July 30, 2019

変わったお店シリーズ158「El Hac」

201907300001今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。暑い時期になると、洋の東西を問わず人気を集めるのが冷たいドリンクを提供するお店。

日本ではジューススタンドは、以前よりも見かけることがすくなくなったような気がしますが、逆に専門特化したお店は健在だと思います。

今日、ご紹介するのはSchottentorの地下にある「El Hac Juices & Bowls」というお店です。通年営業していますが、暑い時期に訪問したので、店頭には「The coolest way to eat FRUIT」というPOPが掲げられていました。

基本的には絞りたてのジュースを提供するジュースバーですが、サンドイッチやサラダなどの軽食やフローズンヨールグルとなども販売しています。

201907300005このお店ですが、2017年頃にオープンしたようですが、これだけだったら、ごく普通の「オシャレな飲食店」です。

なぜ、「変わったお店シリーズ」に入れたかというと、実は、このお店を立ち上げたのがタトゥーアーティストEl Hac。

日本では、色々と物議を醸し出すことがあるタトゥーですが、「文化の違い」もあり、こちらでは市民権を得ています。別に怪しい人物特定のものではありません。ただ、日本人のFeriには、どうも馴染めませんが‥

201907300004さて、話を元に戻すと、タトゥーアーティストEl Hacは、環境変化で絶滅の危機に瀕している蜂に非常に強い関心があるようで、蜂をテーマとした作品を多数、発表しています。

また、蜂蜜やウォッカが入ったドリンクなども創作し、提供しています。蜂のデザインはタトゥー以外にも及んでおり、蜂をモチーフにした独特のデザインのTシャツやスマートフォンケースなどが販売されています。

Feriは利用したことはありませんが、同店で提供されているカップにも、同じコンセプトのデザインが採用されているようです。

商品のお値段ですが、この時期に飲みたくなるSäfteは4.2Euro(0.4リットル)、Smoothiesは5.2Euro(0.4リットル)、Froyoは3.2Euroとなっています。全般的にお値段は高めに設定されているような気がしますが、自然素材をふんだんに使っているので、妥当な金額でしょう。

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July 22, 2019

変わったお店シリーズ157 花屋さんの戦い

201907220001今日は「花屋さんの話題」をお届けしましょう。日本以上に日常的に花を贈る習慣があるオーストリアでは、街角でよくお花屋さんを見かけます。最近では、仕入れなどで有利なチェーン店も増えています。

また、休日にも需要が多いため、花屋さんは例外的に日曜・祝日も営業しています。人が集まる駅や路面電車の停留所周辺には花屋さんを多く見かけます。複数の路面電車が発着するSchottentor地下にも花屋さんがあります。

写真をご覧になるとわかるように、向かって右側には比較的大きな花屋さん。屋号はvon Kangalで、ディスプレイが印象的です。

201907220003そして公共トイレを挟んで左側にはBuumen Schottentorという屋号の小さな花屋さんが展開中。何と、小さいエリアに2軒の花屋さんが熾烈な営業を展開しているのです。

特に写真で奥に見えるBuumen Schottentorは、間口が非常に狭く、商品の展示するスペースが非常に狭いのが特徴です。

201907220004しかし、意外なことに狭小店の方も結構、お客さまが利用しています。写真をご覧になるとわかるように、行列が‥

なぜ、お客さまが品数にも制限がある狭小店をご利用になるのか‥その理由は、わかりかねますが、働いている従業員さんの人柄によるものかもしれません。

なお、この店舗ですが、時々、店舗前の地下広場に仮設売場を展開する場合があります。この時は、店舗面積が一挙に増えます。そういった柔軟な営業活動によってお客さまを掴んでいるのかもしれません。

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July 17, 2019

変わったお店シリーズ156 “MATCHA KOMACHI”

201907160001このところ「乗り物関連の話題」が続きましたので、今日は気分を変えて「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

日本では、色々なスィーツやソフトドリンクが人気を集めていますが、今、ブームなのはタピオカと抹茶でしょうか。タピオカに関しては、台湾発祥のタピオカミルクティーが人気を集めているという話ですね。

ただ、市販されているタピオカミルクティーの中には、「黒いタピオカを、イカスミ色素で着色されている」商品もあるようで、アレルギーを持つ方が気にしているという話も耳にしました。

さて、もう一つは抹茶。抹茶を使ったスィーツや各種ドリンクが、コンビニエンスストアの店頭を賑わしているようですね。

201907160004さて、前置きが長くなりましたが、先日、路面電車2系統に乗っていたところ、8区のJosefstädter Straßeで、写真のようなお店を見かけました。

