May 28, 2017

ホイリゲのバックルームで‥

Img_2017_02_0742

早いもので、5月も最終週に入りますね。日本では給料日後の週末なので、街中は賑わうことでしょう。

最近、「ホイリゲの話題」から遠ざかってしまっているので、今日は久しぶりにホイリゲ登場です。

2016年10月、このブログでもご紹介したことがありますが、オーストリアでは飲食店で売上の厳密な管理が要求されるようになりました。

これは脱税を防ぐための施策だそうです。まぁ、どこの国でも、実際に商品の受け渡しが行われない飲食店の場合、売上をごまかす輩がいる訳で、それを防止することで、納税に対する不公平感をなくそうという話です。

以前は小さなホイリゲやCaféなどの場合、レジスターなどがないところも多かったのですが、法令により、現在は、設置と売上の登録に加えて、お客さまに対してRechnung(レシート)を渡すことも義務づけられました。

Img_2016_12_0794

その関係でしょうか、最近はホイリゲの中には、PDAを使ってオーダーの段階で売上登録をするところも増えてきました。この他、確かに手間は省けますからね。

さらにオーダーがバックルームに伝わるシステムになっているところもあり、効率的な店舗運営を行っているところもあります。

もちろん、従来のように手書きでオーダーをとってから、バックルームに戻って入力するスタイルも健在です。

ホイリゲの多くは、お料理はビュフェで購入し、その場で会計を済ますのに対し、Wineを始めとする飲み物は最後に会計を行います。

Continue reading "ホイリゲのバックルームで‥"

| | Comments (0)

September 22, 2016

老人ホームのお楽しみ会はホイリゲで‥

Img_2016_09_0854

今日、9月22日、日本は「秋分の日」でお休みですね。先日、「仲秋の名月」をウィーンで観ましたが、印象的な付きでした。

さて、今日は「ホイリゲの話題」をお伝えしましょう。9月中旬になっても暑かった今年のウィーンでは、ホイリゲもシャニガルテンが人気でした。

夜遅くになってもシャニガルテンで、ワインを傾けるお客さまの多かったこと‥
Img_2016_09_0306

さて、先日、Feriが贔屓にしている某ホイリゲに出かけた時の話です。通常は16時開店なので、その時間に合わせて出かけました。

ちょうど、店に到着したのが16時。普通はFeriが一番乗りになることが多いのですが、この日は、表からはよく見えないシャニガルテンからは、賑やかな話し声が聞こえてくるではありませんか?

“貸切パーティーでもやっているのかな”と思って店内に入ると、ちょっとまとまった人数のグループがシャニガルテンを利用していました。

Img_2016_09_0303


お気に入りのワインを飲みながら、その団体を見ていると、お客さまの半数が車いすを利用しているお年寄りです。

どうも、近くにある老人ホームの一考らしく「お楽しみ会」として、通常の営業時間よりも早くやってきたような雰囲気でした。

入居者全員が車いすなので、入居者の人数だけ、介護者がついているような感じだったので、人数が多かったのですね。

皆さん、ワインはもちろん、軽食などを召し上がりながら、黄昏時を楽しんでいらっしゃいました。

その中に、中東系と思われる若い男女の介護者がいました。担当している入居者の男性(かなりのお歳と思われます)が、一生懸命、介護者の男性にドイツ語を教えていました。

Continue reading "老人ホームのお楽しみ会はホイリゲで‥"

| | Comments (1)

August 27, 2016

Bad Fischau-BrunnのWienstube を訪ねて

Img_2016_08_2806

今日はひさしぶりに「ホイリゲ関連の話題」をお届けしましょう。

夏休み中、Wiener Neustadt近くに住む友人から、Wienに戻る前にBad Fischau-Brunnにご招待しますから、是非‥というお誘いを受けました。

このブログでも何回かご紹介していますが、Bad Fischau-BrunnはWiener Neustadtに隣接する小さな街ですが、ワインの生産が盛んで、期間限定営業のホイリゲがあるので有名です。

せっかくのお誘いなので、喜んでBad Fischau-Brunnに宿泊し、ゆっくりワインを楽しみながら、友人と語り合うことにしました。

Img_2016_08_2815

例年、この時期に営業しているホイリゲも、なかなか良い雰囲気があってお気に入りなのですが、友人がHeurigenkalenderで調べてくれたもう一軒、Wienstube Goldfussが営業しているので、今回は、こちらにも顔を出しました。

