June 13, 2021

30 Jahre Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz

2021061101昨年、Covid-19感染拡大下でも万全の対策を施して実施された.「Film Festival auf dem Wiener Rathausplatz」ですが、30周年を迎える2021年は、7月3日から9月4日までの64日間、開催されることが発表されました。

オーストリア連邦政府は7月1日からイベントエリアの全面開放を予定しており、ウィーン市では連邦政府の規制に則った開催を実施すべく、現在、計画の詳細をつめています。

詳細は追って発表されますが、入場無料ながら、場合によっては昨年と同じような予約制が採用される可能性があると思います。

もちろん、音楽映画の上映だけでなく、レストランの屋台も出店され、お食事を楽しみながら作品を観ることができます。正に「夏のお楽しみ」。

2021061103記者会見でMichael Ludwig市長は“市庁舎前広場で開催される映画祭のないウィーンの夏は考えられません。今からちょうど30年前、初めて開催されたユニークなイベントです。それ以来、ウィーンの人々やオーストリアや海外からのゲストの心を掴み、イベントカレンダーには絶対的な存在となっています。なぜなら、ウィーンの市庁舎前広場で開催される映画祭は、他のどの映画祭よりも純粋な生きる喜びを表現しているからです。”と述べています。

気になるプログラムは、すでに発表されていますが、各日原則として1演目の上映です。以前はクラシック音楽が中心でしたが、近年では幅広いお客さまに楽しんでもらうというコンセプトの下、ポップスやジャズなどの作品も上演されるようになりました。

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June 04, 2021

2021/22国立歌劇場プログラム

2021060403例年より2ヵ月遅れて、6月3日、11時30分から国立歌劇場の舞台でBogdan Roščić、 Philippe Jordan、Martin Schläpferによる「2021/22シーズンプログラム」有料公開プレゼンテーションが行われました。

従来は、報道関係者を集めてプレゼンテーションをするのが通例でしたが、プレスを中抜きにして、いきなり音楽愛好家を対象に実施するとは、正直、驚きました。しかもORFⅢ(タイムシフト中継)とYouTube(同時中継)で中継するという念の入りよう。

確かに、この方式の方がインパクトは大きいですね。しかも、単なるプレゼンテーションだけでなく、オーケストラの演奏や歌手のアリア、バレエが入るなど、見どころ、聴きどころ満載。ご覧になったファンの方も多かったと思います。

 それでは、プログラムの概要をご紹介しましょう。なお、シーズンは9月3日の「TOSCA」で幕を開けます。時節柄、オープンハウスは開催されないようです。

また、通常は6月末でシーズンが終わりますが、今回は7月8日まで上演されることになりました。フィナーレは「ROSSINI GALA」となっています。

2021060401Premiere
来シーズン、オペラのPremiereは5作品です。
Il Barbiere di Siviglia(2021年9月28日)
Don Giovanni(2021年12月5日)
Wozzeck(2022年3月13日)
Tristan und Isolde(2022年4月14日)
L'orfeo(2022年6月11日)
「Wozzeck」(ヴォツェック)はオーストリアの作曲家アルバン・ベルクが作曲した3幕のオペラ。「L'orfeo」(オルフェオ)はクラウディオ・モンテヴェルディが作曲した5幕からなるオペラ。

Feriは、昔ながらの雰囲気を伝える「Il Barbiere di Siviglia」が好きだったのですが、いよいよ新演出で雰囲気が一変しそうです。

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December 05, 2020

Volksoperが過去の名作をオンライン配信

2020120501例年ならば、12月5日あたりから、アドベントが本格化し、市内はクリスマスムード一色になりますが、今年は事情が大きく変わってしまいましたね。

また、Feriの予定では、今日からVolksoperの「Der Teufel auf Erden」PremiereReportをお伝えするでしたが、劇場閉鎖で公演はキャンセル。ゲネプロを含めて確保したチケットは「幻」になりました。

20201204021月7日以降も、どのような展開になるか予想ができないため、「Der Teufel auf Erden」のPremiereもどうなることやら‥

さて、今日は劇場閉鎖中の「Volksoperの話題」をお届けしましょう。

新型コロナウイルス感染拡大に関する規制延長のため、年内の公演が全てキャンセルとなった各歌劇場ですが、Volksoperでは過去の作品をオンライン配信することを発表しました。

