October 25, 2009

警察航空部隊、ご一行が参加?

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今日はオーストリアの「警察航空部隊のお話」です。

今は、日本をはじめ、多くの国で警察が航空部隊を持っています。主にパトロール活動、犯人の捜索・追跡活動、交通状況調査などが目的なので、小回りが利くヘリコプターが多いようです。また、非常時の救助活動にも使用されていますね。

さて、何回かご紹介していますが、今夏、見物に行ったフリューゲルフェストの会場にオーストリア警察航空部隊のヘリコプターが着陸していました。

オーストリアではドクターヘリはよく見かけるのですが、Feriは警察航空隊のヘリコプターを初めて見ました。

機種は、ユーロコプターという会社のEC-135という機体のようです。ブルーとレッドのツートンカラーで、精悍な感じがしますね。機内は見ていないのでわかりませんが、前部にサーチライトのようなものが付いているようです。

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October 12, 2009

突然、舞い降りてきたグライダー

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オーストリアは、そろそろ晩秋から冬の気配を感じる頃ですが、今日、日本は「体育の日」なので「 sun 夏にみかけたスポーツのお話」をご紹介しましょう。

今夏、出かけたフュリューゲルフェストの会場には、フリューゲルプラッツという名称がついていました。

一般的に、 airplane グライダーなどの航空機が離発着する場所は、フルークプラッツと呼ばれ、滑走路が整備されています。

ただ、フルークプラッツの滑走路は、舗装されていないのが一般的です。では、どういう構造かと言えば、平らな野原を滑走路として使っているのです。もちろん、グライダーや小型機が離発着するので、それなりに整備はされています(滑走路を平にする。障害物を撤去するといった整備です)。

それに対して、フリューゲルプラッツは、さらに規模が小さい離発着場です。まず、滑走路はありません。と言うのは、原則として、パラグライダー(動力付も含む)やハンググライダーの着陸エリアだからです。

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July 11, 2009

オーストリア最大の航空ショー“Airpower09”

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airplane 今日はオーストリアで数少ない「大規模な航空ショーの話題」をお届けしましょう。

6月27日と28日の2日間にわたってシュタイヤマルク州にあるZeltweg基地(空軍博物館のある基地です)で“Airpower09”と題された一般向けの航空ショーが行われました。

ご存知の方も多いと思いますが、有名なパリ航空ショーやイギリスのファンボロー航空ショーは、本来は dollar トレード・ショー民間機や兵器の取引を行う「商談の場」)としての性格が強いショーです。

一方で、古くから航空に対する関心が高いヨーロッパでは、一般の人が楽しむための航空ショーも行われています。

ただ、我がオーストリアの場合、資金的な問題などもあるのか、大規模な航空ショーは頻繁に開催されていません coldsweats01

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April 29, 2009

懐かしのオーストリア航空

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airplane オーストリア航空は、今、大変なようですが、今日は古き良き「昔話シリーズ」です。

年末に捜し物をしていたら、「 camera 昔の写真」が出てきました。

1987年の夏にオーストリアへ行ったときのものです。30年前ですねぇ。その中に、ヨーロッパ内の移動で搭乗したオーストリア航空の写真もありました。

格安航空券が新聞やテレビで大々的に宣伝されている現在では、信じられないことですが、その昔は、個人旅行の際に格安航空券を入手するのは、非常に大変でした。

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April 14, 2009

ユーロファイター緊急発進 ターゲットは…

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今日は、ちょっと変わった「ミリタリーの話題」です。

先日、オーストリア航空のボーイング767にウィングレットが装備されたという話題をお伝えしましたが、その後日談です。

アメリカの工場でウィングレットを取り付けたボーイング767-3Z9ERは、当然、お客様を乗せない状態(回送ですね)で、3月27日にホームベースのウィーン・シュヴェヒャート空港へ向かっていました。

ところが、オーストリア国内に入ったところで、オーストリア国防軍のユーロファイターにインターセプトされ、ツェウトヴェグ基地(空軍博物館のある場所で、ユーロファイターが配備されているそうです)に強制着陸させられたというニュースが入ってきました。

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April 08, 2009

オーストリア航空のB767にウィングレット装備

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今日は、久しぶりに airplane飛行機の話題」です。

オーストリア航空は、ラウダ・エアから移管されたボーイング767-3Z9ER(Z9はラウダ・エアのカスタマーコードです)を5機保有しています。

new このB767は、先日、Feriも乗った中国路線などに投入されています。さて、このB767に、このたびウイングレットが装備されました。

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January 05, 2009

やっぱりサービス低下? オーストリア航空

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ルフトハンザ・ドイツ航空による買収がほぼ決まり、今後の先行きが見えてきたオーストリア航空ですが、案の定、サービスの「合理化」に乗り出したようです。以前、エコノミークラスに関しては、ヨーロッパエリア内では機内食を有料化したオーストリア航空ですが、その後、経営陣の交代に伴って、再度、無料化に踏み切りました。

紙の箱に入った機内食と暖めたブロートという組み合わせでした(復活当初はヨーロッパエリア内のエコノミーでも、ホットミールを提供している区間もありました)。

ところが、12月にフランクフルト-ウィーン線でエコノミークラス(当然、割引系運賃)に搭乗したところ、何と、パックされたサンドイッチとお菓子のセットに「スペックダウン」していました shock (後、着陸直前にキャンディーをくれましたが)。