この周辺は、以前、Feriの先輩がお住まいになっていたアパートがあるので、よく訪れたエリアですが、その頃は、ありませんでした。

ちょっと調べたところ、2018年8月にオープンした新しいお店なので、まもなく、1年を迎えることになります。

201907160002屋号からわかるように「日本食レストラン」です。可愛らしい忍者をモチーフにしたロゴマークが特徴。Feriは、利用したことがないので、体験記はご紹介できませんが、「MATCHA KOMACHI」となっていますが、カフェではなく、かなり本格的な日本料理を提供しているレストランです。

という訳でお料理に関しては、同店のホームページに掲載されているものをご紹介しましょう。お刺身なども提供しているようですが、写真を見る限り、かなり本格的な感じがしますね。

ただ、Feriは実際に利用していないので、抹茶を使ったお料理やスィーツなどが提供されているかは、確認できませんでした。

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July 09, 2019

自転車屋さんの跡に入ったのは‥

201907090004私的な理由で申し訳ございませんが、若干、体調が優れないため、軽めの話題でご容赦ください。今日は、またまた「お店の業態転換の話題」です。

最近は、色々な分野で変化が加速している感のあるウィーン。お店の業態転換についても、このブログでも頻繁に取り上げているように、かつてないほど増えているような気がします(あくまでもFeri個人の感想です)。

業態転換の理由ですが、最大のものは家族経営の業態では「後継者難による廃業」と言われています。特に歴史を誇る伝統的なお店ほど後継者が確保できず、自分の代で店を閉めるというケースがあるようです。

そして、もう一つは、いわゆる倒産(経営破綻)です。先日お伝えしたNIEDERMEYERなどは、その代表例でしょう。何しろオーストリア航空が経営破綻する、オーストリア銀行がイタリア資本の傘下に入るような時台ですから、何が起こっても不思議ではありません。

まぁ、Feriにとっては大企業の破綻よりも気になるのは、街角の変化です。先日、Feriが贔屓にしているホイリゲの近くにあるお店が、新しい業態に変わりました。

201907090001このお店ですが、業態転換前は自転車屋さんでした。この自転車屋さんですが、以前は38系統が走る道路沿いにあったのですが、その後、ちょっと奥に入った「この場所」に移転しています。

店舗面積は広くなったようで、工房も備えており、自転車専門店としての構えはしっかりしていました。また、キックスクーターなども販売していました(2016年7月に「変わったお店シリーズ112 奥に引っ越した自転車屋さん」でご紹介しましたが、定点撮影で自転車屋さん時代のファザードを2枚目と3枚目の写真でご紹介します)。

201907090002しかし、昨年、この店の前を通りかかったところ、看板もなくなり、店内も空っぽ。どうやら倒産か撤退したようです。

ただ、通常、転地開業の場合、新しい店舗の場所を紹介するポスターなどが出ているのが一般的ですが、それが出ていなかったところを見ると、残念ながら倒産(廃業)した可能性が高いと思います。

しばらくは空き家のままだったのですが、先日、前を通りかかったところ、新しいお店がオープンしていました。今度のお店は「happybirthway」という屋号。

201907090006ちょっと意味深な名前です。しかも建物の外側に看板の類いは設置されていません。ただ、入り口にホームページのアドレスが表示されていたので、記事を書く前にアクセスしてみました。

 すると「助産師さんのオフィス」であることがわかりました。自転車屋さんから助産師さんのオフィスとは、随分、様変わりしたものです。

ここでは、出産前から出産、その後のケアまでトータルでサポートしているようです。

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July 04, 2019

家電量販店がBURGER KINGになったのですが‥

201907040001今日は「お店の業態転換の話題」です。

かなり前(確か2013年春)になりますが、オーストリア全国に展開していたカメラ家電量販店NIEDERMEYERが倒産しました。倒産によって従業員の解雇、賃金未払いなども発生し、当時は、こちらでも大きなニュースになったものです。

Feriが夏に訪れているLungauにも中心都市にはNIEDERMEYERがありましたが、あえなく閉店しています。多くの店が閉店となり、色々な業態に転換しています。同展のロゴは青地に黄色文字が特徴で、ニーダーエスターライヒ州のような感じでした。

ウィーンにも多くの店がありましたが、ほとんどはなくなっており、色々な業態に切り替わっています。

201907040002先日、所用があって17区のElterleinplatzを訪れたところ、かつてのNIEDERMEYERが何とビックリBURGER KINGになっていました。オーストリアでもBURGER KINGはMcDonald'sに比べると店舗数は圧倒的に少ないですが、それなりに頑張っているハンバーガーチェーンです。