クラシック系コンテンツ配信サイト「fidelio」を利用し、12月に以下の作品が配信されます。いずれもRobert MeyerさんがDirectorを務めている時期の作品です。

オペレッタ
「Axel an der Himmelstür」、「Die Csárdásfürstin」、「Der Zigeunerbaron」

2020120401子供向け作品
「Antonia und der Reißteufel」、「Max und Moritz」

オペラ、ミュージカル
「BaRock-Oper」、「Vivaldi – Die fünfte Jahreszeit」

スペシャル
「Tannhäuser in 80 Minuten」

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December 01, 2020

ロックダウン解除後の音楽界は‥

202012010111月の当ブログは、11月3日に1500近いアクセスを頂きました。多くの皆さまにご来場いただき、改めてお礼申し上げます。

さて、今日は「音楽の話題」をお届けしましょう。すでにご存じのようにロックダウンのため、各劇場は現在、全ての公演が中止となっています。

現時点では、ロックダウンは12月6日までなので、12月7日以降、劇場が再開される可能性がありますが、連邦政府から具体的なアナウンスが出ていない状況です。

見通しが不透明な中、連邦政府に業を煮やしたウィーン国立歌劇場は観客の入場可否を問わず、ORFと協力して12月に5つの作品をテレビとラジオで配信することを発表しました。

2020120104放送されるのは「Tosca」、「Werther」、「Der Rosenkavalier」、「Mahler, live」(バレエ)、「Das verratene Meer」です。

このうちバレエ作品の「Mahler, live」はロックダウン中の12月4日に収録し、タイムシフト方式で当日、配信される予定です。

また、新しいバレエ監督Martin Schläpfer氏によるウィーン初の振付作品「4」の世界初演は、12月8日9時5分からORF2で放送される予定です。

2020120102Piotr Beczalaさんの国立歌劇場デビュー作となる「Werther」は12月10日に録音され、2021年1月10日の20時15分からORFIIIで放送されます。

そして、伝統的な演出の「Tosca」にはAnna Netrebkoさんが登場することで注目されていましたが、12月13日にラジオでライブ配信され、同日、20時15分からはタイムシフト方式でテレビ放送(ORFⅢ)されます。

2020/21シーズンのPremiere「Das verratene Meer」は、予定より1日遅れの12月14日に上演され、Play.wiener-staatsoper.atでライブ配信(無料)されることが発表されました。こちらは、ORFではないので、海外でも観ることができます。

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June 27, 2020

グラーツ歌劇場2020/21シーズンプログラム発表

2020062601遅くなっていたグラーツ歌劇場の2020/21シーズンのプログラムが、週末に発表されました。

さっそく、概要をご紹介しましょう。グラーツの場合、2019/20シーズンにPremiereが流れた演目を組み込んでいるのが特徴です。

○オペラ、オペレッタ、ミュージカル
オペラ「Die Passagierin」(乗客、2020年9月18日Premiere)
Mieczysław Weinbergsの作品で、2019/20シーズンにPremiereが予定されていた作品です。アウシュビッツ生存者ゾフィアポスミシュによる同名の小説を元に、元強制収容所の警備員リサと元囚人マルタの出会いを描いた作品です。

本作品は、グラーツ歌劇場の新しい主任指揮者Roland Kluttig氏が指揮を担当します。演出はグラーツ歌劇場でオペラ「アリアーヌと野獣」を手がけたNadja Loschky氏が担当します。

2020062602リサにはDshamilja Kaiser さん、マルタにはNadja Stefanoffさんが起用されます。

ミュージカル「Anatevka」(アナテフカ、屋根の上のヴァイオリン弾き、2020年10月17日Premiere)
Jerry Bockによる名作ミュージカル「アナテフカ」が新演出で上演されます。

オペラ「Madama Butterfly」(蝶々夫人、2020年11月7日Premiere)
日本のファンにも親しまれているプッチーニ作曲の名作オペラ。蝶々さんにはMarjukka Tepponenさん、ピンカートンにはMykhailo Malafiiさんが起用される予定です。

2020062603指揮はグラーツ歌劇場デビューとなるFrancesco Angelico氏が担当します。

オペラ「Die verkaufte Braut」(売られた花嫁、2020年12月12日Premiere)
スメタナの代表作で、楽しい作品です。本作品はKonzert Theater Bernとの共同制作で、Adriana Altarasさんが、グラーツ歌劇場で初めて主演、脚本、演出を担当します。