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January 03, 2009

日本就航20周年 オーストリア航空の思い出

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2009年は「オーストリア航空の東京線開設20周年」にあたります。そこで、皆様からコメントが寄せられたので、調子に乗って「続き」です happy01 。

下の写真は、1989年夏期ダイヤのオーストリア航空時刻表です。懐かしいですねぇ(物持ちが良いという突っ込みはなしで…)。OSNHSU555および556(すごい便名ですが)便は、1989年当時、週2便運行でした。運行ダイヤは、OSNHSU555便はウィーンを11時25分に出発し、成田には翌日の8時00分到着(火曜と日曜発)、OSNHSU556便は成田を9時50分に出発し、ウィーンには同日の19時35分到着(月曜と水曜発)となっていました。週2便ですから、余り使い勝手は良くありませんでした。

コメントをいただいたように、確かにアエロフロートの乗務員が「運行支援のため、乗務していた」というのはあり得る話ですね。

当時、すでにオーストリア航空は、ウィーン-モスクワ線を、デイリーで就航させていましたから、この区間の運行については、問題は少なかったかと思います(機種はDC-9シリーズでした)。

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で、問題となるのは、やはり「未知の領域」であるモスクワ-東京間(フライトタイム9時間45分)になりますね。そこで、運行当初は、オブザーバーのような位置づけでアエロフロートの運行乗務員が支援にあたったのでしょう。ちなみに airplane A310の運行乗務員は機長と副操縦士の2人ですから、「第三の男」ということになりますね。

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December 09, 2008

ザルツブルクで出会ったDC-3

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最初に、ココログさんのトラブルで使用できなかった掲載写真のポップアップ機能ですが、本日から、使用できるようになったようです。写真をクリックして頂くと、ブログの画面上に拡大写真がポップアップします。どうぞ、ご利用ください happy01

ヨーロッパでは、時々、古いタイプの airplane 飛行機を使った遊覧飛行を実施しているところがあります。今日は、そんな遊覧飛行にまつわるお話です。

1986年の夏、友人ご夫婦と一緒にオーストリアを回っていました。夏だったので、主にザルツカンマーグート方面に行ったのですが、その時、現地で、ザルツブルク空港で空港開設60周年記念の航空ショー(60Jahre SalzburgAirport Airfestival)が、8月14日から17日まで開催されるという情報を手に入れました(実際の航空ショーは16日の土曜日と、17日の日曜日に開催でした)。そこで、1日だけ、友人ご夫婦と別れて、Feriは単身、ザルツブルク空港へ向かいました。

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December 06, 2008

オーストリア航空の思い出

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airplane オーストリア航空が、フルトハンザ・ドイツ航空に買収されるような状況になってきました。

ところで、airlinesさんから、オーストリア航空に関する「思い出のコメント」をいただきましたが、実は、Feriにとっても思い出深いエアラインです。

当ブログでも2004年10月に、就航当時のオーストリア航空・東京線の模様をご紹介したことがあるのですが、実は、Feriがオーストリア航空の東京線を利用したのは、路線開設間もない1989年7月のことです。

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November 15, 2008

まだまだ現役! サーブ105

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今日は飛行機 airplane 、それも軍用機の話題です。オーストリア空軍では、現在、ユーロファイターの戦力化を徐々に進めていますが、どっこい古い機材も健在です。

本来は、とうの昔に引退しても良いはずのオーストリア空軍のジェット機SAAB105Öですが、実は、今でも「現役」で活躍しているのです。

スウェーデンのサーブ社製SAAB105は、1960年代に開発された二人乗り練習機です(座席が並んでいるタイプ)。練習機なのですが、軽攻撃機としても使えるようになっており、主翼の下に増加タンクや爆弾を取り付けることができるようになっています。

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August 24, 2008

Fliegerfest

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オーストリアでは、夏の間は色々なお祭りがあります。

先日、旅行中に「Fliegerfest」のポスターを目にしました。日本流では「 airplane 航空祭」という感じです。日本の航空祭は、そのほとんどが自衛隊の基地で行われるもので、純粋に民間が主催する航空祭は非常に少ないようです。これは、スポーツ航空専用の飛行場が少ないことも影響しているのかもしれません。

さて、Fliegerfestの当日、Feriが滞在している場所から来るまで、指定されている町のFlugplatz(フルークプラッツ)を探しに出かけました。ところが、地図にもフルークプラッツの表示がありません。とりあえず、フルークプラッツのある町に向かったところ、「Fliegerfest2008」の看板が目に入りました。

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August 04, 2008

オーストリア航空の危機

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airplane 燃料の高騰が航空会社の経営に大きな影響を与えています。そのため、経営危機を乗り切るため、昔では考えられなかった大手航空会社同誌の経営統合の話が伝わってきます。

例えば、アメリカでは、デルタ航空とノースウェスト航空の合併交渉が始まりました。一方、ヨーロッパからは、英国航空とスペインのイベリア航空との間で合併交渉がはじまった…という報道が流れてきました。両社は、もともと緊密な提携関係にあったようで、合併すれば中南米への路線が拡大することになります(英国航空に有利な話のようです)。

