April 06, 2020

謎のピクトグラムシリーズ シャワー禁止

20200405001_20200405192801今までマスクをする習慣がなかった欧米ですが、新型コロナウイルスの蔓延にともなって、感染拡大を防ぐため、マスク着用に方針転換した国が増えています。

これは、マスクをする習慣がある日本をはじめとするアジア諸国で感染爆発が、比較的、抑えられていることが背景にあるようです。

オーストリアでもSebastian Kurz首相、自らマスク姿で登場しています。しかし、3月上旬、日本の首相ならまだしも、オーストリアの首相がマスク姿で登場するとは、想像もできませんでした。

また、Sebastian Kurz首相は、新型コロナウイルスのワクチンが開発されるまで、オーストリア人の「旅行の自由」は制限される旨の発言をしています。

ワクチンの開発には1年近くかかると言われていますから、バカンスの制限など、日常生活にも大きな影響を与えそうです。

20200405002さて、今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。ピクトグラムの多くは、利用者に「禁止」や「注意」を促すものが多いのが特徴です。

元々、文字を読むことができない方をそうしているものですから、当然かもしれません。

今日、お目にかけるピクトグラムは、多くの方がご覧になればすぐに解ると思いますが、「シャワー禁止」です。ちなみに右側は「本」のようなピクトグラムですが、これは「使用説明書を読むこと」というピクトグラム。

さて、これはどこで見かけたものだと思いますか? 20200405001勘の良い方はお気づきかもしれません。バスルームで使用する器具に取り付けられていたもの。実は、家主さんが持っていたヘアドライヤー(Haartrockner)についていたものです。

通常、バスルームが単独の場合、電源はありませんが、洗面所が併設されている場合、電源がありますので、ヘアドライヤーの使用は可能です。

さすがにシャワーを浴びた直後にシャワーブースで使う人はいないと思いますが、濡れた状態で使ったら感電に危険性がありますからね。

最近では、メーカーが想定外の使い方をするユーザーが増えているらしいので、一見、当たり前思える注意が必須なのでしょう。

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April 05, 2020

Starbucks(スターバックス)

20200404006今日は「カフェハウスの話題」です。皆さま、ご存じのように現在、オーストリアでは「第2の居間」と呼ばれるカフェハウスは営業休止中です。


Feriが40年前に初めてウィーンに行った頃は、ほとんどが伝統的なカフェハウスでした。McDonald’sなどのファストフード店は進出し始めた頃だったと思います。当時は、地元の人も利用していましたが、主に外国人観光客の利用が多かったと思います。


20200404001その後、北米大陸で新しい業態のコーヒーショップが誕生し、ヨーロッパにも進出するようになったのは、皆さまもご存じのとおりです。


その代表は日本でもおなじみのStarbucksでしょう。アメリカ合衆国・シアトルに本社を置く、同社は、現在、世界90の国と地域に展開しており、店舗数は2万店を超えているようです。


ウィーンでも現在、20店舗以上、展開しています。冒頭の写真はウィーン国際空港到着ロビーの店舗。こちらはオープンスペースです。


20200404004ウィーンにお越しになった方は、ご存じかと思いますが、旧市街で展開している店舗に関しては、伝統的な建物に入居しているケースも多く、ファザードには、それなりの配慮が見られます。


3枚目の写真はウィーン子で賑わうNeubaugasseのお店。ファザードはガラスを多用したスターバックスらしいデザインです。


20200404003 最近はスーパーマーケットでもコーヒーの「To Go」(テイクアウト)が増えてきことからも、ペーパーカップでコーヒーを飲むという習慣も、定着しつつあるのでしょう。


Operのはす向かいKärntner Straßeの入り口にもスターバックスがありましたが、最近、場所が移転しました。新しい場所は、以前、別のコーヒーショップが入っていたところで、Hotel Bristolの入っている建物の1階です。