Bad Fischau-Brunnの中心から少し離れていますが、歩いて十分に行くことができる距離です。

Wienstubeなので、本格的なお食事を楽しむことができます。到着したのが、ちょうど19時前だったので、シャニガルテンは平日にもかかわらず、夕食を楽しむグループで賑わっていました。

Continue reading "Bad Fischau-BrunnのWienstube を訪ねて"

| | Comments (0)

August 03, 2016

副店長さんはお散歩中

Img_2013_06_7214

今日は「ホイリゲの副店長にまつわる話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内のホイリゲには個性的なお店も沢山あります。その一つに、修道院が経営するホイリゲがあります。

このホイリゲは、ワインの収穫量が少ないこともあり、営業期間が限られています。そのため、営業日には開店前からお客さまが玄関の前で待っているという「人気店」です。

Img_2014_10_7533

Feriが17区に住んでいた時は、徒歩圏だったので、本当にお気に入りのお店でした。このお店ですが、修道院が経営しているため、店長(オーバーケルナー)はMichael Landrichterさんという神父さんです。ミサの際、お見かけしたこともあります。

そして、副店長はJiriというお名前です。実はJiriは「人」ではなく、修道院で飼っている犬なのです。

Img_2013_06_6122

店長さんを中心に世話をしているようで、ホイリゲが営業を開始する時刻には、店長さんと一緒に玄関先で、お客さまを出迎えます。

ただ、開店後は、店長さんも接客やスタッフへの指示で忙しいため、店内よりも、入り口近くにある「The Dog Bar」付近にいることが多いようです。

ちなみにトップの写真で、楽団のメンバーとワインを傾けているのが、店長のMichael Landrichterさんです。これも「お仕事の一環」と言ったところでしょうか。

Continue reading "副店長さんはお散歩中"

| | Comments (0)

July 01, 2016

深夜のホイリゲも、また楽し‥

Img_2016_04_1515

早いもので、今日から7月です。ウィーンでは各劇場の2015/16シーズンも終了し、夏休みに入りました。この期間を利用して、設備の改修を行う劇場もありますし、劇場を他の後援団体に貸し出すケースも出てきます。

一方、アンサンブルのメンバーは、2016/17シーズンの新プログラムに向けての稽古などを行う他、各地の音楽祭に出演することも多いようです。いずれにしても、これから2ヵ月間は、フォルクスオーパー通いとも、しばしのお別れです。

さて、7月最初の話題は、オペレッタと並ぶFeriのお気に入りホイリゲです。

ホイリゲの多くは、店の中庭などにシャニガルテンを設けています。さすがに寒い時期は閉鎖されていますが、季候が良くなってくると、お客さまは、店内よりもシャニガルテンの方を好んで利用されるようです。

気温が上がると、店内が暑くなるので、シャニガルテンでさわやかな風を感じながら、仲間と語り合いながらワインを楽しみたいと考えるとは、当然かもしれません。

日が長くなる、この時期、Feriが好きな時間帯は「黄昏時」です。劇場通いがない日、18時から21時くらいまで、刻々と変化する空の色を楽しみながらワインを傾けるのは、最高の贅沢だと思う瞬間もあります。

最近はウィーンも、中心部は人も多く、忙しないですが、ホイリゲでの「この時間」は、時の流れもゆったりしているような感覚になります。いわゆる「ウィーン時間」でしょうか。

Img_2015_06_0621

最近は時間に余裕があるときは、フォルクスオーパーのオペレッタ観賞前に、ホイリゲに立ち寄り、「黄昏時の一時」を楽しむことがあります。ちなみに2枚目の写真は「黄昏時のシャニガルテン」です。

こういった時は、劇場で鑑賞中はワインは頂きません。そして、舞台がはねてからは、ゆっくりアパートへ戻り、自室でクールダウン‥というのが普通のライフスタイルです。

ところが、日本へ戻る日程が決まった時、しばらく贔屓のホイリゲにも顔を出すことができなくなるため、フォルクスオーパーでのオペレッタ観賞を終えてから、再度、ホイリゲに立ち寄ったことがあります。

フォルクスオーパーのオペレッタは、22時前にお開きになるのが一般的なので、路面電車がうまいタイミングで来ると22時20分頃には、馴染みのホイリゲに到着します。

日本では、午前0時までやっている普通の飲食店は少ないですが、こちらではナイトライフを楽しむ人が多いため、ホイリゲでも午前0時頃まで営業している店もあります。

Continue reading "深夜のホイリゲも、また楽し‥"

| | Comments (0)

