August 05, 2017

謎のピクトグラムシリーズ 触車注意

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今日は週末ですが、ちょっと多忙なので、「短めの話題」でご容赦願います。

日本でもプラットホームで、列車と乗客が接触する事故が時々ありますが、この問題はいずこも同じようです。

日本でも、以前は、プラットホームに駅職員が常駐し、乗客の様子を見守っていましたが、合理化により、ラッシュ時以外は、プラットホーム上は無人になっています。

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もちろん、監視カメラ等を設置して、プラットホームの状況は把握しているようですが、緊急時の対応には時間差が生じてしまうと思います。

さて、日本以上に鉄道の合理化が進んでいるオーストリア。ÖBBの地方路線にある駅は、ほとんどが無人駅です。もちろん、最初から無人駅だった訳ではないので、立派な駅舎(左の写真)が残っています。

しかし、実際には職員の姿はなく、チケットも自動販売機で購入するようになっています。

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ご存じのようにÖBBの駅は、基本的に改札口がありませんから、乗客以外の人がプラットホームへ上がることも容易です。そのように考えると触車事故の可能性は、日本よりも高いかも知れません。

そこで、駅を利用する人に、車両への接触を注意するピクトグラムが登場しました。以前、ドイツのものをご紹介しましたが、今回はÖBB編です。

日本でも「黄色い線の外側に出ないでください」といったアナウンスが流れる場合がありますが、こちらでもプラットホームには「白いライン」が引かれています。

鉄道当局としては、乗客は、列車が停車するまで、このラインの内側で待機してもらいたい訳です。

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July 25, 2017

Wiener Linienが9月ダイヤ改正の詳細発表

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9月2日にWiener Linienの地下鉄U1がOberlaaまで延長開業しますが、それに合わせて行われる大規模なダイヤ改正の詳細が発表されました。

今日は、その内容を、まとめてご紹介しましょう。

U1のOberlaa延長開業
このブログでも何回かお伝えしていますが、「今回の目玉」は何と言ってもU1のOberlaaです。9月2日、Reumannplatz-Oberlaa間が延長開業します。

4.6キロの延長区間には、Troststraße、Altes Landgut、Alaudagasse、Neulaa、Oberlaaという5つの駅が新設されます。

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この延長開業により、U1の総延長は19.2kmとなり、ウィーン最長の地下鉄路線に躍り出ます。

余談になりますが、東京の地下鉄では日比谷線(北千住-中目黒間)が20.3kmで、延長されたU1と、ほぼ同じ路線長です。

さて、市内中心部のStephansplatzからOberllaまでの所要時間は、わずか15分。気軽にOberllaへ行くことができるようになります。

沿線には約5万人の住民が生活しており、バス路線の改編と合わせて、都心部への移動が劇的に改善されます。運転間隔は、最短で2.5分ヘッド、日中は3分~4分ヘッドです。

U1延長区間のバス路線再編
都市中心部への輸送はU1がになうため、バス路線はU1の各駅へのアクセスに変更となりました。

今回は14のバス路線がルートを変更しますが、Alaudagasse駅には、新たに5系統のバス路線が発着します。

Wiener Linienが提供している新しい路線図を見ると、U1の延長区間とバス路線の関係が良くわかると思います。バス路線の再編によるU6やS Bahnとの接続も改善されることになりました。

また、路面電車の67系統については、Otto-Prost-Platz-Reumannplatz間の路線に改編されます。

U2関連
現在、U2はKarlsplatz-Seestadt間を結んでいますが、途中のAspernstraßeで折り返す列車は半数を占めています。

これは、Seestadtの住民が少なかったためなのですが、都市開発が順調に進み、沿線住民が増えたことから、Seestadt発着の列車が増発されることになりました。実際には運転区間の延長です。

平日、朝のラッシュ時は、Seestadt発着の列車が4分間隔で運転されることになりました。

また、日中に関しても全ての列車がSeestadt発着に改められるようです。こちらのダイヤ改正は、平日が対象なので、9月4日(月曜日)に実施されます。

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July 05, 2017

謎のピクトグラムシリーズ ドイツ鉄道編

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今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

題して「ドイツ鉄道編」です。ヨーロッパでは、鉄道の駅や車両内もピクトグラムの宝庫です。これは色々な国の方がご利用になるので、文字による説明より、直感的にわかるピクトグラムの方が有利だからでしょう。

最初にご紹介するのは、ホームの通路幅が狭くなっているため、車いすの通行ができないことを警告するピクトグラムです。

こちらでは、日本よりはホームの幅は広めに設定されているところが多いのですが、地方に行くと古い駅などでは、昔のままのホームを使用しているところがあります。

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このピクトグラムは、駅舎へ移動するための地下通路階段横に設置されていました。階段横は通路幅が狭くなっているケースが日本でも見られますが、それと同じです。

