年開催でした。

ちなみに連邦軍は、軍人のリクルーティング(オーストリアは徴兵制を採用していますが、パイロットなどは職業軍人ですから)が目的で、シュタイヤマルク州はインバウンド需要を狙っています。

日本と異なり、ヨーロッパで開催される航空ショーは、自国の航空機だけでなく、海外からデモンストレーションチームや各種航空機が参加するのが常。今回は、約200機が参加する予定です。

通常、この手のイベントは日曜日が入るのが普通ですが、金曜と土曜の開催。これは、もしかしたら教会への配慮かもしれません。

201909050003

ミサが終わった午後からのフライトディスプレイならば良いのですが、今回は朝から夕方まで通しで行われます。何しろ、それなりに騒音が発生しますから‥

もちろん、全機がフライトディスプレイ(展示飛行)を披露する訳ではありませんが、フライトディスプレイは9時から始まり、4のセクションに分けて、18時まで行われます。

一般の方にも人気が高いデモンストレーションチームですが、今回は、空軍と民間の双方から、以下のチームが参加します。

-Frecce Tricolori(イタリア空軍)

-Patrouille Suisse(スイス空軍)

-Patrulla Águila(スペイン空軍)

201909050002-The Flying Bulls(民間)

-Luftstreitkräfte(オーストリ連邦軍)

-Breitling Jet Team(民間)

-Team Blanix(民間、グライダーのアクロバットチーム)

-Krila Oluje (Wings of Storm、民間、クロアチア)

-RED BULL Aerobatic Triple(民間)

-Czech Aerobatics Team(民間)

-Red Bull Skydive Team(民間、スカイダイビングチーム)

201909050001この中で、何と言っても一番人気は、ヨーロッパの三大チームの一つである「Frecce Tricolori」でしょうね。イタリア人らしい破天荒な展示を披露します。Feriも、その昔、イタリア国内で「Frecce Tricolori」のデモフライトを観たことがありましたが、イタリア人の熱狂ぶりには、参りました。

このほか軍用機では、Eurofighter Typhoon(オーストリア連邦軍)、Boeing F/A-18 HORNET(スイス空軍)、Saab 105OE(オーストリア連邦軍)、Northrop F-5(スイス空軍)、Lockheed Martin F-16(ギリシャ空軍)、Saab JAS-39 GRIPEN(ハンガリー空軍)、Aero L-39 Albatros(民間)、CASA C-101 Aviojet(スペイン空軍)などがフライトディプレイを行うことになっています。

201909050011オーストリア連邦軍では、AIRPOWER19の開催に合わせて、Eurofighter Typhoonにスペシャルマーキングを施しています。気合いが入っていますなぁ。

こちらでは、ビンテージ航空機を使ったヘリテイジフライトも盛ん。特にオーストリアでは、RedBullが、ビンテージ航空機を多数所有しているため、意外と多く、フライトを披露します。Douglas DC-6B、Lockheed P-38L LIGHTNING、Chance Vaught F4U-4 CORSAIR、Boeing PT-17 STEARMANなどなど‥

現役の軍用機も含めて、日本ではお目にかかることができない航空機が多数。

201909050013また、フライトディスプレイを披露しない地上展示にも、興味深い航空機がラインナップされています。例えば、TORNADO(ドイツ連邦軍)、Saab 105OE(オーストリア連邦軍)、Mig-29 FULCRUM(スロバキア空軍)、Lockheed Martin F-35A LightningⅡ(米軍だと思いますが‥)。

ステルス戦闘機F-35Aが、オーストリアで公開されるのは、初めてかもしれません。

この他、各種ヘリコプター(S-70 BLACK HAWK、Agusta Bell AB-212など、いずれもオーストリア連邦軍)や輸送機(AIRBUS A400M ATLAS)、早期警戒機(E-3A)、哨戒機(P-3C Orion、P-8 Poseidon)ビンテージ航空機(Antonov AN-2、Douglas DC-6B、Jakowlew YAK-11 MOOSEなど)も展示されることになっています。

地上展示機の中には、フライトディスプレイを行うものもありますが、地上展示だけという機種も‥

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May 31, 2019

Feriの趣味雑感 価値観が変わった気がします‥

201905310001Feriも北米から戻り、10日以上が過ぎ、慌ただしい日常の生活に戻りましたが、雄大なワイオミング州の風景が今でも瞼に焼き付いています。

同行した親友ともメールでやり取りしていますが、ふと、自分の趣味に対する価値観が変化してきているような気がしました。今日は、その話題を取り上げることにしました。

Feriは、子供の頃から鉄道が好きで、写真撮影や模型づくりなどをやっていました。いずれも、出来映えが気になるもので、良くも悪くも「自分なりのこだわり」をもって取り組んでいました。