May 06, 2016

頭が痛い「値上げの季節」(ホイリゲ編)

Img_2016_04_0947

日本は昨日の5月5日までが「公式のゴールデンウィーク」でしたが、7日が土曜日のため、某社では「2日休めば10連休」といったキャンペーンを張っていたと耳にしました。

つまり、オーストリア風に言えば「6日の金曜日」は、「窓の日」となる訳です。オーストリアでは、祝日と休日の間の日を「窓の日」と呼び、ズル休みが増えるとされています。とくに公務員の‥

まじめな日本人の場合は、ズル休み少ないと思いますが‥

さて、今日は「物価の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアでは、ふと気がつくと「ものの値段が上がっている」ということが時々あります。

もちろん、「ものの値段が上がる」には、それなりの理由があるのだと思いますが、残念ながらFeriは、その背景については詳しくありません。

ここ1~2年感じるのは、ホイリゲのワインが値上がりしていることです。

Img_2016_04_1239

ホイリゲでも、製造した年数がはっきりしているワインについては、生産量や品質の関係もあり、値段が変わるのはわかるのですが、いわゆる各ホイリゲの定番ワイン(Heuriger)の値段が徐々に上がっているのです。

3月末からお山のホイリゲも冬眠から覚めたので、馴染みの店に行ってみると前シーズンよりも20centほど上がっていました。2.6Euroだったものが、2.8Euroという具合です。

また、別の馴染みのホイリゲでは、2.8Euroが3.0Euroになっていました。

2.8Euroの頃は、二杯飲んだ場合、チップ込みで6Euroの支払というパターンが多かったのですが、今はプラスαが必要ですね‥トホホ‥

Continue reading "頭が痛い「値上げの季節」(ホイリゲ編)"

| | Comments (0)

April 05, 2016

番外編 「NHK 世界入りにくい居酒屋 ウィーン編」

Sn00547

今日は番外編として「日本のテレビ番組に関する話題」をお伝えしましょう。しかし、番外編なのにカテゴリーがホイリゲという変わった記事になりました。

先日、日本の友人から、“Feriさん、NHKで「世界で入りにくい居酒屋」というシリーズ番組が放送されていたのだけれども、最終回の3月24日は「ウィーン編」だったよ”という連絡をもらいました。

彼のメールによると、Zwölf-Apostelkeller(ツボルフ・アポストロケラー)が紹介されたとか‥

Sn00548

この番組ですが、副題が「地元の人しか知らないディープな名店を紹介する番組です」というコンセプトのようです。

しかし、Zwölf-Apostelkellerは、インナーシュタット(1区)のSonnenfelsgasse 3にあるシュタット・ホイリゲで、正直、こちらでは「かなり有名な店」です。

Img_2014_12_9139

実際、店は地下にあるので、一見さんの場合、入るのに勇気がいるかもしれませんが、Feriが贔屓にしている16区や18区の「地元密着ホイリゲ」に比べると、最近では観光地化しているような気がします。

確か、最近ではWiener Linienの地下鉄駅構内にも同店の宣伝が大々的に出ていたと思います(ストックの写真を探したらMesse-Prater駅のプラットホームに出ている同店の広告看板が見つかりました)。

Img_2014_12_9883

店内は、地下ということもあって、煉瓦造りのアーチが特徴です。

店内の雰囲気はAlbertina美術館の下にあるAugustinerkellerに似ています(Augustinerkellerは地下ではありませんが‥)。

こちらは、国立歌劇場に近いこともあって、Feriも、昔は、オペラがはねた後、よく利用していました。ただ、ここも観光名所ですからね‥

一般的に地元密着のホイリゲが16時開店(営業期間が短いホイリゲは15時開店のところもありますが‥)であるのに対し、Zwölf-Apostelkellerは毎日11時開店(閉店は24時)と、いかにも“観光客の皆さまもどうぞ”といった営業体制です。

その昔は、Feriもこういった感じのホイリゲが気に入っていたのですが、だんだん、地元の皆さんに同化してしまい、最近は、この手のお店はちょっと苦手になってしまいました。別に嫌いな訳ではありませんので‥

