October 14, 2018

これは目立ちます

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今日は「目立つ看板の話題」をお届けしましょう。

皆さんもご存じのように、こちらでは「FLOHMARKT」(蚤の市)が非常に盛んです。ウィーンでは旧市街のAm Hofなどでも定期的のFLOHMARKTが開催されています。

それ以外にも、企業や各種団体などが、不定期でFLOHMARKTを開催することがありますが、いずれも人気が高く、結構、お客さまが集まっています。

意外な掘り出し物が見つかるケースも多いので、チェックを欠かさない人が多いのかもしれません。特に一般には販売されていない商品や古い商品などが並ぶこともありますので‥

さて、先日、馴染みのホイリゲへ行くため19区の某所を歩いていたところ、写真のような自動車を見かけました。

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屋根に大きく「FLOHMARKT」と書かれた看板が設置されています。これは、目立ちますね。

このまま街中を走ったら注目度抜群でしょうが、どうもルーフキャリアを使って仮設したもののようで、このまま走ったら、看板が吹っ飛びそうです(笑)。

この車が止まっていた場所には、伝統的な家具工房があります。恐らく、この家具工房がFLOHMARKTを開催していたのだと思います。

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October 07, 2018

結婚式シーズン

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今年、「日本の秋」は3連休が多いですが、またまた台風の襲来で、予定を変更している皆さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

日本も秋は結婚式が多い季節ですが、今年は週末の連続して台風が襲来して、気をもんだ方も多かったのではないでしょうか。

こちらでも、秋は結婚式が多いようです。教会で式を挙げる場合、日曜日はミサがあるため、土曜日に挙式を挙げるカップルが多いようです。

先日、週末に某ホテルを通りかかったところ、写真のような乗用車を見かけました。ご覧になるとわかるように、花が飾ってあるところから、新郎新婦がお乗りになる(もしくは乗ってきた)乗用車のようです。

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この車を先頭に、隊列を組んで披露宴会場までドライブするようですね。Feriも市内で何回か見かけたことがありますが、後ろに続く参列者が、クラクションなどを流して、賑やかなグループも、たまに見かけます。

音に敏感なウィーンですが、結婚式だから、多少はお目こぼし頂けるのでしょうか。

ところで、この駐車場で見かけた自動車ですが、1台はオーストリアナンバーではなく、スロベニア国籍でした。スロベニアは、北はオーストリア、西はイタリア、南東はクロアチア、北東はハンガリーと、それぞれ国境を接していますが、グラーツの方が近いですよね。

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September 25, 2018

アパートの廊下が「ブラックアウト」

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先日、北海道では、胆振中東部を震源とする地震の際、全道が停電するというブラックアウトが発生しましたが、電気に依存する生活が当たり前になっていると、どこでも停電は困りますね。

今日は、Feriがウィーンで経験した「部分停電の話題」です。

ウィーンは、基本的に集合住宅が多い街です。アパート伝統的な様式の建物、近代的な建物など多種多様。最近は日本と同じく、高齢の方が増えたこともあり、リフト(エレベーター)付きの物件が中心になっているという話を耳にしたこともあります。

先日、あるアパートを訪問したときのことです。このアパートは、建物自体は決して新しくないようですが、内部はかなりリフォームされているようで、リフトも設置されていました。

リフトの向かいには階段があるのですが、廊下も含めて一切、窓が無いのが特徴。図面を見たわけではありませんが、リフトと階段を取り囲むように居室が設置されているような気がします。

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ご存じの方も多いと思いますが、こちらのアパートでは廊下の電灯については、スイッチを操作すると一定時間、点灯する仕組みになっているものが基本。

つまり、時間が経過すると、自然に消灯するという「省エネ設計」です。ただ、廊下が暗い場合、スイッチがわかりにくいので、スイッチにはランプが内蔵されています。そのため、手探りでも、何とかなります。

訪問したアパートで用事を済ませて、部屋を出ました。居室の横に廊下の照明スイッチがあるのですが、それを触っても廊下の照明が点灯しません。良く見ると、照明スイッチに内蔵されているパイロットランプが消灯しているではありませんか。

しかし、居室内の電気は問題なく使えましたから、廊下だけの問題かも知れません。が、居室のドアが閉まってしまうと、廊下は「ブラックアウト状態」。完全に真っ暗です。

しかも、リフトの操作パネルにあるボタンも、通常はパイロットランプが消えているタイプだったので、全く光がない状態。

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September 08, 2018

Free Wi-Fi大国オーストリアですが‥

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今日は「日常生活で欠かすことの出来ない設備になった「Free Wi-Fiの話題」をお届けしましょう。

こちらでも、最近はスマートフォンの普及にともなって、海外からの旅行者も含めて、インターネットに接続して各種情報を得る方が増えています。

「観光立国オーストリア」らしく、Free Wi-Fiの充実に力を入れているようです。最近では、ホテルに関しては、地方であってもほとんどがFree Wi-Fiを導入しています。

