August 14, 2017

変わったお店シリーズ128 小さな街のChina-Restaurant

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今日は変わったお店シリーズの一つとして「あるレストランの話題」をお届けしましょう。

日本では、ラーメンをはじめとする「独自の進化を遂げた中華料理」があるため、日本全国で中華レストラン(ラーメン店を含む)を見ることができますよね。

また、日本は「海外発祥の料理」が「家庭料理」として定着している「希有な国」なので、中華料理は、ある意味、日本人にとってポピュラーな料理の一つになっていると思います。

さて、オーストリアはどうでしょうか? 当たり前ですが、普通の「オーストリア人の家庭」では、中華料理が家庭料理として入り込んでいるケースはないようです。

しかし、中華料理店は比較的多く見かけます。日本食をはじめとするアジア料理全般を扱っているも「なんちゃって系の中華レストラン」もありますが、いわゆる本格的な中華レストランも多数、展開しています。

一般的に中国系の方が多く集まる都市に本格的な中華レストランが店を構えるというのは、理にかなっていると思うのですが、今日ご紹介するのは、そういったケースではありません。

今から30年ほど前、始めてザルツブルク州のイタリア側にあるLungau地方を訪ねた時のことです。

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この地域には大きな街は少なく、小さな街が点在しています。その中でも、行政機関や学校などが集まる比較的大きな街がTamswegです。

「比較的大きな街」と言っても、これは周囲の街と比べれば‥という話で、実際には典型的なオーストリアの地方で見かける「小さな街」です。

観光で訪問する人は、隣接するイタリア人やドイツ人が多く、Feriのようなアジア系の人はほとんど見かけません。

当然、地方の小さな街で、大きな企業がないため、住んでいる人の大多数はオーストリア人です。

そんな中、始めて訪問した時に見つけてビックリしたのが、立派な中華レストランです。

写真のようにオーストリア風の建物の1階に入っており、屋号は「China-Restaurant MANDARIN」。ごていねいに「呂家園」という漢字の表記も‥

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さすがにLungauまでやってきて、中華料理はないだろう‥という感じなので、利用することはありませんが、興味があったので、店頭に出ているMenüを見てみました。

すると日本人にも馴染みがある本格的な中華料理の名前が並んでいるではありませんか。つまり、「なんちゃって系」ではない本格的な中華レストランだったのです。

この付近に中国系の人が多く住むコミュニティや企業は存在しないので、恐らく利用者は地元のオーストリア人だろうと思われます。場所は、街の中心部にある広場の裏側で、人通りは決して多くはありません。近くには行政機関の事務所は警察署、学校はありますが‥

営業時間は、11時30分から14時30分、17時00分から23時00分までの2部制です。

30年前、初めて見たときは、正直、Feriは“場所柄、経営が厳しそうだな”と感じたのですが、何と、その後、30年間、閉店することなく、営業を続けているのです。

なお、建物の1階総てがレストランになっている訳ではなく、左側は別の店舗になっていますが、こちらは何回か、業態が変わっています。

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August 09, 2017

変わったお店シリーズ127 消防署がBierPabに変身

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8月7日、日本では「バナナの日」だったそうですが、皆さまは、ご存じでしたか?

 輸入品のバナナには、特に旬がなく、1年中いつでも食べることができます。8月は夏バテで体力を消耗することから、バナナを食べて暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいと「8(バ)7(ナナ)」の語呂合わせで、「日本バナナ輸入組合」が定めたそうです。

という訳で、冒頭の写真は「祝、バナナの日」記念。RustでFeriが食べたバナナです(笑)。

当たり前ですが、オーストリアでもバナナは完全な輸入品。そのため、お味は日本で食べたものと、ほとんど変わりはありませんでした。

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今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

日本でも、最近、地方の街などへ行くと、使われなくなった古い民家を商業施設などに転用して、「町興し」に活用している例が見られるようになりました。

外観は古い建物の趣を生かし、内部を飲食店や物販店にするというものです。日本は、今まで、どちらかというと「スクラップ」の傾向が強かったですから、街並みを維持する上でも、良いことだと思います。

