June 24, 2018

Galakonzert KS Edita Gruberova

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ついにこの日がやって来ました。ウィーン国立歌劇場でのグルベローヴァさん引退記念ガラコンサートが6月23日に行われました。

副題は「anlässlich ihres 50jährigen Bühnenjubiläums Konzert」となっているように、舞台生活50周年記念のガラコンサートですが、実質的には引退記念の公演です。

当日は、席は売り切れだったのですが、実際には満席にはなりませんでした。

指揮はMarco Armiliatoさん、共演はPaolo Rumetzさん、Jinxu Xiahouさん、Donna Ellenさん、Dan Paul Dumitrescuさん。

前半はW.A. Mozartの作品が選ばれました。

W.A. Mozart :Ouvertüre zu Die Entführung aus dem Serail
W.A. Mozart :Arie der Konstanze "Welcher Wechsel / Traurigkeit, ward mir zum Lose" aus Die Entführung aus dem Serail
W.A. Mozart: Ouvertüre zu Don Giovanni
W.A. Mozart :Arie der Donna Anna "Crudele..." aus Don Giovanni
W.A. Mozart :Ouvertüre zu Idomeneo
W.A. Mozart :Arie der Elettra "D'Oreste d'Ajace" aus Idomeneo

休憩を挟んで、後半は、グルベローヴァさんが得意とするヴェルディ、ドニゼッティなどのオペラから選ばれました。

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Giuseppe Verdi: Preludio 3. Akt aus La traviata
Giuseppe Verdi : Auszug aus La traviata: "Teneste la promessa"
Vincenzo Bellini :Sinfonia aus Norma
Gaetano Donizetti :"Egli è spento... Quel sangue versato" aus Roberto Devereux

グルベローヴァさんの公演は、熱心ファンが多いため、今回も拍手のフライングはありませんでした。しかし、最後の演目、「Roberto Devereux」の時は、さすがに我慢できなかったのか。、フライングがありましたね。

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さて、仕上がりですが、正直なところ、前半はコロラツゥーラに関しては、年齢の関係で以前よりも、かなりレベルが下がっていました。

ある意味、ご本人が引退を決意した要因かも知れません。もちろん確かめた訳ではありませんが‥

幕間にお目にかかった友人も同じ感想で、2015年に行われた「45 Jahre Edita Gruberova an der Wiener Staatsoper」の時よりも、かなり衰えている感じがしました。

ある意味、2015年の段階で引退を決定していれば、最高の状態で引退を迎えることができたかもしれません。

ただ、後半の「La traviata」と「Roberto Devereux」に関しては、持ち前の高い表現力と演技力でお客さまを魅了しました。

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May 07, 2018

Bühne Baden2018/2019プログラム

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各劇場の新シーズンプログラムが発表され、皆さまもスケジュールを色々とご検討中かと思います。

夏公演がある関係で、他の劇場よりも2018/19公演のプログラム発表が遅いBadenですが、Webサイトにプレスリリースが掲載されていました。BadenもDirectorが替わって、新しいカラーが出てきたような気がします。

また、今回は2018年10月から2019年9月までを2018/19シーズンと設定し、冬劇場、夏劇場の公演が同時に発表されました。

オペレッタ
STADTTHEATERで行われる公演では、オペレッタは3作品が取り上げられます。

ZIGEUNERBARON(ジプシー男爵、2018年12月15日Premiere)
ヨハン・シュトラウスの作品。聴かせる素晴らしい楽曲が多い作品です。以前、Volksoperで上演された作品では、フィナーレで全員が英霊となって戦場からウィーンへ戻ってくると言う演出でした。Badenは、まともな演出になるでしょう(期待して‥)。

出演者ですが、Graf Peter HomonayはThomas Weinhappelさん、Conte CarneroはThomas Zistererさん、Sándor BarinkayはSebastian Reinthallerさん、CzipraはBea Robeinさん、SaffiはRegina Rielさんらが起用されます。

12月に6公演、1月に7公演、上演されます。なお、シルヴェスターの公演(2回公演)にも選ばれました。

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DIE GESCHIEDENE FRAU(離婚した女、2019年1月19日Premiere)
1907年にウィーンで初演されたレオ・フィルの作品です。どんな作品なのか、Feriは知りません。

Karel von LyssewegheにはMatjaž Stopinšekさん、JanaにはMaya Boogさん、Pieter te BakkenskjilにはHelmut Wallnerさんらの名前が挙がっています。

