May 08, 2019

グラーツ歌劇場2019/20シーズン プログラム発表

20190507000110連休をお楽しみの皆さまは、今日から「仕事始め」ですね。ほぼ通常どおりに仕事をしていたFeriは、今日も平常運転です。

さて、5月6日、グラーツ歌劇場が2019/20シーズンのプログラムを発表しました。さっそく、その概要を紹介しましょう。

グラーツの場合、レパートリー上演(継続上演)が少なく、毎シーズン、新しい演出で上演されます。

オペラ、オペレッタ、ミュージカル
-「Don Carlo」(ドン・カルロ、2019年9月28日Premiere)
Giuseppe Verdis作曲の重厚なオペラ。2019/20シーズンの幕開けに上演されます。

-「Die Fledermaus」(こうもり、2019年10月19日Premiere)
毎年、同劇場では1演目が上演されるオペレッタですが、来シーズンはJohann Straußを代表する作品「Die Fledermaus」が取り上げられることになりました。演出は同劇場で「フィガロの結婚」を担当したMaximilian von Mayenburgさんが担当します。ロザリンデにはElissa Huberさんの名前が挙がっています。
オーストリアでも「ぶっ飛んだ演出」が多いグラーツ歌劇場。鉄板オペレッタの「Die Fledermaus」を、どう料理してくるでしょうか。

201905070004-「Königskinder」(王子と王女、2019年12月14日Premiere)
Engelbert Humperdinck作曲のオペラです。本来は「王の子供たち」という邦題がふさわしいのですが、「王子と王女」が一般的なようです。Humperdinckと言えば「ヘンゼルとグレーテル」が有名ですが、こちらは近年、あまり上演されない作品です。

-「Guys and Dolls」(ガイズ&ドールズ、2020年1月11日Premiere)
Frank Loesser作曲のブロードウェイ・ミュージカル。Volksoperでも上演されていたので、ご存じの方も多いと思います。

-「Don Giovanni」(ドン・ジョヴァンニ、2020年2月8日Premiere)
Wolfgang Amadeus Mozart作曲の名作オペラ。定番の一つですね。

201905070003-「Die Passagierin」(パサジェルカ、2020年3月14日Premiere)
Mieczysław Weinberg作曲のオペラ。2010年にブレゲンツ音楽祭で上演されたことがあります(世界初演)。
アウシュヴィッツで看守を勤めていたリーザが戦後、外交官夫人となり、ブラジルへと渡る客船デッキで、囚人マルタに似た女性と出会うところから始まります。忌わしい記憶が蘇り、自分がナチス党員であったことの不安に苛まれ、オペラは現在と過去を繰り返しながら展開していくそうです。

-「Friede auf Erden」(地には平和を、2020年3月26日Premiere)
Arnold SchönbergとIgor Stravinskyの作品。

-「Die Perlenfischer」(真珠採り、2020年4月18日Premiere)
Georges Bizet作曲のオペラ。有名なアリアがありますね。

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May 07, 2019

番外編 STTATSOPERETTE DRESDEN2019/20プログラム

201905060003今日は番外編として、新劇場に移転して観賞しやすくなった「STTATSOPERETTE DRESDEN」の2019/20シーズンプログラムをご紹介しましょう。

最近、多くの劇場がキャスティングの関係から、公演日をまとめる傾向が強くなっていますが、同劇場は複数の月での分散上演が継続されています。これはアンサンブル中心のキャスティングだから実現できるのでしょう。

ただ、ご多分に漏れず、ミュージカルやレビューの上演数が増えています。

オペレッタ・プレミア
2019/20シーズンの新作は2演目になりました。

DIE BANDITEN(盗賊)
Jacques Offenbach作曲のOpéra-bouffeです。1869年にパリで上演されました。イタリアのマントヴァを舞台とした作品です。
2020年2月28日(Premiere)/3月1日~8日(3公演)/5月24日~27日(3公演)/6月18日・19日

 -CASANOVA(カサノヴァ)
1928年に初演されたJohann Strauss作曲のオペレッタですが、「ウィーン気質」と同じく、彼の死語に発表されました。Ralph Benatzky(ラルフ・ベナツキー)がシュトラウスの音楽に基づき、まとめ上げたという作品です。Feriは観たことはありませんが、興味深い作品です。Premiereは2020年5月16日です。
2020年5月16日~19日(3公演)/6月4日~2日(4公演)/7月11日・12日

