October 06, 2019

祝 修復が完了しました

201910060003秋が深まったオーストリアですが、山間部からは、すでに雪の便りが届くようになりました。昨日は、このブログでも予告した「ORF-Lange Nacht der Museen2019」が開催されました。ウィーンは、曇り時々雨といったお天気だったので、ちょっと残念でしたね。マリアテレジアプラッツの案内所には、前日からチケットを買い求める人の列ができていました。

さて、今日は「史跡の話題」をお届けしましょう。

20191006000119区、S45のOberdöbling駅向かいにあるStrauß-Lanner-Park。かつてはJohann Strauß (Vater) とJoseph Lanner.のお墓があった場所ですが、遺骨は1927年にウィーン中央墓地へ移り、翌年、公園としてオープンしました。そのシンボルが、古い墓石です。

201910060002ところが、この歴史的な墓石にスプレーでいたずら書きをしたバカモノがいたのです。

さすがに墓石本体に落書きをするのは気が引けたのか、後ろの壁でしたが、それでも景観が損なわれるのは言うまでもありません。ちなみに、この公園の向かいには警察署がありますから、犯人はいい根性をしています。

予算の都合なのか、なかなか修復が行われず、Feriもイライラしていたのですが、このほど、きれいに修復されました。ちなみに、左の写真が修復前のものです。

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October 01, 2019

週末開催「博物館の長い夜」

201910010004オーストリアで29日、国民議会の早期総選挙の投開票が行われました。暫定投票結果によると、クルツ前首相が率いる中道保守派「国民党」(ÖVP)が約37.2%の得票率を獲得し、第一党を堅持して、政権カムバックを確実としました。

しかし、過半数に達していないため、連立政権を組むことになります。問題は、どの党派と連立を組むかという点。色々な問題もあり、クルツ前首相の連立交渉は難航が予想されています。 

20191001000210月最初は「今週末にオーストリア全土で行われるイベントの話題」です。10月5日(土曜日)恒例となっている「ORF-Lange Nacht der Museen2019」が開催されます。

オーストリア全土の博物館・美術館が参加する催しで、通常の開館時間を延長。概ね深夜1時くらいまで開館します。秋の夜長を博物館・美術館で過ごしませんか‥という「大人向けのイベント」(保護者同伴で、子供さんの参加も可、子供さん向けのプログラムを展開している施設もあります)です。

単純に開館時間を延長するだけでなく、各博物館・美術館で、様々な企画を実施します。ホームページでガイドブックをダウンロードすることができるので、事前に色々と調べて、興味のある博物館・美術館を訪問するのも楽しいでしょうね。

201910010001_20191001075401とにかく区が運営する博物館や企業博物館も一斉に開館するので、見物は沢山。Ottakringer Brauereiも公開されます。当然、Verkehrsmuseum Remise(ウィーン交通博物館)も、この行事に参加します。

同館へのアクセスのため、ビンテージバスによるOldtimer-Shuttleが17時30分から午前1時まで、20分間隔でSchwedenplatz-Remise間で運行されます。

18時30分から23時30分まで、子供向けのプログラムが行われますが、安全監視要員が対応することになっています。

多種多様な博物館や美術館があるウィーンでは、この催しに合わせて、博物館・美術館を効率的に回るための輸送手段も提供されます。

2019100100003その一つが「Lange-Nacht-Bim」。何とWiener LinienがVerkehrsmuseum Remiseに動態保存されているオールドタイマーを、リンク通り(時計回り)に運転させるというものです。

運転時間は18時から深夜1時までで、15分間隔。Oper、Burgring、Bellaria、Börse、Schwedenplatz、Stubentor、Schwarzenbergplatzの各停留所に停車します。夜のオールドタイマーは風情がありますから、これは見物です。まぁ、これも単純な輸送手段というよりも、「動く博物館」(動態展示)といった赴きがあります。

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September 23, 2019

Club760 50周年(後編)

201909210012日本は「秋分の日」。最近、日本は移動休日が増えてしまって、どうもピンときませんが、「秋分の日」は固定されていますね。さて、今日は創立50周年を迎えた「Club 760の話題 後編」をお伝えしましょう。

TaurachbahnのあるLungauは、冬はスキーリゾートになる降雪地帯。そのため、作業ができるのは夏期に限定されます。しかも、費用とマンパワーの関係で、集中的に修復工事を行うことはできません。

