January 26, 2020

アパートの調理器具雑感(家電編)

20200125007今日は、最近利用する方が増えている「レンタルアパートの調理器具に関する話題」をお伝えしましょう。

ホテル予約サイトでもアパートが増えてきましたが、ホテル以上に重要なのが、アパートの設備です。一応、予約サイトには設備が列挙されている他、写真が掲載されていることもありますが、どうしても現地に行ってみないと詳細はわからない部分があります。

まず、調理に必要な調理器具。こちらのアパートは基本的にオール電化なので、コンロは電気(電磁調理器の場合もあります)です。

20200125008レンタルアパートの場合、簡易キッチン仕様が多く、2口が一般的ですが、コンロが接近しているため、鍋とフライパンを同時に使えないケースもあります。

ちなみにFeriがお世話になったアパートの場合、四つ口で、同時使用も全く問題ありませんでした。

また、最新型のコンロは操作部分がタッチパネル式になっていますが、友人が使ったアパートでは、タッチパネルのロックを解除する方法がわからなかったそうです。

ロックがかかっていると主電源が入らず、各コンロの温度を上げることもできません。 

20200125001友人はキッチン周辺の収納を家捜ししたところ、取扱説明書が残っていました。が、これがくせ者。最近は多言語化が進んでおり、見たこともない言語の説明書が‥肝心の英語版が、なかなか出てこなかったそうです。

最終的に英語版を探し当てて、わかったことは「ロックボタンを3秒間押し続けるとロックが解除される」という簡単のものでした。

20200125011ウィーンでは電子レンジは日本ほど普及していませんが、レンタルアパートの場合、簡易キッチンなので、逆に電子レンジの装備率が高いようです。

日本の電子レンジは高機能化が進んでいますが、逆に単純なものが設置されているケースが多いようです。つまり「温めるだけ」の機能です。そのため、説明書がなくても、何とかなるとか‥

20200125005また、こちらのアパートで魅力的なのは電気オーブン。冷凍食品の中には電気オーブンを遣うことを前提にしている商品も多々あります(冷凍シュニッツェルなどは、その代表)。

また、スーパーマーケットで売っている半生センメルを電気オーブンで焼くと、焼き立てセンメルを食べることができます。これは、ご機嫌です。

Feriがお世話になっていたアパートの場合は、家主さんとの同居だったため、電気オーブンは、当然装備。

しかし、操作方法はノブを回して温度設定と機能選択(送風の有無など)をするという単純なものでした。

20200125002しかもピクトグラム付き。そのため、家主さんに説明を受けなくても、遣うことができました(左の写真がFeriが最初にウィーンで使った電気オーブンです)。

ところが、先日、友人が利用したレンタルアパートの電気オーブンは最新式。操作部分の中央に液晶パネルがビルトインされており、左右のノブも電子式。

タイマーも入っているらしく、使い方がわからなかったそうです。最初、半生センメルを温めているつもりが、実は火が入っていなかったという笑い話も‥

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January 23, 2020

いずこも同じ? 数字のマジック

20200123004昨日、1月22日から「Wiener Eistraum 2020」が始まりました。オープニングから最初の週末は、きっと賑わうことでしょう。

さて、今日は「政策決定に重要な役割を果たす「調査結果にまつわる話題」です。

日本も含めて、様々な政策を決定する際、「国民や住民の支持を得ている」というバックグラウンドがあると、政治家は政策を決定しやすくなると思います。

20200123002その一つが選挙ですが、スイスのように重要な政策は国民投票で決める国以外では、様々な調査やアンケート結果を背景に政策決定をするケースが多いと思います。

さて、2018年4月からウィーンのプラーター周辺はアルコール禁止になったのは、このブログでもお伝えしたとおりです。

ただ、これは試験的に行われているもので、治安の維持などに寄与しているかどうかを踏まえて、規制を続行するかどうかを決めることになっています。

p<市当局は報道発表で、「アルコール禁止により治安が向上している」という質問に対して、「知らない(わからない)」と答えた割合の高さと、この値を考慮した場合の全体的な結果は表示せず、「67.8%が賛成と解答した」と発表したようです。

