February 28, 2021

合理的な店舗設計

2021022606早いもので、2月も今日でおしまい。それにしても、この1年間の変わりようは、Feriの想像を超えています。去年の今頃は、まだオペレッタの話題もお届けできました。一方、街中でマスクをする習慣がなかった国で、法律によりマスク着用が義務づけられるようになったのですから‥

さて、先日、友人のコンビニエンスストア新店の話題をお届けしましたが、開店記念セールは大盛況だったという連絡をもらいました。その時、ふと気になったのが店内のレイアウト。

日本のコンビニエンスストアの多くは、入口付近にセールスカウンター(この業界では、レジがある会計を行うカウンターを、このように呼ぶそうです)があります。

店内を回遊してセールスカウンターで会計を行う場合は、あまり問題はありません。なお、今回、新店では「会計待ちの列」は、中央通路に設定したそうです。

しかし、セールスカウンターで直接、従業員さんにオーダーするタバコや宅配便などの場合、入店からセールスカウンターに直行し、お客さまは悪気がなくても、結果的に割り込みになり、店内で並んでいるお客さまからクレームをもらうケースがあるそうです。

2021022601もちろん従業員さんも、その点は気をつけていて、直接、セールスカウンターに来るお客さまには会計の列に並んでもらうようにご案内するのですが、混雑している時には、見落としてしまうことも‥

また、会計待ちの列が什器の影に隠れている関係で、入店されたお客さまが列に気づかないケースもあります。

本当は、入口から入ったら、自然に会計の列に並ぶような店舗レイアウトになっていれば良いのでしょうが…

そこで、ふと、気づいたのが、日常、お世話になっている「こちらのスーパーマーケットの店舗レイアウト」。

2021022604こちらでスーパーマーケットをご利用になった方は、ご存じのように入口と出口が完全に分離しており、入口からは出ることができない仕組みになっています。

ちなみに右の写真では左側が入口で、右側が出口です。出口の前にはレジカウンターがあるため、ここを通らないと店外に出ることはできません。

もちろん、希望の商品がない場合、何も買わずにレジ横を通って店外に出ることは可能です。当然のように会計の列に割り込むことは、事実上、不可能です。

日本のスーパーマーケットのように、あらゆるところから売場に入り、出ることが可能なお店は、ほとんど存在しません。

2021022603右の写真は都市型の中型店舗ですが、右の入口から入り、店内を回遊して、奥のレジカウンターで精算するシステムになっています。

なぜ、このような店舗レイアウトになっている理由ですが、これは「窃盗」(万引き)を防止するためのようです。

事実、一部のスーパーマーケットではレジカウンターの下にも監視カメラが付いており、その映像がレジ画面に映るようになっています。つまりカウンターをすり抜けて商品を持ち去る人をチェックする訳です。

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February 23, 2021

祝 天皇誕生日

20210223日本の天皇誕生日をお祝いして、番外編としてFeriがその昔、撮影した写真をお目にかけます。

昭和の時代、天皇陛下が公式行事で地方へ行幸される際、鉄道をご利用になるのが一般的でした。そのため、国鉄では御料車を所有しており、宮内省からの要請があると臨時ダイヤを組み、お召列車を運転しました。

東海道線に関しては、新幹線開通後、在来線にお召列車が運転されるケースは希でしたが、それ以外は、年に何回か、お召列車が運転されていました。

この写真を撮影した当時、Feriは高校生でしたが、学校をズル休みすることは親が許さず、学校が終わってから、新潟から原宿へ向かうお召列車を山手線駒込駅に駆けつけて撮影したものです。

実は、この時は、新潟県下で蒸気機関車がお召列車を引くと言うことで、多くの愛好家は、そちらへ遠征していました。

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February 19, 2021

番外編 「お店の移転」顛末記

2021021801ご存じの方も多いかもしれませんが、オーストリア政府は各劇場での公演を4月上旬まで禁止しています。そのためVolksoperも、現時点では新しいスケジュールを発表できる状況ではなくなりました。

