October 12, 2017

オーストリア航空Premium Economy Classは‥

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今日は「オーストリア航空の話題」をお届けしましょう。

7月に日本線復活が発表された際は、当ブログにも多くのアクセスがありました。皆さま、待ち望んでいたことがよくわかります。機材繰りの関係で、デイリーではないのが残念ですが、それでも日本にお住まいの親御さんをウィーンにお呼びになる際には、心強い存在になることでしょう。

さて、今年7月、2018年の夏ダイヤから日本線復活を発表したオーストリア航空ですが、その時、同時に発表された長距離路線用Premium Economy Classの概要が、同社から発表されました。

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Premium Economy Classが新設されるのは、同社の長距離線用機材B777-200ERとB767-300ER。

今回、新しいシートアレンジメントも発表されましたが、B777-200ERは2-4-2(3列、定員24名)、B767-300ERは2-2-2(3列、18名)と判明しました。

全体の座席数ですが、B777-200ERの場合、現在、Business Class48席、Economy Class260席(機材によってEconomy Classの席数は若干、異なります)が標準ですが、PY改装後は、Business Classが38席、Premium Economy Class24席、Economy Class244席になるようです。

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オーストリア航空では、パーテションで区切られているため、独立した空間になると発表しています。

最近の日系航空会社は、Business Classの専有面積が広くなり、Economy Classは主翼の後方の最終ゾーンのみというケースが多いですが、オーストリア航空の場合、改装後も、Economy Classの比率が高く設定されています。

しかし、儲かるBusiness Classを一部、縮小してPremium Economy Classを設置するとは思ってもみませんでした。

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September 17, 2017

地下鉄Oberlaa延長開業余話

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今日は、先日、詳細にお伝えしたウィーン地下鉄U1のOberlaa開業に関連したお話です。前回、ご紹介できなかった話題です。

ウィーン市長をはじめとするVIPが集まったのは、Reumannplatz駅なのは、ご存じのとおり。

ヨーロッパではテロが多発していることもあり、従来の警察による警備に加えて、民間警備会社の警備員も投入されていました。

一応、関係者とPressPassを持っている人しか入ることができないエリアが設定され、金属製の柵で仕切られていました。

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一般の見物客や試乗客は、柵の外で待機中。ところが、このVIPエリアは地下鉄の出口に隣接しているため、Reumannplatz駅に到着した乗客が地上に出てくると、結果としてVIPエリアを横切ることも‥

そのため、VIPエリアに一般人が混じっている時がありました。このあたり、若干警備の「詰めが甘い」ような気がしたのはFeriだけでしょうか?


ところで、この手のイベントになると、マスコミの注目を集めるため、変わった格好をした人物が現れてくるのが常。

案の定、マスコミが喜びそうな奇抜な格好をしたおじさまがやってきました。

Feriが文章で説明するより、写真をご覧頂いた方がわかりやすいと思いますが、飛行機をくくりつけた帽子をかぶっているのが特徴。本人もマスコミのインタビューに答えるのが楽しみなようで、進んでORFインタビューに応じていました。

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当初は、柵の内側にいるレポーターが外側のおじさんにインタビューをしていたのですが、その後、なぜか、おじさんは柵の内側へ‥

さて、日本の場合、開通式ではテープカットが定番のセレモニーですが、今回、Reumannplatz駅では、何も行われなかったようです。単純にVIPも一般のお客さまと一緒に初列車に乗る‥という感じですね。

最も、Feriは混雑が激しく、Oberlaa側の先頭車付近を避けていたので、何らかのセレモニーがあったのかもしれませんが‥少なくともセレモニーらしき準備は発見できませんでした。これはU2のSeestadt延長開業時も同じでした。

前日までは、Reumannplatz駅での折り返し列車は、一旦、Oberlaaへ引き上げていましたが、延長開業の当日は、Leopoldau 方面から来た列車は1番線に入り、そのまま、折り返していました。