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April 01, 2008

オーストリア航空50周年記念塗装機登場

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airplane どこの航空会社でも節目の年には、祈念塗装を施した機材をつくります。今、ヨーロッパでブームなのが、創業時の塗装を最新の機材に施す…というものです。

で、50周年を迎えたオーストリア航空ですが、案の定、50周年記念塗装機が登場しました。機材は、ヨーロッパ内で運行される機会の多いエアバスA320-214型(レジストレーションOE-LBP、愛称はNeusiedlersee)ですnew

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March 26, 2008

50周年を迎えるオーストリア航空

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今日は、オーストリア航空のお話ですairplane

今年、オーストリア航空は50周年を迎えることになりました。1958年3月31日、ウィーン-ロンドン間に、ビッカース・バイカウントというターボプロップ機で運行が始まったそうです。日本と同じく、第二次世界大戦の敗戦国なので、自国のエアライン再開が遅かったことがわかります。

オーストリア航空の機内誌Skylinesでは50周年記念の特集が組まれており、昔の機材や客室乗務員の制服などが紹介されています。また、今はオーストリア航空グループになっているラウダ・エア、チロリアン航空の変遷も紹介されています。

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December 21, 2007

番外編 オペラは「我らが誇り」

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今日は、番外編です。オーストリアも音楽が盛んですが、お隣の国、イタリアほどオペラに関して「こだわり」を持っている国はないかもしれません。

ヴェルディを筆頭に、ドニゼッティ、プッチーニなど、まぁ、オペラの作曲家を大量に輩出している訳ですから、国民がイタリア・オペラに特別の「こだわり」を持つのもわかるような気がします。
今日は、それに関連したエピソードをご紹介しましょう。

まず、オペラや音楽とは全然関係ない話なのですが、ヨーロッパ各国の空軍は、昔からアクロバット・フライトが盛んだったこともあり、デモンストレーション・フライトを専門に行う部隊を保有している国が多数あります。

代表的なところでは、イギリス、フランス、イタリア(ここまでは、いわゆる御三家)、スイス、スペインなどでしょうか。それぞれ、専用の機体を使い、ダイナミックなデモンストレーションを披露しています。いわゆるエアショーには、複数の国からアクロバット・チームが参加することもあり、国の威信をかけて(大げさですが、パイロットは本気)、腕を競っています。

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November 12, 2007

さらばチロリアン航空

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先日、ウィーン市内の某玩具店を訪れました。実は、友人から「ある商品の在庫調査」を依頼されたため、訪問したものです。

依頼された用件も終わり、店内を見ていると、ふと懐かしい飛行機の模型が目にとまりました。写真が、その模型です。そう、当時チロリアン航空で「最大のジェット機」だったFokker70の1/100模型です。家族的な雰囲気を持つチロリアン航空は、私の好きな航空会社の一つでした。過去形になっているのは、現在、オーストリア航空グループの傘下に入り、事実上の「子会社」になり、オーストリアン・アローズという名称に変わってしまったからです。

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October 22, 2007

消えたウィーン・フィルハーモニカ

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「消えたウィーン・フィルハーモニカ」といっても、「本物の楽団」の話ではありません。また、ミステリー小説の話でもありません。

一時期注目を集めたオーストリア航空の「ウィーン・フィルハーモニカ号」ですが、最近見かけないと思ったら、実は、退役して、他国に売却されていたことがわかりました。

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July 22, 2007

ユーロファイター 1番機が到着

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先週、オーストリア国防軍が発注していた次期主力戦闘機、ユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)の1号機がオーストリアに到着しました(ORFのニュースで放送していました)。

ユーロファイター・タイフーンは、NATO加盟国のうち、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ(旧西ドイツ)の四カ国が共同で開発した戦闘機で、2002年夏から量産が開始されています。現在、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツという開発国で導入が進められています。
色々な国への売り込みを図っていますが、NATO加盟国でも、導入する国が出てこないのが実状です。

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February 14, 2007

オーストリア航空に新鋭機 ボーイング777-200ERが登場

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今日は、ちょっと雰囲気を変えて、飛行機のお話です。

オーストリア航空は、現在、エアバス社製の航空機を使っていますが、1月末、オーストリア航空に、ボーイング777-200ERジェット旅客機が引き渡されました(2005年9月に発注されたものです)。

同社は、ルフトハンザなどの協力を得て経営再建をするプロセスで、機材をエアバス系に統一したため、久しぶりのボーイング機になります(それまではDC-9などを多様していました)。

実は、オーストリアでは、ラウダ・エアが機材をボーイング機で統一しており、同社はB777-200ERも3機使用していました。しかし、オーストリア航空との経営統合に伴って、同社の機材がオーストリア航空便でも使用されるようになりました。その関係で、オーストリア航空が追加発注をしたようです。

今後、今ホットなエリアであるニューデリー線に投入されるとのことです。

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December 26, 2006

機内食が「再」登場

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今日は、いつもウィーンへの往復でお世話になる航空会社のお話です。

別にケチをつける訳ではないのですが、ヨーロッパ内のフライトでは、国際線でもエコノミークラスは機内食が出なくなりつつあります。それは、航空自由化で、厳しいコスト競争が繰り広げられるようになった結果です。事実、スイス航空のように、その国を代表するエアラインが倒産する時代ですから。

