変わったお店シリーズ148 Bushdoctor
今日は、日本では、まず見ることができない本当に「変わったお店」です。
先日、Schottentorの地下停留所に行ったところ、以前、飲食店が入っていた場所が「Bushdoctor」というお店に衣替えしていました。ちなみに、この場所は何回かお店が変わっていますが、その経緯は、後日、改めて‥
実際、お店には入りませんでしたが、ガラス張りの店内で、中の様子はよくわかります。どうも、Aromablütenという表示からアロマ関係の各種商品を取り扱っているような雰囲気でした。
その時は、あまり気にとめなかったのですが、記事をまとめる際に同店のホームページを見たところ、びっくりするような事実が‥
実は、同店は「オーストリアで最も有名な大麻関連商品を扱うお店」だったのです。
Bushdoctor GmbHの本社は、7区 Kirchengasse にあるそうで、リアル店舗だけでなく、オンラインショップも大々的に展開しています。
同社は1998年に創業し、大麻栽培に必要な各種の園芸用品(初心者用キットというのもありました)をはじめ、吸引用の器具(大麻は、パイプ、ジョイント、水パイプ、気化器などで摂取するそうです)など取り扱っているそうです。
パイプは、木、金属、ガラス、陶器など、様々な素材で作られており、その形状も多用。実際、店頭にも、色々なパイプが並んでいたようです。
皆さまはご存じのように、日本では大麻は御法度。無許可所持に最高懲役5年、営利目的栽培には懲役10年という重い刑罰が課せられます。
ところが海外では、大麻が合法化されている国(ヨーロッパではオランダが有名ですが‥)もあるほか、非犯罪化という扱いになっている国が増えているとか‥
非犯罪化というのは、違法でもなく、合法でもないグレーゾーン。一応、取り締まるための法律はあるものの、実際には運用されていない状態を指すそうです。
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