July 16, 2017

趣味雑感 楽しいクラブ活動 航空編

Img_2009_08_6015

先日の北九州に続いて、今度は愛知県犬山市周辺で集中豪雨があったようですが、最近は雨の降り方が極端な気がします。一方、関東地方は雨が全くおらず、夏の水不足が心配です。

さて、日本は7月17日が「海の日」なので、三連休という方も多いのではないでしょうか。ただ、雨の被害に遭った皆さまは、お休みどころではないかもしれません‥謹んでお見舞い申し上げます。

今日は「趣味の話題」の続編として航空編をお届けしましょう。オーストリア小さな国ですが、スポーツ航空が盛んです。一つはグライダーなどのスポーツ航空に最適なフィールドが多いことも要因なのかもしれません。

スポーツ航空は、比較的手軽なハンググライダーやパラグライダーであっても、ランディングゾーン(Landeplatz)が必要なため、飛行クラブを中心に活動を行っているところが多いようです。

Img_2011_08_9158

平素、飛行クラブはメンバーを中心に活動をしている訳ですが、夏期にはFluegelFest(またはFlugFest)と題したオープンハウスが開催されます。

FlugFestでは、一般のお客さまにもご来場いただき、クラブメンバーがフライトを披露して、スポーツ航空の魅力をアピールする目的があるようです。

ただ、Festという名がつくと、日本と異なり、こちらでは必ず軽食だけでなく、Bierが提供されます。

クラブメンバーが家族総出でお客さまを「おもてなし」してい姿を見ると、こちらの趣味活動の奥行きを垣間見るような気がします。

Continue reading "趣味雑感 楽しいクラブ活動 航空編"

| | Comments (0)

July 04, 2017

趣味雑感(下) 鉄道模型クラブ

Img_2016_08_3558

昨日に引き続いて、「趣味に関するFeriの勝手な考察」です。

昨日ご紹介したTaurachbahnを運営しているClub760ですが、狭軌鉄道の愛好家が集まっている団体です。760という「謎の数字」は、「線路の幅(ゲージ)」を示しています。

ÖBBなどの本線の線路幅は日本の新幹線と同じ1435mmですが、狭軌鉄道は、それよりも狭い鉄道を指します。線路幅は様々なのですが、760mmを採用している鉄道が比較的多いようです。Murtalbahnも当然、760mmです。

Club760は、狭軌鉄道が中心なので、地方中心で、ウィーンにはご縁がありません。が、「Clubabende in Wien」という行事が、存在するのです。

「FALKENSTEINER STÜBERL」(Wien 3., Kleistgasse 28)で行われる「クラブの例会」です。

Img_2013_12_1840

2017年はTaurachbahnの運転が終了する9月から12月に、毎月1回、月曜日に開催されます。

Club760のホームページに掲載されている案内によるとメンバー以外のビジターも参加できるようですが、ビジネスが始まる週初めというのがオーストリアらしいですね。

例会では、写真の紹介や映画の上映、様々な情報提供が行われるようです。

Feriは参加したことがないので、明確なことは言えませんが、「FALKENSTEINER STÜBERL」はClub760の関係者が経営している可能性がありますね。いずれにしても、オフシーズンでも楽しい一時を過ごしているようです。

Img_2013_12_2347

さて、もう一つご紹介するのは、鉄道模型クラブです。こちらの鉄道模型クラブは、クラブハウスを所有しているところが多く、ここが活動の拠点になります。

以前、Wiener Linienの「Sektion Modellbau」です。以前もご紹介したことがありますが、場所はフォルクスオーパーの最寄り駅であるU6のWähringer Straße駅の構内です。

以前、一般公開が行われていた際に訪問したことがありますが、駅舎の余剰スペースを使っているため、狭いものの2フロアーを使用しており、いわゆるジオラマ(鉄道模型の世界ではレイアウトと言いますが…)が設置されています。

こちらでは一般的なHOスケール(1/87)のジオラマは、オーストリアの地方が舞台。非常に作り込まれており、現在も作り込みが行われていました。

Continue reading "趣味雑感(下) 鉄道模型クラブ"

| | Comments (0)

July 03, 2017

趣味雑感(上) Club760が運営するTaurachbahn

Img_2015_08_7604

今日は「趣味の話題」をお届けしましょう。

日本では、かつて趣味のことを「道楽」と言っていたように、「社会的に自立した大人が、余暇に楽しむもの」が本来の姿なのだと思います。

そうなると、当然、親の庇護を受けている子供が、趣味云々というのは、時期尚早という気もします。そう言っているFeri自身も、子供の頃、趣味云々と言っていたので、今から考えるとお恥ずかしい限りです。