とくにオーストリア航空グループは、経営的にも厳しいからでしょうか、その傾向が顕著で、ヨーロッパ内では他社に先駆けて「スカイ・ビストロ」という有償の供食サービスを始めました(アメリカでは定着した感がありますが)。その結果、エコノミークラスでは、無料で提供されるのはカフェかテー、もしくはミネラルヴァッサだけとなりました。日本の国内線のサービスよりも提供される飲み物が少なく、正直、驚きました。

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October 07, 2006

おまけ:沖縄に飛来したOSの謎

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今日は、オマケの日記です。
先日、沖縄へ出かけた友人から、メールが来ました。“那覇空港にオーストリア航空の飛行機がいたよ”というものです。にわかには信じられない話なのですが、添付してあった写真が、ここに掲載したものです。

確かに、那覇空港の国際線エリアに駐機しているのは、紛れもなくオーストリア航空の長距離路線機材A330です。例の“金貨”だったら、もっと度肝を抜かれたのですが…

この日は、天候等に問題がないので、おそらくチャーター便だと思われます。実際、写真にはケータリング用の車両が横付けされているので、この日の夕方(夜?)当たりに、オーストリアへ向けて出発するのでしょう。

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August 24, 2006

オーストリアの空軍博物館

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今日も、オペレッタ関連の話題ではなくて、申し訳ありません。

戦後、1955年に発足したオーストリア空軍ですが、「誕生50周年」を記念して、空軍博物館(FLIEGERHORST)がオープンしました。2006年は5月30日から10月15日まで、月曜を除く毎日開館しています(9時~17時)。空軍の博物館なので、入場は無料です。さて、場所はシュタイヤマルク州のZELTWEGという場所です。S36号線沿いにあります(JUDENBURGの近くです)。

なぜ、こんな不便な場所にあるかと言うと、実はZELTWEGにはオーストリア空軍の基地があり、この格納庫を転用して博物館にしたためです(ハンガー8となっています)。ちなみにZELTWEGでは、2年に1回、大規模な航空ショーが開催されており、航空ファンにはなじみのある場所です(前回は2005年でした)。

空軍基地の中といっても、入り口は別になっており、ZELTWEGのスポーツセンターのような施設に隣接して、専用の入り口があります。現在は、目立つ看板が掲げられているので、注意するとすぐにわかります。
専用ゲートから入り、しばらく基地内(とは言っても通路は分離されている)を歩くと、目指す空軍博物館が見えてきます。
<以下、下に続きます>

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November 21, 2005

新興航空会社“ザルツブルク・スピリッツ”テイク・オフ

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オーストリアに限らず、規制緩和による格安航空会社の登場で、航空業界は再編成を迫られています。事実、スイスのように、国を代表する航空会社が倒産しているケースも見られます。オーストリアでも、ユニークなサービスが売り物だったラウダ・エアやチロリアン航空も、オーストリア航空の傘下に入ってしまいました。

さて、今年の夏、ザルツブルクから、フランスのパリ経由で帰国することになりました(別にフランスに用があった訳ではありません)。その際、日本の航空会社に予約をお願いしたところ、エールフランスの便を指定されました(パリから成田までは、某日系航空会社利用だったので)。

さて、レンタカーをザルツブルク・アマデウス・モーツァルト空港(昔はマキシミリアン空港と言っていましたが…)に返却し、チェックインをすませました。その後、出発ロビーで待っていると、エールフランスの塗装とは違う、見たことのない塗装の飛行機がやってきました。“まさか、これじゃないだろう”と思っていましたが、ランプ・バスに乗ると、その飛行機に近づいていきます。この飛行機こそが、「ザルツブルク・スピリッツ」(Salzburg Spirit)と書かれた新興航空会社でした。

乗ってみると、シュタイヤマルク航空(Styrian Spiritが正式名称)という、地域航空会社から派生した航空会社であることがわかりました。機材は日本でもリージョナルジェットとしておなじみの50人乗りのボンバルディアCRJ(カナダ製)を4機保有しています(実際に所有しているのは親会社に当たるStyrian Spirit のようです)。

現在のところ、定期便としては、ザルツブルクを起点に、クラーゲンフルト、パリ(シャルル・ドゴール)、チューリヒ、マリボール(スロヴェニアで二番目に大きな都市)の4都市を結んでいます。クラーゲンフルトやマリボールといったマイナーな都市が入っている理由は、“Styrian Spirit”と “Slovenian Spirit”という「3社連合」を組んでいるためです。
機内サービスも、新興航空会社らしく、きめ細かいもので、リピーターの獲得に努めていることがうかがわれます。また、フライトアテンダントのユニフォームが、今では珍しい帽子着用になっています。デザインも、ちょっとクラシックな印象でしょうか(今回は写真はありません。興味のある方は以下のサイトから探してください)。

ところで、便名ですが、記号がなくなってしまっているため、Z2から始まるというのも、新興航空会社らしいところです。名前からして、是非、応援したい航空会社です。

http://www.salzburgspirit.com/index.php?home_de

余談ですが、ラウダ・エアを追われた創業者のニキ・ラウダ氏ですが、新しくウィーンを拠点とした新しい航空会社を立ち上げています。

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July 18, 2005

“ビストロサービス”って何?