実際、今夏、バカンスで訪れた各地のホテルもすべてFree Wi-Fiが設置されていました。もちろん、Lungauの定宿も‥

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また、ÖBBの駅でも主要駅ではFree Wi-Fiが完備しており、自由に使うことができます。

そして、列車内でもÖBBを代表するRailJetにも完備しています。さらにCityJetにも装備されるようになりました。こちらは乗車時間が短いので使ったことはありませんが‥

今夏、RustからSEEFESTSPIELE MÖRBISCH2018の会場まで臨時船を利用しましたが、そこのキャビンにも写真のような表示が‥ 

まさかノイジードラーゼーを走る船にまでFree Wi-Fiが付く時台になるとは思ってもみませんでした。

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September 03, 2018

団体旅行に見るお国柄

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今日は「団体旅行に関するお話」です。

と、言ってもFeriは、オーストリアを団体旅行で訪問したことは、一度もありません。ただ、観光旅行でお越しの方は、団体旅行をご利用の方も多いと思います。

さて、今夏、Feriは、久しぶりにオーバーエスターライヒ州の小さな街に住む先輩ご夫婦を訪ねました。

以前、ウィーンにお住まいになっていた頃は、よく市内のご自宅にお招き頂いたのですが、現在では、ウィーンのアパートを引き払ってオーバーエスターライヒ州の小さな街へお引っ越しになっています。

オーストリアでは小さな街でもホテルがあるケースが多いのですが、その街には現在、ホテルはなく、数年前に訪問した際にも近くの街にあるホテルを利用しました。

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今回も、前回宿泊したホテルを予約するつもりだったのですが、あいにく、満室。そこで、少し離れた「別の街」のホテルを利用することになりました。

先にチェックインを済ませてから、車で先輩のご自宅へ。そこで、夕食を頂きました。ご存じのように、こちらの伝統的な夕食は、シンケンやケーゼにブロートと言った、冷たいお食事が基本です。デザートは、奥さま手作りのチョコレートケーキ。

話も尽きなかったのですが、慣れない道なので、自動車運転に慎重を期すため、日が完全に暮れる前にホテルへ戻ることにしました。

10分ほどでホテルへ戻り、部屋に入ってから、シャワーを浴びてすっきり。その後、奥さまから頂戴した「ほどよく冷えたGRÜNER VELTLINER」を頂きながら、のんびりと過ごしていました。

すると、22時頃、ホテルが賑やかになってきました。どうやら団体さんが到着したようです。

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もちろん「五月蠅くて迷惑」」というほどではなく、すぐに静かになりました。

翌朝の朝食は7時から。Feriは7時過ぎに朝食堂へ行ったのですが、先客はお一人だけ。ところが、朝食堂の奥では、すでに朝食を終えたグループがあるようで、従業員さんが後片付けに余念がありませんでした。

どうやら早朝に出発する団体さんがいらっしゃったようで、そのために特別に朝食時間を早めたようです。ちょうど、Feriがのんびりと食事をしていると、エントランスから賑やかな声が‥ どうやら件の団体さんのご出発。

ふと見ると東洋系のお客さまです。話し声から推察すると、韓国の団体のようでした。朝食をとりながら、ふと思い出したのは、数年前、友人宅近くのホテルに宿泊した時も、実は韓国の団体さんと一緒になったことです。

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August 29, 2018

レストラン跡がホテルになりました

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今日は、2016年11月にご紹介した「姿を消したレストラン さて、跡地は?」の「続報」です(オリジナルの記事はこちらから)。

Feriは、SEEFESTSPIELE MÖRBISCHに行く時、臨時船で向かうのが定番パターンなので、Rustに宿をとります。

ただ、Rustは「世界の観光地」なので、宿泊料金が高いのが玉に瑕。もちろん、比較的安いペンションなども多数ありますが、人数や宿泊数の制約があり、Feriの事情とマッチしません。

今まではSeeHotel Rustを使うことが多かったのですが、今回、新しくできたホテルが、比較的リーズナブルな値段だったので、試しに使ってみることにしました。

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地図で場所を確認すると、どうやら、以前、このブログでご紹介したレストラン跡に建設された可能性が高いことがわかり、ますます興味がわいてきました。

Wiener Neustadt近くに住む声楽家の友人と久しぶりに会ってから、Rustへ車を進めました。

案の定、かつてレストランがあった場所に、件のホテルはありました。初めて見たら、レストランがあったことは、想像もつかないと思います。

ちなみに左の写真は、2016年8月に工事が始まった直後のものです。

唯一、昔のままだったのが、隣接する公共駐車場。この駐車場には、ブログでもご紹介したこともあるキャンピングカー向けの給水施設などがあるため、昔の面影が残っています。