果たして、4月以降、公演が再開されるか、それとも、そのまま2020/21シーズンが終わってしまうのか、微妙なところです。

今日は番外編として「日本の話題」をお伝えします。友人のコンビニエンスストアが、2月18日に現在の店舗を閉じて、19日から新店舗で営業を始めました。

大手コンビニエンスストアの契約期間は10年から15年が一般的ですが、その間に商圏が大きく変化することがあります。例えば、学校や病院、企業や工場の移転や廃止などです。

また、道路が新しくできることで、お客さまの導線が変わり、来店されるお客さまが大幅に減ることも‥

そのため、より立地の良い場所へ移転するケースは、意外とあるそうです。ただ、契約形態によっては、移転に伴うオーナーさんの費用負担が大きいという話を聞いたことがあります。

どうも友人のお店は、本部が用意した店舗を借りて運営するタイプらしく、移動に伴う費用負担は少ないような話でした。

2021021802また、今回は極端の商圏が変わったという訳ではなく、移転する場所も現店舗から100メートルほど離れた場所だとか。これも珍しいケース。

移転理由の詳細はわかりませんが、現店舗の駐車場が狭いことが1つの要因だとか‥この他にも、本部サイドの考えも色々とあるのだろうと思います。このあたりは、いわゆる「企業秘密」に属する内容でしょう。

通常、店舗の移転は極秘裏に行います。これは、他のチェーンが出店を妨害することが多いためですが、友人の店舗は建築条件の厳しい住宅立地にあるため、建築工事に入る前に地元の了解を取り付ける必要があります。

その関係で、3ヵ月前には地元住民に知られてしまいました(何しろ町内の回覧板で回ってくるそうですから‥)。

2021021803驚いたのは建設スピード。1月中旬に整地が終わり、1月20日頃から新店舗の建設開始。

そして、2月上旬には、店舗の外観ができあがったそうです。その後、電気設備の取り付け、什器搬入、駐車場の舗装、植栽などの外構工事を行い、開店1週間前には、ほぼ、工事は完了したとか。

現在の場所で建て替える場合、ある程度、休業期間が必要ですが、今回は移転なので、新店舗が完成した時点で、日持ちのする商品などは搬入し、陳列も行ったようです。

オーナーさんが複数店舗を経営する場合、新店オープンという例はあります。この場合、既存店から一部のスタッフが異動することがありますが、今回、既存の店舗を閉店し、新店舗にオーナーさん以下、全スタッフが新店舗に移動するという珍しいパターン。馴染みのお客さまは安心しているとか‥

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February 14, 2021

ウィーン市の小学校にマスクを無料配布

2021021302現在、オーストリアではチロル地方でCovid-19亜種の感染が拡大しており、連邦政府は州当局と協力して、様々な対策をとっています。

さて、2月8日の規制緩和により小学校で対面授業が再開されましたが、ウィーン市は2月12日、「Gemeinsam für sichere Schulen」という考え方に基づいて教育局、商工会議所、マスクメーカーHygiene Austriaの協力を得て、ウィーン市内の小学校(Volksschule)に子供用マスクを無料配布するプロジェクトをスタートしました。

対象はウィーン市内の小学校に通う児童全員(78414名)で、地元で製造された高品質のマスクが無料で提供されます。

2021021301小学生の場合、遠隔授業などで孤立することが、児童のメンタル面に影響が出ることが危惧されています。これは小学校は知識の習得に加えて、友人との関わりを通じて、ソーシャルスキルを磨く場であるからです。そのため対面授業の再開が待たれていました。

授業の再開に当たっては、学校で児童に定期的な検査を実施することになりましたが、それに加えて安心して学校で授業を受けることができるよう、今回のマスク無料配布が決まったものです。

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January 07, 2021

クリスマスツリー、最後の旅

2021010601今日は「役目を終えたクリスマスツリーの話題」をお届けしましょう。

実はクリスマスは2月2日の「Mariä Lichtmess」(聖燭祭)で正式に終了します。2月2日は法定祝日ではありませんが、カトリック教会の祝日。

イエス・キリストが聖母マリアとナザレのヨセフにより、神殿に連れて来られた際の出来事を記憶して祝うものです。

そのため、2月2日まではツリーを置いておいても良いのですが、実際には1月6日の「Heilige Drei Könige」の祝日後、「最後の旅」を始めるケースが多いようです。

