October 22, 2020

市庁舎前のクリスマスマーケット開催要領決まる

2020102202今日は「ウィーンのクリスマスマーケット開催に関する続報」です。

先日、開催の方向で検討が進められているウィーンのクリスマスマーケットの話題をお伝えしましたが、Rathausplatzで開催されるWiener Christkindlmärktの実施要領が決まりました。

まず、開催期間は11月13日から12月26日までと決まりました。例年と同じ開催期間です。ただ、例年とは大きく開催要領が変更になります。以下がKURIER紙に掲載された大きな変更点です。

-入場制限の実施
「密」を避けるため、入場制限が実施されます。3箇所の入口に信号機が設置され、信号が緑の場合にのみ入場が可能。

Ring、Lichtenfelsstrasse、Felderstrasseに設けられる入口で、来場者が1メートルのソーシャルディスタンスを確保できるスペースがある場合のみ、信号は緑になります。キャパシティを越えた場合は、信号が赤に変わり、入場はできなくなります(一時的な入場規制)。

これは今夏、野外プールで採用された方式で、オンラインでも表示されます。そのため、来場前にある程度、入場の可否が判断できると思われます。なお、入場制限は、他のクリスマスマーケットでも適用される可能性がありますが、方式は明言されていません。

2020102203-ビデオ監視
過去数年間、RathausplatzのWiener Christkindlmärktではホームページに会場の模様がリアルタイムで配信されていました。今年は、これらのビデオ画像が広場に特別に設置されたセキュリティセンターに送信されます。これらの画像に基づいて、セキュリティスタッフは、3箇所の入口にある信号を赤に切り替えるか、緑のままにするかを判断します。

-出店ブースの縮小
従来、150の各種ブース(ヒュッテ)が設置されていましたが、今年は115に減ります。これは来場者のスペースを確保することが目的ですが、実際には開催の可否がはっきりしなかったため、今年の参加を取りやめた業者が出たことも背景にあるようです。

業者さんとしては、準備して中止になったら大損ですから、参加中止を早々に決断したのでしょう。なお、ブースの賃料ですが2500~14000Euroで、最も高いのがPunschständeだそうです。

-セキュリティの強化
来場者がルールを遵守しているかを間知るセキュリティスタッフが配備されます。

2020102204-フロアマーキングの設置
各ブース前のアスファルトにマーキングが施され、ソーシャルディスタンスの確保を促します。

-飲食スペースの設置
飲食ブース脇が飲食スペースに設定され、飲食は、この場所だけに限定されます。これは、他の来場者との接触を少なくすることが目的です。従来のようにGlühweinを飲みながら、そぞろ歩きはできないことになります。

-コロナ検査ブースの設置
会場近くにコンテナ式のコロナ検査のための仮設ラボが設置されます。運営は「AustrianCoronaBusters」社が担当します。

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September 24, 2020

Wiener Opernball 2021中止の衝撃

2020092403新型コロナウイルスに感染し、肺炎を発症したオペラ界のスーパースター、アンナ・ネトレプコが、先日、モスクワの病院を退院したそうです。ちなみに彼女は、今年の誕生日を病院で迎えたとか‥

今日はオーストリアの「冬の風物詩」である「舞踏会 Ballの話題」です。

オーストリアでは、冬、経済的に貢献する三本柱が舞踏会クリスマス市シルヴェスター。このうち、今冬の舞踏会は大きく様変わりしそうです。

2020092402先日、お伝えしたようにオーストリア連邦政府は2021年のオペラ座舞踏会の中止を決断しましたが、ウィーンでは毎年、数多くの舞踏会が開催されており、昨年は延べ52万人が参加し、1億5100万Euroの経済効果がありました。

感染の再拡大を受けて、屋内での行事に参加できる人数が制限されたため、すでにホーフブルクで予定されていたÄrzteball、Jägerball、 Rudolfina-Redouteなどの中止が正式に発表されています。