2019年1月に3公演、2月に6公演、3月に4公演、上演されます。

SALON PITZELBERGER(2019年4月12日Premiere)
オッファンバックの作品ですが、Feriはどんな作品なのか知りません。Julius von PitzelbergerにHelmut Wallnerさん、Ernestine von PitzelbergerにAlice Wagingerさんが起用されます。

公演は4月12日と13日の2回だけです。

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May 06, 2018

番外編 Staatsoperette Dresden 2018/19プログラム

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最近、オペレッタでは、今ひとつ魅力的な作品がかからないオーストリアに対して、勢いが良いのがドイツ。
郊外から念願の旧市街の新劇場へ引っ越したシュタットオペレッタ・ドレスデンの2018/19シーズンプログラムが発表になりました。

オペレッタ・プレミア
DIE SCHÖNE GALATHÉE(美しきガラテア、2018年10月27日Premiere)
スッペ作曲のオペレッタで、ウィーン・オペレッタの黄金時代幕開けとなった作品です。「伝説の時代」のキプロスを舞台とした作品です。

オッフェンバックの「美しきエレーヌ」にあやかった作品とも言われています。来シーズン、オペレッタのプレミアは、本作品だけとなりました。

レパートリー・オペレッタ
基本的に前シーズンにPremiereを行った演目がレパートリーとして残ります。なお、定番オペレッタの「Die Fledermaus」(こうもり)が、来シーズンは外れることになりました。また、「ORPHEUS IN DER UNTERWELT」も外れています。

IM WEISSEN RÖSSL(白馬亭にて)
オーストリアを若干、馬鹿にしたような演出ですが、楽しい作品に仕上がっています。
9月から11月にかけて10公演、上演されます。

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DIE CSÁRDÁSFÜRSTIN(チャールダーシュの女王)
これからPremiere(6月30日)が行われるため、新演出の仕上がりはコメントできず。来シーズンは9月から2019年4月にかけて11公演、上演されます。

CANDIDE(キャンディード)
「キャンディード」はLeonard Bernsteinの作品ですが、Dresdenではオペレッタという位置づけで上演されます。来シーズンは10月から2019年6月にかけて7公演、上演されます。

FRAU LUNA(ルーナ夫人)
Paul Lince作曲のベルリン・オペレッタです。2019年2月から7月にかけて13公演、上演されます。

MARÍA DE BUENOS AIRES(ブエノスアイレスのマリア)
Horacio Ferrerの作品で、音楽はアルゼンチンの作曲家でバンドネオン奏者のAstor Piazzollaのものが使われています。「Tango-Operita」と名付けられています。
この作品は、通常の劇場ではなく、座席配置が異なる特別な会場で上演されます。2019年3月と5月に都合8公演、上演されます。

DIE LUSTIGE WITWE(メリーウィドウ)
来シーズン、Volksoperからは消えてしまいましたが、Dresdenでは健在です。2019年5月から7月にかけて9公演、上演されます。


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April 27, 2018

Oper Graz 2018/19シーズンプログラム発表

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4月24日、Oper Grazでも来シーズンのプログラムが発表されました。さっそく、概要をご紹介することにしましょう。なお、Oper Grazも基本的に1ヵ月単位でプログラムを変更するシステムです。

オペラ
新演出は、以下の作品です。
Cavalleria rusticana/Pagliacci(カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師、2018年9月29日Premiere)
多くの劇場で一緒に上演される作品ですね。Pietro Mascagni とRuggero Leoncavalloの作曲です。

Salome(サロメ、2018年11月10日Premiere)
Richard Straussの出世作として知られた作品。

Martha(マルタ、2019年1月12日Premiere)
Friedrich von Flotow作曲の楽しいオペラ。Volksoperでも上演されていた時期がありましたので、ご存じの方も多いでしょう。

König Roger(ロジェ王、2019年2月14日Premiere)
Karol Szymanowski(カロル・シマノフスキ)作曲のオペラで、12世紀のシチリア国王ルッジェーロ2世を題材にしたものです。

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Luchia di Lammermoor(ランメルモールのルチア、2019年3月23日Premiere)
ドニゼッティ作曲のベルカントオペラ。「狂乱の場」があることから、タイトルロールのルチアには高度な歌唱力と演技力が要求されますね。ルチアにはAna Durlovskiさんの名前が挙がっています。

Oberon(オベロン、2019年5月9日Premiere)
Carl Maria von Weber作曲のオペラですが、コンサート形式での上演です。

この他、レパートリーとしては、以下の作品が取り上げられます。

Tosca(トスカ)
Giacomo Pucciniの代表作。登場人物が沢山死ぬ重厚な作品ですね。

Der Barbier von Sevilla(セビリアの理髪師)
Gioachino Rossini作曲の楽しいオペラ。

この他、芸術大学と協同の3つの小編「Hotel Elefant」、「Mario und Zauberer」、「Die Enthauptung von Johannes dem Täufer」が上演されます。