2021010606このブログでもお伝えしているようにクリスマスツリーは「ゴミ」ではなく、大切な資源。

今シーズン、ウィーン市内には、546ヵ所の回収ステーションが臨時に開設されます。

2021010603このステーションで回収されたクリスマスツリーはMA48のスタッフがSimmeringあるPfaffenau廃棄物焼却プラントに搬入し、Wien Energieが電力と地域暖房用スチームに変換されます。

Pfaffenau廃棄物焼却プラントは、ヨーロッパで最も近代的なプラントの1つで、32トンの廃棄物を850度の温度で、1時間で焼却できる能力を持っています。

この他、一部のツリーはRautenwegの埋め立て地に搬入され、そこで買われている山羊のお食事になります。

2021010604ところで興味深いことに回収ステーションを見ていると、周辺部の住宅が多い地区では小振りのツリーが多いのに対し、旧市街などでは、ホテルやオフィスに設置されていたと思われる大きなツリーが廃棄されていることです。

このあたり、地域事情が如実に表れますね。ちなみに左側は旧市街の回収ステーションですが、大きなツリーが置いてあります。

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January 06, 2021

今日は「Heilige Drei Könige」

2021010502皆さま、ご存じのようにオーストリアの祝日は、キリスト教(カトリック)に関連するものが多いのが特徴です。

1月6日は「Heilige Drei Könige」(公現祭)の法定祝日。幼子イエスのもとを、東方の「3人の博士(賢人)」たちが、星を頼りに礼拝しに来たことから、異邦人に救い主(イエス・キリスト)が顕現したことを記念したものです。

そのため、オーストリアでは「三聖王の日」と呼ばれます。

2021010503オーストリアでは、3人の博士に仮装した子供たち(Sternsinger)が、星型のプラカードを持って、家々を巡り、家の前で歌を披露。お菓子をもらうという風習があります。

最近では、カトリック教会の活動として寄付を集めて、発展途上国への義援金とするようになりました。寄付をすると、その家の扉にチョークで「幸運のおまじない」を書いてくれます。

20210105012021年ですが、昨年から続くロックダウンの影響で、各家庭を回って歌うことが困難になり、寄付だけを集めて回ることになりました。

同時に寄付金を管理するオーストリアのカトリック青年グループのDreikönigsaktion(DKA)は、インターネット上で、子供たちからの祝福を提供すると同時に、寄付を募っています。

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January 01, 2021

PROSIT NEU JAHR 2021

20210101皆さま、新年、あけまして、おめでとうございます。

2020年1月1日は「オーストリアEU加盟25周年」という話題をお届けしました。2019年のシルベスター、ウィーンの旧市街は80万人という空前の人出。

それから1年。まさかこのようなシルベスターを迎えることになるとは誰が想像したことでしょうか。

Covid-19は、その名前からわかるように2019年に中国で発症が確認され、当時、オーストリアをはじめとするEU各国では「遠い遠いアジアのお話」でした。

20210109事実、当ブログでも1月は「Covid-19関連の話題」は取り上げていません。当ブログでは2月14日、はじめて取り上げました。

20210108さて、Corona-Ampel(コロナ信号)が真っ赤な状態で新年を迎えたオーストリア。2021年は、どのような年になるのでしょうね。令和3年の干支は「丑」ということで、今日は「牛」でスタート。

冒頭の写真は、Feriが夏に訪れていたLungauの高原で放牧されている牛です。夏の間は高原で暮らしています。いかにもオーストリアの田舎らしい光景です。

Feriが定宿にしているLungauの某ホテルも、本業は農業。立派な牛をたくさん飼っています。ただ、夏は牛舎にはおらず、もっぱら冬に備えて牧草を蓄える作業を行っています。

20210102Salzkammergutの歯車式登山鉄道Schafberg Bahn沿線にも牛が放し飼いになっています。特に標高1363メートルのSchafbergalpe付近から上に多いようです。あの急な斜面で生活しているのですから、驚きです。