オペレッタ・レパートリー
DIE SCHÖNE GALATHÉE(美しきガラテア)/GIANNI SCHICCHI(ジャンニ・スキッキ)
Franz von Supp作曲のオペレッタ「DIE SCHÖNE GALATHÉE(美しきガラデア)」とGiacomo Puccini作曲のオペラ「GIANNI SCHICCHI(ジャンニ・スキッキ)」の組み合わせ上演です。一般的には「ジャンニ・スキッキ」は「道化師」との組み合わせが多いですが、オペレッタと同時上演というのは珍しいですね。
2019年9月20日~24日(4公演)/10月10日・11日/11月7日・8日/2020年1月29日・30日

201905060001DIE CSÁRDÁSFÜRSTIN(チャールダーシュの女王)
ご存じEmmerich Kálmán作曲の定番オペレッタ。現在のドレスデン版もかなり奇抜な演出のようです。最もVolksoperの演出も奇抜ですが‥
2019年10月5日~20日(5公演)/11月19日・20日/12月17日・18日

DIE DREIGROSCHENOPER(三文オペラ)
Kurt Weillが作曲を手がけた音楽劇。
2019年11月16日~24日(4公演)/12月12日・13日/2020年1月9日・10日

MARÍA DE BUENOS AIRES(ブエノスアイレスのマリア)
Horacio Ferrer作曲によるタンゴ・オペレッタです。
2020年4月3日~11日(5公演)/7月3日~5日(3公演)

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April 25, 2019

速報 VOLKSOPER2019/20プログラム発表

2019042400011昨年よりも発表が遅れていましたが、4月24日、やっと来シーズンのVOLKSOPERの公演プログラムが発表されました。

プレミアは9演目、再演は6演目、レパートリーは20演目となっています。

オープニングは9月1日の「VOLKSOPER FEST」と「HOMMAGE AN DAGMAR KOLLER」。そして、11月20日には「JAQUES OFFENBACH - SOIREE ZUM 200. GEBURTSTAG」が上演されます。。そして、11月20日には「JAQUES OFFENBACH - SOIREE ZUM 200. GEBURTSTAG」が上演されます。

○オペレッタ
プレミア
オペレッタの新作は2演目です。

König Karotte(Le Roi Carotte/にんじんの王、2019年11月23日プレミア)
オッフェンバックの作品ですが、あまり上演されることがない珍品。1872年1月に初演されました。1878年にはウィーンでも上演されたそうです。近年ではドイツのStaatsoper Hannoverで上演されているようです。今回、オッフェンバック生誕200年を記念して上演されることになりました。

今回、VOLKSOPERのイメージ映像が、Staatsoper Hannoverの舞台写真とイメージが似ているため、もしかすると「白馬亭にて」のように、他劇場で上演されたプログラムを移植する可能性もあります。

日本では、ほとんど資料がない作品ですが、「西洋比較演劇研究」という資料に「オッフェンバックの《にんじん王》初演における「風刺」--第二帝政と第三共和政の狭間で」(執筆:森 佳子氏)という記事が掲載されていたことがわかりました。Feriは、Premiereまでに、この資料を是非、見たいと思っています。

-Der Zigeunerbaron(ジプシー男爵、2020年2月29日プレミア)
ヨハン・シュトラウスの名作オペレッタの1つ。前演出(2005/06シーズン)では、フィナーレで全員が戦死して英霊としてウィーンに戻ってくるという演出が物議を醸し出しました。今回の演出はPeter Lundさんが担当します。

指揮にはAlfred Eschwéさんの名前が挙がっています。Homonay伯爵はMarco Di Sapiaさん、バイリンカイはEric Laporte さん、ザッフィにはKatrin Adel さんが起用されます。主役のカップルは、客演のようです。

再演
GRÄFIN MARIZA(伯爵令嬢マリッツア):2020年1月~2月に8公演
こちらも比較的暗い舞台ですが、それでも後半は明るくなる上に、ハッピーエンドなので、Feriは、そこそこ気に入っています。問題はマリッツアとタシロに誰が起用されるかだと思います。

DIE LUSTIGE WITWE(メリーウィドウ)」:2020年4月~5月に8公演
前シーズン、あまりにも集客が悪く、正直、Feriもびっくりしました。きれいな舞台で、演奏も良いのですが、なぜ、かつてのような人気が出ないのか、疑問です。
一つは、退廃的な貴族を演じるダニロにあるのかもしれません。こちらもハンナと共に、誰が起用されるかがポイントでしょう。