そのため、路線を借り受けてから、実際に営業を開始するまでに7年間を要しています。

1988年7月9日、修復が完了した鉄道はTaurachbahnとして営業を開始します。ただ、観光鉄道の運転区間はMauterndorf-St.Andrä間となりました。もちろん、線路はTamswegまでつながっているため、その後、臨時列車のMurtalbahnへの乗り入れも実現しています。

201909210001実は、Feriが最初にTaurachbahnを訪問したのは、同鉄道が営業を開始して、数年後でした。当時、Murtalbahnの蒸気機関車保存運転は、日本でも有名でした。

撮影を終えて、Salzburg方面へ戻るため、99号線をレンタカーで走っていた時のことです。Mauterndorfの町を抜けたところで、突然、煙を上げている狭軌鉄道の蒸気機関車を発見。

直ちにUターンして、Mauterndorfの駅に車を寄せました。全く情報を持っていなかっただけに、正直、びっくり仰天したのをよく覚えています。

201909210006それ以来、夏にLungauを訪問した際には、必ずTaurachbahnを訪ね、日本でも色々な機会に紹介してきました。

さて、Club 760の活動に話を戻すと、自前の観光鉄道を運営するようになったことから、「歴史的な価値のある狭軌車両を後世に残す」という活動に力を入れるようになります。何しろ、それを運転できる鉄道を所有している訳ですから。

201909210009その後、オーストリアのみならず、他国からも狭軌鉄道の車両(主に機関車)を集め、時間をかけて動態復帰させています。

当初は、客車などもÖBBの狭軌線から譲渡されたものを、そのまま使っていましたが、機関車とのバランスがよくありません。

それはClub 760のメンバーも重々承知していること。客車の整備も時間をかけて行い、現在では、バランスのとれた編成になっています。

201909210003現在、Taurachbahnで動態保存されている蒸気機関車は6両。また3両の保有蒸気機関車が他の狭軌鉄道に貸し出されています。そして、FROJACHの博物館には4両の蒸気機関車が静態保存さえています。

もちろん、「高い理想を求めるメンバーのボランティア活動が中心」と言っても、鉄道の維持や車両の修復には莫大な資金は必要です。現在、Taurachbahnの運行時、Mauterndorf駅売店や車内で販売されている各種グッズの売り上げも、資金源の一つになっています。

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September 22, 2019

Club760 50周年(前編)

201909210015日本は、明日、23日が「秋分の日」でお休みなので、9月2回目の連休。ただ、台風16号が来ていますので、心配されている方も多いと思います。さて、今日はオーストリアの鉄道愛好家団体「Club760が50周年を迎えた」という話題です。

この団体が設立されたのは、シュタイヤマルク州を走る狭軌鉄道Murtalbahnが開業75周年を迎えた1969年のことです。

狭軌鉄道を愛する愛好家有志が「Club 760 - Verein der Freunde der Murtalbahn」(これが正式名称です)を設立しました。実際には短縮して「Club 760」と呼ばれるケースが多くなっています。

この760という数字ですが、オーストリアで広く使われている狭軌鉄道の線路幅(ゲージ)が760mmであるところから命名されたものです。ちなみに、ÖBBの本線は新幹線と同じ1435mmですから、約半分‥という訳です。

201909210010「Club 760」の目的は、会の正式名称からも明らかなようにMurtalbahnの広報活動を支援し、同鉄道が運行する蒸気機関車や列車の魅力を広く一般に広めること。そして、乗客を増やし、Murtalbahnの運行継続に貢献することです。

創立時は「地方鉄道のサポーター」という位置づけだった訳です。この活動が功を奏し、Murtalbahnが運行する蒸気機関車は人気が高まり、観光客が集まるようになりました。

ちなみに、左の写真が、現在も夏期の期間運転されているMurtalbahnの蒸気列車です。

この頃、「Club 760」は路線転換を図ります。お客さまが増えたため、車両が不足するという事態に陥ったのです。

201909210007そこで、従来のサポーター的な活動から、クラブ自らが車両を所有する方向に舵を切ったのです。

とは言っても、最初から蒸気機関車を所有するのはむずかしいため、まずは小型客車2両を購入しました。ちなみに両車はZillertalbahnとSalzkammergut-Lokalbahnで使用されていたものです。