アンサンブルのTetiana Miyusさん、Pavel Petrovさん、Wilfried Zelinkaさん、Albert Memetiさん、Markus Butterさんの起用が予定されています。

2020062604オペレッタ「Die Großherzogin von Gerolstein」(ジェロルスタン女大公殿下、2021年1月16日Premiere)
毎シーズン1作品上演されるオペレッタ。2020/21シーズンでは、ジャック・オッフェンバックの「ジェロルスタン女大公殿下」が取り上げられることになりました。

日本では浅草オペラ時代に「ブン大将」として親しまれてきた楽しい作品です。当時のフランス軍政を皮肉った「パリのエスプリ」にあふれたオペレッタです。

演出はPeter Lundさん、指揮はMarcus Merkelさんが担当します。タイトルロールのジェロルスタン女大公殿下にはAnna Brullさん、イケメンの兵士フリッツにはAlexander Kaimbacherさんが起用される予定です。

オペラ「Der fliegende Holländer」(さまよえるオランダ人、2021年3月12日Premiere)
ワーグナーの大作。今回、ドイツで高い評価を得ているSandra Leupoldさんが、グラーツ歌劇場で初めて演出を担当します。

Jordan Shanahanさん、Cornelia Beskowさんらの起用が予定されています。

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June 13, 2020

#soWIENie「Film Festival 2020」開催決定

2020061306 今日は“プラーターにまもなく「Königreich der Eisenbahnen」が誕生(下)”をお届けする予定でしたが、ウィーン市から夏の風物詩、市庁舎前のフィルムフェスティバル(2020 #soWIENie Film Festival 2020 )開催についての発表があったので、こちらをお届けします。

今夏、各地の音楽祭やフェスティバルが新型コロナウイルス感染の影響で中止になっているため、Feriは「市庁舎前のフィルムフェスティバル」も中止になると思っていたのですが、運営スタイルを変えて実施することが、ウィーンから発表されました。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、「集近閉の防止」がポイントになります。屋外なので閉鎖空間に関しては、問題ありません。主にソーシャルディスタンス確保がポイントになります。

2020061301そこで、今年の市庁舎広場は、図のように映画観賞エリアと、完全に独立した喫食エリアに分割されます。昨年まで見られたスタンド席は、「集」「近」を阻止できないため、廃止になりました。

そして、映画鑑賞エリアへの入場は「密」を避けるため、完全予約制(Webからの予約、ただし、無料は継続)になりました。

イベント会場のこのような構造により、規定の安全距離と保護対策が可能になります。12日の記者会見では、まだ正式な座席図は発表されませんでした。

当然、入口と出口は分離されます。映画鑑賞エリアへの入口はLichtenfelsgasse側にあり、ここで当日、有効な予約券が確認が行われます。

2020061305入場に際して、アルコールを使った消毒なども行われる可能性もあると思います。屋外なので入場者にはマスク着用の義務はありませんが、手洗いの徹底、咳エチケットの遵守、体調が悪い場合は、来場しないといった要請が出ています。

入場時間は映画上映開始の2時間前から。また、上演終了後、1時間以内に2箇所の出口(FelderstrasseとLichtenfelsgasse)から退出することが求められます。

なお、当日有効な入場券を所持している場合、入場後の退出、再入場は可能です。

300平方メートルのスクリーン前に設置される映画鑑賞エリアは、ソーシャルディスタンスを確保するため、500席が設けられますが、2人席と4人席のボックスにグループ化されます。何となく「椅子のある枡席」といった趣です。

この他、お客さまの安全を確保するため、様々な案内表示が設置されることになっています。

2020061302一方、ブルグ劇場側の喫食エリアについても、様変わりします。従来は、会場内に設置されているテーブルを自由に利用できるようになっていましたが、こちらもソーシャルディスタンスを確保するため、枡席状になります。

喫食エリアは、長年のパートナーであるDO&COが全体を取り仕切ります。今年のモットーは“小さいけれど良い”。こちらも500席の客席が設けられます。

営業時間は11時から深夜まで。こちらについては、予約が必須ではありませんが、主催者側は映画祭のサイトからの事前予約を推奨しています。

2020061303開演時間については、終演を合わせるためか、作品によって20時30分から21時15分までと、ばらつきがあります。

気になるプログラムですが、今年はベートヴェン生誕150周年がメインになりますが、オペレッタファンにとって忘れてはならないのはフランツ・レハール生誕150周年の歳であること。