2020092401この中でJägerball(猟師の舞踏会)は、今回100回目を迎える予定だっただけに大きな衝撃を与えました。

この他、Ball der Offiziere、Concordiaball、Ball der Pharmacieなどの中止が決まっています。

ご存じのように舞踏会は不特定多数の方が集まり、ワルツなどを踊りながら、長時間過ごす訳ですから、三密を避けることは困難な行事です。とくにソーシャルディスタンスの確保は事実上、不可能。

ところで、オペレッタ「こうもり」は、仮装舞踏会に参加したアイゼンシュタインとファルケの舞踏会後の出来事が、ファルケによるアイゼンシュタインに対する「笑いの復讐」につながっているのは、皆さまご存じのとおり。

2020092406夜通しの舞踏会を終えて、千鳥足で自宅へ戻る途中、コウモリの架装をしたファルケをアイゼンシュタインが街中の広場に置き去りにしたため、早朝、街の人たちに奇妙な格好のファルケが発見され、笑いものにされた‥というエピソードです。このように舞踏会には、色々なエピソードがつきもの。

こちらでは11月から2月にかけて、職業別や地区別の舞踏会が、多数、開催されますが、オペラ座舞踏会中止の決定を受けて、他の舞踏会も主催者が中止を決定すると思われます。

万が一、開催を強行し、クラスターが発生した場合、主催者の責任が追及される可能性が高いだけに、「ダンスより健康」を優先すると思います。

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September 21, 2020

WIENBEETHOVEN2020 ベートーヴェンの黄金像が届きました

2020092203最初に短いニュースから。ウィーンでは、今日、9月22日、Wiener Linienの1回券が24時間チケットとして利用できます。

これはInternationale Autofreie Tag(国際ノーカーデー)を記念した施策です。今日は2.4Euroでウィーンの市内交通が24時間、乗り放題です。

本来ならば盛大に挙行される予定だった「ベートヴェン生誕250年」ですが、新型コロナウイルス渦のため、盛り上がりに欠ける結果になっています。

ベートーヴェンは日本にもファンが多いので、通常だったら、日本の音楽ファンでウィーンも賑わっていたことでしょう。

9月20日、Michael Ludwig市長は、ベートーヴェン博物館でドイツのボン・ベートヴェン記念協会(Bonner Beethoven Jubiläumsgesellschaft BTHVN2020)から寄贈された黄金のベートーヴェン像を受け取りました。

2020092201同時に2020年12月16日に「ベートーヴェン誕生記念パーティ」の開催を発表しました。

黄金像の引き渡し式典にはMichael Ludwig市長をはじめ、 Susanne Schicker 氏(WIENBEETHOVEN2020コーディネーター)、Christoph Wahl氏(DHLオーストリアマネージングディレクター)、ウィーン・ベートヴェン博物館学芸員Lisa Noggler-Gürtler氏、ウィーン・ベートヴェン博物館館長Christina Schwarz氏、区副区長Thomas Mader19氏らが参加しました。

偉人の黄金像ですが、手をズボンに突っ込んでいるというスタイルです。

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September 18, 2020

技術博物館で大型蒸気機関車12.10号機の展示開始

2020091803今日はウィーン技術博物館(Technischen Museums Wien)で9月18日から一般公開が始まった「大型蒸気機関車の話題」をお伝えしましょう。

訪問した方も多いと思いますが、シェーンブルン宮殿に近いウィーン技術博物館は、工業技術に関する総合博物館です。Feriは絵画などの美術品より工業技術に興味があるので、かなり前から足を運んでいました。

交通関係の展示も多く、かつては技術博物館に隣接する機関車公園に多くの蒸気機関車が展示されていました。

2020091801しかし、1999年、技術博物館の再編により、機関車公園が閉鎖され、多くの機関車がシュトラスホーフ鉄道博物館に移りました。現在、館内に少数の鉄道車両が展示されているにとどまります。

今回、以前から技術博物館で保存されていたオーストリア最大の蒸気機関車12型(登場時は214型)が修復の上、館内(西ホール)に展示され、9月18日から一般公開が始まりました。