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April 25, 2018

Theater an der Wien 2018/19プログラム

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発表から若干、時間が経過してしまいましたが、「Theater an der Wien」の2018/19シーズンプログラムをご紹介しましょう。

ご存じのように、同劇場は月替わりで1本のオペラを上演するのが基本的なスタイルです。また、コンサート形式のオペラについては、1回公演というケースも多いので、海外から観賞に訪れる場合、若干、悩ましいところかもしれません。

オペラについては、最近ではHandelの作品など、Wiener Staatsoperでは取り上げないオペラを選ぶ傾向があり、棲み分けができてるような気がします。

なお、一体で運営されているKammeroper Wienも、原則、月替わりの上演。こちらの演目も合わせてご紹介します。

オペラ
-Alcina(アルチーナ)2018年9月15日Premiere
Friedrich Händel作曲。
公演日は2018年9月17日、19日、22日、24日、26日。

-Guillaume Tell(ウィリアムテル)2018年10月13日Premiere
Gioachino Rossini作曲。
公演日は2018年10月16日、18日、21日、23日、27日。

-Teseo(テゼオ)2018年11月14日Premiere
Friedrich Händel作曲。
公演日は2018年11月16日、18日、21日、23日、25日。

-Euryanthe(オイリアンテ)2018年12月12日Premiere
Carl Maria von Weber作曲。
公演日は2018年12月15日、17日、19日、28日、31日。

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April 20, 2018

速報 Wiener Staatsoper 2018/19シーズンプログラム発表

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例年よりも遅くなりましたが、現地時間4月19日、StaatsoperndirektorのDominique Meyerさん、BallettdirektorのManuel Legrisさんから「Wiener Staatsoper 2018/19シーズンプログラム」が発表されました。

2018/19シーズンは、「150 Jahre Opernhaus am Ring」という記念イヤーです。

シーズン中、オペラは50作品、バレエは16作品、子ども向けのプログラム5作品が取り上げられることになりました。
例年どおり、9月2日には「Tag der offenen Tür」(オープンハウス)が行われます。

150 Jahre Haus am Ring
2019年5月25日、「150 Jahre Haus am Ring」の各種イベントが開催されます。記念公演はヒリャルト・シュトラウス作曲「Die Frau ohne Schatten(影のない女)」のPremiereです。記念公演以外にもカラヤン広場での記念パーティー、シンポジウムが行われる他、記念CDボックス、展示会、出版物、学校プロジェクト、オンラインプロジェクトなども企画されています。

プレミア・オペラ
-「Les Troyen(トロイヤの人々)」(2018年10月14日Premiere)
ベルリオーズの作品です。出演者としてはBrandon Jovanovich、Adam Plachetka、Peter Kellner、Jongmin Park、Paolo Fanale、Rachel Frenkel、Anna Caterina Antonacci、Joyce DiDonato、 Margarita Gritskovaなどの名前が挙がっています。

-「Die Weiden」(2018年12月8日Premiere)
現在、ヨーロッパで問題になっている難民危機を題材にした新作オペラです。作曲はインスブルック出身のJohannes Maria Staud、台本はドレスデン出身の作家Durs Grünbeinだそうです。出演者としては、Rachel Frenkel、Tomasz Konieczny、Thomas Ebenstein、 Andrea Carroll、Herbert Lippert、Monika Bohinec、Alexandru Moisiuc、Zoryana Kushpler、Wolfgang Bankl、Sylvie Rohrerなどの名前が挙がっています。

-「Lucia di Lammermoor(ランメルモールのルチア)」(2019年2月9日Premiere)
皆さまご存じのドニゼッティの作品です。かつてはグルベローヴァさんも出演したことのある作品です。今回はGeorge Petean、Olga Peretyatko-Mariotti、Juan Diego Flórez、 Jongmin Parkなどの名前が挙がっています。

-「Orest」(2019年3月31日Premiere)
Manfred Trojahnの作品で、ウィーン国立歌劇場初演です。Thomas Johannes Mayer、 Thomas Ebenstein、Daniel Johansson、Audrey Luna、Laura Aikin、Evelyn Herlitziusなどの名前が挙がっています。

「Die Frau ohne Schatten(影のない女)」(2019年5月25日Premiere)
リヒャルト・シュトラウスの作品で、今回は「150 Jahre Haus am Ring」の記念公演との位置づけになりました。Stephen Gould、Camilla Nylund、Evelyn Herlitzius、Wolfgang Koch、Nina Stemmeらの名前が挙がっています。