今年のフィルムフェスティバルは、7月4日(土曜日)、ベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」で幕を開けます。交響曲第9番をはじめ数々の作品が、週1回のペースで上演されます。

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June 03, 2020

アン・ディア・ウィーン劇場2020/21プログラム発表

2020060311オペラを中心に独自のプログラム展開を行っているTheater an der Wienから、2020/21シーズンのプログラムが発表されました。

2020年3月に公演予定だった「Der feurige Engel」は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、上演中止となりましたが、2021年3月17日にプレミアが設定されました。

ご存じのようにアン・ディア・ウィーン劇場は、毎シーズン、原則として新演出の作品が上演されます。

○オペラ
Zazà(ザザ、Ruggero Leoncavallo作曲)、2020年9月16日~27日までに6公演上演
Porgy and Bess(ポギーとベス、George Gershwin作曲)、2020年10月14日~24日までに10公演上演
Le nozze di Figaro(フィガロの結婚、Wolfgang Amadeus Mozart作曲)、2020年11月12日~23日までに6公演上演
Platée(プラテ-、Jean-Philippe Rameau作曲)、2020年12月14日~31日までに6公演上演
Thaïs(タイス、Jules Massenet作曲)、2021年1月19日~30日までに6公演上演
Belisario(ベリザーリオ、Gaetano Donizetti作曲)、2021年2月16日~27日までに6公演上演
Der feurige Engel(炎の天使、Sergei Prokofjew作曲)、2021年3月17日~28日までに6公演Premiere
Saul(サウル、Georg Friedrich Händel作曲)、2021年4月16日~27日までに6公演

○Oper konzertant(コンサート形式オペラ)
アン・ディア・ウィーン劇場の場合、コンサート形式で上演されるオペラは、原則として1回限り。つまり、全てPremiereです。

Carlo il Calvo(Nicola Antonio Porpora作曲)、2020年9月20日上演
Oreste(オレスト、Georg Friedrich Händel作曲)、2020年11月15日上演
Egmont & Leonore(エグモントとレオノーレ)、2020年11月28日上演。ベートヴェン生誕250周年記念作品です。
Messiah(メサイヤ、Georg Friedrich Händel作曲)、2020年12月17日上演
Cajo Fabrizio(Johann Adolf Hasse作曲)、2021年1月25日上演
Winterreise(冬の旅、Franz Schubert作曲)、2021年1月29日上演
Armida(アルミーダ、Antonio Salieri作曲)、2021年2月19日上演
Himmelerde(Familie Flöz、Musicbanda Franui作曲)、2021年2月26日上演
Argippo (アルジッポ、Antonio Vivaldi作曲)2021年3月22日上演
Orlando paladino (騎士オルランド、Joseph Haydn作曲)、2021年4月19日上演
Tamerlano(タメルラーノ、Georg Friedrich Händel作曲)、2021年4月22日上演

○バレエ
An die Freude/Hamburg Ballett、2021年5月5日~5月7日まで3公演

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May 27, 2020

速報 2020/21シーズンVolksoperプログラム発表

20200527015月27日、19時45分からORFⅢで放送された「Kultur Heute Spezial」で、Volksoperの「Präsentation der Saison 2020/21」が行われました。

通常よりも1ヶ月半遅い発表ですが、さっそく、来シーズンのプログラム概要をご紹介しましょう。

ただ、歌劇場に関する新しい上演ルールが決まっていないため、今までと同じように実施されるのか、何らかの新しい規制が導入されるのかは、未定です。

2020/21シーズンですが、プレミアは10演目、再演は5演目、レパートリーは22演目となっています。今回、写真はVolksoperの公式写真をお借りしています。

シーズンのスタートは9月1日で、演目は「Die Fledermaus」に決まりました。

○オペレッタ
2020/21シーズンでは、オペレッタが全く上演されない月はありません。この点は評価できます。
プレミア
オペレッタの新作は1演目です。
-「Der Teufel auf Erden(地上の悪魔)」:2020年12月5日プレミア
Franz von Suppéの生誕200年を記念して取り上げられることになりました。1978年にカール劇場で初演が行われたスッペ後期の作品です。ほとんど上演される機会がない珍しい作品です。