トップの写真がプラットホームの階段部分ですが、確かに狭いですね。

日本の場合、「この付近はホームの幅が狭いので、立ち止まらないで下さい」といったニュアンスの警告が多いですが、車いす利用の方への注意は、余り見かけたことがありません。

日本の場合、基本的に駅構内では駅員さんが車いすのお客さまをアシストするため、このような標識は必要がないのでしょう。

こちらの場合、車両のバリアフリー化が進んでおり、車いすのお客さまも自力で乗車するのが基本となっているため、こういった標識が設置されているような気がします。

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July 04, 2017

趣味雑感(下) 鉄道模型クラブ

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昨日に引き続いて、「趣味に関するFeriの勝手な考察」です。

昨日ご紹介したTaurachbahnを運営しているClub760ですが、狭軌鉄道の愛好家が集まっている団体です。760という「謎の数字」は、「線路の幅(ゲージ)」を示しています。

ÖBBなどの本線の線路幅は日本の新幹線と同じ1435mmですが、狭軌鉄道は、それよりも狭い鉄道を指します。線路幅は様々なのですが、760mmを採用している鉄道が比較的多いようです。Murtalbahnも当然、760mmです。

Club760は、狭軌鉄道が中心なので、地方中心で、ウィーンにはご縁がありません。が、「Clubabende in Wien」という行事が、存在するのです。

「FALKENSTEINER STÜBERL」(Wien 3., Kleistgasse 28)で行われる「クラブの例会」です。

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2017年はTaurachbahnの運転が終了する9月から12月に、毎月1回、月曜日に開催されます。

Club760のホームページに掲載されている案内によるとメンバー以外のビジターも参加できるようですが、ビジネスが始まる週初めというのがオーストリアらしいですね。

例会では、写真の紹介や映画の上映、様々な情報提供が行われるようです。

Feriは参加したことがないので、明確なことは言えませんが、「FALKENSTEINER STÜBERL」はClub760の関係者が経営している可能性がありますね。いずれにしても、オフシーズンでも楽しい一時を過ごしているようです。

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さて、もう一つご紹介するのは、鉄道模型クラブです。こちらの鉄道模型クラブは、クラブハウスを所有しているところが多く、ここが活動の拠点になります。

以前、Wiener Linienの「Sektion Modellbau」です。以前もご紹介したことがありますが、場所はフォルクスオーパーの最寄り駅であるU6のWähringer Straße駅の構内です。

以前、一般公開が行われていた際に訪問したことがありますが、駅舎の余剰スペースを使っているため、狭いものの2フロアーを使用しており、いわゆるジオラマ(鉄道模型の世界ではレイアウトと言いますが…)が設置されています。

こちらでは一般的なHOスケール(1/87)のジオラマは、オーストリアの地方が舞台。非常に作り込まれており、現在も作り込みが行われていました。

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July 03, 2017

趣味雑感(上) Club760が運営するTaurachbahn

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今日は「趣味の話題」をお届けしましょう。

日本では、かつて趣味のことを「道楽」と言っていたように、「社会的に自立した大人が、余暇に楽しむもの」が本来の姿なのだと思います。

そうなると、当然、親の庇護を受けている子供が、趣味云々というのは、時期尚早という気もします。そう言っているFeri自身も、子供の頃、趣味云々と言っていたので、今から考えるとお恥ずかしい限りです。

先日の屋外有償イベントではありませんが、世界的に見ても日本は、写真撮影を趣味にしている人が非常に多い国だと思います。

それは、国内に世界的にも名が知れた優れたカメラメーカーが複数存在し、高級なカメラやレンズが比較的簡単に入手できるという背景があるのかもしれません。

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ただ、お値段は、内外価格差がなくなって、非常に高いですが、なぜかプロ用機材を使っているアマチュアが多いのも日本の特長です。

実際、高級カメラは買ったものの、何を撮影するのか決まっていないという話を時々、耳にします。

そのためでしょうか‥乗り物を対象とした趣味でも、写真撮影を中心とする活動をする人が圧倒的に多いような気がします。

先日、日本で行われたRedBullのエアレースにも多くのお客さまが集まったようですが、やはり望遠レンズを持ったカメラを持ったファンの姿が、会場の内外に非常に多かったという話を耳にしました。

最近では、こちらでも写真やビデオを撮影するファンが多くなっていますが、日本ほど高級な機材を使っている人は多くないようです。

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また、純粋に「その場に参加して、見て楽しむ」という楽しみ方もあるようで、殺伐とした雰囲気は少ないように感じます。もちろん、これは個人の感じ方なので、人によって捉え方は異なるとは思いますが‥