20200123003もし「知らない(わからない)」と答えた層を含めると、実際の「賛成」は約1/4に下がることが判明したというものです。

市当局は「知らない(わからない)」と答えた人は、「ポジティブまたはネガティブな声をより明確にするために除外した」と表明しているようです。

しかし、賛成したパーセンテージを上げるために、あえて「知らない(わからない)」と答えた層を除外したのではないかという疑問をもっているマスコミもいるようです。

これを受けて、Michael Ludwig市長は記者会見で、「率直に言って、調査結果が過半数に達しなかったとしても、この措置を継続することに賛成していただろう。政治的な決断をしなければならないのは、攻撃的なアルコール依存症の側ではなく、嫌がらせを感じている女性や少女の側に立つことである」と述べています。

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January 19, 2020

暫定営業中? Café「THEATERPAUSE」

20200118001今日は2019年11月、家賃高騰が理由で閉店になったVolksoper前のCafé「THEATERPAUSE」の続報です。

閉店後も2019年12月22日に開催されたVolksoper歌手組合主催のバザーでは会場となりましたが、Feriは、その後の同行が気になっていました。

先日、「König Karotte」を観るため、Volksoperへ行った際、向かいのCafé「THEATERPAUSE」が営業している光景を目にしました。劇場到着が開演直前だったため、利用することはできませんでしたが、店の外から見た限りでは、大勢のお客さまで賑わっており、「関係者だけが利用している」という雰囲気ではありませんでした。

20200118002先日、「König Karotte」を観るため、Volksoperへ行った際、向かいのCafé「THEATERPAUSE」が営業している光景を目にしました。劇場到着が開演直前だったため、利用することはできませんでしたが、店の外から見た限りでは、大勢のお客さまで賑わっており、「関係者だけが利用している」という雰囲気ではありませんでした。

もちろん、写真をご覧になるとわかるように店頭の看板にもしっかり明かりが入っていました。店内にはスキンヘッドのオーナーさんをはじめとするスタッフが忙しく、動き回っていました。

ご存じの方も多いと思いますが、Volksoperは当日券売場があるホワイエが狭いため、開演前は大混雑します。待ち合わせなどの場合、ホワイエで待っているのは、正直、疲れます。

20200118003そこで、劇場前にあるCafé「THEATERPAUSE」は待ち合わせには絶好の場所。もちろんVolksoperの近くには有名なWeimarなどもありますが、場所がちょっと離れていること、若干、お値段が高いことなどから、庶民的なCafé「THEATERPAUSE」は人気が高いような気がします。

また、前の記事でもご紹介しましたが、劇場関係者が打合せなどに使っているケースや、出演している歌手やオーケストラメンバーなどが友人と歓談するために利用するケースも多々あります。

それだけに閉店は、劇場関係者にとって、色々な意味で残念だったことでしょう。ただ、12日の日曜日、「Gräfin Mariza」の再演初日に行った時は、閉店していました。

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January 15, 2020

クリスマスツリー回収、最終日のドタバタ劇

20200114001

オペレッタに興味のない方には、2日も続けて「Gräfin Mariza 再演レポート」でご迷惑をお掛けしました。

という訳で、今日は身近な話題です。という訳でお題は「Christbaumsammelstellen in Wien」。ウィーンでは1月12日がクリスマスツリー回収の最終日でした。

ただ、実際には日曜日にMA48の作業員が回収するのではなく、13日の早朝に行っているようでした。なお、同日以降は各地のMistplatzへ持ち込めば処分してくれます。

20200114002クリスマスツリーの回収が始まった直後は、ステーション(Christbaumsammelstellen)に持ち込まれるツリーの数も少ないのですが、さすがに最終日になると、各ステーションともツリーがうずたかく積まれています。いずこも同じ「駆け込み需要」です。

毎年、17万本以上の使用済みクリスマスツリーが回収ステーションに運ばれます。 重量にすると750トン以上。

回収されたクリスマスツリーは、焼却施設で燃やされ、発電と地域暖房に使用されます。ちなみに電力供給は1000世帯以上、地域暖房は約2500世帯に1か月供給することができます。ちゃんと環境保護に貢献している訳です。