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今日は機内食のお話です。国際線のフライトでは、機内食を楽しみにしている方も多いと思います。

ところが、最近、ヨーロッパ内では格安航空会社の躍進にともない、従来の航空会社の経営が非常に厳しくなっているようです。その結果、コスト削減の一環として、国際線であっても距離の短いフライトの場合、エコノミークラスでは機内食の省略や有償化に踏み切る会社が増えています(これは格安航空会社に対抗して、大手航空会社でも格安のエコノミークラスのチケットを販売するようになり、収益性が悪化しているためと言われています)。
オーストリア航空グループも例外ではなく、現在、飛行時間が1時間40分までのフライトでは、「ビストロサービス」という名称で、飲み物を含む機内食が有償でサービスされています。

ウィーン発着のフライトでは、 アルテルンハイン、 ベオグラード、 ベルリン、ボローニャ、ボローニャ・フィレンツェ、ケルン、ドレスデン・ライプツィヒ、デュッセルドルフ、フランクフルト、ジュネーブ、ハノーバー、ハンブルク、コシツェ、ミラノ(リナーテ、マルペンサ)、ニュルンベルク、ポズナン、ローマ、サラエボ、シュツットガルト、ヴェニス、ワルシャワ、チューリッヒ等が該当します。フライト時間が短いため、支払は現金ですが、20ユーロを超える場合は、クレジットカードも使えるようです(私は、使っている人を見たことがありません。つまり、高いものは食べないということです)。

現在、オーストリア航空グループのエコノミークラスで、無料で提供されるものは、カフェとテー、200ミリリットルのミネラルウォーター1本です。この他、小さなお菓子も無料で提供されます。さて、お値段ですが、朝食メニューが5ユーロ、オーストリアでおなじみのGösser Beerが330ミリリットル缶(写真)で、1本3ユーロです。ちなみに、日本の国内線でも最近はアルコールの有料販売が行われていますが、こちらは「おつまみ付き」で500円です。オーストリア国内の市価よりも高いのは仕方がないとしても、「ビストロサービス」のビアは高いなぁと思ってしまいます。というわけで、私が利用する便では、余り利用している人はいないようです。

ちなみにビジネスクラスでは、短距離国際線であっても、ちゃんとした機内食が無料で提供されています。当然、アルコールも無料です。ヨーロッパ内ではビジネスクラスでも、座席は、基本的にエコノミークラスと同じ(ただし、3席+3席を2席+2席等にしている場合はあります)なので、これが最大のサービスなのかもしれません。

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June 16, 2005

北海道からウィーンに直行便が!!

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先日、仕事で札幌を訪れたときのことです(ちゃんと、日本でも仕事もしています)。市内の某旅行代理店で「新千歳-ウィーン直行便で行く世界遺産を巡る8日間」というポスターを見かけました。
興味があったので、パンフレットを見ると、現在はオーストリア航空グループに属しているラウダ航空のチャーターフライトを使うようです。
パンフレットにはオーストリア周遊コースを始め、ハンガリーやチェコ、ドイツなどウィーンを起点に周遊する「団体旅行」の内容が詳しく載っていました(それにしても、日本人は護送船団方式の「団体旅行」が好きですね)。

チャーターフライトなので、オールエコノミー運用となりますが、しっかりビジネスクラスのシートを追加料金で利用できるシステムになっています(ただし、チャーターフライトなので、食事などのサービスは全席同一だと思われます。要するに席が広いだけ)。
私は、団体旅行は好きではないのですが、ラウダ航空のチャーター便そのものには、興味があります。おそらく機材は中型機ボーイング767-300だと思われます(ラウダ航空は777も所有していますが、集客を考えると767が妥当でしょう)。

ところで、ヨーロッパではバカンスシーズンには観光客を運ぶためにチャーター便が、多数運航されます。逆に日本のように定期便に団体客をわんさか乗せるということは、あまりありません。そのため、ヨーロッパ内の定期便は定員160名以下の小型機が中心です(だから、日本の団体客が乗ると目立つんですね)。

ザルツブルク空港などには、地中海方面に向かうチャーター便がよく飛来します。日本は国の方針や極端な一極集中という特徴から、チャーター便が少ないのが惜しまれます。特に国内線は、ほとんどありません。以前、友人から、「定期便ながら修学旅行生が搭乗者の90%近くを占めていて、一般客は数えるほどだったという経験をした」という話を聞いたことがあります。

いずれにしても、8月と9月にはラウダ航空の機材が新千歳空港の飛来することは、間違いないようです。問題はツアーのお客様が、どのくらい集まるかということでしょう。こちらもまた、興味があります。
なお、ラウダ航空は、過去何回か、チャーターフライトで我が国に飛来しています。

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November 09, 2004

えっ、これが国際線の機内食?

