June 13, 2021

30 Jahre Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz

2021061101昨年、Covid-19感染拡大下でも万全の対策を施して実施された.「Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz」ですが、30周年を迎える2021年は、7月3日から9月4日までの64日間、開催されることが発表されました。

オーストリア連邦政府は7月1日からイベントエリアの全面開放を予定しており、ウィーン市では連邦政府の規制に則った開催を実施すべく、現在、計画の詳細をつめています。

詳細は追って発表されますが、入場無料ながら、場合によっては昨年と同じような予約制が採用される可能性があると思います。

もちろん、音楽映画の上映だけでなく、レストランの屋台も出店され、お食事を楽しみながら作品を観ることができます。正に「夏のお楽しみ」。

2021061103記者会見でMichael Ludwig市長は“市庁舎前広場で開催される映画祭のないウィーンの夏は考えられません。今からちょうど30年前、初めて開催されたユニークなイベントです。それ以来、ウィーンの人々やオーストリアや海外からのゲストの心を掴み、イベントカレンダーには絶対的な存在となっています。なぜなら、ウィーンの市庁舎前広場で開催される映画祭は、他のどの映画祭よりも純粋な生きる喜びを表現しているからです。”と述べています。

気になるプログラムは、すでに発表されていますが、各日原則として1演目の上映です。以前はクラシック音楽が中心でしたが、近年では幅広いお客さまに楽しんでもらうというコンセプトの下、ポップスやジャズなどの作品も上演されるようになりました。

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June 08, 2021

バーデン市立劇場の夏プログラム

2021060610今日は「バーデン市立劇場の話題」をお届けしましょう。

各劇場ともCovid-19感染拡大による公演停止命令で、プログラム構成がメチャクチャになってしまいました。

また、移動制限がかかっていることも影響しているのか、2021/22シーズンのプログラム発表も遅くなっていますね。

さて、毎年、夏のお楽しみバーデン市立劇場のオペレッタ公演ですが、今年は変則パターンで7月から開始されることになりました。

近年、カジノに隣接した夏劇場(Sommerarena)でオペレッタ、中心部の冬劇場(Stadttheater)でミュージカルというパターンが多かったのですが、今年は夏劇場のみという変則的な公演です。

これは夏劇場が開放式の屋根を備えており、換気も含めて、感染防止策がとりやすいためと推察されます。各公演とも休憩無しでの上演というのも珍しいパターン。

また、オンラインでのチケット販売は中止されており、電話と電子メールによるオーダーのみを受け付けています。

2021060611○EINE NACHT IN VENEDIG(ヴェネツィアの一夜)
ヨハン・シュトラウスの定番オペレッタ。7月8日がPremiereで、9月3日まで13回、上演されます。主な出演者は、以下のように発表されています。
-Urbino:Iurie Ciobanuさん
-Caramello:Clemens Kerschbaumerさん
-Annina:Ivana Zdravkovaさん
-Pappacoda:Ricardo Frenzel Baudischさん
-Ciboletta:Verena Barth-Jurcaさん
-Bartolomeo Delaqua:Senator Roman Franklさん
-Barbara:Susanna Hirschlerさん
-Stefano:Thomas Malikさん
-Agricola:Sylvia Rieserさん
-Giorgio Testaccio:Senator Beppo Binderさん
-Enrico Piselli:Lukas Strasserさん

時節柄、アンサンブルでまとめたような感じがします。さて、どんな演出になるのでしょうね。

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June 04, 2021

2021/22国立歌劇場プログラム

2021060403例年より2ヵ月遅れて、6月3日、11時30分から国立歌劇場の舞台でBogdan Roščić、 Philippe Jordan、Martin Schläpferによる「2021/22シーズンプログラム」有料公開プレゼンテーションが行われました。

従来は、報道関係者を集めてプレゼンテーションをするのが通例でしたが、プレスを中抜きにして、いきなり音楽愛好家を対象に実施するとは、正直、驚きました。しかもORFⅢ(タイムシフト中継)とYouTube(同時中継)で中継するという念の入りよう。

確かに、この方式の方がインパクトは大きいですね。しかも、単なるプレゼンテーションだけでなく、オーケストラの演奏や歌手のアリア、バレエが入るなど、見どころ、聴きどころ満載。ご覧になったファンの方も多かったと思います。