-「Otello(オテロ)」(2019年6月20日Premiere)
ヴェルディの作品です。Aleksandrs Antonenko、Olga Bezsmertna、Vladislav Sulimskyらの名前が挙がっています。

-「Was ist los bei den Enakos?」(2019年1月26日Premiere)
Elisabeth Naske作曲による子ども向けの作品で、世界初演だそうです。

プレミア・バレエ
バレエの新作は、以下の3作品です。

-「Sylvia」(2018年11月10日Premiere)
-「Forsythe | van Manen | Kylián」(2019年4月14日Premiere)
-「Nurejew Gala 2019」(2019年6月28日Premiere)

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January 31, 2018

日本のオペラ制作の思う

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今日は「オペラ制作の舞台裏にまつわる話題」をお届けしましょう。

日本の友人によると、先日、日本経済新聞夕刊に、開場20周年を迎えた日本の新国立劇場に関する記事が掲載されていたそうです。

そのコピーを送ってもらいましたが、タイトルは「新国立劇場20周年 改革へ新芸術監督 オペラ レパートリー拡充」というものでした。

新シーズン(2018/19シーズン)はオペラ、演劇の新芸術監督が就任しますが、この中で興味深いのは大野和士さんの方針です。大野さんはレパートリーが先細りになるとの危機感から、「脱レンタル」へ方針転換するというものです。

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記事によると、従来、新国立劇場では、海外の劇場が制作したオペラを上演する場合、演出の舞台のデザインなどを借りる(レンタルする)の大半だったそうです。

しかも1上演(回数公演)ごとの契約で、その都度、装置や衣装を海外から借りる方式。そのため、再演時も新たに契約を結び、借り直す必要があったとか。

新監督に就任する大野氏は、上演権を「買い取る」方式に改革し、装置や衣装を国内に保管し、レパートリーをスムーズに上演できるしようとするものです。

これにより舞台装置などを日本国内で作ることも可能になるようです。なお、新国立劇場でも、確か千葉県に舞台装置などを保管する施設があったと思います。

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July 02, 2017

「夏の音楽祭2017」に寄せて

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オペレッタのレギュラーシーズンが終わり、いよいよ各地で「夏の音楽祭」が始まります。

そこで、夏の音楽祭関連の情報を整理してみました。

Seefestspiele Mörbisch
最近、ゴタゴタ続きのメルビッシュですが、Seefestspiele Mörbischは予定どおり行われるようです。

演目はカール・ツェラーのオペレッタ「小鳥売り」(Vogelhändler)。屋外向けの作品かどうかは微妙ですが、比較的大人数が出演する作品だけに、演出如何ではメルビッシュの大舞台でも楽しめるでしょう。

プレミアは七夕の7月7日(金曜日)。今日の時点でカテゴリー4~9には、まだ空席があるのが気になります。やはりSerafinさんが抜けた穴は大きかったような気がします。

2017年は8月19日まで行われます。例年、終盤に出かけていたFeriですが、今年はどうなることやら‥

Oper im Steinbruch
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メルビッシュに隣接するSt.Margarethenで開催される野外オペラ。石切場という特殊な会場を使っているだけに、最適な作品を選ぶのが難しいような気がします。そのため、一時、中止になりましたが、現在はリニューアルして再スタートを切っています。

2017年の作品はヴェルディの「リゴレット」(Rigoletto)です。Feriは、2009年に同演目を観ていますが、やはり屋外向けの作品とは言えなかったような記憶があります。

やはり「アイーダ」の凱旋パレードように、大人数が出る場面がある作品の方がぴったりだと思います。ただ、そうすると作品が限られてしまい、集客が難しいという面もあるようです。

プレミアは7月12日で、8月19日まで、18回、上演されます。興味深いのは、集客に力を入れるためか、インターネットのチケット購入サイトに送迎バスとチケットがセットになったタイプが出たことです。バスの発着はウィーンとアイゼンシュタットです。

さらにステージツアー付きのチケットも販売されるようになりました。これらもリニューアルの一環なのでしょう。

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June 09, 2017

速報 Baden2017/18シーズン プログラム

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各劇場で2017/18シーズンの公演プログラムが発表になっていますが、夏公演が行われる関係で、発表が遅れていたBaden(バーデン市立劇場)でも、やっと冬公演のプログラムが公表されました。