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今日は、機内食のお話です。
以前は日本の国内線でも、北海道や九州方面の便では、茶菓のサービスがありました。
しかし、徐々に簡素化が進み、現在では、「スーパーシート」と呼ばれる特別席で軽食や茶菓が提供されるだけになりました。また、近距離国際線でも、機内食の簡素化が進んでいるようです(私は、国際線はヨーロッパ方面しか搭乗しないため、伝聞です)。

さて、ヨーロッパ内でも、以前は「飛行機は贅沢な乗り物」だった頃の名残か、国際線では、飛行時間が1時間前後のフランクフルト-ウィーンといったフライトでも、立派な機内食が提供されていました。多くはコールド・ミールでしたが、アルコール飲料も無料で提供されていました。また、以前ご紹介したチロリアン航空や、ラウダ・エアでは、オーストリア航空への対抗上、機内食も充実していました。

ところが、ユーロ発効後、EU内の航空機は実質的に「国内線」になってしまった感じがします。特に機内食に代表される機内サービスの簡素化は、顕著です。これは、航空業界を取り巻く競争環境が厳しくなり、かつて国を代表したエアラインでも倒産する時代に入ったことも影響しているようです(何しろ、スイス航空が倒産する時代ですから)。
現在、ヨーロッパ内のフライトは、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制です。ただし、長距離国際線と異なり、座席は、エコノミークラスとほぼ同じ(ビジネスクラスの場合、横の席を一つ減らしている場合があります)です。では、「違いは何か」と言えば、ズバリ機内食です。ビジネスクラスでは、食事も提供されますし、アルコール飲料も無料です。

一方、エコノミークラスでは、写真のようなものが提供されるだけです(このときは、ミネラルヴァッサとチョコレート菓子)。また、軽食やアルコール飲料は、「有料」となっています。まぁ、飛行時間が1時間前後ですから、「何か食べないと」というケースは少ないので、有料の機内食を召し上がっている方は、あまり見かけません。また、ビアなども、結構よいお値段なので、売れ行きも今ひとつといったところです。

そう言えば、昔、スイスのクロスエアという会社の小型機(いわゆるコミューター機と呼ばれるもの)で、チューリヒからインスブルックまで飛んだことがあります。定員も少ないため、客室乗務員は搭乗しておらず、機長と副操縦士の2人です。座席も左右に一列ずつでした。「当然、機内サービスなど、あるはずがない」と思っていたところ、水平飛行に入ったら、何と副操縦士が、操縦席を離れ、瓶に入ったザフトを配り始めました。正直、これにはびっくりしました。
いずれにしても、昔の機内食が懐かしい、今日この頃です。

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October 14, 2004

個性的だったラウダ・エア

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オーストリアの新興航空会社にラウダ・エア(Lauda-air)という会社があります。元F1レーサーのニッキー・ラウダ氏(日本ではニキ・ラウダという読み方が一般的ですね)が創業した会社です。

1986年に航空自由化を受けて、本格的に運行が始まりました。チロリアン航空が、インスブルックをベースに短距離路国際線や国内線から始まったのに対して、ラウダ・エアは、最初からオーストリア航空への対抗心からか、国際線も積極的に運行していました。日本には就航していませんでしたが、ボーイング767-300などの機材を使って、バンコク、香港、シドニー方面に路線を持っていました(ただし、チャーター便としては飛来しています)。その後、1994年頃から、ボンバルディアCRJ(カナダ製)という小型のジェット旅客機を使って、バルセロナ、マドリード、ブリュッセル、ジュネーブ、マンチェスターとストックホルムのヨーロッパなどへも路線を広げています。

オーストリア航空がエアバス製の機材に切り替えている中、ラウダ・エアはボーイング系の機材を使っているのがおもしろいところです(B777-200やB737シリーズを使っています)。

しかし、航空自由化は、逆に過当競争を招き、多くの航空会社が経営危機に陥ります。ラウダ・エアも例外ではなく、1997年に、生き残りを賭けて、それまでライバル関係だったオーストリア航空と提携を始めました(その頃、オーストリア航空も大変だったようです)。そして、2000年には、ニッキー・ラウダ氏が、持っていた株式をオーストリア航空に譲渡し、経営権を手放してしまいました。本人は、F1チーム(確か、ジャガーだったと思います)のコーチに就任しています。

さて、客室乗務員ですが、ディアンドル姿のチロリアン航空に対して、ラウダ・エアは、カジュアルな服装が特徴です。アメリカでは、サウスウェスト航空という新興エアラインが、斬新な経営で高い業績を納めていますが、この考え方をまねた感じがします(イギリスのヴァージンアトランティック航空ほどではないですが)。客室乗務員の服装も好対照で、全員ジーンズに赤のベースボールキャップが制服というのも珍しいですね。この帽子ですが、正面の刺繍が凝っていて、音符がデザインされています。

私は、1997年にザルツブルク-フランクフルト線(機材はCJR)で搭乗しましたが、当時、この路線にはチロリアン航空も就航していました。そのため、ライバル関係にあるチロリアン航空と差別化を図るために、機内食もホットミールが提供されていました(フライトタイムはジェット機なので、1時間を切っています)。食器も写真のような三角形のユニークな形で、フォークやナイフも本格的なもので、当時、感激したことを覚えています。

オーストリア航空傘下に入ってからは、一体経営となり、最近では便名からもラウダ・エアという名称が消えています(ラウダ・エアの機材を使って運行する便も、オーストリア航空の便名になっています。いわゆる「この便は、ラウダ・エアの機材と乗務員で運行します」というやつですね)。私は、結局1回しか乗ることがなかったのですが、現在でも、三角形の食器は使っているようです。

ところで、日本のコミューターエアラインであるフェアリンク(現在はアイベックスエアラインに名称変更)が使用しているボンバルディアCRJという小型ジェット旅客機は、ラウダ・エアから購入したものです(2機を購入)。