最近、Volksoperのオペレッタで「定番」の演出改訂は、厳しい評価が下ることが多く、観客動員も思わしくない傾向があります。昨シーズンの「にんじん王」のように、珍しい作品の場合、過去の名演出と比較されることがないため、リスクは少ないような気がします。

そのように考えると、この演目を引っ張り出してきたのは、ある意味、正解かもしれません。

2020052711指揮はAlfred Eschwéさん、演出・舞台装置・衣装はHinrich Horstkotteさんが担当します。キャストも発表されており、HöllenknechtにRobert Meyerさん、Engel außer DienstにChristian Grafさん、Iska, TanzschülerinにJohanna Arrouasさん、 Ismail, TanzschülerにCarsten Süssさんらが起用される予定です。

再演
オペレッタの再演は2演目です。
-「DIE LUSTIGE WITWE(メリーウィドウ)」:2020年9月~10月に5公演
2019/20シーズンの再演が流れたので、横滑りです。すでに準備ができていたためか9月から10月にかけて上演されます。

2020052713きれいな舞台で、演奏も良いのですが、なぜ、かつてのような人気が出ないのか、疑問です。Hanna GlawariにはRebecca Nelsenさん、Graf Danilo DanilowitschにはAlexandre Beuchatさん、Baron Mirko ZetaにはSebastian Reinthallerさん、ValencienneにはJohanna Arrouasが起用されます。

Hanna GlawariのRebecca Nelsenさんは期待が持てます。また、Sebastian ReinthallerさんのZetaにも注目です。

-「Das Land des Lächelns」(微笑みの国)」:2021年3月~4月に8公演
2007/08シーズンにプレミアが行われました。2010/11シーズン以来、久しぶりに「Das Land des Lächelns」が戻ってきます。

2020052712Beverly Blankenshipsさんの演出は、中国カラー全開でしたね。

Prinz Sou-ChongにはSzabolcs Bricknerさん、LisaにはSophia Brommerさん、Graf GustavにはMichael Havlicekさんらの起用が予定されています。

 レパートリー
珍しく6演目がラインナップされました。
-「Die Fledermaus(こうもり)
-「König Karotte(にんじん王)」:2020年10月~11月に7公演
-「Meine Schwester und ich(姉さんと私)」:2020年12月29日~2021年1月22日に6公演
-「Die Csárdásfürstin(チャールダーシュの女王)」:2021年2月~3月に10公演
-「Gräfin Mariza(伯爵令嬢マリッツア)」:2021年4月~5月に5公演
-「Der Zigeunerbaron(ジプシー男爵)」:2021年5月~6月に8公演

オペレッタでは「Orpheus in der Unterwelt(地獄のオルフェ)」が外れました。

20200527102ただ、シーズンを通して上演されるのは「DIE FLEDERMAUS(こうもり)」だけで、それ以外の演目は、期間限定方式になっています。これも出演者の確保が難しいことが要因だと思われます。

○オペラ
オペラに関しては、1ヵ月に1ないし2演目程度に減っています。
プレミア
来シーズンは4作品が新演出で上演されます。
-「Die Zauberflöte(魔笛)」:2020年10月17日プレミア
モーツァルトの定番が新演出で上演されます。演出はHenry Masonさん、舞台装置・衣装はJan Meierさんが担当します。かなり斬新な演出になりそうです。

-「Macht des Schicksals(運命の力)」:2020年11月7日プレミア
ヴェルディの作品。今回はコンサート形式での上演となります。Leonore di VargasさんにはMelba Ramosさんが起用される予定です。

2020052715-「Der Tod in Venedig(ヴェニスに死す)」:2021年4月17日プレミア
ベンジャミン・ブリテン最後のオペラです。演出はVolksoperでは初となるDavid McVicarさんが担当します。

-「Leyla und Medjnun(レイラとメジュヌン)」:2021年6月24日プレミア
Detlev Glanertの現代音楽劇。1988年にミュンヘンで初演されました。本作品はVolksoperではなくKasino am Schwarzenbergplatzで上演されます。

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April 27, 2020

速報Wiener Staatsoper2020/21プログラム

202004270064月26日、ウィーン国立歌劇場が、例年とは異なり、ORFⅢの特別番組「Erlebnis Bühne Spezial Spielplanpräsentation der Wiener Staatsoper」を通じて2020/21シーズンのプログラムを発表しました。