20200404002なぜ、移転したのかはわかりませんが、以前の場所は、インテリア用品を扱うZara Homeになっています。


4枚目と5枚目の写真は、以前の場所にあった頃のスターバックスです。伝統的な建物に入っているため、ファザードは控え目でした。


そう言えば、場所柄なのか、外国からお越しになった観光客の皆さまがよく利用していた気がします。

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April 04, 2020

新型コロナウイルス雑感 オーストリアの状況

20200403006ディープな地下鉄の話題が2日間続いたので、今日は新型コロナウイルスに関するオーストリアの状況をお伝えします。

外出制限が開始されて17日を経過し、感染者は1万人を越え、10967人(4月2日、15時現在)となりました。ただ、感染者の拡大率は10%を割り込み、政府の強力な対策が効果を上げつつあることがわかります。

政府の追加対策発表を受けて、色々な動きがあります。オーストリア医師会会長は、一部の薬局で行われている簡易検査キット販売の中止を訴えています。これは簡易キットによる検査は精度が低く、陰性になった人に誤解を与える恐れがあるというのが理由です。

一方、政府は人的接触が多い職業の人(スーパーマーケットの従業員、医師、看護師、介護スタッフなど)、1500名に対してPCR検査を実施しました。

これは自覚症状のない感染者の割合を調べるためのテストだそうです。テスト方法の詳細や結果については、発表されていません。

20200403002イタリアでは治療に当たっていた医師69人が死亡、救急隊員1万人が感染しているため、このような事態の発生を防ぐための対策を立案するデーターとするのでしょう。

なお、オーストリアではスーパーマーケットは営業中ですが、お客さまは入店時、入り口でマスクの着用が義務づけられました。ただ、専門機関は、マスクの着用義務づけには懐疑的なコメントを出しています。また、開店から1時間を高齢者などの買い物優先時間に設定しています。

現在、国外への移動は原則禁止されていますが、国外に滞在しているオーストリア人も多く、政府は4月8日にトルコ在住のオーストリア人の帰国を支援するためオーストリア航空の緊急臨時便をイスタンブール-ウィーン間に運行することを発表しました。定期便については、全面運休が5月3日まで延長されています。

20200403004ヨーロッパでは各国で感染者の増加にともない、医療崩壊が進んでいますが、皆さまは、その理由の一端が保険制度にあることをご存じでしょうか。

一時期、日本ではヨーロッパの保険制度を高く評価している識者がいらっしゃいました。

オーストリアだけではありませんが、ヨーロッパでは国民皆保険制度で、高額な社会保険料を強制的に徴収される代わりに、公立病院での各種治療は入院費も含めて無料です。

一見すると、理想的な制度で、受給のバランスがとれているうちは問題ありません。しかし、無料故に患者が大量に来院し、診察・慎重までに長時間、待たされるのが当たり前です。

要するに予約がなかなか取れない‥という訳です。場合によっては、急患でも長時間、待たされるケースがあるようです。

更に原資が社会保険料であるために、今回の新型コロナウイルスに限らず、高齢化や移民の増加なので、患者数が増えてくると資金不足に陥ります。

20200403005とくに低所得者の場合、保険料は低額ですから、人口は増えても原資が余り増えないという事態になっています。

その結果、医療設備やスタッフの増強が難しく、日本では信じられないほど、貧弱な設備で治療しているようです。

日本では、中規模病院でも導入しているCTやMRIなどの数が少ないというのも、このような背景があるようです。数が少ないですから、検査のための順番待ちも長くなります。検査待ちの間に手遅れになるケースも‥

これは、以前、友人から聞いた話ですが、胆石で某公立病院へ行ったところ、日本で増えている「内視鏡による除去」や「体の外から衝撃波を胆石に照射して胆石を砕く方法」(体外衝撃波胆石破砕療法)に使用する機器がないようで、開腹手術しか選択肢がなかったそうです。

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April 03, 2020

幻のU2/U4乗り入れプロジェクト(後編)

20200401001今日は昨日に引き続き「幻のU2/U4乗り入れプロジェクト」をお伝えします。

1981年8月31日、U4の路線がMeidling-HauptstraßeからHietzingまで延伸され、Heiligenstadt-Hietzing間になりました。それに合わせる形で、1981年9月7日から、U2のU4乗り入れが始まります。

乗り入れに伴いU2の運転区間は、右の図のようにKarlsplatz-Schottenring-Hietzing間となりました。つまり事実上の環状運転になったのです。

雰囲気としては、東京の大江戸線のような感じです。

20200401011Feriは、この事実をウィーン交通博物館(Verkehrsmuseum Remise)HALLE1で開催中の「地下鉄建設50年、運用開始40年」(50 Jahre U-Bahn-Bau, 40 Jahre U-Bahn-Betrieb)で、初めて知りました。