レパートリー 3作品の上演が決まりました。比較的お客さまを呼べる演目がラインナップされた点が評価できます。
DIE FLEDERMAUS(こうもり)

Orpheus in der Unterwelt(地獄のオルフェ):2019年9月~10月に5公演

DIE CSARDASFÜRSTIN(チャールダーシュの女王)」:2019年11月~2020年1月と2020年5月~6月に15公演

MEINE SCHWESTER UND ICH(姉さんと私):2020年3月~4月に7公演

反面、2018/19シーズンで上演されていた「Gasparone(ガスパローネ)」、「Der Opernball(オペラ舞踏会)」、「Eine Nacht in Venedig」(ヴェネチアの一夜)」、「Axel an der Himmelstür(アクセル、天国の扉の前で)」は外れました。

「ヴェネチアの一夜」はが外れたのは、ちょっと残念ですが、Jörg Schneiderさんが出演されなくなったので、魅力半減。という訳で、外れた演目は予想どおりでした。

ただ、シーズンを通して上演されるのは「DIE FLEDERMAUS(こうもり)」だけで、それ以外の演目は、期間限定方式になっています。これも出演者の確保が難しいことが要因だと思われます。

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April 22, 2019

Theater an der Wien 2019/20プログラム

201904210001本日、4月22日から日本の安倍総理がヨーロッパとアメリカを歴訪しますが、4月25日、ウィーンへ立ち寄ることが発表されました。

ただ、オーストリアへの公式訪問ではなく、日本の総理として初めてスロバキアを訪問するために立ち寄ることになったものです。スロバキアでは、チェコ、ポーランド、ハンガリーを加えた「V4(ヴィシェグラード4カ国)+日本」での首脳会合が予定されています。

今回、政府専用機が従来のB747-400からB777-300ERに交代して初の任務。ウィーン国際空港に真新しいB777-300ER政府専用機が飛来する訳です。

通常、予備機を伴って運航されるので、2機が飛来すると思われます。

スロバキアの首都ブラチスラバには、ミラン・ラスチスラウ・シュテファーニク空港がありますが、地上支援などの関係からウィーン国際空港発着となったものと推察されます。

安倍総理は、会談終了後、同日(25日)、ウィーンを立ち、ベルギーのブリュッセルへ。

20190421000826日にはブリュッセルから大西洋を横断し、アメリカ・ワシントンD.C.へ。新政府専用機の初任務運用が世界一周になります。

それにしても、政府専用機を使うとは言え、ハードスケジュールですね。

なお、今回掲載した写真は、航空自衛隊が提供している新政府専用機B777-300の公式写真です。

201904210009さて、今日はアン・ディア・ウィーン劇場(Theater an der Wien)の2019/20年の公演プログラムが発表されたので、その概要をご紹介しましょう。

ご存じのようにアン・ディア・ウィーン劇場は、毎シーズン、原則として新演出の作品が上演されます。2020年はベートーヴェン生誕250周年にあたるため、シーズン後半は関連する作品が上演されることになりました。

オペラ

Rusalka(ルサルカ、Antonín Dvořák作曲)、2019年9月19日Premiere、9月中に5公演。

La clemenza di Tito(皇帝ティートの慈悲、Wolfgang Amadeus Mozart作曲)、2019年10月17日Premiere。10月中に5公演。

La Vestale(ヴェスタの巫女、Gaspare Spontini作曲)、2019年11月16日Premiere。11月中に5公演。

Halka(ハルカ、Stanislaw Moniuszko作曲)、2019年12月15日Premiere。12月中に5公演。シルヴェスター公演も、同作品に決まりました。

Salome(サロメ、Richard Strauss作曲)、2020年1月18日Premiere。1月中に5公演。

Egmont(エグモント、Ludwig van Beethoven作曲)、2020年2月17日Premiere。2月中に4公演。

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February 23, 2019

Volksoper「The Gershwins' Porgy and Bess」

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今日はVolksoperの「オペラの話題」をお届けしましょう。

今シーズン、注目されているのが、ジョージ・ガーシュウィン作曲のオペラ「Porgy and Bess」(ポーギーとベス)。

史上初のオールアフリカ系キャストによるフォーク・オペラ。ガーシュウィン自身は白人ですが、ブラックアメリカンの音楽を徹底的に研究し、このオペラに取り入れたと言われています。

原作はデュボース・ヘイウォードの小説で、身体の不自由なブラックアメリカンの青年と、ギャングの情婦で麻薬中毒の女性との純愛物語という、ヨーロッパ系オペラとはかけ離れた題材です。