Bi37、Bi38と名付けられた客車は、当初、Murtalbahnの蒸気列車に使用されていましたが、現在はClub 760が運営する観光鉄道Taurachbahnで使用されています。

右の写真がClub760が最初に購入した客車です。美しく整備され、現在もTaurachbahnで活躍しています。

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September 19, 2019

9月のウィーンはイベントが花盛り

201909180102ウィーンは9月に入って過ごしやすい、快適な季節になりました。この時期、色々なイベントが目白押し。14日・15日にはBabenbergerstraßeで「Streetlife Festival Wien 2019」が開催されました。今日は、Feriが独断と偏見で選んだイベントをいくつかご紹介しましょう。

もし、この期間、ウィーンを訪れる機会があったら、ご参加になるのも良い思い出になると思います。日本流ならば「秋祭りの季節」と言えるでしょう。

○9月21日・22/P日 Mistfest der MA 48
清掃工場のオープンハウスです。会場は17区(Hernals)のMistPlaz。各種清掃車両が展示される他、地元の皆さんに人気があるのが「蚤の市」。結構、掘り出し物があるようで、早くからお客さまが来場しています。

201909180100また、FanShopではミニゴミ箱などMA48特製のグッズも販売されます。もちろん入場は無料。最寄り駅はS45、路面電車43系統のHernalsです。

ステージのショーやバンドの演奏なども行われます。Feliも何回か行っていますが、のんびりとした楽しいイベントです。

また、基本的に清掃当局主催の行事ですが、ウィーン市の現業機関がブースを出しており、様々な取り組みを垣間見ることができます。

なお、ゴミを中心とした環境問題への取り組みなども紹介されており、楽しむだけでなく、色々と勉強になるイベントです。

201909180105○9月28日・29日 Wiener Weinwandertag 2019
ウィーン子が好きなハイキングとWineを組み合わせたイベントです。ワイン用ブドウ畑の中を歩きながら、途中にあるホイリゲや畑の中に設けられた臨時ブースで、Wineを試飲するというWine好きにはたまらないイベントです。

最近は人気が高まり、天気が良いと多くの人が集まるようになりました。今年も以下の3コースが設定されます。

-Route 1: Neustift bis Nussdorf
-Route 2: Strebersdorf bis Stammersdorf
-Route 3: Ottakring bis Neuwaldegg

201909180106私見ですが、最も人が集まるのはRoute 1。ここはコースからドナウ川を見ることができますし、ホイリゲの数も多いことから人気が高いようです。

Route 3は、平素からFeriの散歩コース。ホームグラウンドと言っても良いでしょう。Route 2だけは行ったことがありません。

Route 2については、ホイリゲの数はありますが、平坦な場所なので、景色はあまり楽しめないと思います。

最近は紙の地図に加えて、スマートフォンアプリなどで、様々な情報が提供されるようになり、便利になりました。Feriとしては、一押しのイベントです。ただし、ハイキングなので、天気が良くないと楽しめません。

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August 03, 2019

花火大会雑感

2019080300017月の当ブログですが、最もページビューが多かったのが、7月28日でした。ただ、実際にご覧頂いた記事は、当月の記事というより、夏休みのご旅行を控えているためか、航空便の搭乗記などの閲覧が多かったようです。

さて、トップの写真は、すでに後半にさしかかったSeefestspiele Mörbisch「DAS LAND DES LÄCHELNS」の公式舞台写真です。プログラムに折り込みで掲載されている舞台全景を撮影した写真。これで雰囲気を感じ取って頂くことができると思います。

今日は夏の風物詩「花火大会の話題」です。

日本では、この時期、各地で大小の花火大会が開催されていると思います。7月の最終土曜日は、東京を代表する隅田川花火大会が開催されましたね。もちろん、夏以外の季節に花火大会が開催されるケースもあるようですが、圧倒的に多いのは夏だと思います。

また、首都圏などで、同一日程で花火大会が開かれる時もあり、お客さまも、どちらへ出かけるか迷うというケースもあると思います。

201908030005余談になりますが、Feriの実家では、毎年、8月第一土曜日に市民花火大会が開催されます。今年は、今晩。天気も良さそうなので、きっと浴衣をお召しになった多くのお客さまで賑わうことでしょう。

昔は、自分の住まいから花火を見ることができたのですが、その後、近くに中層集合住宅ができて、見えなくなってしまいました。ちなみに左の写真は、数年前に撮影した写真です。 