2020091804一般の皆さまには馴染みのない12型ですが、鉄道ファンには有名な機関車です。

1928年から1936年にかけて、ウィーンのフロリツドルフ機関車工場(Floridsdorfer Lokomotivfabrik)で13両(214.01~13)が製造された高速旅客用蒸気機関車です。

全長は22.6m、重量138t、軸配置は1D2(先輪が1軸、動輪が4軸、従輪が2軸、通称バークシャー)、動輪経は1940mm、2700PS、最高速度120km/hです。

ただ、試運転では154km/hを記録しています。動輪間を結ぶ主連棒(メインロッド)が、世界で最も長いことでも知られています。

2020091805落成後、ウィーン-ザルツブルク間(西鉄道)の急行列車に使用されました。

この機関車が誕生した背景ですが、1927年、当時のオーストリア連邦鉄道は幹線の電化を一時的に中段することを決定します。

そこで、ウィーン-ザルツブルク間を電気機関車牽引の場合と同じ所要時間で結ぶための高性能蒸気機関車の開発を決定。

2020091806114型(3気筒)と214型(2気筒)という2種類の機関車が試作されましたが、最終的に214型が採用されました。

落成後、ウィーン-ザルツブルク間、ウィーン-パッサウ間の急行列車の先頭に立ちますが、オーストリアがドイツに併合された際、214型はドイツ帝国鉄道に引き継がれ(形式は12型に変更)、レーゲンスブルクまで乗り入れるようになりました。

戦後、ウィーン-ザルツブルク間の電化が完成すると、12型は南鉄道へ移動し、ウィーン-ヴィラッハ間で使用されるようになります。

2020091807しかし、軸配置が禍し、セメリング線の急勾配と急曲線には適応できず、動輪の摩耗が頻発。1956年には休車となります。

新製からわずか20年で、まだまだ使えることから、ÖBBでは海外への売却を視野に入れて、しばらく保管していました。

当時、近隣諸国(特に西側)でも幹線の電化が進み、本線用の大型旅客用蒸気機関車は買い手が付かず、1961年と1962年に全機廃車となりました。何しろ汎用性に欠けますから‥

2020091809ただ、歴史的な技術遺産であるため、12.10号機だけは、解体されることなく、ÖBBが保管していました。

1970年代、ウィーン技術博物館に隣接する機関車公園に静態保存されます。ちなみにFeriも機関車公園に保存されている12.10号機を見ており、写真も撮影しています。

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September 03, 2020

MuseumsQuartier に「MQ Libelle」がオープン

2020090311今日は「ミュージアム・クォーター(MQ)の新施設にまつわる話題」をお届けしましょう。

海外からの観光客や美術愛好家が訪れるミュージアム・クォーターですが、このほどレオポルド美術館の屋上に新しい施設「MQ Libelle」が完成し、9月4日の一般公開を前に9月1日、Michael Ludwig市長も参加してオープニングセレモニーが行われました。

2020090318ウィーンの中心部を一望できる展望デッキと600平方メートルのイベントスペースから構成されています。

当初、2020年春にオープン予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により延期されていたものです。

2020090314Laurids Ortner 氏が基本設計を担当、Eva Schlegel氏がガラスのファザードをデザイン、Brigitte Kowanz氏が光のインスタレーションを担当しました。

場所柄、この施設そのものが「芸術作品」という位置づけです。

2020090315なお、Laurids Ortner氏は、1980年代と1990年代、兄のManfred Ortner氏と共同でミュージアム・クォーターの新施設設計を手がけています。

建設工事はOrtner & Ortner BAUKUNSTが担当しています。

今回、建設された「MQ Libelle」は、2001年にミュージアム・クォーターがオープンして以来、初めて拡張された施設です。

2020090317気になる建設コストは750万Euroですが、その半分はミュージアム・クォーター自身が負担。残りの半分は、将来の賃貸収入で賄われる予定です。

2020090312「MQ Libelle」には、屋外エレベーターでアクセス可能で、通常はミュージアム・クォーターの中庭のようなフリースペースになっており、無料で入場できます。