さて、Feriはメルビッシュでオペレッタを観るとき、Rustに宿泊するのが好きです。

ここは、ご存じ、「Wineの産地」であると同時に、メルビッシュまでノイジードラーゼーを船で行くことができるので、雰囲気を盛り上げてくれます。

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そんなRustには、変わったお店が色々とありますが、その一つが、

今日、ご紹介するBierPabだと思います。52号線からRustの旧市街へ入る交差点に隣接する場所にあるので、ご覧になった方も多いと思います。

尖塔が立っている印象的な建物なので、1回見ると忘れられない建物です。普通のBierPabならば、こんな形にする訳はないのですが、この建物、実は以前は消防署(Feuerwehahaus)だったようです。

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ただ、消防署としては手狭になったため、現在は、湖に近い場所へ移転し、大きな建物に変わりました。
そこで、使われなくなった旧消防署を解体するのではなく、商業施設に転用したようです。

消防署時代の外観を生かしつつ、BierPabにしているところが、オーストリアらしいと思います。

消防車の車庫が客室に転用されているようで、片側の扉は、消防署時代のまま、残されています。尖塔に取り付けられている日時計も風情を感じますね。

かなり前に商業施設に転用されたようで、Feriの記憶だと、屋号が何回か変わっているような気がします。

本当は、利用して、内部もチェックしてからご紹介すべきなのですが、この時期、暑いので、どうしてもシャニガルテンがあるホイリゲやCaféに向かってしまうFeri。

どうも、このBierPabにはご縁がありません。という訳で、外観だけのご紹介で、ご容赦ください。

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August 06, 2017

変わったお店シリーズ126 「看板おじさま」が見守るCafé

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久しぶりに「変わったお店シリーズ」をお伝えしましょう。

このシリーズでは、「日本では余り見かけない変わった業態」、「業態はポピュラーなものの、お店の造りが変わっている」、「何か特徴がある」といったお店を色々と取り上げてきました。

まぁ、Feriの個人的な見解ですから、読者の方から見れば「普通のお店」も多々あるとは思いますが‥

今日は「お店のシンボルが変わっているお店」のご紹介です。

友人夫婦が住むニーダーエスターライヒ州の小さな街。街の中心部は、小規模ながら商店街を形成しており、日用生活に必要なものは、総て、この街で手に入るようになっています。ただ、昔の佇まいを残す、

街の中心部は土地が狭いこともあり、駐車場が必要な某大手スーパーマーケットは、街外れに店を構えています。このパターンは、地方の街では多いですね。

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小さな街は、Feri好み。街を散策すると、色々な発見もあり、楽しいものです。

街の中心を貫くとおりの面して営業しているCaféを見つけました。Café、そのものは普通のお店で、夜はアルコールを主体としたメニューに変わるお店のようでした。で、目に留まったのは、2階に設置されている「看板おじさま」です。

テンガロンハットをかぶり、サングラスをかけて、サックスを吹いている粋なおじさま(ジャズ奏者でしょうね)が、このお店のシンボルのようです。よく見ると、上半身だけでなく、下半身も作られており、つま先が壁から飛び出しています。

体全体を看板にするため、外側に出すのではなく、一部を壁に埋め込むという凝った造りです。Feriは利用しませんでしたが、夜はライブ演奏なども行うCaféなのでしょうかね。

近づいてみると、自慢のサックスがかなり傷んでいるところから、恐らく、このお店ができたときから設置されているのでしょう。何しろ、穴が空いていますから‥

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July 17, 2017

変わったお店シリーズ125 ニーダーエスターライヒ州のMAIAMI

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今日、日本は「海の日」で祝日ですが、皆さまは、どのようにお過ごしになりますか。猛暑に見舞われている地域では、外出するのもおっくうになるのではないかと思います。

さて、変わったお店シリーズも125回になりました。まぁ、色々なお店をご紹介したものです。

今日はニーダーエスターライヒ州の小さな街にある「MAIAMI」をご紹介しましょう。Feriが所属している会社はアメリカ合衆国の西海岸の某所に本社があり、その日本法人に所属しています。そのため、希にアメリカに行くこともあるのですが、フロリダ州にあるMAIAMIは行ったことがありません。いわゆるリゾートエリアとして、人気が高い街‥という程度の認識です(笑)。