通常の記者会見ではなく、総裁と音楽監督の対談に加えて、注目歌手の映像を盛り込むなど、意欲的なプログラムになっていました。本番組は海外へのアピールも兼ねているため、日本からでも視聴できたと思います。

同時に発行された年間プログラム(5Euro)ですが、表紙が随分、変わりました。

2020/21シーズンは9月6日のTag der offenen Tür(オープンハウス)で幕を開けます。それでは、概要をご紹介しましょう。今回は、定番作品の新演出が多いのが興味深いところ。

○プレミア・オペラ
2019/20シーズン後半にプレミアが予定されていた「Così fan tutte(コジ・ファン・トゥッテ、2020年5月22日プレミア予定)と「Un ballo in maschera(仮面舞踏会)」(2020年6月15日プレミア予定)の2作品は、意外なことに2020/21シーズンに引き継がれることなく、消えてしまいました。

20200427003MADAMA BUTTERFLY(2020年9月7日)
今までの演出もオースドックスで良かったのですが、今回、シーズントップを飾って新演出で「マダムバタフライ」が登場です。
Cio-Cio-SanはAsmik Grigorianさん、SuzukiはVirginie Verrezさん、Kate PinkertonはIsabel Signoretさん、PinkertonはFreddie De Tommasoさん、SharplessはBoris Pinkhasovichさん、GoroはThomas Ebensteinさん、SolotänzerinはHsin-Ping Changさん、SolotänzerはTom Yangさんらの起用が予定されています。

DIE ENTFÜHRUNG AUS DEM SERAIL(2020年10月12日)
モーツァルトの定番オペラも新演出で登場します。
Bassa SelimはChristian Nickelさん、KonstanzeはLisette Oropesaさん、Konstanze – Schauspielerinは Emanuela von Frankenbergさん、BlondeはRegula Mühlemannさん、Blonde – SchauspielerinはStella Robertsさん、OsminはGoran Juricさん、Osmin – SchauspielerはAndreas Grötzingerさん、BelmonteはDaniel Behleさん、Belmonte – SchauspielerはChristian Natterさん、PedrilloはMichael Laurenzさん、Pedrillo – SchauspielerはLudwig Blochbergerさんらの起用が予定されています。

EUGEN ONEGIN(2020年10月25日)
チャイコフスキーの代表作。かつて小澤征爾さんが得意としていた演目。
TatjanaはTamuna Gochashviliさん、OlgaはAnna Goryachovaさん、Eugen OneginはAndrè Schuenさん、LenskiはBogdan Volkovさん、Fürst GreminはDimitry Ivashchenkoさんらの起用が予定されています。

DAS VERRATENE MEER(2020年12月13日)
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェのオペラ。新しい作品です。

20200427008CARMEN(2021年2月6日)
ビゼーの代表作で、日本の方にも馴染みが深い作品。今までも良い演出でしたが、さて、どうなるのでしょうか。
CarmenはAnita Rachvelishviliさん、Don JoséはCharles Castronovoさん、Escamillo,ToreadorはErwin Schrottさん、MicaëlaはOlga Kulchynskaさん、FrasquitaはSlávka Zámečnikováさん、MercédèsはSzilvia Vörösさん、ZunigaはPeter Kellnerさん、Moralès, Sergeant はStefan Astakhovさん、RemendadoはCarlos Osunaさん、DancaïreはMichael Rakotoarivonyさんらの起用が予定されています。

LA TRAVIATA(2021年3月4日)
ヴェルディの代表作「椿姫」。こちらも日本の方に馴染みの深い作品。定番中の定番オペラと言えるでしょう。
Violetta ValéryはPretty Yendeさん、Flora BervoixはMargaret Plummerさん、AnninaはDonna Ellenさん、Alfred GermontはFrédéric Antounさん、George GermontはIgor Golovatenkoさんらの起用が予定されています。

20200427005PARSIFAL(2021年4月1日)
ご存じ、ワーグナーの大作ですが、出演者で注目を集めそうです。タイトルロールのパルジファルには、当代きってのワーグナー歌手Jonas Kaufmannさんが起用される他、日本のファンも多いElīna Garančaさんがクンドリ(Kundry)として出演します。
この他、AmfortasはLudovic Tézierさん、GurnemanzはGeorg Zeppenfeldさん、TiturelはPeter Kellnerさん、KlingsorはWolfgang Kochさんらの起用が予定されています。また、指揮はPhilippe Jordanさんが務めます。