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September 16, 2017

Oberlaaを散策

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今日は「Oberlaa周辺のお話」です。

Feriは、地下鉄が開業する前日、工事の完成状況、廃止予定の路面電車路線がどうなているかが気になり、Oberlaaを訪れました。

U1のOberlla駅では、最終的な仕上げ工事をしていましたし、駅前広場では各種イベントの準備が急ピッチで進められていました。

ただ、いらっしゃったのは工事関係者やイベント関係者が圧倒的に多く、Kurpark Oberlaaには、のんびりとした空気が流れていました。

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池を配した広大なKurpark Oberlaaはお散歩コースとしても最適で、当日も平日にもかかわらず、散歩を楽しんでいる人を見かけました。

ところで、Feriは、今までKurpark Oberlaa側は散策したことがあるのですが、南側にあるÖBBの線路を挟んだ反対側は、行ったことがありませんでした。

実は、Oberlaaのホイリゲは、ÖBB線路の南側にあるのですよね。ただ、平日の昼間だったので、ホイリゲは、当然、営業していません。

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本当はホイリゲが営業しているタイミングで来れば良かったのですが、午後、市内中心部で友人と会う約束があったため、早めにOberlaaへやって来たのです。

ただ、昼食時だったので、Oberlaaで昼食をとろうと考え、ÖBBの南側へ行ってみることにしました。

Kurpark Oberlaa側からは旧67系統の停留所付近から、地下道で簡単に南側に抜けることができます。

かつてはOberlaaにもÖBBの駅があったようで、立派な駅舎がありますが、現在、旅客営業は行っていません。

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教会の尖塔が見えたので、その方向へ歩いて行くと、ホイリゲの方向を示す看板が‥ 次はOberlaaのホイリゲを訪れてみたいと思います。

路線バス70Aも通るOberlaaer Straßeに出ると、1軒のレストランを発見。In's Steff Gasthaus und Restaurantという名前で、ホイリゲではありませんが、中庭がシャニガルテンになっているようなので、ここで昼食をとることに‥

平日の昼間だったので、天気が良かったにもかかわらず、シャニガルテンはガラガラ。一組のご夫婦がゆっくりとお食事を楽しんでいるだけでした。

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August 25, 2017

写真特集 シュナップス売りのお姉様

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早いもので、来週の「金曜日」は9月です。

日本では、週末が「夏休み最後の日曜日」となるため、色々と賑わうことでしょう。ただ、暑さが戻ってきた地域もあり、過ごしやすいとは言えないかもしれませんが。

さて、皆さまは、どのような夏をお過ごしになりましたでしょうか。

今日はオーストリアのブラスバンドには欠かせない存在である「シュナップス売りのお姉様」の話題です。

夏だけではありませんが、オーストリアでは各地に地元のブラスバンドが存在します。

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各種のFestや記念行事に参加するのはもちろん、夏は広場で定期的にコンサートを実施しています。

こちらのブラスバンドの多くは、地元のMusikverein(楽友協会)が中心となって運営されているものが多く、メンバーも老若男女、多種多様です。

特に地方に行くと、その傾向が強いようです。ある意味、音楽大国らしさを感じる存在でもあります。

ところで、こちらのブラスバンドは、通常、演奏しながら行進し、会場に入ってくるのが一般的です。

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その際、行進の先頭に立つリーダーの両脇に必ず随伴しているのが「シュナップス売りのお姉様」。

実際、行進が終わってポジションに着き、バンドの演奏が始まると、周辺を巡回して観客にシュナップスを販売しています。

通常、2名一組ですが、場所によっては4名編成というバンドもあります。

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ご存じのようにシュナップス(Schnaps)は、ジャガイモや果実から造られるアルコール度数の強い蒸留酒の総称です。アルコール度数が高いため、結構、きついです。

気付け薬的な使い方をするケースもあるようですが、平素はBierの飲んでいる場合、口直しとしていただくケースが一般的です。

さて、販売方法が独自で、使い回しのカップ(金属製またはガラス製)に、肩から提げた樽(角型のものもあります)からシュナップスを入れて、お客さまに手渡します。

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August 23, 2017

Geburtstag Special Feriの世界一周旅行記(その3)

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昨日に引き続き、「世界一周旅行のレポート」をお届けします。いよいよFeriの「第二のふるさと」オーストリアへ到着です。