出版社に勤務してからは、諸事情から社内カメラマンとして活動していた時期もあるので、写真の出来映えには、非常にこだわってきました。何しろ、お客さまのお金を払っていただく訳ですから、それにふさわしいクオリティが求められます。

撮影角度や光線状態や場所の選択、障害物の有無など、色々と気を遣っていたものです。

その後、全く別の業界に転身し、写真撮影が完全な趣味の世界に戻っても、「こだわり」は持ち続けていたような気がします。まぁ、「染みついた習慣」ですから、そう簡単には消えませんね。

201905310004その後、ご存じのように趣味の範疇にオペレッタやオペラ鑑賞が加わりました。音楽ファンの方ならご存じのように、これらの舞台芸術は、形としては残りません。

ある意味、その場、その時に消費してしまう性格のものです。もちろん、最近では映像作品などが提供されるケースもありますが、あれは「全くの別物」。

 というのは、住まいから劇場に行くまでの街中、劇場での開演までの時間、そして上演が始まってからのお客さまの反応、お開きになってから住まいまでの帰路‥これらが渾然一体となって、記憶に深く留まるということを、この20年間で強く感じるようになりました。

そのため、来日公演では、今ひとつ現地の感動が蘇りません。

201905310003もちろん、映像作品や録音、写真を見れば、その舞台の思い出は蘇りますが、やはり「独特の雰囲気」は、再現できません。

記録も大切にしているFeriですが、それ以上に「その場に立ち会うことができた。その公演を体感することができた」ということに強い価値観を持つようになった気がします。

そのためなのか、「もの」に対する執着心が、急速に薄れているような気がします(自分用の土産物は買わなくなりました‥ブログネタは別ですが‥)。

今回、久しぶりに鉄道仲間の親友と一緒に撮影旅行を楽しみましたが、良い、悪いではなく、以前のFeriのように写真撮影に、ある種の「こだわり」をもって取り組んでいました。

もちろん、最高の条件で撮影できれば、お互いに大満足なのは言うまでもありません。

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February 08, 2019

ARBÖの拠点

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今日は「自動車連盟の話題」をお届けしましょう。

先日、16区を歩いている時にARBÖの拠点を見つけました。ARBÖ(Auto-, Motor- und Radfahrerbund Österreichs)は、オーストリアの自動車連盟の一つです。

日本で自動車連盟と言えば、国際自動車連盟に加盟しているJAF(一般社団法人日本自動車連盟、JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION)が有名ですね。

同団体は、自動車に関する様々な業務に加えて、オーナードライバーの権益を保護する目的で設立された団体。故障時のロードサービスなどをご利用になったドライバーの方も多いのではないでしょうか。

当たり前ですが、自動車の歴史が長いヨーロッパ各国でも、同様の組織が存在します。

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オーストリアには、このブログでも時々お伝えする救急ヘリコプターの運用も担当するÖAMTC(Österreichischer Automobil-, Motorrad- und Touring Club、オーストリア自動車オートバイツーリングクラブ)があります。

同団体は、党派を超えた非営利団体で、1946年に設立されました。黄色い看板が目印になっています。

実は、オーストリアには、もう一つ自動車連盟があります。それがARBÖ(Auto-, Motor- und Radfahrerbund Österreichs)という団体です。
規模的にはÖAMTCよりも小さいですが、オーストリア全土で活動を行っており、活動内容もÖAMTCと、ほぼ同じです。
なぜ、オーストリアに同じような規模の自動車連盟(クラブ)が二つも存在するのでしょうか。

実は、これには政治的な背景があります。ARBÖは、1899年にオーストリア労働者協会内のサイクリングクラブとしてウィーンで設立されました。歴史的にはÖAMTCよりも古いことになります。

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December 06, 2018

ÖBB本社広報訪問記

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今日の記事は、載せるかどうか、非常に迷いました。というのは、自分が特定できる情報が含まれているからです。

しかし、バレても大きな問題にもならないと考えて、掲載することにしました。このブログを長く愛読している方は、Feriがオペレッタとともに、鉄道や飛行機にも詳しいことをご存じかと思います。

実は、日本で出版されている鉄道雑誌に、今年、ÖBBの電気機関車に関する記事を書きました。

自分と親友が20代から撮りためた写真をふんだんに使った記事ですが、海外ものにもかかわらず編集者が気をきかせてくれて16ページもとってくれました。

そこで、ふと、考えたのが、日本語の記事ですが、せっかくなのでÖBBの本社広報に献本しようと考えました。せっかく、こちらに居る訳ですから、郵送では面白くないので、本社広報を訪問し、直接、お渡しすることにしました。