この場所は区役所に隣接したエリアなので、結構、大きなお店でした。実は倒産後、一時期、店内の什器はすべて撤去され、アウトレットショップのような店になっていました。恐らく仮の店舗だったのでしょう。

その後、物件を買い取り、内部を一新してBURGER KINGになったという訳です。営業母体はHEK Restaurant GmbHという会社だそうです。

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June 28, 2019

変わったお店シリーズ155 ユニークなタバコ屋さん

201906270004今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。今回は「タバコ屋さん編」です。

日本では、かつて街で見かけたタバコ屋さんは激減し、コンビニエンスストアなどに販売の主流が移っていますが、こちらでは、まだまだタバコ屋さんが現在です。一つには、取扱品目が業態ごとに区分されていることも要因のようです。

とくにウィーンの場合、Wiener Linienのチケットを取り扱っているお店も多いため、路面電車や路線バスを利用する婆、なくてはならない存在になっています。また、高額な当選金で有名な宝くじや新聞、携帯電話のプリペイドカードなども取り扱っています。

ウィーン市内では、基本的にビルディングに入っている店舗が中心ですが、郊外へ行くと、独立型の店舗を見かけることもあります。

今日、ご紹介するのは、そんな「独立型の店舗」の一つなのですが、その形態がユニークなのが特徴。

201906270005Feriが、以前、17区のアパートにお世話になっていた時代、散歩コースに、このタバコ屋さんはありました(屋号はTabak Trafik Gabriela Sikyta)。ただ、場所は16区です。正直、最初に見たときは、びっくりしましたね。

先日、久しぶりに付近を散歩したのですが、現在も健在でした。ただ、日曜日だったので営業はしていませんでしたが‥

写真をご覧になると、そのユニークさがおわかりになると思います。坂道に面した敷地の道路に面した場所にあるのですが、お店は石造りの土台に組み込まれています。

そして、上が展望デッキのようになっています。後ろに見える建物は集合住宅ですが、傾斜地に集合住宅を建てる際、その土台部分を有効活用した結果なのでしょう。

201906270001しかし、上にある屋根付展望デッキの存在が何ともユニーク。単なる中にはではなく、四阿風の構造物が‥

今までは、この屋上庭園には入ったことはなかったのですが、先日、気になる屋上庭園を拝見。基本的には隣接するアパートの公開緑地のような位置づけですが、庭園には扉はなく、一般の人も自由に入ることができます。

庭に立ってしまうと、下にタバコ屋さんがあることを忘れてしまうような不思議な光景です。実はFeriが訪問したとき、おじさまが四阿でご休憩中だったので、中まで入るのは遠慮しました。

で、このタバコ屋さんの構造が気になったのですが、残念ながら訪問したのは平日でしたが、昼休憩の時間に当たってしまいお店は閉まっていました。

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May 26, 2019

変わったお店シリーズ155 小さな軽食店

201905270003今日は変わったお店シリーズとして、ちょっと変わった飲食店をご紹介しましょう。

ウィーンでは、街中に軽食スタンドが多数、出展しているのは、皆さまもご存じのとおりです。
以前はブルストを販売するスタンドが圧倒的に多かったのですが、最近ではケバブや焼きそばなど、色々な軽食を取り扱うようになりました。

これも利用するお客さまが多様化している証なのかもしれません。

この手のブルストスタンドでは、お客さまは基本的にスタンディングで食べるのがお約束。そのためテーブルと椅子は置かれていません。

もちろん、例外もあり、小さなテーブルと椅子が置かれているスタンドもあります。

201905270002ただ、いずれもスタンドなので「お店の外」で食事をすることになります。今日、ご紹介するのは、通常のお店とスタンドのハイブリッド型というちょっと珍しい業態です。