さて、オーストリアでも花火は盛んですが、何故か「単独の花火大会」というのは、余り聞きません。

屋外で開催されるSeefestspiele Mörbischでは、毎年、カーテンコール終了後に花火が上がります。時間は短いですが、大量の花火が上がるため、結構、見ていて楽しいものがあります。

201908030002昨年は噴水とのコラボレーションも実現して、時間は短いものの、印象に残るショーに仕上がっていました。しかも、該当作品のメドレーが流れる中で、花火が打ち上げられるため、いっそう印象に強く残りますね。

しかし、日本のように、純粋に「花火だけを楽しむ」というイベントは、余り耳にしたことがありません。

Feriが見過ごしている可能性もありますが、Sylvesterの花火も、新年を祝う行事の一環として行われているので、「花火大会」と位置づけるのには無理があるような気がします。

201908030003日本で、夏に花火大会が多い理由ですが、一説によるとお盆の迎え火、送り火と関係が深いという話を聞いたことがあります。

お盆の時には、火を使ってご先祖様の霊を慰める風習がありますが、この一つとして花火を打ち上げる風習が生まれたというものです。

言わば「鎮魂花火」と言えるかも知れません。それが、時代の変化と共に、霊を慰める行事から、花火を楽しむ行事に変化したようです。

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July 01, 2019

Militärmusikfestival 2019が開催されました

2019063000057月最初の話題は先月、Linzで行われた「Militärmusikfestival(連邦軍音楽祭)の話題」をお届けしましょう。

日本では、毎年、自衛隊記念日行事の一環として、秋に東京の日本武道館で「自衛隊音楽まつり」が開催されます。

陸海空自衛隊の音楽隊に加えて、米軍やゲスト国のバンドも参加して、大変な盛り上がりを見せます。人気も高く、入場券はなかなか当たらないという話です。

さて、今回、会場となったのはLinzのTIPS-Arena。各地に展開する連邦軍の軍楽隊9隊が集まりました。隊員の総勢400名以上。

201906300004軍楽隊以外にSt.Florian合唱団(50名)、Zwölfaxingに所属するプロダンサー16名も参加しました。

日本の場合、女性隊員から選抜され、旗を使った演技を披露するガード隊が登場しますが、プロのダンサー(バレリーナ)を起用するところは、オーストリアらしいですね。

そう言えば、最近は自衛隊音楽隊に音楽大学出身の歌手が入隊し、話題になっていますが、こちらでも女性歌手は存在するようです。ちなみに屋内の会場なので、お客さまは4000名だったそうです。

自衛隊音楽まつりも同じですが、軍楽隊の演奏では、演奏に合わせてパフォーマンスを披露することが多く、音楽関係以外の隊員が参加するのが一般的。今回は、戦車部隊から40名、儀仗隊から70名の隊員が参加しています。

201906300002Feriは、残念ながら現地でMilitärmusikfestival 2019を見た訳ではないので、具体的な感想をご紹介することができません。

連邦軍のプレスリリースによると、Militärmusikfestival 2019は二部構成で、第一部は参加した9隊が、部隊ごとに演奏を行いました。

ここでは軍楽隊の演奏に合わせてダンスが披露された他、「Schild Hoch」という曲の演奏では、防護服を着た隊員のパフォーマンスが披露されています。

201906300003公開されている公式写真を見ると、演奏を行いながら、隊形を変化させるドリルも行われたようです。

余談になりますが、日本の自衛隊は米軍のドリルを範にして、独自の要素を取り入れているようです。一方、ヨーロッパの場合、アメリカ式のドリルはあまり見かけません。これも文化の違いなのだと思います。

第二部は、参加した軍楽隊が合同で演奏を披露。ヘンデルの「Feuerwerksmusik」も演奏されています。

フィナーレは、軍音楽監督Bernhard Heher大佐の指揮で、参加した全音楽隊により「Großen Österreichischen Zapfenstreichs」が演奏されました。

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June 02, 2019

U4 Karlsplatz-Längenfeldgasse間は夏期運休です

201906010003このブログでも定期的にお伝えしているウィーン地下鉄U4の大規模改修工事ですが、6月29日から9月1日までの期間、Karlsplatz-Längenfeldgasse間が工事のため運休となります。