20200114004なお、リサイクルが前提のため、回収ステーションに持ち込む前に、ツリーに取り付けているオーナメントは全て取り外すように指示されています。実際、写真をご覧になるとわかるように、装飾は全て取り外されています。

近くの方で、かつ比較的小さいツリーの場合、黒いゴミ袋に入れて自宅から引っ張ってくるようです。

20200114005また、大きなツリーになると、搬入の時と同じく、1人では運べないため、2人かがりで対応していました。

また、自宅近くにツリーの回収ステーションがない住民の方は、自家用車の屋根にツリーを乗せて、回収ステーションまで持ち込むようです。後の写真は、12日の夕方、自家用車で運び込んでいる住民の様子です。

ウィーンでは、街角の電飾は残っている通りもありますが、グラーベンの巨大シャンデリアは、すでに撤去済み。

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January 10, 2020

洗濯機も色々

20200109003今日は生活実感が伴う「洗濯機の話題」です。

ホテル住まいの場合、最も縁がないものが洗濯機だと思います。アパート住まいになると、必ずお世話になるのが洗濯機。

こちらの洗濯機は、基本的に側面に扉がある「横ドラム方式」です。高級な機種は乾燥機能がついているようですが、Feriがお世話になっているアパートでは、脱水機能止まりです。

<>ただ、洗面所や居室がスチーム暖房で暖かくなっているため、脱水した状態で、部屋乾しをしても、概ね半日で乾きます。このあたりは、暖房の恩恵かもしれません。

20200109002 日本の洗濯機同様、様々な洗濯モードがありますが、温水が使える仕様のものもあります。また、興味深いのは「ドラムの回転数」をセレクトできるようになっている点です。

日本の場合、ダイレクトに回転数を指示するというより、用途(洗濯モード)を指示すると自動的に回転数を制御するタイプが多いと思うので、このあたりも考え方の違いかもしれません。

20200109001以前、お世話になったアパートでは、洗濯機の排水工事が完了していなかったため、洗濯の際は、排水パイプを浴槽に入れてから使用するように家主さんから指示されたのも、今となっては懐かしい思い出です。

日本よりも回転数が高いためか、運転中は、結構、大きな音がしますので、アパートでは早朝・深夜は使用を控えています。

20200109004Feriの場合、朝食後、洗濯をして、洗濯機が設置してある浴室に干して、外出するというパターンが多いですね。

先日、Feriの友人が利用したアパートでは、珍しいタイプの洗濯機が設置されているというので、連絡をもらいました。

さっそく、見学に行くと、日本でも一部のメーカーが発売していた「横型ドラム式」でした。これは洗濯機の横幅を狭くすることができるので、日本では狭小住宅用に某メーカーが販売していましたが、最近はあまり見かけなくなったようです。

実は、Feriの実家では、洗面所の入り口が狭かったため、当初、この横型ドラム式を使っていました。機構が全く同じなので、懐かしさがこみ上げてきました。

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January 09, 2020

レンタルアパートの鍵事情

20200108006今日は「レンタルアパートの話題」をお届けしましょう。

最近、インターネットのホテル予約サイトなどを見ていると、ウィーンも従来のホテルやペンションに加えて、レンタルアパート(日本のウィークリーマンションに相当する物件)も増えてきました。

企業が複数の物件を運営しているケースもありますが、個人事業主が運営している物件も沢山あります。

レンタルアパートの場合、ほとんどはキッチン(簡易キッチンを含む)が付いているので、自炊が可能なので、滞在経費を安く抑えることができます。また、滞在中、基本的に係員が入室することはないため、自分のペースで生活ができるというメリットがあります。

外食を楽しみにしている方には、メリットが少ないですが、短期間でも「ウィーン子のように生活したい」と考えている方には、ベストチョイスかもしれません。

20200108005大げさですが、レンタルアパートで「最大の難関」は、「アパート玄関と部屋の鍵」を、どのように受け取るか‥という点です。

以前は、アパートの係員が利用者のチェックインに合わせて現地(物件の玄関)で合流し、鍵の受け渡しと設備の案内をしてくれるケースが一般的でした。

利用者にとっては、最も安心でいる方法です。しかし、最近では省力化(要するに人件費と手間の削減)のため、係員が手渡しするケースは激減してきているようです。

20200108002特に企業が運営を行っているレンタルアパートでは、その傾向が強くなっています。さらに、個人事業主の場合でも、オーナーが別の場所(一応、ウィーン市内には住んでいるようですが)に住んでいる場合、わざわざ夜間に出てくるのが面倒なので、無人で鍵の受け渡しをするのが一般的になってきました。