トップの写真は、展示されていた乗り入れ時の路線図(イメージ図)です。ただし、単純化するためにHeiligenstadt-Schottenring間は省略されています。

Wiener Linienが当初、難色を示した理由ですが、U2とU4を結ぶ短絡線の分岐器(ポイント)は、営業運転を考慮していないため、最高速度が25km/hに抑えられていました。

当初から環状運転を考えていれば、短絡線の構造も違っていたのでしょうが、このあたり「詰めの甘さ」がオーストリアらしいところかもしれません。 20200401005また、U4はすでにHeiligenstadtまで開業していたため、U2の列車が、U4の途中駅であるSchottenring で割り込む形になります。

U2とU4を結ぶ分岐器の位置がプラットホームに近いところに設置されていたため、分岐器がU2側に切り替えられている時、保安上の関係でU4の列車はプラットホームに進入できず、構外で一時停車せざるを得ませんでした。

当然、ラッシュ時を中心にダイヤの乱れが多発し、逆に利用者には不便を強いる結果になりました。

20200401009当時、U2は路線が短く、お客さまが少ないため2ユニット(4両編成)の列車を使用していましたが、U4はすでにラッシュ時は3ユニット(6両編成)が中心でした。

困ったことにU4の列車がU2に乗り入れることは、当時はU2の設備上の関係で不可能でした(当時のU2は6両編成に対応していませんでした)。

そのため、U2の列車がU4へ乗り入れる「片乗り入れ」という形でした。

20200401006アイデアとしては面白かったのですが、短絡線が営業運転を前提に建設されていなかったことが災いし、テストプロジェクトは失敗。

何とわずか3週間で「U2/U4プロジェクト」は中止。乗り入れ期間は1981年9月7日から9月25日という短い期間でした。

現在もU2とU4を結ぶ短絡線はありますが、U2の延伸に合わせて、変更され、配線図のようにU2からU1には直接乗り入れることは可能ですが、U4へ乗り入れるにはHeiligenstadt方面に向かう必要があります。当時のように、Hietzing方面へ直接乗り入れることはできません。

202004020012008年、EURO2008(サッカー欧州選手権)がオーストリアとスイスの共催で開催されましたが、Stadionへの観客輸送のため、同年5月10日、U2はStadionまで延長開業します。

20200401030Feriは延長開業直前(5月3日)にSchottenring駅を訪問したことがありますが、まだ、U4と同レベルのプラットホームを使っていました(左の写真)。

これは、U2のSchottenring新駅では、折り返しができないため、延長開業と同時に新駅に切り替えたようです。

そのため、U2の延長開業後、中央にあったU2の路線を塞いだようです。現地に行ってみると変わった構造になっています。

現在U4のSchottenring駅は事実上、大きな島式ホームなのですが、Heiligenstadt方面(Glies1)とHütteldorf方面(Glies2)がつながっているのは、U2への乗り換え口があるHeiligenstadt方面だけ。

20200401017左の写真はGlies1とGlies2がつながっているHeiligenstadt側の様子です。奥にはU2への乗り換え口が見えます。

Hütteldorf方面やプラットホーム途中にはGlies1とGlies2を結ぶ通路はありません。Salztorbrücke側の地上へ出ないとプラットホーム間の移動ができません。

右の写真はプラットホームからSalztorbrücke側へ出るための階段。左側が壁になっているのがわかると思います。

ただ、この駅でGlies1、Glies2間を移動するお客さまはいないので、不便はありませんが‥

20200401020このような構造になっているのは、現在の広いプラットホームの間にU2の線路が敷かれていたためなのです。今は壁になっているので、U2の線路は見ることはできません。

なお、U2の乗り換え口になっているHeiligenstadt方面には、現在、大手ベッカライチェーンStröckの売店がU2の元プラットホーム上に設けられています。

しかし、U2の線路がないのであれば、壁を取り払ってGlies1とGlies2を結ぶ通路を作る、もしくはプラットホームを拡幅しても良さそうなのですが、実は、それができない理由があります。

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April 02, 2020

幻のU2/U4乗り入れプロジェクト(前編)