また、この多機能イベントスペースは、アートや文化的なプロジェクト用に貸し出される予定です。

余談ですが、「Libelle」は昆虫のトンボ。そのデザインがトンボを思わせることから、命名されたのでしょう。

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September 01, 2020

Bambiのふるさとアッターゼー

2020090104こちらでは9月から新学期が始まりますが、新型コロナウイルス渦のため、例年とは違ったスタートになるようです。

さて、日本はもとより、オーストリアでも人気が高い「ディズニーのアニメーションにまつわるお話」をお届けしましょう。

最近でも定期的にアニメーションの新作を発表するディズニーですが、Feriが子供、すでに多くの作品が世に出ていました。すごい歴史ですね。

物語の内容については、正直、よく覚えていないのですが、「バンビ」が印象に残っています。というのは、何故か、子供の頃、自宅に「バンビ」の陶器製フィギュアがあったもので‥

2020090101このフィギュアも、どのような経緯で自宅に来たのか、こちらも記憶が定かではありません。恐らく親が買ってくれたのだろうと思いますが、Feriが親におねだりしたのかどうか‥

さて、先日、ウィーン郊外に住む声楽家の友人と久しぶりに話をしていた時、ひょうんなこと~ディズニー・アニメーションの話題になり、彼女もバンビが好きだったということで、ちょっと盛り上がりました。

その際、“ところで、Feriさん、バンビの原作者はオーストリア人だったことをご存じですか?”と言われて、びっくり仰天。

 何しろディズニー・アニメのバンビは北米の森が舞台ですから、オーストリア人が原作者とは考えてもみませんでした。原作者はフェリックス・サルテン(Felix Salten、1869年9月6日~1945年10月8日)氏で、1923年に発表しました。

2020090105原作は「Bambi. Eine Lebensgeschichte aus dem Walde」。「森の中の物語」というニュアンスの作品ですが、残念ながら発表された時は、全く見向きもされなかったそうです。

その後、別の出版社から世に送り出されて、世に知られ、最終的にディズニーが「バンビ」というタイトルでアニメーション化。これで大ブレイクしたものです。

アニメーションのキャラクターは、ディズニーらしい可愛いデザインで、こちらの方が印象に残ってしまいますが、「生きていくこと」をテーマにした奥の深い文学作品。

それまでの動物文学と異なり、「動物の視点」から周囲の動物や環境、人間を見るという視点が画期的だったと言われています。

可愛らしいキャラクターとはうって変わって、作品の中に登場する「人間」への眼が、時には重く描かれています。

2020090107さて、サルテンは、オーストリアでも有数の避暑地アッターゼーの湖畔で、ある夏、この構想を考えたと言われています。

アッターゼーと言えば、グスタフ・クリムトが晩年、夏季に滞在していたことで知られていますね。今では湖畔にクリムトの博物館も開設されています。

アッターゼーはザルツカンマーグートの一画にある大きな湖で、周囲には森や山が連なっています。

実はFeriの先輩がアッターゼーからほど近い小さな街に住んでいるため、お宅を訪問した際、ご一緒にアッターゼーまで出かけたことがあります。

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August 12, 2020

地下鉄と路面電車の車内でKonzertとKabarettを楽しもう

2020081201今日は「Wiener Linienが来週開催するイベントの話題」です。現在、ウィーンでは市内全域を使って「Cultural Summer 2020」が開催されています。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ対策を施しながら、各種パフォーマンスを楽しむという趣旨。そんな中、Wiener Linienが、来週、興味深いイベントを実施します。

何と地下鉄と路面電車の車内をステージにして、走行中の車内でパフォーマンスを披露するというものです。「Kunst auf Schiene」と名付けられたこのイベントですが、もちろん、営業列車ではなく、臨時列車を仕立てて、事前に予約したお客さまを乗せて実施します。

8月21日と22日の両日、開催することになっており、U2のStadium駅からSilberpfeil(旧型地下鉄車両の愛称です)の専用列車に乗車。車内でパフォーマンスを楽しみます。