特に2017/18シーズンは、フォルクスオーパーのオペレッタが低調なので、FeriとしてはBadenが気になっていました。

しかし、オペラ公演が入ったため、オペレッタは事実上、2作品と、ちょっと寂しい展開です。

オペレッタ
Die Kaiserin(皇妃)
Leo Fallの作品で、1915年にベルリンのメトロポール劇場で初演されました。

ただ、Feriは観たことがないので、内容のご紹介はできません。2017年12月16日プレミア。2018年2月1日まで、12公演が上演されます。

タイトルロールのDie KaiserinにはMiriam Portmannさん、Der Gemahl der KaiserinにはReinhard Alessandriさん、Prinzessin AdelgundeにはVerena Barth–Jurcaさんらの名前が挙がっています。

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Maske in Blau(青い仮面)
Fred Raymondの作品で、ベルリン・オペレッタです。舞台は1930年頃のサンレモとアルゼンチン。ミュージカルに近い内容です。

この作品も、あまり上演されることはありませんが、Badenでは、かつて夏公演で上演されたことがあります。はっぱさんが鑑賞記をご自身のブログにアップされています(詳しくはこちら)。

2018年1月20日プレミア。2018年3月18日まで、13公演が上演されます。出演者には、Jevgenij Taruntsovさん、Maya Boogさん、Jens Jankeさん、Caroline Vasicekさんなどの名前が挙がっています。

Eine Frau, die weiß, was sie will
オスカー・シュトラウスの作品です。2018年4月20日がプレミアですが、21日のわずか2公演。

出演者にはMatjaž Stopinšekさん、Beppo Binderさん、Georg Wacksさんなどの名前が挙がっています。

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May 03, 2017

Theater an der Wien2017/18シーズン・プログラム

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今日からゴールデンウィークの「後半6連休」が始まりますね。

日本周辺では、きな臭い話も出ているので、心配ですが、皆さまは、どのようにお過ごしでしょうか。

今日は劇場の発表から、若干、時間がたってしまいましたが、「Theater an der Wien2017/18シーズン・プログラム」をご紹介しましょう。

ちなみに、当劇場は5区のアパートから最も近い歌劇場です。

ご存じのようにTheater an der Wienは、月替わりで1作品のオペラを上演するという方式をとっています。

オペラ
Die Zauberflöte(魔笛)
モーツァルトの定番オペラ「魔笛」がシーズン始めに上演されます。プレミアは2017年9月17日です。9月19日、21日、23日、28日に上演されます。さて、どんな演出になるでしょうね。

Wozzeck(ヴォツェック)
ビューヒナーの戯曲を元に、アルバン・ベルクが作曲したオペラです。貧しい床屋上がりの兵士が、鼓手長と通じた内縁の妻を殺害するという陰惨な物語。1925年に初演されました。Theater an der Wienらしいプログラムと言えるかもしれません。
プレミアは2017年10月15日。10月17日、19日、21日、23日、27日に上演されます。

Hagen(ハーゲン)Die Ring-Trilogie
ご存じ、リヒャルト・ワーグナーのリング三部作です。ただ、通常の公演名を見てもわかるように通常のリングとは異なり、新しくアン・ディア・ウィーン劇場向けに構成された作品です。プレミアは2017年12月1日。12月7日、17日、29日に上演されます。

Siegfried (ジークリート)Die Ring-Trilogie
同じく12月には「Siegfried」が上演されます。プレミアは12月2日。12月9日、18日、30日に上演されます。
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Brünnhilde(ブリュンヒルデ)Die Ring-Trilogie
更に12月には「Brünnhilde」が上演されます。プレミアは12月3日。12月10日、19日、31日に上演されます。
三部作を三日連続で見ることができるという趣向です。しかし、シルヴェスターが「Brünnhilde」というのはTheater an der Wienらしいところ。

Maria Stuarda(マリア・スチュアルダ)
ドニゼッティ作曲のオペラ。「女王三部作」の一つで、テューダー朝とその女性たちを主役としたオペラです。プレミアは1月19日。1月21日、23日、26日、28日、30日に上演されます。

Saul(ソール)
Theater an der Wienが得意とするヘンデルの作品。3幕の「Trauermarsch」(葬送行進曲)は有名かと思います。プレミアは2月16日。2月18日、20日、23日、25日、27日に上演されます。

Der Besuch der alten Dame(老婦人の訪問)
オーストリアの作曲家ゴットフリート・フォン・アイネムの作品です。この作品もTheater an der Wienらしい気がします。
プレミアは3月16日。3月18日、20日、23日、26日、30日に上演されます。

A Midsummer Night´s Dream(真夏の夜の夢)
ベンジャミン・ブリテンの作品。シェイクスピアの戯曲が基になっているのはご存じのとおり。
プレミアは4月15日。4月17日、19日、21日、23日、25日に上演されます。

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