オーストリアの場合、夏期は休暇をとる人が多いため、この時期を選んで部分運休を伴う大規模工事を一気に進めようというのがWiener Linienの狙いです。

部分運休となるため、この期間、U4はHeiligenstadt-Karlsplatz間、Hütteldorf-Längenfeldgasse間の運転となります。

列車の運転中は困難である路盤や軌道の本格的な改修工事が行われる予定です。また、同時並行で駅舎やプラットホームの改修工事も進められる模様です。

201906010001Karlsplatz-Längenfeldgasse間については、道路に面している区間なので、U4Zという代行バス路線が、日中は3分~8分間隔で運行されます。

ただし、道路が一方通行であるため、KarlsplatzからLängenfeldgasseまでLinks Wilenzeile経由、LängenfeldgasseからKarlsplatzへはRechte Wilenzeile経由となります。

Wiener Linienでは、代替バス以外にもU3とU6を使うことを推奨しています。また、U3、U6に加えて路面電車6系統、バス路線13A、14A、57A、59Aは、6月29日から9月1日までの間、通常よりも運転間隔が短くなります。

この間、観光客の皆さまが、地下鉄を利用してシェーンブルン宮殿に行く場合、迂回ルートを利用しなくてはなりません。団体のお客さまはバスを利用するケースが多いと思いますが、個人旅行のお客さまは、乗り換えが生じますので、ご注意ください。

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May 29, 2019

Mozarthaus Vienna でLeopold Mozartsのオリジナル・バイオリンを展示

201905280001日本では、国賓としてトランプ大統領が来日して、色々な話題を提供しているようですね。

また、5月だというのに「真夏日」が連続して続くという、ある種の「異常気象」。そんな5月も、そろそろおしまい‥

今日は「音楽家にまつわる展示の話題」をお届けしましょう。

モーツァルト・ハウス・ウィーン(Mozarthaus Vienna)では、ヨハン・ゲオルク・レオポルト・モーツァルト(Johann Georg Leopold Mozart)の生誕300年を記念して、オリジナル・バイオリンを展示しています。展示期間は5月27日から6月23日までです。

皆さまもご存じのように、レオポルト・モーツァルト(1719年11月14日~1787年5月28日)は、18世紀の作曲家であり、ヴァイオリニスト。

<>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父で、ドイツのアウグスブルクで1719年11月14日に生まれ、1787年5月28日にザルツブルクで没しまPした。

2人の子供が誕生してからは、その音楽教育に心血を注いだと言われています。

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May 05, 2019

立派な建物の意外な付属施設

2019050400105月4日は皇居で一般参賀が行われ、多くの国民が集まったようですね。また、令和グッズも色々と発売されているとか‥

さて、今日は日本の「こどもの日」にちなんで「古い伝統的な建物にまつわる話題」をお届けしましょう。

最近はスクラップアンドビルド方式が増えてきたウィーンですが、まだまだ、伝統的な建物を再利用するというスタイルも健在です。

さて、皆さまは、冒頭の写真に写っている建物は、何だと思いますか? 場所は16区、Ottakringer墓地に隣接するところです。

201905040011煉瓦造りの円形タワーの上に、開閉式のドーム屋根。天文台の趣ですね。

実際、正面に回って見ると、タワーの上部には「M.v.KUFFNER SCHE STERNWARTE」という文字が描かれていました。

ここは1884年に完成した私設のKuffner-Sternwarte(クフナー天文台)です。Moritz Kuffnerという実業家(Ottakringer Brauereiを父親から引き継いで経営、右の写真の人物)が、私費を投じて天文台を建て、天文観測に乗り出しました。

個人で天文台を運営してしまうというのは、当時のオーストリアには経済的に豊かな人物がいたことの証かも知れません。

ちなみにFranz Ritter von Neumann juniorという人物が設計を行っています。

201905040014Kuffner-Sternwarte は、その後、1928年には科学アカデミーと施設利用に関する契約を交わすなど、公的な調査・研究にも貢献しています。

そして、第2次世界大戦中の1944年9月、建物と周辺エリアは帝国科学教育省に売却されました。戦後は社会人教育施設として、クフナー天文台は再開されます。

現在、施設は「Freunde der Kuffner-Sternwarte」という団体が運営にあたっています。

有料のガイドツアーも組まれており、観光客の皆さんも内部を見学することができます。

古い天体観測機器なども保存されているようで、天文観測に興味のある方には、必見の施設かもしれません。

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