202004010023月の当ブログですが、最もアクセス数が多かったのは3月3日でした。読まれた記事の上位は新型コロナウイルス関連でした。当ブログもしばらくは、かつて仕入れた話題で対応することになるので、アクセス数が伸び悩む可能性があります。

こんな時期なので、恐らく、ウィーン子でもご存じない人が多いディープな話題をお届けしましょう。今日のテーマは「ウィーン地下鉄秘話」。

ウィーンの地下鉄はU1、U2、U3、U4の4系統は全て同じ車両を使用しており、各線区で運用することが可能です。また、車両の検査などで、通常、走らない路線を使って工場まで回送させるケースがあり、営業列車が通らない短絡線も設けられています。

現在、U1、U2、U3、U4はいずれも単独で営業運転されており、相互乗り入れは行われていないのは、皆さまもご存じのとおり。

20200401023ウィーン地下鉄で「異色の存在」はU2。現在、Karlsplatzと郊外のSeestadtを結ぶ17km弱の路線に成長しましたが、1980年8月末の開業から2008年5月8日までは、Ringの半分にあたるKarlsplatz-Schottenring間を結ぶ3.5kmの短い路線でした。トップの写真は開業当初のU2(Wiener Linienの公式写真)。

ご存じのように、この区間にはRingを走る路面電車の路線も多数あり、地下鉄の方が所要時間が短いとは言え、わざわざ地下鉄を利用するメリットは少ないと思います。

なぜ、このような「短い路線」が建設されたのでしょうか。

実は、当時、ウィーンではドイツのミュンヘンなどに対抗して、近代都市をアピールするため、積極的に地下鉄建設を進めていました。その結果、誕生したのがU2‥という訳です。

20200401031U1、U3、U4が、開業後、順調に路線を延伸してきたのとは対照的に「取り残された路線」というイメージがありました。

さて、そんなU2ですが、2000年代に入ると状況が一変します。2008年5月にStadion、2010年10月にAspernstraße、2013年10月にSeestadtまで、それぞれ路線が延伸され、新興住宅地とウィーン旧市街を結ぶ重要な路線に成長しました。

かつてはウィーン地下鉄最短路線だったU2も、現在ではU1に次ぐ路線長を誇っています。ただ、当初から郊外延伸を視野に入れて建設された路線ではなかったようです。

20200401022それが、今日、ご紹介するエピソード。

U2開業から1年後の1981年8月、U4への乗り入れが実施されたのです。

U2とU4は、KarlsplatzとSchottenringの両駅で乗り換えが可能ですが、線路がつながっていたのはSchottenring。

現在、U2のSchottenring駅は、同線のStadion延伸に合わせて2008年5月に完成したもので、ドナウ運河の下にシールド工法で建設されています。

左の写真は、現在のU2 Schottenring駅です。ドナウ川をトンネルでくぐり抜けるため、地下深い場所にシールド工法で建設されています。

20200401021しかし当時は、U4と同じレベルにプラットホームがありました。具体的にはU4のプラットホームの間にU2が入る形になっていたのです。なお、U2のSchottenring駅は折り返しを考慮して単線でした。

そのため、乗り入れ前から、同一プラットホームでU2とU4は乗り換えができました。当時の写真を見るとプラットホーム上の仕切りがラインカラーに塗り分けられています。

乗り換えを伴いますが、U2とU4を合わせるとRingに沿って走る環状線になります。実際、当時の写真を見ると、Schottenring駅に到着したU2は両側の扉を開けて、U4に簡単に乗り換えができるようになっていました。

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March 30, 2020

今年の四旬節雑感

20200329005日本の東京でも新型コロナウイルスの感染者が増える傾向にあり、心配です。また、29日は関東地方で雪が降ったようですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

精神的に参ってしまっているFeri‥ 今日は「軽めの話題」でご容赦ください。街中を自由に散歩できるのが「当たり前」と思っていただけに、今回の「事実上の外出禁止令」はこたえます。厳寒期でも散歩が大好きなウィーン子は、皆、感じていることでしょう。

20200329001例年ならば、四旬節も中盤を迎え、3月27日頃から各地でOstermarkt(イースターマーケット)が始まる頃です。キリスト教では、クリスマスよりも復活祭の方が重要な行事であるため、四旬節も大切な期間。