○7日目
大西洋を通過中に日付がかわり、フランクフルトには翌朝8時23分に到着しました。ここまでくれば、我が家に帰った気分(笑)。

ドイツ語が聞こえてくると安心するFeriでした。アメリカではほとんど見なかった、アラビック系の人が急に増えてように感じました。

到着が遅れたため、事前に機内放送で、接続時間の短い人は地上係員にコンタクトするように指示がありました。

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さっそく機内を出たところで、カウンターの係員に申し出たところ、ウィーン行きのLH427便は、すでにドアクローズをしており、接続はできない旨をはっきりと言われました。

そして、11時20分発のLH6334便(OS122便)に変更する旨の案内が‥

慌ててもしかたがないので、イミグレーションと、セキュリティを通過後、OS122便が出発するターミナルAへ再び戻りました。そこのコネクティングカウンターで、新しい搭乗券を受け取り、ルフトハンザのセネターラウンジで休憩です。

なお、LH427便から乗り継ぎでウィーンへ行くお客さまはFeriだけかと思ったのですが、もう一人いらっしゃいました。

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6レグは、オーストリア航空122便に変更となりました。遅延の結果、ここで故郷のエアラインに当たるのは「珍道中」らしいところ。

OS122便のシップはA320-211です。実は、この時、ヨーロッパ内にビジネスクラスは初搭乗なので、興味津々。ちょうど、昼食にあたるため、ホッとミールが提供されました。また、アルコール飲料も当然無料です。

OS122便は順調にフライトを続け、カーレンベルクの丘、上空を通過し、ウィーン・シュヴェヒャート空港には12時44分に到着しました。フライトタイムは1時間17分です。

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ここから先は、Feriの庭のような感じ。予約してあったレンタカーを借りて、さっそくRustへ向かいました。ちなみにこの時の車は、レンタカー会社の都合でスマートになりました。

1時間ほどのドライブでRustへ到着。さっそくオーストリアモード全開で、この晩はメルビッシュで「ルクセンブルク伯」を鑑賞。アメリカで蒸気機関車を撮影した人間が、翌日にはオーストリアでオペレッタ鑑賞‥こんな変なことをしているのはFeriくらいでしょう。

このメルビッシュの「ルクセンブルク伯」のレポートは、当ブログでもご紹介しているので、省略します。

なお、Rustからメルビッシュへの往復には臨時船を使ったのは言うまでもありません。

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August 22, 2017

Geburtstag Special Feriの世界一周旅行記(その2)

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昨日に引き続き、「世界一周旅行のレポート」をお届けします。

○3日目
Feriがデイトンに行きたかった理由は、ここに世界的にも有名な「National Museum of the US Air Forc(国立アメリカ空軍博物館)」があるためです。

ライトパターソン空軍基地に隣接した場所に設けられているアメリカ空軍博物館は、1909年にライト兄弟が開発したミリタリー・フライヤー号のレプリカをはじめ、400機以上の戦闘機やミサイルを展示されています。その規模、収蔵機材の豊富さなどから、航空ファンならば一度は見ておきたい場所です。

しかし、不便な場所にあるため、今回、あえて親友にリクエストして、スケジュールに加えてもらいました。

翌朝、親友はデイトンの営業拠点で仕事があるため、Feriをホテルから空軍博物館へ送ってくれたところで、一旦、別行動に。

9時の開館と同時に館内へ。実は、アメリカ空軍博物館での体験をご紹介するだけに、記事3本は書けるくらい充実している場所です。

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事前に情報を得ていましたが、想像以上に素晴らしい博物館でした。アメリカは歴史が浅い国なので、歴史を記録する博物館などに熱心だという話を耳にしたことがあります。

このアメリカ空軍博物館も、その一つでしょう。とにかく第1次世界大戦から現代に至まで、アメリカ軍が使用した軍用機のみならず、日本やドイツなどの軍用機が多数展示されています。しかも、大型の軍用機も原則として冷暖房が完備した屋内展示。

なお、日本人としては複雑なのは、長崎に原爆を投下したB29ボックスカーの実機が展示されていることでしょうか。

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ただ、展示機はいずれも、美術品のような扱いをされており、驚愕しました。しかも、入場は無料(アイマックスシアターは別料金)。