また、ニッキー・ラウダ氏ですが、その後、F1チームのコーチを辞めて、2003年に新しくNIKIという航空会社を興しています(本拠地はウィーン)。ご本人、よほど飛行機が好きなのでしょうね。
ちなみに、NIKIという航空会社のサイトは、以下のアドレスです。ご興味のある方は、ご覧になってみてください。

http://www.flyniki.com/

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October 11, 2004

フルーク・プラッツ

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ドイツ語では一般に「空港」は、「フルーク・ハーフェン」(Flughafen)と言いますが、地方をドライブしていると、地図や道路標識に「フルーク・プラッツ」(Flugplatz)という標識を見ることがあります。この「フルーク・プラッツ」ですが、航空路が設定されていない町にあるのが一般的です。私が毎年、夏に訪れるザルツブルク州の「とある町」にも「フルーク・プラッツ」があります。たまたま、予定もなかったこともあり、興味半分で、道路標識に沿って、車を進めました。すると、私の車の上空をグライダーが颯爽と降りてきました。道の終点が「フルーク・プラッツ」です。そこの駐車場には、ウィーンやドイツナンバーの自家用車や、グライダーを搭載してきたと思われるトレーラーなどが並んでいます。
「フルーク・プラッツ」とは、スポーツ航空用の飛行場だったのです(日本では、滑空場という名称で呼ばれている飛行場に近いものです)。

そのため、事務所は、日本で言うところの「飛行クラブ」になっているようです。駐機場には、個人(もしくはグループ)で所有しているグライダーが並んでいます。最近は自力で上空まで昇っていくモーター・グライダーという機種も増えているようで、この「フルーク・プラッツ」にも両方が駐機していました。また、滑走路は普通の飛行場のように舗装されたものではなく、芝生になっていました(舗装された滑走路を持つフルーク・プラッツがあるかもしれません)。そのため、のどかな雰囲気が漂っています。

たしかに、この町は谷にあるため、上昇気流があり、グライダーのフライトには絶好の場所なのかもしれません。また、グライダーを上空まで曳航する小型機も常駐しており、離発着を繰り返しています。何と「優雅なスポーツ」ですね。
また、駐機場に隣接した庭には、ビーチパラソルとデッキチェアがあり、皆さんで楽しくグライダー談義に花が咲いているようです。

余談ですが、「ドイツは第一次世界大戦後、軍用機の使用が禁止された関係で、グライダーが非常に盛んになった」という話を、どこかで聞いたことがあります。

美しい谷の上空に広がる青空を飛ぶグライダー、私も乗ってみたいのですが、グライダーのオーナーに友人がいない限り、難しそうです。
ある年、この谷にある町で、ある催し物のポスターを発見しました。この「フルーク・プラッツ」で開催される「フルーク・フェスト」のものです。内容を見ると、飛行場の開放を中心に、グライダーの体験飛行など楽しい催し物が盛り込まれています。あいにく、私が日本へ帰ってから開催される日程であったため、見学することはできませんでしたが、一度はオーストリアの空をグライダーで飛んでみたいものです。

ちなみに、現実的な話題で申し訳ありませんが、日本国内でグライダーによる航空スポーツにチャレンジする場合、グライダー・クラブでの操縦ライセンス取得に60~100万円、クラブ所属費用が10~15万円、そしてフライトにかかる経費がグライダーで30分間、 7000円~1万円程度とのことです。果たして、オーストリアでは、どのくらいの料金で楽しめるのでしょうか。

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October 06, 2004

オーストリア航空の機内で見つけたシュターツオパー

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オーストリア航空の日本就航は、1989年7月のことです。この年、たまたま、前の仕事を辞めた時期だったこともあり、気分一新ということで、オーストリア旅行に行きました。帰りに憧れの「オーストリア航空555便」に搭乗することにしたのです。

この日本線ですが、当時の航空情勢を反映して、非常に複雑なフライトでした。というのは、オーストリア航空の機材を使用しながらも、全日空とアエロフロートの3社共同運航便だったのです。さすがにアエロフロートの客室乗務員は乗務していませんでしたが、全日空からは乗務員が派遣され、同社の制服で乗務していました(噂では、当初、オーストリア航空は日本航空に話を持ちかけたらしいのですが、断られてしまい、当時ヨーロッパ線に周航しはじめた全日空との提携になったようです。あくまでも「噂」です)。

機材は、当時、オーストリア航空の長距離路線用の最新鋭機、エアバスA310-300(ファーストクラス12席、ビジネスクラス37席、エコノミークラス123席の合計172席仕様)でした(私が長距離路線で乗った双発機でした。洋上飛行でなかったので、安心していましたが…)。なお、A310が入るまで、オーストリア航空には、短中距離用のMD-80シリーズしかなかったのです。それだけにA310にかける期待の大きさが感じられます。
日本線周航当初、オーストリア航空には2機のエアバスA310-300が在籍し、アメリカ線(ニューヨーク)と日本線に周航していました。そのため、1号機には「New York」、2号機には「TOKYO」というニックネームが付けられており、私が登場した555便は、この「TOKYO」でした。