先日の屋外有償イベントではありませんが、世界的に見ても日本は、写真撮影を趣味にしている人が非常に多い国だと思います。

それは、国内に世界的にも名が知れた優れたカメラメーカーが複数存在し、高級なカメラやレンズが比較的簡単に入手できるという背景があるのかもしれません。

Img_2015_08_7726

ただ、お値段は、内外価格差がなくなって、非常に高いですが、なぜかプロ用機材を使っているアマチュアが多いのも日本の特長です。

実際、高級カメラは買ったものの、何を撮影するのか決まっていないという話を時々、耳にします。

そのためでしょうか‥乗り物を対象とした趣味でも、写真撮影を中心とする活動をする人が圧倒的に多いような気がします。

先日、日本で行われたRedBullのエアレースにも多くのお客さまが集まったようですが、やはり望遠レンズを持ったカメラを持ったファンの姿が、会場の内外に非常に多かったという話を耳にしました。

最近では、こちらでも写真やビデオを撮影するファンが多くなっていますが、日本ほど高級な機材を使っている人は多くないようです。

Img_2015_08_7531

また、純粋に「その場に参加して、見て楽しむ」という楽しみ方もあるようで、殺伐とした雰囲気は少ないように感じます。もちろん、これは個人の感じ方なので、人によって捉え方は異なるとは思いますが‥

そして、鉄道趣味の世界では、最終的に自分たちの手で、保存鉄道を運営する(保存鉄道の運営に関わる)ことが、王道になっているようです。

Feriが25年以上前から訪れているザルツブルク州の外れにあるTaurachbahn(タウラッハバーン)は、Club760という保存団体が運営している狭軌の保存鉄道です。

当初から参加しているメンバーも見かけますが、新しく加わる人もいらっしゃるようで、顔ぶれも固定ではありません。

Continue reading "趣味雑感(上) Club760が運営するTaurachbahn"

| | Comments (0)

June 20, 2017

番外編 駅が劇場に大変身

Img_2004_05_7202

今日は、番外編ですが、「劇場の話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは、歌劇場や音楽ホールは、当初から目的を明確にして建設されているところが、大多数だと思います。

ウィーン国立歌劇場のように戦災で大きな被害を受けた建物も、復行に際して、オリジナルを尊重した形で復行されたため、細かい説明を見ないと、昔からの建物が、そのまま残っているような錯覚に陥ります。

それに対して、ドイツではバイエルン国立歌劇場やドレスデン・ゼンパーオーパーのように、昔の姿を見事に止めている劇場もありますが、全く新しく作った劇場も多いようです。

Img_2004_05_7199

最もFeriは、ドイツの歌劇場やコンサートホールをくまなく回ったわけではありませんから、明確なことは言えませんが‥

そんな中で、非常に印象に残っている劇場が、バーデン=ヴュルテンベルク州Baden-Baden(バーデン=バーデン)にあるFestspielhaus Baden-Baden(祝祭劇場)です。

ご存じの方も多いと思いますが、ドイツのバーデン=バーデンは、17世紀から続く有名な温泉保養地です。Feriなどはウィーン近郊のBadenの方が親しみがありますが、一般の人にとっては、ドイツの方が知られているかもしれません。

人口5万人ほどの小さな街なのですが、温泉保養地としてクアハウスやホテルが充実している他、競馬場、美術館(州立美術館を含む)などが設置されています。

そして音楽ファンにとって有名なのが、Festspielhaus Baden-Baden(祝祭劇場)です。同劇場は収容人数2500名という巨大な劇場です。

Img_2004_05_7224

実は、この劇場は、規模が大きいだけではなく、その構造に特長があるのです。というのは、劇場のファザードがかつての鉄道の駅舎を、そのまま転用しているのです。

この駅は1904年、Baden-Badenの中央駅として建設されたものです。ただ、本線から分岐している支線の駅として使われていました。その後、支線が廃止されたため、駅も1977年に廃止されました。

その後、Festspielhaus Baden-Badenを建設する際、伝統的な駅舎の再活用プランが浮上し、劇場のエントランスとして使用されることになったものです。

ちなみに設計を担当したのは、Salzburg生まれの建築家Wilhelm Holzbauer氏だそうですから、オーストリアとも縁があるわけです。

Continue reading "番外編 駅が劇場に大変身"

| | Comments (0)