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ただ、ホテルの専用駐車場とつながっているため、ホテル前が、かなり広い印象です。

ホテルの名称は「Hotel Katamaran」。リゾートエリアのホテルらしく、シャニガルテンも充実しています。

また、各部屋にはベランダがついており、ここでくつろぐこともできます。SeeHotel Rustのようにプライベートビーチや温水プールなどの施設はなく、基本的に宿泊オンリーという感じです。まぁ、Feri向きです。

ただ、リゾートエリアなので、基本的に「ツィンのシングルユース」になるので、割高なのはやむを得ません。

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August 27, 2018

日本人もビックリ アウトバーンの大渋滞

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日本では毎年、お盆のなどの帰省シーズンになるとニュースで高速道路の渋滞が話題になりますが、実は「オーストリアのアウトバーンで大渋滞にはまった」というお話です。まさに「こぼれ話」の面目躍如。

ご存じの方も多いと思いますが、こちらでは週末にバカンスの皆さまの入換があります。

イタリアなどに行っていたドイツ人などは、土曜日に自宅へ戻るのが一般的だそうで、日曜日は自宅で休養して、月曜からビジネスタイム‥という訳です。

今回、たまたまLungauから友人ご夫婦が住んでいるオーバーエスターライヒ州の町まで行く日程が、土曜日になってしまいました。

友人も「渋滞があるかもしれないよ」とアドバイスをしてくれたので、待ち合わせの時間よりも1時間ほど余裕を持って滞在先のLungauの某街を車で出発しました。

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まず、最初に引っかかったのはSt.Michaelのアウトバーン入り口です。タウェルントンネルなどの長大トンネルは別途、通行料金が必要なため、ここには日本でもおなじみの料金所があります。

この料金所通過で渋滞が発生。過去、20年近く夏にLungauに通っていますが、この料金所で大渋滞にはまったのは初めて。

通常は自動販売機で精算するのですが、時間がかかるためか、当日は有人で対応していました。ちなみに普通車は6Euro。

料金所を通過してアウトバーンに合流してからもタウェルントンネルでの渋滞が危惧されたのですが、意外なほど順調。

ただ、タウェルントンネル前のレストプラッツは大混雑でFeriは入ったものの、駐車スペースがなく、すぐに出てしまいました。

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しかし、タウェルントンネルは順調に通過。このままSalzburg方面に行けると思ったので、トイレ休憩のため、タウェルントンネル出口付近のレストステーションに立ち寄りました。

ここは広いので車を止めることはできましたが、ビックリしたのはトイレの行列。日本でもおなじみですが、女性の行列が50メートル以上できていました。

こちらでは緊急時には、女性は男性のトイレを使うケースもありますが、今回も、そんな場面に遭遇。何となく嫌な予感が。

その後、アウトバーンに戻って20分ほど走ったところで、渋滞にはまりアウトバーン上で停車するはめになりました。

ほとんど動きません。渋滞の理由が事故なのか、工事による車線規制なのかわからないため、不安が募ります。

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August 23, 2018

街路樹雑感

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早いもので、8月も、まもなくおしまい。気になるのは2018/19シーズンの新演目。9月中旬にPremiumを迎えるVolksoperの「Die Csárdásfürstin」については、夏休み前に稽古が始まっていることでしょう。

どんな仕上がりになるか、正直、楽しみよりも、心配が先に立つ、今日この頃です‥

さて、今日は「街路樹にまつわる話題」をお届けしましょう。

皆さま、ご存じのようにウィーンは、日本の大都市に比べると「小さな街」ですが、「ウィーンの森」に隣接するなど、自然が豊富な場所です。

また、市内にも公園が整備されている上、街路樹も比較的多く植えられています。

先日、街路樹を見ていて、ふと、気づいたことがあります。それは、比較的、街路樹が植えてあるスペースを広くとっているところが多い‥ということです。

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もちろん、ウィーンでも場所によっては、スペースの狭い場所も存在しますが、全体的にゆとりある植え方になっているような気がします。

実際、写真のように歩道の半分くらいのスペースを、街路樹ように割いているところもあります。

2枚目の写真はRingですが、広い歩道や自転車専用レーンを確保しつつ、街路樹のスペースも十分確保しています。

まぁ、Ringの場合、元々、城壁跡という性格上、スペースがあったことも要因だろうとは思いますが‥

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この話を日本の友人にしたところ、友人が住んでいる街の写真を送ってくれました。新しく開発した戸建て住宅を中心とした住宅地なので、当初から街路樹などを十分に配置してあるそうです。