各店舗でもイースターを前に「春の訪れ」を告げる店頭ディスプレイに切り替えて、街は華やかな雰囲気に包まれます。

しかし、今年は、生活必需品を扱うスーパーマーケットなどを除いて、全面営業禁止ですから、ディスプレイを一新する余裕もないと思います。

20200329002ウィーン旧市街では、カラフルなイースター・エッグが沢山並ぶフライウング広場の「Altwiener Ostermarkt」は人気がありますが、今年は「Ostermarkt Am Hof 2020」、「Ostermarkt Schloß Schönbrunn 2020」も含めて、早々に中止が決まりました。

観光客の皆さんはもとより、地元の皆さんも楽しみにしている「Ostermarkt」だけに、その気持ちは察するに余りあります。

20200329004ご存じのようにウィーン子にとってカフェハウスは「第二の居間」。

私たちが考えている以上に、日常生活に密着した「なくてはならない場所」。地元密着のホイリゲも同様ですが、「友人や家族との語り合いの場」が全面的に閉鎖されて利用できない事態は、想像を絶すると思います。

それ以上にキリスト教徒の方がショックなのは、ミサが中止になっていることです。

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March 23, 2020

ウィーンらしい支援対策

20200321001東京では例年より5日早く桜の満開宣言が出たそうですが、今年は宴会を伴う花見が禁止されるなど、例年とは様子が変わっているようですね。

皆さまは3連休をいかがお過ごしになりましたでしょうか。トップの写真は友人が送ってくれた東京周辺の桜です。

オーストリアをはじめとするヨーロッパでは、コロナウイルス蔓延がとまりません。一応、オーストリアでは、食料品や医薬品を買うための外出は許可されていますが、何人かが集まって街を歩いていると警察官から厳重注意を受けるそうです。

20200322002しかし、元々、厳寒期でも散歩の好きなウィーン子が、季節が良くなった春先、屋内に留まるのは、非常にストレスを感じると思います。

3月21日、13時現在、ウィーン市の感染者は359名ですが、5名が回復し、退院しています。オーストリア全体の感染者は、21日15時現在、2814名です。

また、イタリアではオーストリアでもファンが多いプラシド・ドミンゴさんが感染し、ご家族とともに「自主隔離」しているというニュースが入ってきました。

さて、このような状況下、ウィーン市でも独自に住民に対する支援を実施しています。

20200322001現在、ウィーン市では24時間体制のホットライン「Wiener Servicehotline 4000-4001」を3月14日に開設しましたが、1週間の着信階数は3200件にのぼりました。

このホットラインでは、コロナウイルスのリスクに晒されている高齢者や持病のある方(いずれも近くに近親者がおらず、サポートが受けられない方)に対する具体的なサポートを行っています。

具体的な活動内容ですが、買い物に出かけることがリスクになる住民に代わり、スタッフが食料品や日用品を配達するといものです。

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March 22, 2020

カーディーラーにも再開発の波

20200320003オーストリア政府は、3月20日、コロナウイルス蔓延を防止するための特別措置を、イースター明けの4月13日まで延長すると発表しました。また、関係する法令の改正や新設を行い、新しい対策を打ち出すことができるようになりました。ちなみに議会では全会一致で可決されました。

さて、今日は「ウィーン市内の再開発にまつわる話題」をお届けしましょう。

このブログでも再三、お届けしているようにウィーンでは、旺盛なアパート需要を受けて、再開発が各地で進められています。

5区のPilgramgasse駅周辺は、現在、地下鉄U2の延伸工事が進められていますが、完成するとU4と2つの路線が利用できるようになり、大幅に利便性が向上します。

現在でも、周辺は集合住宅が沢山、建っていますが、デベロッパーとしては物件を建設できれば、間違いなく高値で販売できる立地なので、色々と狙っていると思います。

20200320001Pilgramgasseと1号線の交差点に面して、自動車ディーラーがありました。

古い伝統的なビルディングの間に入り口があり、会社の施設は奥にありました。場所柄なのかJeepやAlfa Romeoといった高価格帯の自動車を扱っていました。これがトップの写真です。