そこで、メールでアポイントをとり、訪問日時が決まりました。その日は、Feriの大先輩が別件でWienへ来ることになっていたので、同行してもらいました。

現在、ÖBBは複数の会社に別れていますが、訪問したのはオーストリア連邦鉄道ホールディングス本社広報部門。

本社はHauputbahnhofの前にある高層ビルディングです。エントランスに受付があり、そこでアポイントをとった担当者に連絡をとってもらうと、ICカード式の臨時パスが発行されました。


最近の日本も同じですが、大手企業の場合、セキュリティ対策が徹底しており、このICカードでアクセスできるフロアーは限定されています。

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June 07, 2018

Auf Rädern und Ketten 2018(下)

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今日は、昨日に引き続き「Auf Rädern und Ketten 2018」の模様をお伝えしましょう。

先日、「大人の倶楽部活動」という記事で、「産業遺産の保存」について、「日墺の違い」を記述しましたが、図らずも軍用車両の世界でも、民間で、これだけ大々的に動態保存をしているのには、驚かされました。

ビンテージカーですから、動態で維持するためには、それなりの費用もかかると思いますが、それを捻出できる経済力があるのですから、たいしたものです。

もう一つ、興味深かったのは、単に車両だけではなく、いわゆる当時の軍服を身に守った「本格的なコスプレイヤー」が集団で参加している点です(サークルが存在するようです)。

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ご存じのように、第二次世界大戦後、オーストリアはイギリス、フランス、ソ連、アメリカによって分割占領されました。

一応、「オーストリアはドイツに侵略され、連合国によって解放された国」と扱われたためか、コスプレイヤーのグループは、オーストリアを開放したイギリス軍、アメリカ軍が圧倒的に多いのです。

また、少数ですがソ連軍のグループも。ただ、フランス軍のグループは見かけませんでした。

いずれもテントなどを張って、小規模な前線基地を再現し、そこで野営をしているのですから、恐れ入ります。

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さすがにコスプレイヤーは、前線を想定しているため男性が多いですが、看護師姿の女性なども見られました。

なお、軍用車両のドライバーは、必ずしも軍服を身にまとっている訳ではなく、私服の形も多数。

ドライバーには女性も多く出場しており、この手の趣味が一般的に市民権を得ていることがよくわかります。

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余談ですが、日本人から見ると、話をしない限り、アメリカ人、イギリス人、ドイツ人、ロシア人の区別はつきません。

そういう意味では、コスプレで雰囲気は大いに盛り上がっていました。日本でやると、如何せん、顔が東洋人ですから、コスプレイは本格的でも雰囲気は出ないのですよね。

ところで、連合軍がオーストリアを占領中、ウィーンはソ連領内にある「特別な都市」として、市内が分割統治されていました。

そのため、占領軍同士のトラブルを防ぐため、占領軍合同のパトロールが行われています。そのパトロールを再現した展示も行われました。

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June 06, 2018

Auf Rädern und Ketten 2018(上)

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日本の皆さまもテレビ中継などでご存じかと思いますが、テニスの「全仏オープン」男子シングルス4回戦で、日本の錦織 圭選手とオーストリアのDominic Thiem(ドミニク・ティーム)選手が対戦しましたね。

オーストリア期待の選手だけに、こちらでも大きく報道されました(写真は撮れませんでしたが、地下鉄のインフォスクリーンでも紹介されていました)。結果は、ドミニク・ティーム選手が勝ち、ベスト8に進出しました。

先週末は、「Life Ball 2018」がウィーン最大のイベントでしたが、軍事史博物館(Heeresgeschichtliche Museum)では、6月2日と3日「Auf Rädern und Ketten 2018」と題した「ちょっと変わったイベント」が開催されました。日本語だと「装輪と装軌」といった意味になります。

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このイベントですが、毎年、開催されているのですが、残念ながらFeriはスケジュールが合わず、参加することはできませんでした。

今年は、2日の夜、Volksoperで「Gasparone」のPremiereがあり、昼間の時間も開いていたので、見学してきました。
このイベントですが、「11. Oldtimertre¬ffen im Arsenal」という副題がついているように軍用のビンテージカーが大集合するというものです。

軍事史博物館は、オーストリア連邦軍の管轄で、博物館自体も動態保存している戦闘用車両や軍用車両もありますので、Feriは、当初、博物館が所有している車両を中心に展示するものだと思っていました。

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しかし、実際に集まったのはアマチュアの愛好家(グループを含む)が保存している車両が大多数。その数に、正直、Feriは驚きました。

そして、この2日間、軍事史博物館は入館無料。会場となった特設エリアはもちろん、通常の館内見学も無料。連邦軍は太っ腹です。

会場は軍事史博物館裏の特設エリアで、軍用車両の代表ジープなどは、非常に沢山、集まっていました。

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