確かに写真を見ると立派な街路樹が植わっています。

ただ、友人の話によると、「歩道のスペースを確保するため、場所によっては街路樹のスペースがかなり狭いところがある」とのことでした。

そのため、最近では、街路樹の根が歩道側に進出し、歩道が盛り上がって、歩きにくい箇所が多数、存在するようです。このあたり、道路設計の考え方が出ているような気がします。

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July 20, 2018

ハイキングではマダニにご注意

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今日は「マダニ媒介性脳炎の話題」をお届けしましょう。

このブログでも、以前、Feriが「マダニ媒介性脳炎(ドイツ語ではFSME:Frühsommer-Meningoenzephalitis)の予防接種を受けた話題をお伝えしたことがあります。

マダニ科のダニは吸血の際、様々な病原体を伝播させます。その一つがダニ媒介性脳で、ヨーロッパからアジアまでの温帯地域で、標高1,400mまでの地域で流行している病気です。

Feriが時々、散歩で訪れる「ウィーンの森」も例外ではありません。

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ハイキングが盛んなオーストリアでは、子供から大人までダニ媒介性脳炎に感染する危険性があるため、オーストリアでは保健省が予防接種を受けるように勧めており、マダニの活動が活発になる頃には、写真のような看板が市内に掲出されます。

日本では、特殊な予防接種ですが、こちらでは一般的な要望接種で、地域の保健所や予防接種センターなどで手軽に受けることができます。

FSMEの予防接種ですが、初回免疫の後、1ヵ月以上3ヵ月未満に2回目の接種が必要で、それまでは不活性ワクチンの効果がありません。

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そのため、初回接種の際、Feriもドクターから2回目の接種が終わるまでは「ウィーンの森に入るな」ときつく注意を受けました。

さらに2回目の免疫後、9ヵ月~12ヵ月後に3回目の接種をすることで、免疫が確立されます。

ちなみにFeriが接種したのは、Baxter-Immuno 社(現在はPfizer社)のFSME-IMMUNというワクチンです。なお、3回目からはワクチンの種類が変わり、ENCEPUR(0.5ml)になりました。

通常、3回の接種で免疫ができるのですが、この時、担当ドクターから注意を受けたのが、“次は3年後の接種だ”ということ。

さらに、その後は5年毎に接種が必要で、これを行わないと免疫が維持できない訳です。

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May 30, 2018

番外編 日本の倶楽部活動に思う(下)

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今日は昨日の続きをお伝えします。

活動のコンセプトはオーストリアのClub760と羅須地人鉄道協会は相通じるものがありますが、取り巻く環境は、大きく異なるようです。

羅須地人鉄道協会は、1973年の発足当初は、新潟県糸魚川市にあった某工場の協力を得て、その工場の専用線で機関車の動態保存をはじめました。

その後、車両保存に理解があった工場が閉鎖になったため、所有していた車両を各地に分散して保存していたようです。

外野の人間には知る由もないような苦労があったと思いますが、最終的に「成田ゆめ牧場」という「安住の地」を得て、ここに鉄道を建設し、各地に分散していた保存車両を集めました。

Club760と共通しているのは、「まず、車両の保存を優先し、動態復帰を含む、整備作業は自分たちの身の丈にあった方法で、時間をかけてゆっくり行う」という考え方です。

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先を急がない、息の長い活動ですね。これは、利益を優先せざるを得ない私企業にはできない発想です。

ところで、羅須地人鉄道協会の皆さまも恐らく、できれば欧米のような「開かれた保存鉄道」を運営したいのだろうと思います。しかし、日本ではオーストリアのような純粋な保存鉄道を運営することは、非常に困難なようです。

まず、日本では「この手の愛好家の活動」を、否定的に捉える人たちが比較的多く存在することです。

“自分たちの趣味のために、周囲に迷惑をかけないでほしい。関係のない住民の安全を担保して欲しい”という意見です。

このような意見も一理ありますが、これは「価値観の違い」ですから、乗り越えるのは容易ではありません。その点、私有地内であれば、比較的、このような意見は少ないようです。

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もう一つは関係法令の問題です。

「成田ゆめ牧場」のような「テーマパークの遊戯施設」は、通常の「鉄道関係の法令」は適用されません。しかし、日本では、通常、営業列車が走らない保存鉄道であっても、原則として一般の鉄道と同じ法令が適用されます(最近は若干、規制が緩和されているようですが‥)。

そのため、通常の鉄道を運営している営鉄道会社(もしくは関連会社)でないと、事実上、不可能なようです。

という訳で、日本では、純粋な保存鉄道は極めて少なく、蒸気機関車の動態保存は、いずれも既存の鉄道会社によって行われています。

それでも、普通のお客さまを輸送する列車と同じ規制が適用されるため、保安装置の増設をはじめ、安全面を担保するための苦労が多いようです。

それに対して、オーストリアをはじめとする欧米では、一般的な鉄道と保存鉄道では、別のレギュレーションが存在するようです。

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