そして、鉄道趣味の世界では、最終的に自分たちの手で、保存鉄道を運営する(保存鉄道の運営に関わる)ことが、王道になっているようです。

Feriが25年以上前から訪れているザルツブルク州の外れにあるTaurachbahn(タウラッハバーン)は、Club760という保存団体が運営している狭軌の保存鉄道です。

当初から参加しているメンバーも見かけますが、新しく加わる人もいらっしゃるようで、顔ぶれも固定ではありません。

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June 29, 2017

JRに似てきた? ヨーロッパの高速鉄道

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今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。

ドイツの高速鉄道ICEが営業を開始してから、2016年で25周年を迎えました。

ICEは1991年6月2日、ハノーファー-シュトゥットガルト間の高速新線開通に合わせて、ハンブルク-フランクフルト-ミュンヘン間で運行を開始したもので、当時の最高速度は250km/hでした。

当時、すでにフランスではTGVが営業運転を開始しており、ICEの営業開始により、ヨーロッパも本格的な高速鉄道時代に突入します。同時に、従来の鉄道輸送のコンセプトが大きな転換点を迎えたことになります。

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TGVやICEが登場するまで、ヨーロッパでは長距離旅客列車は、高速道路網や航空路に押されて、「斜陽の道」をたどっており、その打開策として1957年にTEE(Trans Europ Express)が誕生しました。

登場当時のTEEは、オール一等の昼行国際列車でした(後に西ドイツ、フランス、イタリアに限り、国内発着のTEEも誕生)。

正規料金で航空機を利用するようなビジネスパーソンや富裕層をターゲットとしていたため、そのサービスもレベルの高いものでした。

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食堂車はもちろん、バーコーナーを設けた車両なども連結されていました。有名なのは、フランスの「ミストラル」に連結されていた美容室や秘書室を備えた客車です。

今から考えると最近、日本で流行っている富裕層向けの特別車両にも一脈通じるものがあります。最もTEEは、クルーズトレインではありませんでしたので、基本的なコンセプトが異なりますが‥

その後、TEEの流れを汲むICが運行されるようになりましたが、一番の違いはオール1等から2等車が連結され、その比率が高かったことでしょう。

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June 22, 2017

ウィーン市の新路面電車プロジェクト

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今日はWiener Linienが発表した「Straßenbahn-Projekte laut Öffi-Paket bis 2020」の概要をお届けしましょう。

Wiener Linienでは、これから2020年に向けて、路面電車やバスの路線延長やルート変更を中心とした改良プロジェクトを発表しました。地下鉄U1の延長開業、U2/U5の建設工事なども関係しているようです。

-O系統の延長
O系統は、現在、Migerkastraße-Praterstern間を結ぶ路線ですが、北部の都市開発に合わせてPratersternまで1.4キロ、延長されることになりました。

この間に、4つの停留所が新設される予定になっています。なお、延長工事は2019年から開始されます。

-D系統の延長
D系統は、現在、Alfred-Adler-Straße ―Beethovengang間を結ぶ路線で、Hauptbahnhof Ostにも乗り入れています。

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現在はHauptbahnhofの先、Alfred-Adler-Straßeで折り返していますが、これをAbsberggasseまで延長しようというものです。延長区間の距離は1.1キロで、2つの停留所が新設されます。

この区間はU1と並行する路線ですが、ご存じのようにHauptbahnhof周辺の大規模再開発プロジェクトが進められているエリアです。そのため、U1を補完し、新しいエリアへの足を確保するための路線延長となったようです。

-6系統の路線改良
6系統はBurggasse-Stadthalle - Kaiserebersdorf, Zinnergasse間を結ぶ路線です。

路線が長い上に、混雑する区間を通過することから、より円滑な運行を行うため、新しいループ線を建設することになりました。

なお、D系統が延長されるとAbsberggasseで接続することになります。恐らく、D系統の延長に合わせた関連工事になると思われます。

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June 20, 2017

番外編 駅が劇場に大変身

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今日は、番外編ですが、「劇場の話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは、歌劇場や音楽ホールは、当初から目的を明確にして建設されているところが、大多数だと思います。

ウィーン国立歌劇場のように戦災で大きな被害を受けた建物も、復行に際して、オリジナルを尊重した形で復行されたため、細かい説明を見ないと、昔からの建物が、そのまま残っているような錯覚に陥ります。

それに対して、ドイツではバイエルン国立歌劇場やドレスデン・ゼンパーオーパーのように、昔の姿を見事に止めている劇場もありますが、全く新しく作った劇場も多いようです。

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最もFeriは、ドイツの歌劇場やコンサートホールをくまなく回ったわけではありませんから、明確なことは言えませんが‥