2020081202Schottentor駅到着後、お客さまは、ここで専用路面電車(ULF)に乗り換え、Ringを走りながら第二部を楽しむという趣向です。時間は第一部、第二部ともに45分です。

両日ともStadium駅の開場は18時45分、開演(出発)は20時です。ただ、StadiumからSchottentorに直行してしまうと45分もかかりませんから、U2線内を走り回る可能性が高いと思います。

一方、路面電車の方がRingが一周、45分程度なので、恐らく一周することになるのでしょう。さすがに路面電車博物館のオールドタイマーでは、車内での本格演奏などは難しいので、今回、収容力のあるULFが選ばれたのだと思います。

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July 08, 2020

本日開幕、「Cultural Summer 2020」

20200709017月からEUが日本を含む入国制限緩和の方針を打ち出しましたが、最終的には各国に判断が委ねられています。

オーストリア政府は、7月1日、新コロナウィルス感染拡大対策の一環として オーストリア、欧州連合、欧州経済領域、スイスの国民以外のシェンゲン領域外からの入国規制継続を発表しました。

規制は9月30日まで続けらる予定です(状況によって変更有り)。そのため、現時点では残念ながら一般の日本人はオーストリアへ入国することはできません。

さて、今日は、6月6日に当ブログでもお伝えしたウィーン市が主導して開催する「Cultural Summer 2020」の話題です。

2020070027月7日、ウィーン市が「Cultural Summer 2020」の詳細を発表しました。なお、開幕は、発表から2日後の7月9日。つまり今日です。

わずか1ヵ月間で、出演者の手配も含めて、準備を完了した関係者の尽力には頭が下がります。平素はのんびりしているオーストリアですが、やるときはやります。

さて、記者会見の冒頭、Michael Ludwigウィーン市長が“文化的な夏は、現在の発展と私たちにとって特に重要なこと。この都市の「生活の質」は、楽しいアクティブな文化的生活が担っています。今、私たちは、それを再び始めようとしています”と、本イベントにかける意気込みを述べました。

2020060704さて、会場ですが、以下のようにウィーン市内に分散しています。いずれも感染拡大防止策が徹底しているのは、言うまでもありません。

○メインステージ(最大500名収容):2箇所
-Donauinsel/Schulschiff (21区)
-Oberlaa/Kurbadstraße (10区)

○モジュラースペース(最大100名収容):5箇所
-12.-Februar-Platz(19区)
-Kaiserwiese beim Riesenrad(2区、Public Movesの会場を兼ねる)
-Muthsamgasse (14区)
-Hannah-Arendt-Platz(22区)
-Zirkuswiese am Liesingbach(23区、Public Movesの会場を兼ねる)

2020060705○アーティストコーナー(最大30名収容):3箇所
-Nietzscheplatz(16区)
-Wallensteinplatz(20区)
-Naschmarkt(6区)

○Public Moves(独立した施設):2箇所
-Arkadenhof im Rathaus(1区)
-Donauinsel / Georg-Danzer-Steg(21区)

いずれも入場無料ですが、感染拡大防止を図るため、観客をコントロールする目的で、メイン会場とPublic Movesは事前予約制になりました。

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June 17, 2020

90歳のお誕生日を迎えたOtto Schenkさん<追記あり>

2020061601今日は「Otto Schenkさんの話題」です。

6月12日、オーストリアを代表する俳優、演出家、作家というマルチタレントのオットー・シェンクさんが90歳のお誕生日を迎えました。

時節柄、大がかりな行事は行われず、プライベートな「お祝いの会」が開催され、ウィーン市長Michael Ludwigさんもお祝いに駆けつけたことがニュースで報じられています。

2020061603当日はRudolf Buchbinderさん、Heinz Zednikさん、Harald Serafinさん、Erwin Steinhauer さん、Maria Köstlingerさんなどが集まりました。

オットー・シェンクさんは、Theater in der Josefstadt やVolkstheaterで学んだ後、1953年からウィーンでキャリアをスタートさせました。

1957年にはSalzburger Landestheaterで「魔笛」の演出を担当したことで知られていますが、活躍の範囲は、オペラや演劇の演出にとどまらず、幅広いものです。