「サマータイム」を始め、「俺にはない物ばかりだぞ」、「それがそうとは決まっちゃいない」など、ジャズやポピュラー音楽のスタンダードになっている曲も多いのが特徴。

多様な演目を器用にこなすVolksoper向けのオペラだと思います(これは良い意味で)。

指揮はJoseph R. Olefirowiczさん。主なキャストは以下のとおりですが、主役級はMelba Ramosさんを除いて客演です。

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-Porgy(ポーギー):Morris Robinsonさん

-Bess(ベス、クラウンの情婦、後にポーギーの情婦):Melba Ramosさん

-Crown(クラウン、粗暴な沖仲士):Lester Lynchさん

-Sporting Life(スポーティング・ライフ、キザな麻薬売):Ray M. Wade Jr.さん

-Serena(セリナ、ロビンズの妻):Julia Kociさん

-Clara(クララ、ジェイクの妻):Rebecca Nelsenさん

-Maria(マリア、隣人):Bonita Hymanさん

-Jake(ジェイク、漁夫):Ben Connorさん
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-Mingo/Nelson(ミンゴ/ネルソン):Jeffrey Treganzaさん

-Robbins(ロビンズ、漁夫):Alexander Pinderakさん

-Peter(ピーター、蜂蜜売り):Mehrzad Montazeriさん

-Lily(リリー、ピーターの妻):Sulie Girardiさん

-Annie(アニー):Ilseyar Khayrullovaさん

-Simon Frazier:Morten Frank Larsenさん

-Jim /Bestatter(ジム、綿花摘み人/葬儀屋):Michael Havlicekさん

-Polizist / Leichenbeschauer(警察官/検視官):Maximilian Klakowさん

-Detective(探偵):Axel Herrigさん

-Würfler:Heinz Fitzkaさん

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オーケストラと合唱団の人数が多く、なかなか迫力ある演奏でした。なお、ドイツ語上演にこだわるVolksoperにしては珍しく英語版上演、ドイツ語字幕でした。コンサート形式なので、正直、「あらすじ」を見ないと、Feriは内容が理解できませんでした。

第1幕「ある夏の夕方から夜」
足の不自由な乞食のポーギーは給仕女のベスに思いを寄せています。ベスの内縁の夫クラウンは賭博のトラブルから仲間を殺し逃亡し、これをきっかけにベスはポーギーと一緒に暮らすことになります。

住民たちはクラウンに殺されたロビンズの部屋に集まり、彼の死を悼むとともに、なけなしの金を出し合って葬儀の費用を捻出します。

ちなみに1幕が非常に長く、上演時間は1時間30分。20分間の休憩を挟んで、2幕へ。

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June 24, 2018

Galakonzert KS Edita Gruberova

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ついにこの日がやって来ました。ウィーン国立歌劇場でのグルベローヴァさん引退記念ガラコンサートが6月23日に行われました。

副題は「anlässlich ihres 50jährigen Bühnenjubiläums Konzert」となっているように、舞台生活50周年記念のガラコンサートですが、実質的には引退記念の公演です。

当日は、席は売り切れだったのですが、実際には満席にはなりませんでした。

指揮はMarco Armiliatoさん、共演はPaolo Rumetzさん、Jinxu Xiahouさん、Donna Ellenさん、Dan Paul Dumitrescuさん。

前半はW.A. Mozartの作品が選ばれました。

W.A. Mozart :Ouvertüre zu Die Entführung aus dem Serail
W.A. Mozart :Arie der Konstanze "Welcher Wechsel / Traurigkeit, ward mir zum Lose" aus Die Entführung aus dem Serail
W.A. Mozart: Ouvertüre zu Don Giovanni
W.A. Mozart :Arie der Donna Anna "Crudele..." aus Don Giovanni
W.A. Mozart :Ouvertüre zu Idomeneo
W.A. Mozart :Arie der Elettra "D'Oreste d'Ajace" aus Idomeneo

休憩を挟んで、後半は、グルベローヴァさんが得意とするヴェルディ、ドニゼッティなどのオペラから選ばれました。

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Giuseppe Verdi: Preludio 3. Akt aus La traviata
Giuseppe Verdi : Auszug aus La traviata: "Teneste la promessa"
Vincenzo Bellini :Sinfonia aus Norma
Gaetano Donizetti :"Egli è spento... Quel sangue versato" aus Roberto Devereux