鍵の受け渡しは、キーボックスを利用するのが一般的ですが、問題はキーボックスの設置場所。通常、こちらのアパートは、玄関と居室は別の鍵を使用します。

そのため、まず、「玄関の鍵」を入手しないと棟内に入ることはできません。玄関脇にキーボックスがあり、予め指示されたPINコードでキーボックスから鍵を取り出せる場合は、問題はほとんどありません(左の写真は、玄関脇に取り付けられている某アパートのキーボックス)。

ただ、一般の住人が住むアパートの一室をレンタルしている場合、アパートの所有者から玄関脇にキーボックスを取り付ける許可がでない場合があるようです。

 20200108008トラブルが多いのは、キーボックスが棟内の部屋脇に付いているケースです。この場合、まず、どうやって棟内に入るか‥が最初のハードル。

指定された連絡先に電話を入れて、遠隔操作で玄関ドアのロックを解除してくれるレンタルアパートもあります。ただ、この場合、棟内にオーナーさんか管理人さんがいることが前提で、さすがに遠隔地から玄関ドアのロック解除は難しいようです。

また、携帯電話のSMSで連絡を入れて、ガレージのドアを開けるPINコードを送ってもらい、ガレージから棟内に入るという変則的な物件があることを耳にしたこともあります。

20200108003以前、Feriの友人が、某アパートを利用した際、物件の玄関前で運営会社に連絡を入れても、棟内に入る玄関のロックが解除されず途方に暮れたことがありました。

ただ、到着時間が比較的早かったため、そのアパートの住人が戻ってきたタイミングで、棟内に入れてもらい、事なきを得たとか‥ そのように考えると、現地で使える携帯電話の所持は必須かもしれません。

また、アパートの棟内に入る玄関の照明がタイマー式になっているケースがあり、途中で明かりが消えてしまうこともあります。そのように考えると、小型の懐中電灯を持っていると安心です。

棟内に入ってしまえば、部屋脇のキーボックから部屋の鍵を取り出し、簡単に入室できます。玄関脇にキーボックスがある場合は、この段階で部屋の鍵も入手できるので、さらに安心。

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January 07, 2020

オーストリアの救急ヘリコプター

20200106006今日は「救急ヘリコプターの話題」をお届けしましょう。日本では、必ずお正月になると「餅を喉に詰まらせて病院に搬送された」というニュースが流れますが、死亡事故が起きているのに「餅」は危険な食品に指定されませんね。

日本にあるFeriの実家は、近くにドクターヘリが配置されている某基地病院がある関係で、上空を時々ドクターヘリが飛行しています。

日本のドクターヘリは2019年に運航開始20年を迎えましたが、平成30年の段階で、43道府県に53機のドクターヘリが配備されており、患者さんの救命率向上に大きく寄与しているという話を耳にしました。

体制の整備により、搬送回数(ミッション数)も大幅に増え、2016年には25000件を越えています。

日本のドクターヘリは、「大人の事情」から厚労省の管轄になっており、地方自治体がイニシアチブをとって運行されています。

基地病院にドクターヘリが常駐しており、消防機関などからの要請を受けて、基地病院からフライトドクターとフライトナースを乗せて、現場へ向かいます。現場到着後、患者さんとランデブーした段階から本格的な治療行為が始まり、その状態で基地病院へ搬送する形になっています。

20200106003なお、ドクターヘリの運航については、民間会社へ委託されています。

一方、オーストリアの場合、地方自治体や国ではなく、全国規模の組織であるÖAMTC(Österreichischer Automobil-, Motorrad- und Touring Club、オーストリア自動車、バイク、ツーリングクラブ)とARBÖ(Auto-, Motor- und Radfahrerbund Österreichs、オーストリア自動車、サイクリスト協会)が全国規模で一元的に運営しています。この両組織は日本のJAFに近い団体ですが、活動は広範囲に及んでいます。