ニーダーエスターライヒ州に住んでいる友人宅を訪れるため、近隣の街に宿泊することがあるのですが、そこで見つけたのが、今日ご紹介するお店です。

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ウィーンから日帰りが可能な街なのに、なぜ、宿泊? 実はホイリゲで楽しい一時を過ごすため、宿泊を決め込んだ‥という訳です。

屋号はズバリ「MAIAMI」。が、「PIZZERIA & RISTORANTE」となっているところから、こちらではポピュラーなピザを中心としたイタリアンレストランのようです。

看板には「HOLZOFEN」という文字とともに釜のイラストが描かれているので、本格的なピザ釜を備えているのが自慢のようです。

イタリアンレストランなのに屋号が「MAIAMI」というのもピンときませんが、オーナーさんがアメリカに憧れているのかも知れません。余談になりますが、アパートの若い家主さんもちょっと古いアメリカに憧れているようです。

さて、これだけだったら「変わったお店」と認定するにはパワー不足(笑)。この他に側面の看板にはEISSLONの文字が掲げられていました。

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July 12, 2017

変わったお店シリーズ124 お店の看板は「三猿」

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昨日、7月11日、日本では「セブンイレブンの日」という記事をインターネットで見かけました。

Feriは、「企業が自社の宣伝用に勝手に設定した日」という認識でしたが、一般社団法人日本記念日協会も認定している「記念日」なのですね。まぁ、こういった私的な記念日、日本には沢山ありますが‥

さて、今日は不思議な看板の話題です。

Feriが夏に訪れていたLungauの中心都市Tamswegには、変わった看板を掲げているお店があります。そのため、今日は変わったお店シリーズの一つとして紹介することにしました。

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業種は、どこの街でも見かける眼鏡屋さんです。別に特殊なメガネなどを扱っているお店ではありません。

が、Feriは、その看板を最初に見たとき、思わず立ち止まってしまいました。写真をご覧になるとわかるように、猿が三匹並んでおり、左は目を隠しています。中央は両側の猿から耳を塞がれています。そして右側の猿は、なぜか左手でメガネを掲げています。

このデザインを見て、日本の皆さまならば、すぐに思い浮かぶのは日光東照宮の三猿でしょう。

三匹の猿が、両手で、それぞれ目、耳、口を隠しているところから、「見ざる、聞かざる、言わざる」と言われることもありますね。その解釈については色々あるようですが、「叡智の3つの秘密」を示しているとされています。

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具体的には、「自分に都合の悪いこと、人の欠点や過ちなどは、見ない、聞かない、言わないのが良い」という意味があるとか‥

Feriは、この方面には詳しくないのですが、一説によると、『論語』の「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」という一節が期限であると言われています。

Feriは、日光東照宮を訪れたのは、子供の頃だったので、明確な記憶がなかったので、日光東照宮のホームページで確認してみました。

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July 06, 2017

変わったお店シリーズ123 アイリッシュ・パブ

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今日は変わったお店シリーズの一つとして「飲食店の話題」をお伝えしましょう。

日本の方がバラエティに飛んでいますが、ウィーンにも、様々な飲食店があるのは、皆さまもご存じのとおり。

その一つに「アイリッシュ・パブ」があります。Feriはイギリスには、あまり行きませんが、パブは「独特の文化」ですね。

主に提供されているのは、味覚がオーストリアのBierとは異なるエール。最初にイギリスで飲んだときには、戸惑った経験があります。

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しかし、呑兵衛のFeri‥慣れてくると、それなりに美味しく感じるようになり、イギリスへ行った際には、エール系のビールを好んで飲むようになりました。慣れというのは怖いものです。

逆にイギリスのビールを飲むと、イギリスに来たと実感する今日この頃です(笑)。

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そう言えば、イギリスでは単位がヤード・ポンドなので、ビールの単位もパイント。確か1パイントが500ミリリットル相当でしたね。