グルベローヴァさんの公演は、熱心ファンが多いため、今回も拍手のフライングはありませんでした。しかし、最後の演目、「Roberto Devereux」の時は、さすがに我慢できなかったのか。、フライングがありましたね。

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さて、仕上がりですが、正直なところ、前半はコロラツゥーラに関しては、年齢の関係で以前よりも、かなりレベルが下がっていました。

ある意味、ご本人が引退を決意した要因かも知れません。もちろん確かめた訳ではありませんが‥

幕間にお目にかかった友人も同じ感想で、2015年に行われた「45 Jahre Edita Gruberova an der Wiener Staatsoper」の時よりも、かなり衰えている感じがしました。

ある意味、2015年の段階で引退を決定していれば、最高の状態で引退を迎えることができたかもしれません。

ただ、後半の「La traviata」と「Roberto Devereux」に関しては、持ち前の高い表現力と演技力でお客さまを魅了しました。

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May 07, 2018

Bühne Baden2018/2019プログラム

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各劇場の新シーズンプログラムが発表され、皆さまもスケジュールを色々とご検討中かと思います。

夏公演がある関係で、他の劇場よりも2018/19公演のプログラム発表が遅いBadenですが、Webサイトにプレスリリースが掲載されていました。BadenもDirectorが替わって、新しいカラーが出てきたような気がします。

また、今回は2018年10月から2019年9月までを2018/19シーズンと設定し、冬劇場、夏劇場の公演が同時に発表されました。

オペレッタ
STADTTHEATERで行われる公演では、オペレッタは3作品が取り上げられます。

ZIGEUNERBARON(ジプシー男爵、2018年12月15日Premiere)
ヨハン・シュトラウスの作品。聴かせる素晴らしい楽曲が多い作品です。以前、Volksoperで上演された作品では、フィナーレで全員が英霊となって戦場からウィーンへ戻ってくると言う演出でした。Badenは、まともな演出になるでしょう(期待して‥)。

出演者ですが、Graf Peter HomonayはThomas Weinhappelさん、Conte CarneroはThomas Zistererさん、Sándor BarinkayはSebastian Reinthallerさん、CzipraはBea Robeinさん、SaffiはRegina Rielさんらが起用されます。

12月に6公演、1月に7公演、上演されます。なお、シルヴェスターの公演(2回公演)にも選ばれました。

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DIE GESCHIEDENE FRAU(離婚した女、2019年1月19日Premiere)
1907年にウィーンで初演されたレオ・フィルの作品です。どんな作品なのか、Feriは知りません。

Karel von LyssewegheにはMatjaž Stopinšekさん、JanaにはMaya Boogさん、Pieter te BakkenskjilにはHelmut Wallnerさんらの名前が挙がっています。

2019年1月に3公演、2月に6公演、3月に4公演、上演されます。

SALON PITZELBERGER(2019年4月12日Premiere)
オッファンバックの作品ですが、Feriはどんな作品なのか知りません。Julius von PitzelbergerにHelmut Wallnerさん、Ernestine von PitzelbergerにAlice Wagingerさんが起用されます。

公演は4月12日と13日の2回だけです。

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May 06, 2018

番外編 Staatsoperette Dresden 2018/19プログラム

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最近、オペレッタでは、今ひとつ魅力的な作品がかからないオーストリアに対して、勢いが良いのがドイツ。
郊外から念願の旧市街の新劇場へ引っ越したシュタットオペレッタ・ドレスデンの2018/19シーズンプログラムが発表になりました。

オペレッタ・プレミア
DIE SCHÖNE GALATHÉE(美しきガラテア、2018年10月27日Premiere)
スッペ作曲のオペレッタで、ウィーン・オペレッタの黄金時代幕開けとなった作品です。「伝説の時代」のキプロスを舞台とした作品です。

オッフェンバックの「美しきエレーヌ」にあやかった作品とも言われています。来シーズン、オペレッタのプレミアは、本作品だけとなりました。

レパートリー・オペレッタ
基本的に前シーズンにPremiereを行った演目がレパートリーとして残ります。なお、定番オペレッタの「Die Fledermaus」(こうもり)が、来シーズンは外れることになりました。また、「ORPHEUS IN DER UNTERWELT」も外れています。

IM WEISSEN RÖSSL(白馬亭にて)
オーストリアを若干、馬鹿にしたような演出ですが、楽しい作品に仕上がっています。
9月から11月にかけて10公演、上演されます。

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DIE CSÁRDÁSFÜRSTIN(チャールダーシュの女王)
これからPremiere(6月30日)が行われるため、新演出の仕上がりはコメントできず。来シーズンは9月から2019年4月にかけて11公演、上演されます。