 それでは、プログラムの概要をご紹介しましょう。なお、シーズンは9月3日の「TOSCA」で幕を開けます。時節柄、オープンハウスは開催されないようです。

また、通常は6月末でシーズンが終わりますが、今回は7月8日まで上演されることになりました。フィナーレは「ROSSINI GALA」となっています。

2021060401Premiere
来シーズン、オペラのPremiereは5作品です。
Il Barbiere di Siviglia(2021年9月28日)
Don Giovanni(2021年12月5日)
Wozzeck(2022年3月13日)
Tristan und Isolde(2022年4月14日)
L'orfeo(2022年6月11日)
「Wozzeck」(ヴォツェック)はオーストリアの作曲家アルバン・ベルクが作曲した3幕のオペラ。「L'orfeo」(オルフェオ)はクラウディオ・モンテヴェルディが作曲した5幕からなるオペラ。

Feriは、昔ながらの雰囲気を伝える「Il Barbiere di Siviglia」が好きだったのですが、いよいよ新演出で雰囲気が一変しそうです。

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May 20, 2021

幻の「Der Teufel auf Erden」PremiereReport

Der-teufel-auf-erden-03いよいよオーストリアでは、昨日5月19日からCovid-19感染拡大に伴う規制が大幅に緩和され、マスク着用、ソーシャルディスタンス確保など一定の制限はありますが、各劇場もお客さまを迎えての公演が再開されました。

FeriのホームグラウンドVolksoperでは、延期になっていた2020/21シーズンのオペレッタPremiere作品、Franz von Suppés作曲の「Der Teufel auf Erden」(地上の悪魔)。

今回はロックダウンの関係で、公開ゲネプロはなくなりましたので、Premiere Reportは5月20日にご紹介するのが常なのですが‥断腸の思いながら、今回、本作品の鑑賞を見送らざるを得ませんでした。

Der-teufel-auf-erden-00オペレッタの記事は、何故かアクセス数が稼げないというジンクスがあるのですが、何と言っても「オペレッタにはまっている男」が趣味でやっているブログですから、自己満足と言われようとも、Premiere Reportは外せません。

FeriがVolksoperでオペレッタのPremiereを観たのは2002年5月4日の「ペンザンスの海賊」がお初。以降、全てのオペレッタPremiereを観たわけではありませんが、Robert MeyerさんがDirectorに就任した2007/08シーズン以降は「ほぼ皆勤賞」でした。

Robert MeyerさんがDirector就任中、オペレッタPremiereには毎回、顔を出し、ホワイエでご挨拶をすることを続けたいと切に願っていただけに、今回の鑑賞断念は「断腸の思い」です。

という訳で、劇場公開の公式写真を交えながら、作品概要をご紹介します。

Der-teufel-auf-erden-01「Der Teufel auf Erden」(地上の悪魔)は「Fatinitza」(1876年初演)と「Boccaccio」(1879年初演)の間に書かれた作品で、1878年、ウィーンのカール劇場(Carltheater)で初演されました。

今回のVolksoper版は、Alexander Kuchinkaさん(クラーゲンフルト出身のマルチタレント)が脚本を担当。Franz von Suppésの原作を現代に通じるように大幅にアレンジしました。

演出・舞台美術・衣装はHinrich Horstkotteさんを担当。さらにJakob BrennerさんがFranz von Suppésの自筆譜をもとに編曲を行っています。

Der-teufel-auf-erden-02Jakob Brennerさんは、元々指揮者ですが編曲家としても素晴らしい才能を発揮している方。現在、ドイツのCHEMNITZ歌劇場の主任指揮者を務めています。

注目すべきは、2018/19シーズン、CHEMNITZ歌劇場で「Der Teufel auf Erden」を上演していること。そして、同劇場の制作陣はAlexander Kuchinkaさん、Hinrich Horstkotteさん、Jakob Brennerさんです。なお、同劇場ではAlexander Kuchinkaさん自身が「悪魔の召使い」を務めています。

実は2018/19シーズンのCHEMNITZ歌劇場年間プログラムを確認したところ、Der Teufel auf Erden」の項目には「In Kooperation mit der Volksoper Wien」と明記されています。共同制作という感じでしょう。

Der-teufel-auf-erden-04という訳で、今回の作品はVolksoperのオリジナル演出ではなく、CHEMNITZ歌劇場と共同制作したプロダクションを導入したようです。

CHEMNITZ歌劇場はトレーラーをYouTubeで公開していますが、Volksoper版の舞台写真と比べると瓜二つ。CHEMNITZ歌劇場での公演は非常に評価が高かったようで、CDの発売が予定されています。

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May 02, 2021

5月19日から公演再開Volksoper オペレッタ3連発!!