さて、話をウィーンに戻すと、ウィーンでよく見かけるパブは、イギリス本国タイプのものではなく、アイルランド系の「アイリッシュ・パブ」(Irish Pub)です。

Feriはアイルランドには行ったことがないので、実体験はありませんが、アイリッシュ・パブは、家庭などで作ったビールを近隣の人に飲ませていたものが起源であると言われています。

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また、アイルランドでは、パブに近隣の住民が、老若男女を問わず、集まり、歓談しているそうなので、提供する飲料は異なるものの、オーストリアのホイリゲに近い位置づけのようです。まさしく「第二の居間」ですね。

このアイリッシュ・パブで提供される代表的な飲料が、ご存じギネス。ウィーンにあるアイリッシュ・パブでもギネスの看板を掲げているところが多いですね。

もちろん、現在ではアイリッシュ・パブ以外でも飲むことができますが‥

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June 24, 2017

こだわりのベッカライJOSEPH

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今日は「Bäckerei(ベッカライ)の話題」をお伝えしましょう。

ご存じのように、こちらでは食事に欠かせないBrot。それだけに昔から色々なベッカライが街中で営業しています。

最近では、大手のチェーン店が多くなってきましたが、それでも、古くから営業している個人経営のお店も健在です。

ただ、残念なことですが、後継者難などから廃業しているお店も出ているという話を耳にしたことがあります。

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そんな中、大手チェーン店傘下ではなく、新しく開業するお店もあります。Feriの知る範囲では、新しく開業するベッカライは、ある種の「こだわり」を持っているお店が多いような気がします。

今日、ご紹介するお店も、そんな「こだわり」を持っているようです。お店は家賃が高そうな旧市街のAmhof広場にほど近いNaglergasseにあります。

屋号は「JOSEPH」と言いますが、看板には「Brot vom Pheinsten」と書かれています。

最大の「こだわり」は、「NATÜRLICH HABEN WIR EINE PHILOSOPHIE: NATÜRLICHKEIT」というキャッチフレーズに象徴されているように、オーストリア自慢の自然素材をふんだんに使っていることです。

また、手作りにこだわっている点も特長。そのため、商品名も「BIO JOSEPH BROT」のようにBIOが付けられています。素材や製法にこだわっているため、商品のお値段も少し高めです。

しかし、冒頭の写真をご覧になるとおわかりのように、時間帯によっては行列ができることも‥ 正直、この行列には驚きました。

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May 01, 2017

変わったお店シリーズ122 移動アイスクリーム屋さん

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今日から5月。5月1日、オーストリアは「メーデー」が祝日なので、お休みです。

このブログでもご紹介したことがありますが、ウィーンではリンクが閉鎖され、メーデーのパレード(デモ行進という雰囲気ではありませんね)が大々的に行われます。

中央会場は市庁舎前の広場。向かいにあるSPÖ本部前には、例年、大きなテントが立ち、中はビアホール状態。メーデーの行事に参加した皆さんが、ここで飲食を楽しんでいます。

また、プラーターでも様々な行事が行われます。

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しかし、日本は、何故か「メーデー」は祝日になりませんね。「労働者の味方」である左派政党が「メーデーを祝日にする法案」でも提出しそうな気がするのですが‥

さて、5月最初の話題は、変わったお店シリーズ「移動販売」です。

最近は、日本でもワゴン車などを改造した移動キッチン車を使って、イベント会場や街角で飲食物を販売しているところを見かけます。ビジネス街などでは、弁当の移動販売車も見かけますね。

日本の場合、保健所や自治体の許可が必要なようで、色々と制約も多いようです。さて、ウィーンでも各種の移動販売車を見かけます。

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とくに定期的に市が立つような広場には、移動販売車が定期的にやって来て営業するケースが多いようです。

また、このブログでもご紹介したことがありますが、最近は小型の三輪自動車を改造した移動Caféが急速に増えています。小型なので、小回りがきき、色々なイベント会場や街中に進出しています。