20200427004FAUST(2021年4月22日)
グノー作曲のオペラ。ゲーテの劇詩をオペラ化したもので、グノーの最高傑作と言われています。
Doktor FaustはJuan Diego Flórezさん、MargueriteはNicole Carさん、Méphistopélès はAdam Palkaさん、Valentin はBoris Pryglさん、Wagner はPeter Kellnerさん、Siébel はVirginie Verrezさん、Marthe はMonika Bohinecさんの起用が予定されています。

L'INCORONAZIONE DI POPPEA(2021年5月22日)
「ポッペーアの戴冠」はモンテヴェルディが作曲したオペラ・セリア。皇帝ネロと悪女として有名なポッペーアの史実に基づく作品。モンテヴェルディ最後のオペラ。
Nerone はKate Lindseyさん、Poppea はSlávka Zámečnikováさん、Ottone, früherer Gatte PoppeasはXavier Sabataさん、Ottavia, Neros GemahlinはChristina Bockさん、SenecaはWillard Whiteさん、Virtù / DrusillaはVera-Lotte Boeckerさん、Arnalta, Poppeas AmmeはThomas Ebensteinさん、Amore / VallettoはIleana Toncaさんらの起用が予定されています。 

20200427002MACBETH(2021年6月10日)
シーズン最後を飾る新演出はヴェルディの「マクベス」。こちらも注目を集めそうです。というにはLady MacbethにAnna Netrebkoさんの出演が予定されているからです。
この他、MacbethはLuca Salsiさん、BanquoはRoberto Tagliaviniさん、MacduffはFreddie De Tommasoさんらの起用が予定されています。

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June 16, 2019

Volksoper ballett「Peter Pan」

Peter-pan-00今日は久しぶりに「バレエの話題」です。

以前、師匠のはっぱさんに刺激されて、バレエを観るようになりましたが、1人ではバレエを観に行くことはほとんどありません。が、今回、ひょんなことから「Peter Pan」を観ることになりました。

実は5月上旬の発売日にはミュージカル「回転木馬」が予定されていたのですが、その後、「Peter Pan」が好評につき、追加になりました。追加と言っても、他の公演と差し替えです。

一応、鑑賞日の変更も承ります‥という話ですが、日本人の根占啓祐さんが主役を務めていることもあり、「Peter Pan」を観ることにしました。

当日の指揮はWolfram-Maria Märtigさん。振付はVesna Orlicさん。主な出演者は以下のとおりです。

Peter-pan-01-Peter Pan:Keisuke Nejimeさん

-Peter Pans Schatten:Robert Weithasさん

-Tinker Bell:Dominika:Kovacs-Galavicsさん

-Wendy:Marie-Sarah Drugowitschさん

-Captain Hook:László Benedekさん

-Mr. Smee:Patrik Hullmanさん

Peter-pan-02-Tigerlily:Olivia Poropatさん

-Tigerlilys Bruder: Dragos Musatさん

 また、バレエ作品ですが、ネバーランドのシーンでは、Kinderchor der Volksoper Wienの皆さんがご出演。子供さんを出演させると、お客さまが沢山集まる「禁断の裏技」。

なお、音楽はオリジナルではなく、Erich Wolfgang Korngold、Max Steiner、Franz Waxman、Miklós Rózsa、Bernard Herrmann、Leroy Anderson、Isaac Albéniz、Guido Mancusi、Sebastian Brugner-Luizといった方々の作品からチョイスされています。 

Peter-pan-03子供さん向けの作品なので、お子さまが多数、来場。まぁ、賑やかなこと。当然、ご同伴の親御さんなども来場されますから、観客動員は増えます。

しかし、考えてみれば、バレエは台詞がなく、身体表現だけでお話が進むわけですから、子供さんはもちろん、言葉がわからない外国人のお客さまでも楽しますね。

Peter-pan-04演出は映画風の仕上げになっており、冒頭、映画で見かけるタイトルロールで始まります。

もちろん、出演者の名前もしっかりとスクリーンに映し出されます。これは、エンドロールも同じでした。

ただ、複数の出演者がいる場合、その都度、映像を変えるのは大変なので、出演予定者が全員でていたのはご愛敬。まぁ、予算の関係もあるので致し方ないところでしょう。

この作品で面白いのは、Peter Panだけでなく、Peter Pans Schatten(影)が出てくること。両者の絡みもありますし、影が同時に活躍する場面もあります。

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