屋号はNiki’sと言うようで、スタンドよりも大きい店舗で、店内でも食事ができるようになっているようです。

しかし、さほど、大きなお店ではありません。そのため、“To Go”(テイクアウト)を基本にしているような気がします。

もちらのスタンドも、最近は取扱品目が増える傾向がありますが、このお店は店舗(いわゆる厨房)が広い分、取扱品目も多岐にわたっています。

Schnizel、Guros、Würstel、Piza、Wrapsなど多彩なメニューが並んでいます。もちろん、Bierをはじめとするドリンクメニューも豊富です。

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May 18, 2019

アヒルちゃん登場 「謎の看板」

201905170001今日は「看板の話題」をお届けしましょう。

お店や企業の看板というのは、結構、お国柄を反映していて面白いものがあります。先日、ご紹介した「下水道工事会社の看板」もイラストが入ったユニークなものでしたね。

さて、今日、ご紹介するのは、Ottakringの某建物で写真のような「謎の物体」です。

こちらではポピュラーな「お風呂グッズの代表であるアヒルちゃん」です。

しかし、通常、店頭に並んでいるアヒルちゃんは手の平サイズですが、これは建物に取り付けられていますから、実際にはかなり巨大なものだと思います。

201905170004ただ、ちょっと汚れているのが気がかりですが‥

親の後ろに続いて、子供が5羽。ごていねいに親のすぐ後ろは「黒いアヒル」になっているではありませんか。

単なるオブジェではなく、会社もしくはお店のアピールを目的としたものだと思います。で、後日、例によってググってみると、その正体がわかりました。

この建物には「RIEDEL(Peter Riedel Ges.m.b.H.)」という会社が入っているのです。さて、何の会社でしょうか。そのヒントは同社のホームページアドレスにあります。

「www.klenbad.at」。ただ、お風呂屋さん(銭湯)ではありません。

家庭の風呂や洗面所、シャワールームなどを施行する設備会社でした。

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May 13, 2019

変わったお店シリーズ154 貸金庫専門店誕生

201905130004今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

以前、17区のアパートにお世話になっていた頃、Feriが利用しているERSTEの支店が近くに複数、ありました。

大きかったのはHernals駅前ですが、このブログでもお伝えしたように、残念ながら閉鎖されてしまいました。その後、保育園に業態転換した話題は、このブログでもお伝えしました。

そしてもう一つは、43系統の終点Neuwaldeggにある支店。こちらについては、当初、普通の支店だったのですが、合理化で銀行員は駐在しているものの、窓口では現金は取り扱わない支店のダウングレードしてしまいました。

最近は、中心部でも、このタイプの支店が増えており、銀行員の役割は各種手続きや案内だけに限定されています。

現金の引き出しや預け入れ、振り込みは店内にあるBankomat(ATM)で行うようになっています。ある意味、セキュリティを考えた対策なのだと思います。

201905130001先日、久しぶりにNeuwaldeggまで散歩に出かけました。しばらく行っていないと、色々と街の様子も変わっています。 その一つに、「ERSTE支店の変化」がありました。

ERSTEのBankomatは従来どおり設置されていましたが、支店は事実上なくなっていました。その跡には「MEINE SCHATZKAMMER」という見慣れぬ看板が掛かっていました。

その後、調べてみたところ、ちょっとびっくり。何と「貸金庫専門会社」(Meine Schatzkammer GesmbH,)だったのです。

201905130003こちらでも銀行には貸金庫がありますが、最近は銀行の支店統廃合が進み、近くに貸金庫を備えた銀行支店がないというケースが増えています。

しかも、自宅で金をはじめとする資産を保管するのは、治安の悪化と共にリスクが高くなっています。

同社のホームページによると、このような社会的背景を受けて、貸金庫専門の会社を立ち上げたそうです。元銀行支店の「居抜き」ですから、何と言っても大金庫を活用できます。

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May 09, 2019

変わったお店シリーズ153 創業100年KANALSERVICE

201905080004主要劇場の2019/20シーズンのプログラムが発表になりました。これで来シーズンの鑑賞計画を色々とご検討になっている方も多いと思います。さて、今日は久しぶりに変わったお店シリーズをお届けしましょう。

先日、散歩の途中で写真のような会社を見かけました。看板にはユーモアあふれるロゴが描かれています。いわゆる物販店ではなく、KANALSERVICEという名前からわかるように、下水道工事を行う会社です。正式な会社名は「Kanalservice Ing. Walter Gladt GmbH」と言うようです。

古くから上下水道が普及しているウィーンですが、自宅から市が設置している水道管や下水管までは、当然、設置からメンテナンスまで家主さんの負担です。

201905080003長い間使っていると、どうしても水道管や下水管はトラブルがつきもの。特に下水管については内部にゴミが付着しますから、本来は定期的なメンテナンスが不可欠です。

この会社ですが、創業から100年を迎えたという歴史的のある会社です。つまり、100年前から需要があったという訳で、社会インフラの整備状況がよくわかります。

この記事をまとめるために、同社のホームページを見たところ、真面目な会社にかかわらず、なかなかユニークなデザインで、思わずニコリ。

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