June 13, 2017

Seefestspielen Mörbisch2018は「Gräfin Mariza」に決定ですが‥

Jubilamslogo

日本では6月の第3日曜日が「父の日」ですが、オーストリアでは6月の第2日曜日です。という訳で、今年は6月11日が「父の日」でした。

この時期は、季候も良いことから、お父さんを中心に庭でバーベキューというご家庭も多いという話を耳にしました。きっとお父さんが自慢の腕を振るうのでしょう。

さて、そろそろレギュラーシーズンのオペレッタやオペラがお開きになりますが、代わって夏のフェスティバルが各地で始まりますね。

Bieler_edelmann_posteiner_01

内容の善し悪しは別にして、夏の風物詩として定着しているSeefestspielen Mörbischですが、60周年記念ロゴが発表になりました。

そして、例年のことですが、2017シーズンが始まる前に、2018年の演目が発表されました。

2018年は、Feriお気に入りの一つであるカールマンの「Gräfin Mariza」に決定。これは、楽しみです。

Img_2004_08_8439

プレミアは2018年7月12日、千秋楽は8月25日で、都合、22公演が上演されます。

ちなみに前回、Gräfin Mariza」が上演されたのは2004年。すでに10年以上が経過しているのですね。前回は屋外の舞台を生かした楽しい演出でした。

ただ、まだ、ブログを開設していませんでしたので、紹介記事はありません。という訳で、1枚だけ、当時の写真をご紹介しましょう。

Jb2016101900029

ところで、2018年プログラムの公表に合わせて、主催者から、びっくりするような発表がありました。

それは、昨年10月に、2018年からのインダント就任が発表されたGerald Pichowetzさんが、何とスタート前に辞任を発表。同時に、新しいインダントとして、歌手のPeter Elelmannさんが就任することが発表されました。

Gerald Pichowetzさんは、2016年10月の記事でもお伝えしたように、ウィーンのフロリツドルフにあるバラエティ劇場Gloria theater総支配人ですが、個性的な俳優さん(キャバレスト)です。

2007/08シーズンにフォルクスオーパーで上演された「Orpheus in der Unterwelt(地獄のオルフェ」で、印象的なキューピット(Cupido)を演じていたので、強く印象に残っています。

Continue reading "Seefestspielen Mörbisch2018は「Gräfin Mariza」に決定ですが‥"

| | Comments (0)

May 29, 2017

ウィーンで見かけるVHSとは?

Img_2016_09_0369

今日は「ウィーンで見かける施設の話題」です。

ウィーン市内を歩いていると「VHS」と書かれた看板を見かけることがあります。

Feriなどは、VHSと言えば、家庭用ビデオの規格「VHS」をすぐに思い出してしまいます。今ではビデオテープを使う人は激減してしまっていると思いますが、かつてはSONYが開発したβ方式と、VICTORが開発したVHSが家庭用ビデオのシェアを競い合っていましたね。

最終的にはVHSが主流になった訳ですが、今ではVHSのビデオデッキすら販売中止になっているという話を耳にしました。時代は変わるものです。

さて、話が横道に逸れましたが、ウィーンで見かけるVHSは、もちろん家庭用ビデオではありません。

Img_2016_09_0368

正確には「VHS Bildungstelefon - Die Wiener Volkshochschulen」という組織が運営している施設です。

この組織は、主に社会人を対象に、生涯学習を行うコミュニティカレッジを運営するNGOで、一般的な職業訓練ではなく、幅広い知識やスキルなどを修得することを目的にしている点が特長です。掲載した地図に用にウィーン市内にはかなり多くの施設があります。

また、企業内人材育成なども行っている他、各種の語学教育、サマースクールなど幅広い活動を有料で行っています。

多数のプログラムを提供していることもあり、プログラムについてのカウンセリングなども行っています。ウィーンには色々な国の人が生活しているため、カウンセリングについてもドイツ語の他、英語、ボスニア語、クロアチア語、セルビア語、スペイン語といった言語で対応しています。

Continue reading "ウィーンで見かけるVHSとは?"

| | Comments (0)

October 19, 2016

壁画が増えました

Img_2016_09_0361

日本の皆さまにも人気があるクリムトの名画「接吻」は、ベルヴェデーレ宮殿のオーストリア・ギャラリーに展示されていますが、10月12日、同美術館から「3D印刷技術を駆使して、レリーフ化し、目の不自由な方でも、名画が観賞できるようになった」という発表がありました。

技術の革新は、こういった分野にも及んでいるのですね。

さて、今日は「建物に描かれている壁画の話題」です。

2015年11月に、このブログで「不思議な壁画のある建物」という話題をお伝えしました(詳しくはこちらから)。

ご紹介した壁画は、建物の側面全面に大きく描かれているもので、6区にある「Eltern-Kind-Zentrum Mollardgasse」という施設に描かれているものです。