オーストリアで「牛」といったら「Red Bull」を思い浮かべる人もいるでしょう。日本のコンビニエンスストアでも定番商品にのし上がったエナジードリンクメーカーですが、オーストリアに本社があることを知っている日本人は、どのくらいいらっしゃるかは存じませんが‥

20210103同社は航空やモータースポーツなどに積極的に関わっていることで有名。

Salzburg空港にある同社の博物館Hangar7には、同社が保有する航空機やレーシングカーなどが展示されています。もちろん、RedBullのロゴ入りです。

20210104オペレッタファンのFeriにとって牛と言ったら「Im weißen Rößl」。舞台に牛が登場し、牧童と共にユーモラスなダンスを披露します。

Feri、お気に入りの作品だけに、また見たいものです。この牛の「着ぐるみ」に入っている人(ダンサー)は、二人なので、呼吸を合わせるのが、なかなか大変でしょうね。

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December 26, 2020

オーストリアで迎えた初めてのクリスマス(下)

1991122500日本では、12月25日が終わると、商業施設はもちろん、ご家庭でもクリスマスモードから一転、年越しモードに切り替わっていると思います。

ご存じのように、こちらでは1月6日頃まではクリスマスツリーを風っておくところが多いのが特徴。ただ、シルベスターへの転換が始まります。

ただ、今年はクリスマスマーケットとシルベスターの行事が中止になったため、大規模な転換作業は行われないことでしょう。

今日は昨日に引き続きFeriが1991年12月、初めてオーストリアでクリスマスを迎えた時の「昔話」にお付き合いください。

1991122502ご存じのようにÖBBのICやECには、なかなか洒落た列車名が付けられており、あえて、お気に入りの名称がついている列車を選んでいました。クリスマス当日、乗車した「Rosenkavalier」も、その一つ。

クリスマス当日、当たり前ですが早朝から朝食堂を利用する宿泊客は非常に少なく、事実上、Feriの貸切。

朝食後、早々にホテルを引き払い、中央駅9時00分発のEC61「Rosenkavalier」に乗車しました。当たり前ですが、クリスマス当日に移動するオーストリア人は、ほとんどいませんから、列車はガラガラ。

1991122503当初、このままウィーンへ戻る予定にしていましたが、途中で気が変わって、Linzで途中下車。こういう時、フリーパスは便利です。

Linzでは路面電車に乗って郊外にある登山鉄道Pöstilingbergbahnを見学しました。

当たり前ですが、クリスマス当日、このような鉄道に乗るお客さまは皆無。当初は山頂まで行くことも考えていたのですが、天気が悪かったため断念。

1991122505市内ではクリスマス当日のミサがお開きになった時間だったので、人が結構、出ていました。

また、25日は昼過ぎから営業を始めるレストランなどもありました。その事実を知ったのも、この時が初めて‥

当初、Linz市内での昼食も考えたのですが、食堂車利用がひらめいたので、一路、路面電車で中央駅へ。

そして、13時27分発のIC543「Hahnenkamm」で、一路、ウィーンへ。今ならピンとくるHahnenkammですが、当時はアルペンの大会が開催される有名なスキーリゾートであることを知る由もありませんでした。

1991122506その頃、ÖBBの食堂車は昼食や夕食の時間帯は予約制を採用していたので、時間帯を外して、利用しました。

グーラッシュズッペとBierという軽食。のんびり車窓を眺めながらの昼食は、乙なものです。

1991122507Westbahnhofには15時25分に到着。駅構内はU3乗り入れにそなえて一部が閉鎖され、大規模なリニューアル工事中です。

今、写真を改めて見ると、駅舎の基本構造やデザインは現在と全く変わっていません。これには驚き。

ちなみに当時、U3はErdberg-Volkstheater間で営業運転を行っており、Westbahnhofへ乗り入れたのは、2年半後の1993年9月のことでした。

1991122508という訳で地下鉄U6、U4を乗り継いでMitte近くのホテルへ戻りました。U3が開通していれば、短時間で移動できたのですが‥

最も路面電車か徒歩でVolkstheaterへ出て、U3に乗り換えるという手がありますが、その頃は、知恵が働きませんでした。

知恵が働かなかった理由は、いわゆる「土地勘」が磨かれていなかったからです。地図や路線図だけを頼りにしていると、どうしても移動リスクを避ける方向で考えがちですね。右の写真はホテルに近いLandstraßeの電飾です。