2021050202まず、4月の当ブログですが、アクセスの多かった日は、4月22日、13日、24日でした。ただ、話題が偏っているため、以前よりもアクセス数は減少気味です。

記事別では「スーパーマーケットのセルフレジ」、「5月19日からの規制緩和」などのアクセスが多かったようです。今月も引き続き、よろしくお願いいたします。

さて、オーストリアでは連邦政府が一定の条件ながら5月19日から規制を大幅に緩和し、飲食店や劇場も営業が許可されます。

気になるVolksoperですが、5月19日から公演が再開されることが発表されました。

20210502016月末までに、厳格な感染防止対策を実施した上で、4つのプレミア、2つのリバイバル、2つのレパートリー作品が上演されます。

再開初日はオペレッタ「地上の悪魔」(Premiere)を持ってきました。今度こそ、実現するのでしょうか。

20日はオペレッタ「こうもり」。同作品は通常、終演が22時を回りますが、今回、22時以降の上演は許可されていないため、開演時刻が18時30分に繰り上がります。

21日は「微笑みの国」(再演初日)。オペレッタ3連発とはRobert Meyerさん、やりますねぇ。

22日は「地上の悪魔」2回目、23日は「微笑みの国」とオペレッタが続き、24日はミュージカル「Into the Woods」、25日は「地上の悪魔」、26日はオペラ「魔笛」と続きます。

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December 31, 2020

今年のオペレッタを振り返って

20200112001当ブログ、恒例の「今年のオペレッタを振り返って」ですが、2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、このブログを開設して以来、最も少ない観賞回数となりました。

観たのは、いずれもVolksoperで「KÖNIG KAROTTE」(にんじん王)、「GRÄFIN MARIZA」(伯爵令嬢マリッツァ)、「DER ZIGEUNERBARON」(ジプシー男爵)のわずか3作品。「DER ZIGEUNERBARON」については、ゲネプロも観賞していますが、回数は4回‥

Feriがオペレッタにはまるきっかけになった1999年は12月の1回だけでしたが、それ以来の最低記録です。

もちろん、計画では4月に「DIE LUSTIGE WITWE」の再演をはじめ、観賞を計画していた作品は複数ありました。更に夏のフェスティバル観賞も計画に入れていましたが、いずれも公演キャンセル。

20191123006そして12月の「DER TEUFEL AUF ERDEN」Premiereもチケットを確保していましたが、予想もしなかったロックダウンによる劇場閉鎖・公演中止になり、見事にお流れ‥憎きCovid-19。

2020年に観賞した3作品ですが、「KÖNIG KAROTTE」は2019/20シーズンのPremiereと同じ演出だったので、楽しめました。

Premiereを観る前は「特殊メイクのキワモノ」のような印象でしたが、時代背景を知ることで、風刺を効かせた作品であることがわかり、Feriにとってオッフェンバックの再評価にもつながりました。

この時代の作品にスポットライトを当てたのはRobert MeyerさんをはじめとするVolksoperの功績と言えるでしょう。

Zigeunerbaron_ohp_126そして、2020年のPremiereで期待していたのが、「DER ZIGEUNERBARON」。

前演出で、フィナーレをオリジナルの脚本から大幅に改変し、大ひんしゅくを買ったことを考えると、原点回帰を果たして、まずは一安心といったところでした。ただ、演出は正直、Feriの感性には合いませんでした。

このような「定番もの」の改訂は、本当にむずかしいことを再実感した作品でもあります。

20200113002 そしてレパートリーの「GRÄFIN MARIZA」。タイトルロールのGRÄFIN MARIZAがCaroline Melzerさんが期待通りの仕上がりで、大満足。

お相手のGraf TassiloがCarsten Süssさんも、役がこなれてきてFeriの期待に応える出来映えでした。

もちろん、Zsupánの Jakob Semotan さん、LisaのJuliette Khalilさんといったブッフォ、スプレッドコンビも素晴らしく、今振り返っていても、今年、Feriが観た中でベストと言える内容。もちろん演奏もカールマンの味を生かした見事なものでした。

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December 10, 2020

訃報 Klaus Ofczarekさんがお亡くなりなりました

2020121001今日は訃報のお知らせです。Volksoperで活躍されていた歌役者Klaus Ofczarekさんが、12月6日、81歳でお亡くなりになりました。

同氏は1978年から2008年までVolksoperで1000回以上、オペラ、オペレッタ、ミュージカルに出演している方。ハウスデビューは1978年2月、「Der Vogelhändler」のBaron Weps。1990年、アンサンブル(専属歌手)になりました。アンサンブル時代の出演は1018回、そのうち11回がPremiere(世界初演1回を含む)です。