ただ、救急ヘリコプターの運営には多額の費用がかかるため、スポンサー企業(大手保険会社)に加えて、各種の寄付でまかなっているようです。救急ヘリコプターに関しては、ÖAMTCの方が、規模が大きいようです。

20200106005ヨーロッパの場合、一般的にはフライトドクターは乗務せず、高度な救命措置を行うことができるメディック(航空救難員、日本の救急救命士に近い存在)が搭乗しており、この点が、日本とは異なるようです。

ただ、法令の関係で、ヨーロッパのメディックは、日本の救急救命士よりも高度な医療行為が可能なので、一概に比較はできません。

さて、オーストリアではÖAMTCの場合、特別に訓練された選任パイロットに加えて、メディック(航空救難員)、フライトドクターの3名でチームが編成されています。フライトドクターが搭乗しているため、日本に近い体制です。

日本ではフライトナースが乗務しますが、この役目を航空救難員が務めます。航空救難員は、空中でホバリングしているヘリコプターから降下して救助するスキルを備えています。このあたり、日本の自衛隊救難隊のパラメディックと相通じるものがあります。

20200106002なお、パイロットはÖAMTCの所属ですが、医療要員は赤十字、山岳救助サービス、ウィーン救助隊、救急病院などから派遣されています。もちろん、志願制です。
使用されている機材は日本でもおなじみのEUROCOPTER社のEC135です。この機材は日本のドクターヘリでも使っているところが多いですね。

ところで、オーストリアでは、救急ヘリにはChristophorosという愛称がついていますが、これはキリスト教の伝説的聖人の名前です。「旅人や自動車運転手の守護の聖人」とされているところから、愛称に採用されました。

以上がオーストリアの救急ヘリコプターの概要ですが、先日、こちらで2019年のÖAMTCが運用する救急ヘリコプターの活動状況が紹介されていました。

現在、オーストリアにはÖAMTCが運用する救急ヘリコプター基地は全国に16箇所、設置されており、2019年には年間18921回のミッションを行いました。1日平均、52回のミッションです。

日本のドクターヘリよりもミッション数が少ないですが、国土が狭いこと、人口が少ないことを考えると、驚異的なミッション数だと思います。

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January 06, 2020

興味ある壁画を見つけました

20200105001日本では、今日から「仕事始め」という方が多いと思います。

オーストリアでは1月6日は「Heilige Drei Könige」(三聖王の日)でお休みです。そのため、4日から3連休という方もいたようです。

この日、前後は三博士に扮した子供さんが街中を練り歩く風習があります。国立歌劇場などのロビーにも現れて、歌を披露することもありますね。

さて、今日は「アパートの壁画にまつわる話題」です。

20200105002先日、Ottakringのホイリゲに行く途中、いつもと違う道を歩いていたところ、あるアパートの下巻に写真のような壁画が描かれていました。

あいにく門扉があって、中に入ることはできませんでしたが、門扉の隙間から写真を撮ることができました。

昔の生活を描いた壁画のようですが、向かって右側は「収穫祭のお祭り」のような雰囲気です。そして、左側は、「ワイン造りの模様」を描いたものです。

今でもホイリゲ街に行くとモニュメントとして保存されている圧縮機が後ろに置かれ描ており、ワイン用ブドウを畑から運び、樽に入れる工程が描かれています。

20200105003そして、この壁画の右側は農民がワイン用ブドウを採取している様子のようです。風情がありますね。

1875という数字が見えることから、1875年頃のOttakring付近での生活を描いたものなのでしょう。

今では立派な建物や高層アパートが建ち並ぶOttakring付近ですが、当時はNeustift am Waldeのような雰囲気だったのかもしれません。

皆さまもご存じのようにウィーンは、一国の首都でありながら、市内にワイン用ブドウ畑が612ヘクタールもあります。

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January 04, 2020

ウィーン警察自転車部隊

2020010300480万人の人出があったウィーンのシルヴェスターですが、写真のように市長も陣頭に立って安全を確保するため、様々な施策を実施したようです。警察官の皆さまの活躍に頭が下がります。