今日、皆さまにご紹介するのは「移動アイスクリーム屋さん」です。こちらでは、暖かくなるとアイスクリームを召し上がる人が、日本以上に増えてきます。

コーンに盛り付けたタイプのアイスクリームを召し上がりながら歩いているビジネスパーソンも、よく見かけます。

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April 19, 2017

変わったお店シリーズ121 音楽旅行専門旅行代理店

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今日の「変わったお店シリーズ」は、「旅行代理店の話題」です。

日本では、新聞に毎週のように旅行代理店が企画する各種パッケージツアーの広告が掲載されていますよね。また、折り込み広告が挟み込まれていることも多々あると思います。

Feriは、今まで特殊な例(参加したツアーはヒミツ)をのぞいてパッケージツアーを利用したことはありませんが、日本の場合、料金などを見ると非常にお手頃な価格設定で、個人手配よりもお得感はあるようです。

そのため、日本では、現在でも、国内、国外ともにパッケージツアーをご利用になる方が多いような気がします。
もっとも、最近では、LCCの台頭や各種インターネット予約の普及で、個人旅行でも安く行けるようになりましたが‥

こちらでも、もちろんパッケージツアーは存在します。特にご年配の方は、自分で車を運転するのが面倒‥という人も多く、パッケージツアーを利用するケースもあるという話を耳にしたことがあります。

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基本的に陸続きの国へ行く場合は、バスで乗り換えの必要もありませんから、便利には違いありません。

Feriが夏に訪問するLungauにある旅行代理店の店頭には、国外では隣国のイタリアなどへのツアー広告が出ていたことがあります。また、国内ではメルビッシュのオペレッタ観賞ツアーもよく見かけます。

ところで、日本では最近、一般的な観光旅行よりも、特定の分野に的を絞ったパッケージツアーが増えてきているように感じます。これも嗜好の変化なのでしょうかね。

先日、アパートから旧市街へ歩いて向かう途中で、とある旅行代理店の前を通りかかりました。気になったのは看板の「Oper & Reisen」という文字。

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April 13, 2017

変わったお店シリーズ120 ディスカウント書店BOOX

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今日は、「変わったお店シリーズ」をお伝えしましょう。

日本では、最近、大手インターネット通販の「密林」(最近では、書籍以外の商品が多いのいかもしれませんが‥)が進出してから、普通の書店が街から消えているという話を耳にします。

確かに日本の場合、小規模な個人書店には、自分が欲しい書籍の在庫がなく、取り寄せてもらうことになるケースが多かった気がします。

そうなると在庫が豊富なインターネット通販で購入した方が、結果として、手元に来るのが早くなるので、当然の帰結かも知れません。

そんな中、いわゆる中古本の流通を行っているチェーン店が人気を集めているという話を聴いたことがあります。

Feriが子供ころから「古本屋」という業態は存在しましたが、何となく薄暗いイメージがありました。しかし、最近のチェーン店は、明るく広い店内で、売るお客さま、買うお客さまとも年齢層が広く、気軽に利用しているようです。

そう言えば、日本にあるFeriの実家近くにも1軒ありましたね。以前は、UNIQLOだったのですが、同社が撤退した後に入ったものです。

さて、オーストリアでは、今でも比較的書店を多く見かけます。最近ではチェーン店の比率が増えてきましたが、それでも個人経営の書店も健在で、読書が文化として定着していることをうかがわせます。

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このブログでもご紹介しているように、「街頭図書館」のように自由に書籍を借りることができる施設も運用されているのも、読書を愛好する人が多いからでしょうね。

当然、古本屋さんも多数あります。特にウィーンなどは歴史ある街ですから、古い楽譜なども含めて、ある意味、「古書の宝庫」かもしれません。ただ、Feriは古書に関しては関心が薄いので、この手の古書店を巡ったことはありません。

さて、Westbahnhof近くに、ちょっと変わった書店があります。

「BOOX」という屋号のお店ですが、看板には「Buchdiskont」と明記されていることからわかるように、「書籍の安売り店」です。

日本の場合、皆さま、ご存じのように再販制度があるため、新刊本の値引き販売はできません。そのため、新しい本でも、いわゆる古本の形で買取を行った上で、販売しているようです。

また、書店による買取ではなく、委託販売が基本なので、一定期間を過ぎると版元への返本があります。

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