2020121003同氏はVolksoperでの30年間で、40種類以上の役を演じています。オペレッタでは、「Wiener Blut」のFürst Ipsheim、「Die lustige Witwe」のBaron Zeta、「Der Zigeunerbaron」のConte Carnero、「Eine Nacht in Venedig」のSenator Delaqua、「Walzertraum」のFürst Joachim、「Im weißen Rößl」のWilhelm Gieseckeなどに出演しています。
もちろん多芸な方なので、Volksoperでは「Hänsel und Gretel」や「Die Hochzeit des Figaro」、「Die Zauberflöte」などのオペラにも出演しています。
2020121002
ちなみにVolksoperで最も出演回数が多かったのが、ミュージカル「La Cage aux Folles」のEduard Dindon(133回)、「Der Mann von La Mancha」のDr. Carasco(71回)でした。

同氏、最後のVolksoper出演は2008年5月13日に上演された「Die Gottesanbeterin」のSigi Gross役でした。トップの写真は、その時のものです。

Feriも同氏が出演した公演を観ています。2000年11月4日、国立歌劇場の来日公演で上演された「Die lustige Witwe」のNjegus。こちらはご覧になった日本のファンも多いと思います。

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December 05, 2020

Volksoperが過去の名作をオンライン配信

2020120501例年ならば、12月5日あたりから、アドベントが本格化し、市内はクリスマスムード一色になりますが、今年は事情が大きく変わってしまいましたね。

また、Feriの予定では、今日からVolksoperの「Der Teufel auf Erden」PremiereReportをお伝えするでしたが、劇場閉鎖で公演はキャンセル。ゲネプロを含めて確保したチケットは「幻」になりました。

20201204021月7日以降も、どのような展開になるか予想ができないため、「Der Teufel auf Erden」のPremiereもどうなることやら‥

さて、今日は劇場閉鎖中の「Volksoperの話題」をお届けしましょう。

新型コロナウイルス感染拡大に関する規制延長のため、年内の公演が全てキャンセルとなった各歌劇場ですが、Volksoperでは過去の作品をオンライン配信することを発表しました。

クラシック系コンテンツ配信サイト「fidelio」を利用し、12月に以下の作品が配信されます。いずれもRobert MeyerさんがDirectorを務めている時期の作品です。

オペレッタ
「Axel an der Himmelstür」、「Die Csárdásfürstin」、「Der Zigeunerbaron」

2020120401子供向け作品
「Antonia und der Reißteufel」、「Max und Moritz」

オペラ、ミュージカル
「BaRock-Oper」、「Vivaldi – Die fünfte Jahreszeit」

スペシャル
「Tannhäuser in 80 Minuten」

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June 27, 2020

グラーツ歌劇場2020/21シーズンプログラム発表

2020062601遅くなっていたグラーツ歌劇場の2020/21シーズンのプログラムが、週末に発表されました。

さっそく、概要をご紹介しましょう。グラーツの場合、2019/20シーズンにPremiereが流れた演目を組み込んでいるのが特徴です。

○オペラ、オペレッタ、ミュージカル
オペラ「Die Passagierin」(乗客、2020年9月18日Premiere)
Mieczysław Weinbergsの作品で、2019/20シーズンにPremiereが予定されていた作品です。アウシュビッツ生存者ゾフィアポスミシュによる同名の小説を元に、元強制収容所の警備員リサと元囚人マルタの出会いを描いた作品です。

本作品は、グラーツ歌劇場の新しい主任指揮者Roland Kluttig氏が指揮を担当します。演出はグラーツ歌劇場でオペラ「アリアーヌと野獣」を手がけたNadja Loschky氏が担当します。

2020062602リサにはDshamilja Kaiser さん、マルタにはNadja Stefanoffさんが起用されます。

ミュージカル「Anatevka」(アナテフカ、屋根の上のヴァイオリン弾き、2020年10月17日Premiere)
Jerry Bockによる名作ミュージカル「アナテフカ」が新演出で上演されます。

オペラ「Madama Butterfly」(蝶々夫人、2020年11月7日Premiere)
日本のファンにも親しまれているプッチーニ作曲の名作オペラ。蝶々さんにはMarjukka Tepponenさん、ピンカートンにはMykhailo Malafiiさんが起用される予定です。

2020062603指揮はグラーツ歌劇場デビューとなるFrancesco Angelico氏が担当します。

オペラ「Die verkaufte Braut」(売られた花嫁、2020年12月12日Premiere)
スメタナの代表作で、楽しい作品です。本作品はKonzert Theater Bernとの共同制作で、Adriana Altarasさんが、グラーツ歌劇場で初めて主演、脚本、演出を担当します。