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December 25, 2020

オーストリアで迎えた初めてのクリスマス(中)

1991122304今日は昨日に引き続きFeriが1991年12月、初めてオーストリアでクリスマスを迎えた時の「昔話」にお付き合いください。

12月23日は朝食後、市内を散策してから、昼前にKufsteinを急行列車D281で出発。Innsbruckへ。

駅へ向かう途中、金物屋さんの店頭で写真のようなクリスマスツリースタンドを販売していました。

Kufstein-Innsbruck間は近いので13時30分に到着。 1991122302Innsbruckはスキーリゾートである上、定宿がなかったので、駅構内の案内所でホテルを紹介してもらいました。

当時、旅行会社が運営する駅構内案内所でホテルの予約を依頼すると、予約手数料とホテル宿泊料を、その場で支払うケースがありました。この時も、そのパターン。

1991122303ホテルにチェックイン後、雪が舞う旧市内を散策。23日なのでレストランなども通常どおり営業していました。初めて見る街中の電飾に心がときめいたのを覚えています。

1991122305夕食は市内のCaféで定番のウィンナシュニッツェルを頂きました。優勝後、腹ごなしに旧市街を散策しましたが、マリアテレジアシュトラーセや「金の小屋根」付近も人が少なく、ひっそりしていました。

宿泊したホテルは1階が朝食堂を兼ねたCaféになっているのですが、朝食時から一般のお客さまも利用しており、賑わっていました。ただ、センメルの味は今ひとつ。

1991122306当時、Heilig Abendを「雪のSalzburg」で過ごすことが夢だったので、翌、24日、市内を散策しながら中央駅へ向かい、Innsbruck9時08分発のIC563「Bregenzerwald」で一路、Salzburgへ。

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December 24, 2020

オーストリアで迎えた初めてのクリスマス(上)

1991122412今年のクリスマスは「Feriの昔話」にお付き合いください。誰でも「初めて」はありますが、Feriがオーストリアでクリスマスを迎えたのは、今から29年前、1991年のことです。

毎年、夏にはオーストリアを訪問していましたが、この時期の訪問は、1991年が初めて。

実は当時、務めていた会社で、Feriは専門職でした。専門職はクライアントの元へ出張して仕事をするため、クライアントが繁忙期を迎える年末年始に長期休業をとることができました。そこで、クリスマスツアーを考えた訳です。

今のように自由に安い航空券が手に入る時代ではなかったので、某大手旅行会社が販売していたフリータイムのツァー(フリープラン ウィーン8日間)を利用しました。当時、このようなツァーがリピーターの間では流行っていたような気がします。

1991122101

 添乗員はつかず、ウィーンでは空港からホテルまでの送迎だけが着いていました。ホテル到着後は、出発までご自由にどうぞ‥という感じです。

毎朝、現地の職員がツァー参加者の相談にのるためのデスクを開設していたような気がします。

日本出発は12月21日。ルフトハンザ711便でフランクフルトへ。ちなみに機材は、当時、デビューしたばかりの最新鋭機B747-400。

フランクフルトからウィーン間もフルトハンザでしたが、当時の写真を見るとエコノミークラスでも、結構、食事のボリュームがありましたね。そしてクリスマスの時期なので、季節感のあるスィーツが付いていました。

1991122102乗り継ぎでウィーンへ到着したのは、22時25分でした。チャーターバスでランドシュトラーセ付近のビーダーマイヤー様式のホテルに到着したのは、0時近く。

ここで簡単なガイダンスがあり、さっそく部屋に‥ウィーンに滞在している分には、ホテルは全日程確保されているので、費用はかかりません。ミニバーからBierを取り出して、まずは乾杯。

1991122200が、何を思ったかFeriは、夏によく訪れていたKufstein、Innsbruck、Salzburg訪問を敢行します。

当時、ÖBBではRABBIT CARDという記名式前線パスを販売していたので、これを利用しました。お値段は2等で1090シリングでした。

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