Img_2016_09_0362

「Eltern-Kind-Zentrum Mollardgasse」ですが、ウィーン市が運営する「子育て支援センター」のような施設です。

最近、13Aに乗って車窓から、この建物を見たときに、壁画が増えているような気がしました。

ただ、記憶が確かでは無いので、改めて以前に撮影した写真(2015年11月にブログでご紹介した写真)をチェックしたところ、案の定、壁画が追加されていることが判明。

後日、散歩の途中に「Eltern-Kind-Zentrum Mollardgasse」へ立ち寄って見ました。

従来は向かって左側の壁に抽象的な作品が描かれていましたが、それに加えて右側の窓が無い壁にも新しい絵が登場。

こちらは、男性が子供さんを肩車しているという、美術に疎いFeriでも比較的わかりやすい構図です。ただ、色使いやデザインは、ちょっと変わっていますが‥

日本で行政が流行らせようとしている「イクメン」なのでしょうかね。

Continue reading "壁画が増えました"

| | Comments (0)

January 27, 2016

オペレッタと歌舞伎

Img_2015_12_8229_01

今日は「オペレッタにまつわる話題」をお届けしましょう。

先日、ウィーンで友人と雑談をしたとき、話題に上ったのが“最近、フォルクスオーパーのオペレッタはお客さまが入らないねぇ”という内容です。

2015年9月からのシーズンでは、「白馬亭にて」が3ヵ月間で24回も上演されましたが、案の定、10月は極端にお客さまの入りが悪かったそうです。幸い、11月後半からは若干、持ち直しましたが、来シーズンが思いやられます。

また、Feriは好きなのですが、「メリーウィドウ」も、お客さまの入りが思わしくなく、それが上演回数に反映されているようだという話でした。

オペレッタの場合、平土間や2階の前部は、そこそこ埋まっていても、最上階のギャラリーはほとんど人が入っていないことが多いような気がします。

ところで、フォルクスオーパーにお出かけになった方はお感じになったと思いますが、オペレッタ公演では、客層がご年配の方に偏っているのも、実は大きな問題。

というのは、若い方が少ないということは、今は良いですが、将来は尻すぼみになることが明白だからです。最も冗談で、Feri達が元気な内だけ、オペレッタを続けてくれればいいや‥と友人と話していますが‥

Continue reading "オペレッタと歌舞伎"

| | Comments (4)

October 27, 2015

写真特集 "Wien leuchtet 2015"がありました

Img_2015_10_0252_01

しばらく秋雨模様だったウィーンですが、建国記念日を前にした週末は天気が回復して、絶好の行楽日和になりました。

国連が2015年を“Internationales Jahr des Lichts und der lichtbasierten Technologien”に決定したことを受けて、ウィーン市では、10月24日から26日までマリア・テレジア広場で“Wien leuchtet 2015”を開催しました。

美術史博物館と自然史博物館の建物をキャンバスに、国際的な照明デザイナーによる映像を投影するものです。

Feriは、この方面には詳しくありませんが、かなり独創的なデザインの映像が映し出されました。

なお、このイベントは日没から24時まで開催されており、天候が良かったこともあり、多くのお客さまで賑わいました。
ちなみにFeriはフォルクスオーパーからアパートに戻る途中に立ち寄って、ちょうど良いタイミングでした。

Continue reading "写真特集 "Wien leuchtet 2015"がありました"

| | Comments (0)

August 21, 2015

開園35周年を迎えたBonsai Museum

Img_2015_08_2200_001

私事で恐縮ですが、今日、8月21日はFeriの○回目の誕生日。子供の頃は、夏休み期間中だったため、友達は旅行や帰省で不在。そのため、誕生日当日に友達を招いてお祝いをすることができませんでした。夏休み中に生まれたFeriの宿命だったのかもしれません。

今では、オーストリアで誕生日を迎えることが多くなったFeri。最近ではオーストリア在住の友人が、ホイリゲで誕生会を開いてくれることもあります。嬉しい限りです。

さて、今日は「オーストリアで活躍する同胞の話題」をお伝えしましょう。

このブログでも2回ほどご紹介したケルンテン州SeebodenにあるBonsai Museum「里風菴」ですが、運営するご夫婦のご尽力もあって開設35周年を迎えました。

今回、久しぶりに訪問してみましたが、駐車場も満杯で、資材置き場になっている第3駐車場を利用しているお客さまもいるくらいです。

車のナンバーを見ると、遠くオランダをはじめ、スイス、ドイツ、イタリア、オーストリア各地から、お客さまが来場しているようです。

Continue reading "開園35周年を迎えたBonsai Museum"

| | Comments (2)