ところが、昨年、閉店したようで、かつては自動車メーカーのロゴが掲げられていた入り口にデベロッパーの看板が取り付けられています(2枚目の写真)。

また、その後、訪問した際には、奥にあった建物が解体され、こちらの現場ではおなじみの大型クレーンが設置され、本格的な工事が始まっていました(3枚目の写真)。

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March 20, 2020

ウィーン市がコロナウイルス感染者隔離施設を増設

20200319002日本では、今日、3月20日は「春分の日」でお休みですね。金曜日に当たったので、本来は「春の3連休」でお出かけになる方も多かったと思います。オーストリアほどではありませんが、日本もイベントやアミューズメント施設が営業していないので、人出も少ないことでしょう。

しかし、日本は、こちらのように、コロナウイルス蔓延を阻止するため、事実上の「外出禁止令」が発動されなくて良かったですね。

オーストリアのコロナウイルス感染者ですが、3月18日夕方の時点で1646名に増加しています。最も多いのがチロル(382名)で、ウィーンは209名です。

20200319001例年、4月上旬に各劇場が翌シーズンのプログラムを記者会見を開いて発表しますが、今年はコロナウイルス蔓延による非常事態なので、どうなるのでしょうね。

発表延期、インターネットなどによるリリースのみ、テレビによるプレゼンテーションなど代替案も考えられますが、今シーズンのスケジュールがガタガタになってしまったので、その点も気がかりです。内部でも色々ともめていると思います。

また、「Vienna City Marathon」については、主催者から中止の発表がありました。また、事務局スタッフがオフィスに出勤していないため、各種手続きや問い合わせに対する対応に時間を要している模様です。

20200319004ウィーン市では、非常事態を受けて、レオポルトシュタットのMesse Wienに臨時のコロナウイルス感染者隔離施設を開設し、3月17日、Ludwig市長が視察しました。

この施設はMesse Wienのホール15(15000平方メートル)に開設されたもので、ベッド数は880。本格的な医療施設ではないため、軽度または中程度の感染者(経過観察が必要な感染者)を対象としています。

平面図を見ると7つのブロックにベッドが設置されており、中央部には診察室やトイレが設置されているようです。

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March 19, 2020

変わったお店シリーズ169  NAMASTE ASIAN STORE

20200317001

当初、劇場関係の公演中止は4月3日までの予定でしたが、EUの入国制限発動を受けて、4月18日まで公演中止が延長されました。

さて、先日、日本の友人から興味深いメールが来ました。彼が勤務する某コンビニエンスストアには、海外のエアライン乗務員(外国人)も利用しています。先日、常連の男性乗務員が来店した際、サンドイッチを数個購入したのですが、従業員に商品を触らせず、自分で手に持ったままバーコードの入っているラベルを従業員の方に向けて、スキャンさせたそうです。会計は交通系ICカード。

つまりお金の受け渡しも含めて、従業員との接触を完璧に断って買い物をした訳です。

これが会社からの指示なのか、本人の工夫なのかはわかりませんが、海外の方は、コロナウイルス感染を防止するため、人的接触について、非常に神経質になっている一例かもしれません。しかし、実際には商品を陳列する際、従業員が触っているのですけれどね‥

20200317004さて、今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。最近、ウィーンでは、従来のスーパーマーケットや食材料店に加えて、異国の食材を扱うお店も増えてきました。

これは、海外からの移住者が増えており、一定の需要があるという証だと思います。

Feriがよく出かける某ホイリゲがあるOttakringにも、異国の食材を取り扱うお店が出来ました。屋号は「NAMASTE ASIAN STORE」。名前の通り、アジアの食材を幅広く取扱いお店です。

この店の特徴は、加工食品だけでなく、アジア料理に使う米や野菜といった食材も取り扱っています。

20200317003Feriは、店内に入ったことはありませんが、興味深いのはお店のファザードに出ている国旗。左からネパール、アフリカ連合、タイ、インド、インドネシア、フィリピン、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタン、イラン。

ということは、このような地域で使われている食材を取り扱っているということです。左側には「お米のコーナー」もあります。

各国の国旗に混じってアフリカ連合が入っていますが、この組織はアフリカの国家統合体で、政治的および経済的統合の実現や紛争の予防解決への取組強化のため発足したものです。ということは、アフリカ関連の食材まで手を広げていることになりますね。

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