当時、ライトパターソン空軍基地内には別館があり、ここには大統領専用機や超音速爆撃機バリキュリー(ドイツ語だとワルキューレ)などが保存されていました。ここは空軍基地内に入るため、ガイドツアー方式になっていました。入館後、ガイドツアーに速攻で申し込んだのは言うまでもありません。

冷戦時代のセクションでは、ベルリンの壁崩壊の実物大ジオラマも展示されていました(壁は本物のようでした)。イギリスほどではありませんが、こういったジオラマ風の展示も随所に見られます。

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夕方、親友が迎えに来るまでの8時間は、あっという間に過ぎました。本当は1日で十分に見ることができない規模なのですが、旅程の関係で、最大1日。

とにかく総ての展示ホールを回ることを目標にしました。とにかく、“素晴らしい”の一言に尽きます。アメリカの底力を再認識した1日でした。

館内にはカフェテリアもありますが、アルコール飲料はなし。アメリカは、意外とアルコール飲料の販売に制約があることがわかります。

余談ですが、ヨーロッパではオーストリアに限らず、博物館のカフェでも平気でWineやBierを売っていますよね。

なお、カフェテリアにもバリキュリーのイラストが描かれており、同機が、博物館の象徴になっていることがわかります。

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August 21, 2017

Geburtstag Special Feriの世界一周旅行記(その1)

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今日は「Feriの○回目の誕生日」です。しかし、今年は、ホイリゲでの誕生会のような大きなイベントはありません。

という訳で、今から10年ほど前、誕生日の時期に合わせて挙行した「世界一周旅行のレポート」をお届けしましょう。

今は現役を引退して、日本への帰国を果たしていますが、当時Feriの親友が、アメリカのロサンゼルスに住んでいました。

日本法人のアメリカ駐在員として、ご家族とともにアメリカ滞在中。滞在も既に20年近くになっており、住んでいる場所も何箇所が変わっています。

時々、日本本社への出張に際して、友人一同が集まって、懇親会を開催していたのですが、いつも“私が現地に住んでいるうちに、一度、アメリカに来いよ”が彼の決め台詞でした。

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Feriは独立の際、アメリカに法人登記を行い、その日本法人という形で、会社を立ち上げました。そんなこともあり、一度、本店所在地を訪問したいと思っていたので、アメリカ行きを決めました。

しかし、仕事が減る8月以外にアメリカへ出かけるのは難しいため、毎年、恒例のオーストリアへの里帰りとアメリカ訪問をドッキングさせて、結果として、世界一周旅行にしました。

ご存じの方も多いと思いますが、スターアライアンス、ワンワールドという航空連合は、加盟各社の便を活用した世界一周運賃を設定しています。

運賃も比較的リーズナブルなので、この時はANAが加盟しているスターアライアンスのチケットを利用して、アメリカ経由、オーストリアと言う計画を立てました。

幸い、親友もアメリカ滞在中は全面的にサポーを約束してくれました。

○1日目

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第1レグは、成田発、ロサンゼルス行きの全日空6便(B777-381ER)。初めての太平洋横断です(笑)。

フライトタイムは10時間ほどですが、ロサンゼルスに到着して最初に驚いたのは、空がクリアなこと。正に「カリフォルニアの青い空」です(笑)。

しかし、成田空港周辺が雷雨に見舞われて、成田出発が1時間30分ほど遅れることになりました。最初から「珍道中の予感」が漂う旅立ちになりました。

そこで、成田からメールで親友に連絡し、ジャストタイミングで、空港に迎えに来てもらいました。

色々と歓迎プランを用意してくれていたのですが、到着時間2時間ほど遅れたこともあり、Feriが好きな鉄道と航空機に的を絞って、2箇所の博物館を案内してくれました。

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とくに郊外のチノにある私設の航空博物館(フェーム・オブ・フライト)では、日本では観ることができない第2次世界大戦時代の日本機を間近に見ることができ、初日からテンションが上がりっぱなし。