そんな中で、非常に印象に残っている劇場が、バーデン=ヴュルテンベルク州Baden-Baden(バーデン=バーデン)にあるFestspielhaus Baden-Baden(祝祭劇場)です。

ご存じの方も多いと思いますが、ドイツのバーデン=バーデンは、17世紀から続く有名な温泉保養地です。Feriなどはウィーン近郊のBadenの方が親しみがありますが、一般の人にとっては、ドイツの方が知られているかもしれません。

人口5万人ほどの小さな街なのですが、温泉保養地としてクアハウスやホテルが充実している他、競馬場、美術館(州立美術館を含む)などが設置されています。

そして音楽ファンにとって有名なのが、Festspielhaus Baden-Baden(祝祭劇場)です。同劇場は収容人数2500名という巨大な劇場です。

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実は、この劇場は、規模が大きいだけではなく、その構造に特長があるのです。というのは、劇場のファザードがかつての鉄道の駅舎を、そのまま転用しているのです。

この駅は1904年、Baden-Badenの中央駅として建設されたものです。ただ、本線から分岐している支線の駅として使われていました。その後、支線が廃止されたため、駅も1977年に廃止されました。

その後、Festspielhaus Baden-Badenを建設する際、伝統的な駅舎の再活用プランが浮上し、劇場のエントランスとして使用されることになったものです。

ちなみに設計を担当したのは、Salzburg生まれの建築家Wilhelm Holzbauer氏だそうですから、オーストリアとも縁があるわけです。

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May 26, 2017

万国共通「列車ダイヤ」

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今日は「列車ダイヤの話題」をお届けしましょう。

よく、日本では“台風により列車ダイヤが乱れました”“ダイヤ改正”といった報道を目にします。

このダイヤという言葉ですが、略称で、正確にはダイヤグラム(diagram)と言い、運行計画を表現した線図のことです。

一般的に鉄道ダイヤグラムは、横軸に時間、縦軸に距離をとり、駅を縦軸上に配置したグラフ状の資料です。お客さまには馴染みがありませんが、運行に携わる鉄道職員にとっては必携の業務ツールです。

また、列車の運行計画は、このダイヤグラム作成から始まります。一般の時刻表は、このダイヤグラムから各駅の停車時刻を抜き出してまとめたものです。

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日本でも鉄道ファン向けの雑誌などに、時々、特定路線のダイヤグラムが掲載されていることがあります。

これは、列車の撮影をする際、どこで追い抜きがあるか、単線の場合、どこで列車の交換が行われるかなどが一目でわかるためです。使い方に慣れると非常に便利なツールです。

さて、以前、Karlsplatzにあるウィーン博物館で「GROSSER BAHNHOF」という特別展を実施していたことがあります。

博物館前に小型蒸気機関車を展示する力の入れようで、駅に関する様々な資料を展示していました。

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その中には、現在完成しているWestbahnhofの完成予想図、現在はビルディングの中に入ってしまったフランツ・Franz-Josefs-Bahnhofのオリジナル写真なども見られました。

その中でFeriの興味を引いたのはÖBBの列車ダイヤグラム(南鉄道のようでした)。横軸に時間、縦軸に駅を配置しており、基本的に日本で使用されているものと同じ仕様です。

これを見ると優等列車が普通列車を追い抜く様子などが、よくわかります。また、南鉄道の場合、セメリング峠があるため、ここへさしかかると列車速度が急速に低下し、列車を描いた線の角度が緩くなるのがわかります。

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May 22, 2017

謎のピクトグラムシリーズ 不気味なマーク これは何?

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今日は「謎のピクトグラムシリーズ 鉄道編」です。

鉄道の世界も「謎のピクトグラム」の宝庫です(笑)。何と言っても、外国人の方も含めて多くのお客さまが集まる駅の案内は基本的にピクトグラムが基本。

また、オーストリアでは列車内の表示もピクトグラムが基本です。ただ、今日は一般のお客さまとは、あまり関係の無いピクトグラムのご紹介です。

さて、トップ写真のピクトグラムですが、ちょっと不気味ですよね。「枯れた木とひっくり返った魚」がモチーフになっているようです。

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少なくとも「好ましくない状態」であることは間違いなさそうです。さて、このピクトグラムは、どこに掲出されていたのか‥ 実はオーストリアを代表する狭軌鉄道MURTALBAHNのタンク車に張り出されていたもの。

タンク車に搭載されている液体は、ガソリンなどの燃料のようでした。つまりガソリンなどを川などに流すと環境汚染を引き起こすので、「作業員に注意を促すピクトグラム」ということでしょう。

実際に意図的に流すような作業員はいませんが、タンクローリーに移し替える際、誤って燃料をあふれさせてしまうことは考えられます。

そこで、内容物に関して注意を促すために、このようなピクトグラムが表示されているのでしょう。

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