CANDIDE(キャンディード)
「キャンディード」はLeonard Bernsteinの作品ですが、Dresdenではオペレッタという位置づけで上演されます。来シーズンは10月から2019年6月にかけて7公演、上演されます。

FRAU LUNA(ルーナ夫人)
Paul Lince作曲のベルリン・オペレッタです。2019年2月から7月にかけて13公演、上演されます。

MARÍA DE BUENOS AIRES(ブエノスアイレスのマリア)
Horacio Ferrerの作品で、音楽はアルゼンチンの作曲家でバンドネオン奏者のAstor Piazzollaのものが使われています。「Tango-Operita」と名付けられています。
この作品は、通常の劇場ではなく、座席配置が異なる特別な会場で上演されます。2019年3月と5月に都合8公演、上演されます。

DIE LUSTIGE WITWE(メリーウィドウ)
来シーズン、Volksoperからは消えてしまいましたが、Dresdenでは健在です。2019年5月から7月にかけて9公演、上演されます。


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April 27, 2018

Oper Graz 2018/19シーズンプログラム発表

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4月24日、Oper Grazでも来シーズンのプログラムが発表されました。さっそく、概要をご紹介することにしましょう。なお、Oper Grazも基本的に1ヵ月単位でプログラムを変更するシステムです。

オペラ
新演出は、以下の作品です。
Cavalleria rusticana/Pagliacci(カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師、2018年9月29日Premiere)
多くの劇場で一緒に上演される作品ですね。Pietro Mascagni とRuggero Leoncavalloの作曲です。

Salome(サロメ、2018年11月10日Premiere)
Richard Straussの出世作として知られた作品。

Martha(マルタ、2019年1月12日Premiere)
Friedrich von Flotow作曲の楽しいオペラ。Volksoperでも上演されていた時期がありましたので、ご存じの方も多いでしょう。

König Roger(ロジェ王、2019年2月14日Premiere)
Karol Szymanowski(カロル・シマノフスキ)作曲のオペラで、12世紀のシチリア国王ルッジェーロ2世を題材にしたものです。

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Luchia di Lammermoor(ランメルモールのルチア、2019年3月23日Premiere)
ドニゼッティ作曲のベルカントオペラ。「狂乱の場」があることから、タイトルロールのルチアには高度な歌唱力と演技力が要求されますね。ルチアにはAna Durlovskiさんの名前が挙がっています。

Oberon(オベロン、2019年5月9日Premiere)
Carl Maria von Weber作曲のオペラですが、コンサート形式での上演です。

この他、レパートリーとしては、以下の作品が取り上げられます。

Tosca(トスカ)
Giacomo Pucciniの代表作。登場人物が沢山死ぬ重厚な作品ですね。

Der Barbier von Sevilla(セビリアの理髪師)
Gioachino Rossini作曲の楽しいオペラ。

この他、芸術大学と協同の3つの小編「Hotel Elefant」、「Mario und Zauberer」、「Die Enthauptung von Johannes dem Täufer」が上演されます。

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April 25, 2018

Theater an der Wien 2018/19プログラム

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発表から若干、時間が経過してしまいましたが、「Theater an der Wien」の2018/19シーズンプログラムをご紹介しましょう。

ご存じのように、同劇場は月替わりで1本のオペラを上演するのが基本的なスタイルです。また、コンサート形式のオペラについては、1回公演というケースも多いので、海外から観賞に訪れる場合、若干、悩ましいところかもしれません。

オペラについては、最近ではHandelの作品など、Wiener Staatsoperでは取り上げないオペラを選ぶ傾向があり、棲み分けができてるような気がします。

なお、一体で運営されているKammeroper Wienも、原則、月替わりの上演。こちらの演目も合わせてご紹介します。

オペラ
-Alcina(アルチーナ)2018年9月15日Premiere
Friedrich Händel作曲。
公演日は2018年9月17日、19日、22日、24日、26日。

-Guillaume Tell(ウィリアムテル)2018年10月13日Premiere
Gioachino Rossini作曲。
公演日は2018年10月16日、18日、21日、23日、27日。

-Teseo(テゼオ)2018年11月14日Premiere
Friedrich Händel作曲。
公演日は2018年11月16日、18日、21日、23日、25日。

-Euryanthe(オイリアンテ)2018年12月12日Premiere
Carl Maria von Weber作曲。
公演日は2018年12月15日、17日、19日、28日、31日。

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