その後、片側5車線もあるフリーウェイを走り、親友の自宅へ。その晩は奥さま手作りのお料理で「歓迎の宴」と相成りました。

アメリカの個人宅を見るのも初めてだったので、宅内を案内してもらいましたが、とにかく広いのにびっくり。一室が彼のホビールームになっていて、アメリカ生活の一端を垣間見た思いでした。

○2日目
本来は、ロサンゼルス観光となる訳でしょうが、翌日はさっそく、ロサンゼルスを後に、友人とともにオハイオ州デイトンに向かいました。

まず、驚いたのはロサンゼルス空港の巨大なこと。何しろ駐車場からターミナルまで、シャトルバスに乗って移動する訳ですから‥しかも、ターミナルが沢山あり、Feriが乗るユナイテッド航空はターミナル7でした。

ただ、今回はシカゴ経由です。第2レグはロサンゼルス発シカゴ行きのユナイテッド航空106便

シップは日本でもおなじみのB767-322です。早朝、空港に到着しましたが、同時多発テロが発生した後あったこともあり、セキュリティチェックが厳しかったことをよく覚えています。

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August 07, 2017

ちょっと変わった小さな児童公園

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今日は「小さな街で見つけたちょっと変わった児童公園」の話題をお伝えしましょう。

こちらでは、色々な公園がありますが、基本的には地方自治体が開設しているのが一般的です。

以前、夏休みにニーダーエスターライヒ州の小さな街に住む友人夫婦を訪ねた時、その街で、ちょっと変わった公園を見つけました。

ウィーンなどでも見かける児童用の各種遊具を備えた公園なのですが、入り口のゲートにご注目。「Raiffeisen Spielpark」と書かれています。

オーストリア、特に地方を巡っていると「Raiffeisen」という看板を見かけることがありますが、Raiffeisenは、ちょっとユニークな共同組合銀行です。

この組織ですが、ドイツ人のFriedrich Wilhelm Raiffeisen(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ライファイゼン)という方が創設したものです。

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1860年代、Raiffeisenはドイツ・フランマースフェルト市長の時、農民が高利貸しに貪られる農民を見て、「協同組合による自助」をというアイデアを思いつき、協同組合銀行を創設します。

また、金融機関のみならず、信用組合の力を活用して学校の建設、道路の整備、農産物の販売ルート確保といった「ドイツでの村づくりの基礎」を創り上げたそうです。

さて、オーストリアのRaiffeisen Zentralbankも共同組合銀行で、創立当初は農家に対する融資が中心だったそうですが、現在は、商工業企業への融資が増えるなど、幅広い領域で活動をしています。

興味深いのはグループの構成です。各地にある個別のRaiffeisen Bank(477行、約1600拠点)が、8つのRaiffeisenlandesbank(州銀行)を所有し、それらの州銀行がRaiffeisen Zentralbank(中央銀行)の株式を所有しています。

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現在では、銀行の他、保険やリース、非金融事業の子会社も傘下に持つ巨大な金融グループRZB Groupを構成しています。

組合員数は170万人(人口の約20%)で、グループとしてはオーストリア国内最大規模の金融機関です。

日本のJAバンクに近い組織と言えるでしょう。そのため、地方の農業エリアに行くと、「Raiffeisenbank」という銀行をよく見かけます。

オーストリアのRaiffeisenは、メインの金融業だけでなく、日本のJAと同じく、農業関連資材の調達や販売、農産物の保管なども行っています。そのため、地方の街へ行くと、Raiffeisenのマークをよく見かけることがあります。

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August 04, 2017

Baumhausのあるお住まいを発見

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昨日、このブログでもお伝えした女子サッカー欧州選手権大会(UEFA Women's EURO 2017)の準決勝。現地時間、8月3日、18時からオーストリア対デンマーク戦が行われました。

オーストリアチームの快進撃を受けて、ウィーンでは市庁舎前のフィルムフェスティバル会場が、特設のパブリックビューイング会場になりました。

さて、試合の結果ですが、オーストリアチームは終始押し気味に試合を進め、スコアレスドローで試合を終了。最終的にPK戦にもつれ込みましたが、3対0でデンマークに敗退しました。残念無念。