最近、久しぶりに当時にアルバムを見ていたら、何と映画上映用スクリーンの裏側にウィーンシュターツオパーのイラストが描かれているではありませんか。当たり前ですが、上映時には、反転させて、スクリーンに切り替えます。すっかり、忘れていましたが、小型機材にもかかわらずファーストクラスを設けていることを合わせて、オーストリア航空の長距離国際線にかける情熱を感じます。A310は、最終的に1992年までに4機導入されたはずです。

アエロフロートとの共同運行ということで、しっかりモスクワ・シェレメチボ空港経由で、私も初めてソ連の大地に足を下ろしました(といっても、暗いターミナルビルの中だけですが)。モスクワ経由だったために、フライトタイムもウィーンから成田まで、12時間30分ほどかかりました。

その後、同路線は機材が大型4発のエアバスA340になり、やがて関西空港にも周航するようになりました。A340の導入に合わせて、長距離国際線の先駆者だったA310は売却され、現在は、オーストリア航空には在籍していません。結局、私も、1回しか搭乗する機会がありませんでした。
あのスクリーンに印刷されていたシュターツオパーのイラストは良い味を出していたのですが、後継機のA340やA330には、大型スクリーンがないこともあって、引き継がれませんでした。

そういえば、一時、全日空も自社機材でウィーンまで行っていたことがあります(最も、ウィーン経由、パリ行きでしたが)。ウィーン・シュヴェヒャート空港珍しいジャンボジェットだったので、注目を集めましたが、こちらは人気がなかったのか、短期間でパリ直行便に改められてしまいました。

この他、興味深かったのが、当時の両エアラインのウィーン・オフィスです。日本航空は今でもケルントナーシュトラーセに面したビルにオフィスがありますが、新規参入した全日空は、何とシュタットオパーの向かい、しかも道路の面した1階(日本式)にオフィスを設けました。しかし、その後、全日空は徐々にウィーン線から手を引き、オフィスの場所も変わってしまいました。

一方、オーストリア航空もスターアライアンス・メンバーとなり、競争力を確保するため、チロリアン航空やラウダ・エアを事実上吸収し、現在に至っています。また、機体の塗装も大きく変わり、昔の面影はありません。個人的には、日本線周航当時の初々しい雰囲気が好きだったのですが…

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September 14, 2004

チロリアン航空と客室乗務員のお話

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オーストリアにインスブルックを拠点にしているチロリアン航空という会社があります。
現在は、航空自由化と競争激化を受けて、オーストリア航空グループに入り、名称もオーストリアアローズに変更されています(ただし、会社は存続しているようで、時刻表には「運行はチロリアン航空」の文字が見られます)。

今から15年くらい前になりますが、友人と二人でオーストリア旅行をしているとき、ひょんなことから“インスブルックからウィーンまでチロリアン航空に乗ってみない?”という話になり、現地で航空券を購入して、搭乗したことがあります。当時使用していた機材は、カナダ製のDHC-7(ダッシュ7)というターボプロップ4発のものです(写真の飛行機です)。これはインスブルック空港が、山に挟まれている関係で、上昇性に優れた機体が必要だったことが要因のようです(当時は短距離離発着ができる中型機材は限られており、実質的にはDHC-7が唯一でした。現在は、より効率的な双発機DHC-8に変わってしまい、残念ながら今は見ることができません)。定員は60名強で、ちょうどYS-11とほぼ同じ大きさです。
当時は今のようにインターネットもありませんでしたので、事前の情報もなく乗ったのですが、びっくりしたことがあります。

それは、客室乗務員が、皆ディアンドル姿だということです。つまり、チロリアン航空では制服がディアンドルだったのです。客室乗務員は保安要員としての性格が強いため、活動的な服装が多いのですが、これには驚きました。まさに、「空飛ぶホイリゲ」です。
さらにびっくりしたのは、各座席に用意されている機内誌に、運行乗務員を含む全乗員が写真入りで紹介されていることでした(全員というのがすごい)。今だったら、ストーカー行為に走る人が出てきそうで、とても考えられませんが。
ですから、搭乗して、機内誌を見ると、“あっ、今日はマリアさんが乗っている”と、すぐわかる訳です。今ではEU内の近距離国内線では、エコノミークラスの場合、食事のサービスはなくなりましたが、当時は、国内線にもかかわらず、立派な機内食(コールドディッシュですが)が提供されたことを覚えています。当時、定期便に使っていたDHC-7は、わずか2機。大変小さな会社で、いかにも「オーストリア的な航空会社」という印象を持ち、一度でファンになってしまいました。その後も、日本からオーストリアへ行くとき、ザルツブルクやインスブルックに行く際、チロリアン航空のお世話になっています(余談ですが、昔は日本の航空会社でTyroleanAirwaysを読めない係員がいました。いちど私が読み方を教えてあげたことがあります)。

その後、急速に路線を拡張し、機材もターボプロップ機に加えて、ジェット機のフォッカー70やカナディアCRJ(これは、今は日本でもJ-AIRやフェアリンクで運行されています)などが加わり、ヨーロッパ内国際線の運行も始まりました。これにともなって、「古き良き手作り航空会社」の雰囲気はなくなってきましたが、ディアンドル姿の客室乗務員は健在です。
なお、もう一つ、新興航空会社に、F1レーサーだったニキ・ラウダ氏が創設したラウダ・エアがありますが、これについては、また、改めてご紹介しましょう。

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