冬のお散歩の途中に立ち寄りたくなる場所‥Heurigen to go
先日、ウィーンのコロナ信号( Corona-Ampel)がオレンジになりましたが、残念なことに再び赤に逆戻りしました。
逆にオーバーエスターライヒ州はオレンジになりました。一進一退という感じですね。
さて、今日は週末にふさわしい「お散歩とホイリゲにまつわる話題」です。
ウィーン子は寒い冬でもお散歩は大好き。ロックダウンは解除されたとは言え、Covid-19感染拡大の影響で現時点で長距離旅行やスキー休暇はほとんど不可能。
そのため、自宅から徒歩で楽しめるお散歩やハイキングが、今やトレンディな個人的イベントです。また、ウィーン市でも健康管理のため、家の中に閉じこもっているだけでなく、新鮮な空気の中での運動を推奨しています。
Feriの行動パターンは、このブログの読者の皆さまならご存じのとおり、季節を通じてお散歩の終点はホイリゲです。
歩いて適度に体を動かしたあと、ホイリゲで頂くGRÜNER VELTLINERは一段と美味しく感じるものです。まぁ、このような行動パターンのウィーン子も多いようです。
が、現在、Covid-19感染拡大のためホイリゲを含む飲食店の営業は禁止。そのため、「お散歩の後の楽しみ」(自分へのご褒美)が無くなってしまったのが、残念無念。
そんな中、ウィーン南部Thermenregion地区にあるWeingutがSchachterlheurigenを営業しています。
Schachterlheurigenは、持ち帰り用の軽食やワインを販売するお店。つまり「Heurigen to go」。
ホイリゲのお持ち帰りです。考えましたね。通常は各Weingutが特定の日にちに臨時に店を開けて、販売します。
そして驚くことにGumpoldskirchen(今回、写真で紹介したホイリゲ街のある街)にはワイン自動販売機(Weinautomat)が設置され、13のWeingutが厳選したワインを適切な温度管理の下、24時間、提供しているのです。
このアイデアを発案したのはワイン生産者協会のRobert Grill氏とJohannes Hofer氏。Covid-19感染拡大によるロックダウンで壊滅的な被害を被っているWeingutを救うためのアイデアです。
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