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準決勝のもう一試合、オランダ対イングランド戦は、オランダが1対0でイングランドを下し、決勝はオランダ対デンマークに決まりました。

なお、左のマンガは、こちらの日刊紙kurierに掲載されたもの。男子選手団が女子選手を応援している‥という風刺画です。

さて、今日も「夏向きの話題」をお届けしましょう。

欧米で人気があるのが、木の上に小屋を建てる「ツリーハウス」(Baumhaus)。その昔は、実用性を重視していたそうですが、最近ではレジャーや観光を目的に建てられるようになってきました。

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ホテルのようなツリーハウスもありますが、個人が別荘やアトリエとして建てたり、子どもの遊び場として建てる場合もあります。

まぁ、「隠れ家の感覚」で楽しめるところが「ツリーハウスの魅力」だと思います。子供さんも、冒険心をくすぐるツリーハウスは好きだと思います。

最も、個人で建てる場合、ツリーハウスにふさわしい大きな木があること、庭が広いことなどが、条件なるのは言うまでもありません。

「裏山が自分の敷地」という方はベストでしょうが、そういう人は少数でしょうね。

森林大国のオーストリアなので、当然、ツリーハウスも人気があると思いますが、なかなか本物を見かけることはありません。

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以前、ニーダーエスターライヒ州をドライブしている時、偶然、休憩をとった街で写真のようなBaumhausを見かけました。

大きさや雰囲気からすると、大人用ではなく、子供さんの遊び場として作ったようです。個人宅の庭なので、あまり詳細に観察すると不審者と間違われる可能性もあるので、比較的離れた場所から、短時間だけ観察しました。

比較的低い場所にありますが、日常とは違った空間なので、きっと色々な楽しみ方があるのでしょう。よく見ると奥に固定式の階段が設置されていますが、バルコニーには「縄ばしご」がかかっています。

また、バルコニーには、旗らしきものが掲げられています。夢がありますね‥

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August 03, 2017

Feriにとってはご機嫌な「お休み処」

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日本では恐らくニュースになっていないと思いますが、現在、オランダで女子サッカー欧州選手権大会(UEFA Women's EURO 2017)が開催中です。

この大会で、オーストリアチームが大活躍。Group C(オーストリア、フランス、アイスランド、スイス)に属していましたが、グループ首位で決勝トーナメントに進出。

7月30日には、Group Dで2位のスペインと対決。試合は0対0のスコアレスドローでしたが、PK戦を5対3で制し、見事、準決勝に勝ち進みました。

準決勝の対戦相手は、ドイツを破ったデンマーク。準決勝は、現地時間の8月4日に行われます。ちなみにもう一組は開催国のオランダとイングランドの対決です。

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ちなみにオーストリアチームの女子サッカー欧州選手権大会本大会出場は、今回が初(それまでは予選敗退が続いていました。ちなみにワールドカップ、オリンピックとも本選出場は果たしていません)。

ご存じのように、男子ナショナルチームは、この数年強かったのですが、2016年フランス大会から負けが続いており、“frauen power炸裂”に国中がフィーバー中。ここまでkitanoですから、是非、決勝まで勝ち登ってもらいたいものです。

さて、今日の話題はサッカーとは全く無縁の「ゆるい話題」です。

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昨日、ニーダーエスターライヒ州にある友人夫婦宅を訪問した際のエピソードをご紹介しましたが、その続編です。Feriは、何回かご夫婦のご招待にあずかり、この街を訪問しています。

この街はWiener Neustadtに近い場所にあるのですが、ちょっと山側に奥まっているため、非常に自然が豊かで、かつ静かな街です。

いわゆるリゾートエリアではありませんが、自然が豊かな場所なので、サイクリングなどを楽しむことができ、立派なサイクリングロードが整備されています。

街の中心部にある駐車場に車を止めたところ、木造の小屋を見つけました。

最初は無料休憩所かと思ったのですが、Piestingerという地元Bierの看板が下がっているところから、Würstelstandであることがわかりました。

駐車場にWürstelstandがあるのは不思議な気がしますが、実は隣接して公園があるため、その利用者が食事をとる場所として開設されたようです。

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