アンサンブルのTetiana Miyusさん、Pavel Petrovさん、Wilfried Zelinkaさん、Albert Memetiさん、Markus Butterさんの起用が予定されています。

2020062604オペレッタ「Die Großherzogin von Gerolstein」(ジェロルスタン女大公殿下、2021年1月16日Premiere)
毎シーズン1作品上演されるオペレッタ。2020/21シーズンでは、ジャック・オッフェンバックの「ジェロルスタン女大公殿下」が取り上げられることになりました。

日本では浅草オペラ時代に「ブン大将」として親しまれてきた楽しい作品です。当時のフランス軍政を皮肉った「パリのエスプリ」にあふれたオペレッタです。

演出はPeter Lundさん、指揮はMarcus Merkelさんが担当します。タイトルロールのジェロルスタン女大公殿下にはAnna Brullさん、イケメンの兵士フリッツにはAlexander Kaimbacherさんが起用される予定です。

オペラ「Der fliegende Holländer」(さまよえるオランダ人、2021年3月12日Premiere)
ワーグナーの大作。今回、ドイツで高い評価を得ているSandra Leupoldさんが、グラーツ歌劇場で初めて演出を担当します。

Jordan Shanahanさん、Cornelia Beskowさんらの起用が予定されています。

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June 13, 2020

#soWIENie「Film Festival 2020」開催決定

2020061306 今日は“プラーターにまもなく「Königreich der Eisenbahnen」が誕生(下)”をお届けする予定でしたが、ウィーン市から夏の風物詩、市庁舎前のフィルムフェスティバル(2020 #soWIENie Film Festival 2020 )開催についての発表があったので、こちらをお届けします。

今夏、各地の音楽祭やフェスティバルが新型コロナウイルス感染の影響で中止になっているため、Feriは「市庁舎前のフィルムフェスティバル」も中止になると思っていたのですが、運営スタイルを変えて実施することが、ウィーンから発表されました。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、「集近閉の防止」がポイントになります。屋外なので閉鎖空間に関しては、問題ありません。主にソーシャルディスタンス確保がポイントになります。

2020061301そこで、今年の市庁舎広場は、図のように映画観賞エリアと、完全に独立した喫食エリアに分割されます。昨年まで見られたスタンド席は、「集」「近」を阻止できないため、廃止になりました。

そして、映画鑑賞エリアへの入場は「密」を避けるため、完全予約制(Webからの予約、ただし、無料は継続)になりました。

イベント会場のこのような構造により、規定の安全距離と保護対策が可能になります。12日の記者会見では、まだ正式な座席図は発表されませんでした。

当然、入口と出口は分離されます。映画鑑賞エリアへの入口はLichtenfelsgasse側にあり、ここで当日、有効な予約券が確認が行われます。

2020061305入場に際して、アルコールを使った消毒なども行われる可能性もあると思います。屋外なので入場者にはマスク着用の義務はありませんが、手洗いの徹底、咳エチケットの遵守、体調が悪い場合は、来場しないといった要請が出ています。

入場時間は映画上映開始の2時間前から。また、上演終了後、1時間以内に2箇所の出口(FelderstrasseとLichtenfelsgasse)から退出することが求められます。

なお、当日有効な入場券を所持している場合、入場後の退出、再入場は可能です。

300平方メートルのスクリーン前に設置される映画鑑賞エリアは、ソーシャルディスタンスを確保するため、500席が設けられますが、2人席と4人席のボックスにグループ化されます。何となく「椅子のある枡席」といった趣です。

この他、お客さまの安全を確保するため、様々な案内表示が設置されることになっています。

2020061302一方、ブルグ劇場側の喫食エリアについても、様変わりします。従来は、会場内に設置されているテーブルを自由に利用できるようになっていましたが、こちらもソーシャルディスタンスを確保するため、枡席状になります。

喫食エリアは、長年のパートナーであるDO&COが全体を取り仕切ります。今年のモットーは“小さいけれど良い”。こちらも500席の客席が設けられます。

営業時間は11時から深夜まで。こちらについては、予約が必須ではありませんが、主催者側は映画祭のサイトからの事前予約を推奨しています。

2020061303開演時間については、終演を合わせるためか、作品によって20時30分から21時15分までと、ばらつきがあります。

気になるプログラムですが、今年はベートヴェン生誕150周年がメインになりますが、オペレッタファンにとって忘れてはならないのはフランツ・レハール生誕150周年の歳であること。

今年のフィルムフェスティバルは、7月4日(土曜日)、ベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」で幕を開けます。交響曲第9番をはじめ数々の作品が、週1回のペースで上演されます。

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