2020061602海外での活躍も注目されますが、とくにメトロポリタンオペラの演出については、非常に高い評価を得ています。

革新的な演出が主流となったヨーロッパの歌劇場に対して、オペラ文化が違うアメリカでは、伝統的な演出が好まれる傾向がありますが、この点を踏まえた演出が好評だったようです。

Feriも印象に残っているのはウィーン国立劇場のオペラ「ばらの騎士」とオペレッタ「こうもり」です。どちらもオーソドックスな演出で、Feri好み。

3枚目の写真は2010年12月の演出改訂版「ばらの騎士」Premiereの舞台でのお姿です。

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June 13, 2020

#soWIENie「Film Festival 2020」開催決定

2020061306 今日は“プラーターにまもなく「Königreich der Eisenbahnen」が誕生(下)”をお届けする予定でしたが、ウィーン市から夏の風物詩、市庁舎前のフィルムフェスティバル(2020 #soWIENie Film Festival 2020 )開催についての発表があったので、こちらをお届けします。

今夏、各地の音楽祭やフェスティバルが新型コロナウイルス感染の影響で中止になっているため、Feriは「市庁舎前のフィルムフェスティバル」も中止になると思っていたのですが、運営スタイルを変えて実施することが、ウィーンから発表されました。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、「集近閉の防止」がポイントになります。屋外なので閉鎖空間に関しては、問題ありません。主にソーシャルディスタンス確保がポイントになります。

2020061301そこで、今年の市庁舎広場は、図のように映画観賞エリアと、完全に独立した喫食エリアに分割されます。昨年まで見られたスタンド席は、「集」「近」を阻止できないため、廃止になりました。

そして、映画鑑賞エリアへの入場は「密」を避けるため、完全予約制(Webからの予約、ただし、無料は継続)になりました。

イベント会場のこのような構造により、規定の安全距離と保護対策が可能になります。12日の記者会見では、まだ正式な座席図は発表されませんでした。

当然、入口と出口は分離されます。映画鑑賞エリアへの入口はLichtenfelsgasse側にあり、ここで当日、有効な予約券が確認が行われます。

2020061305入場に際して、アルコールを使った消毒なども行われる可能性もあると思います。屋外なので入場者にはマスク着用の義務はありませんが、手洗いの徹底、咳エチケットの遵守、体調が悪い場合は、来場しないといった要請が出ています。

入場時間は映画上映開始の2時間前から。また、上演終了後、1時間以内に2箇所の出口(FelderstrasseとLichtenfelsgasse)から退出することが求められます。

なお、当日有効な入場券を所持している場合、入場後の退出、再入場は可能です。

300平方メートルのスクリーン前に設置される映画鑑賞エリアは、ソーシャルディスタンスを確保するため、500席が設けられますが、2人席と4人席のボックスにグループ化されます。何となく「椅子のある枡席」といった趣です。

この他、お客さまの安全を確保するため、様々な案内表示が設置されることになっています。

2020061302一方、ブルグ劇場側の喫食エリアについても、様変わりします。従来は、会場内に設置されているテーブルを自由に利用できるようになっていましたが、こちらもソーシャルディスタンスを確保するため、枡席状になります。

喫食エリアは、長年のパートナーであるDO&COが全体を取り仕切ります。今年のモットーは“小さいけれど良い”。こちらも500席の客席が設けられます。

営業時間は11時から深夜まで。こちらについては、予約が必須ではありませんが、主催者側は映画祭のサイトからの事前予約を推奨しています。

2020061303開演時間については、終演を合わせるためか、作品によって20時30分から21時15分までと、ばらつきがあります。

気になるプログラムですが、今年はベートヴェン生誕150周年がメインになりますが、オペレッタファンにとって忘れてはならないのはフランツ・レハール生誕150周年の歳であること。

今年のフィルムフェスティバルは、7月4日(土曜日)、ベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」で幕を開けます。交響曲第9番をはじめ数々の作品が、週1回のペースで上演されます。

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