さて、今日は「ウィーン警察の話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内を歩いていると警察官の姿をよく見かけます。徒歩で警らしているようですが、基本的に二人一組で対応しているようです(バディ制度)。

欧米の場合、銃器を持っている被疑者に出会う確率が高いためか、このように二人一組で対応するのが一般的と言われています。

日本でもパトロールカーで警らする場合は、二人乗務のようですが、市内を通常の警察官が警らする場合、一人で行っている事が多いような気がします。それだけ治安が良いという証なのでしょうか。

20200103002先日、所用があってAlser Straßeに行った時、写真のようなウィーン警察の自転車部隊らしき隊員を見かけました。歩道に自転車を止めて、一般のライダーと話をしていました。

相手が警察官ですから、近くで様子をみる訳にも行かず、離れた場所でちょっとの時間、状況をチェック。

どうやら警察官がライダーに何らかの指導をしているようで、相手の身分証明書を確認していました。こちらの警察官は、平素は穏やかですが、何らかの違反をしている人物もしくは不審者を発見した時は、かなり厳しい態度で接してきます。

これは、相手の反撃を警戒しているためかもしれません。今回の容疑が何だったのかはわかりませんが、自転車運転上の問題か、盗難自転車の疑いがあったのかもしれません。

この時は、大声で怒鳴るようなことはしていませんが、Feriには毅然とした姿勢で対峙していたように見えました。

20200103003後日、写真を見ると、警察官が使っている自転車はマウンテンバイクスタイルで、機動性を重視しているようです。また、警察官の制服も通常の警察官に準じており、下半身だけは自転車を運転しやすいようにスパッツタイプのズボンを着用していました。

また、通常の警らを行うためか、無線機の装備しています。ただ、武器の所持については、確認できませんでした。さらにバディの姿も見えませんでした。

 数少ないですが、Feriは何回かウィーン警察関係のイベントに参加したことがありますが、写真のようなオートバイ部隊のデモンストレーションを見たことがありますが、自転車部隊の展示を見たことはありません。

もしかしたら、最近、自転車やEスクーターの増加を踏まえて、設立されたのかもしれません。

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January 02, 2020

オーストリアEU加盟25周年

202001011032019年のシルヴェスターですが、例によって旧市街は大いに盛り上がったようです。80万人の人出だそうですから、すごいですね。

ただ、今回は、強風のため、恒例の「Rathausplatzでの花火」は急きょ、中止になりました。旧市内の屋外パーティーですが、午前2時頃には人が少なくなり、そのタイミングを見計らって、予めスタンバイしていたMA48の職員が一斉清掃に乗り出しています。

恒例の「Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker 2020」(今回で80回目)については、多くの方が取り上げると思うので、このブログでのコメントは控えます。今回はコンサートが行われる楽友協会の建物が完成して150周年を迎えました。

さて、日本は、今年9連休という方も多いと聞いていますが、こちらは2日から2020年の仕事始めです。

そして、市内には役目を終えたクリスマスツリーを回収・リサイクルするための「Christbaumsammelstelle」が1月12日まで設置されています。

ただ、実際には1月6日が「Heilige Drei Könige」(三聖王の日、祝日)なので、それまでは、何となくクリスマスから続く休暇モードの人もいます。実際、Feriが贔屓にしている某ホイリゲは、2020年の営業開始は1月9日からです。

20200101102今日は、視点を変えて「政治・経済の話題」をお届けしましょう。

今年はオーストリアがEUに加盟して25周年を迎えます。1994年6月12日、国民投票で過半数の有権者がEU加盟を支持しました。それを受けて、1995年1月1日、EU加盟が実現しました。

ご存じのようにオーストリアは第2次世界大戦後、永世中立国としてスタートしましたので、本来ならばスイスのようにEUに加盟しないのが筋なのですが、この当たりは「お家の事情」が合ったのでしょう。

専門家は、オーストリアのEU加盟は成功であったと分析しているようです。ただ、オーストリアはロシアとのつながりも強く、その点、他のEU加盟国の中には、不満を頂いている国もあるようです。

なお、オーストリアは軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)には加盟していませんが、EUの共通外交・安全保障政策に加わっており、NATOの「平和のためのパートナーシップ」のメンバーです。

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