Continue reading "番外編 「NHK 世界入りにくい居酒屋 ウィーン編」"

| | Comments (6)

February 20, 2016

23区 Mauerのホイリゲを訪ねて

Img_2016_02_9517

このところウィーンはぐずつき気味のすっきりしないお天気です。18日から19日にかけては雨になりました。ただ、気温が高いため、雪になりません。街ではイースターの飾りが増えてきました。

さて、今日は「ホイリゲの話題」です。

ウィーンは東京と同じく23の区がありますが、1区、10区、11区、16区、17区、19区、20区、21区、23区にホイリゲがあります。

Feriは普通、16区、19区当たりのホイリゲに行くことが多いのですが、今日は23区のホイリゲをご紹介しましょう。

Img_2016_02_9525

23区(Liesing区)にもホイリゲが集まっている場所があります。Mauerという地区も、その一つ。

ところで、皆さんは東京の23区は、どこだかご存じですか。23区内では最東端に位置する江戸川区だそうです。

いつもは馴染みのホイリゲに行くことが増えているFeriですが、たまたま馴染みの店が定休日だったので、Mauerのホイリゲを訪ねてみることにしました。

実はアパートがある5区からは、以外と便利。地下鉄U4でHietzingまで行き、そこから路面電車60系統を利用すれば、Mauerまで一直線です。

Feriが訪問した当日、実は路面電車60系統にトラブルがあったのですが、こちらの話題は改めて‥

Continue reading "23区 Mauerのホイリゲを訪ねて"

| | Comments (0)

December 24, 2015

クリスマス前のホイリゲにて‥

Img_2015_12_7220_01

今日はHeiligabend(クリスマス・イブ)ですが、皆さまは、どのようにお過ごしでしょうか。こちらでは、お店は午後、早い時間で閉店します。そして、働いている皆さんも、自宅に戻ってご家族と過ごします。深夜に教会で行われるミサに参列する方もいらっしゃるでしょう。

23日からクリスマス休暇に入る方が多く、午後、ウィーンから地方へ行く列車は大混雑だったようです。Feriは所用があったWestbahnHofへ立ち寄りましたが、WestBahnの列車もほぼ満席。立っているお客さまも出ていました。

ところで、Feriは、どうもクリスマス・イブというと軽い感じがして好きではありません。Heiligabendの方が、荘厳な感じがして気に入っています。

今年は、27日が日曜日なので、基本的にスーパーマーケットなどもお休みです。そのため、24日の午後から、4日間は買い置きで生活をする必要があります。

24日の朝を迎えましたが、この時期のウィーンにしては珍しい晴れた空が広がっています。

さて、今日は久しぶりに「ホイリゲの話題」をお伝えしましょう。

Neustifte周辺のホイリゲには12月25日も営業しているところが数軒ありますが、地元密着のホイリゲは、その前からクリスマス休暇に入ってしまうところが多いようです。

何しろ、働いている人がクリスマス休暇に入ってしまうので、やむを得ませんね。当然、そのまま年末・年始休暇になだれ込み、新年の営業開始は第2週当たりからのところもあります。

すでに、この時期、Feriが贔屓にしているホイリゲは、すでにクリスマス休暇に入ってしまっています。

残り少なくなった営業日。時間があると、つい足が向いてしまうのが「酒飲みの性」。

Continue reading "クリスマス前のホイリゲにて‥"

| | Comments (0)

October 07, 2015

ホイリゲも色々

Img_2015_08_2791_001

招へい元の倒産などにより、ブダペストオペレッタ劇場が来日しなくなって、かなりたちますが、友人からの情報によると、2016年1月に、一部のメンバーがニューイヤーコンサートで来日するそうです。

モーニカ・フィシュルさんも来日するようで、音楽監督のラースロー・マクラーリさんがピアノ伴奏を担当するとか。Feriも最近はすっかりブダペストもご無沙汰ですね。

さて、今日は「ホイリゲの話題」をお届けしましょう。

NeustiftやGrinzingにあるホイリゲの中には、観光客の皆さまが利用することメインにしたお店がありますが、Feriは、どちらかと言うと、地元の皆さんが沢山、集まる「地元密着のホイリゲ」がお気に入り。

ウィーン市内にも、そういった「地元密着のホイリゲ」が沢山ありますが、郊外に行くと、そういうお店が増えるような気がします。

ニーダーエスターライヒ州のBad Fischau – Brunnは、個性的なホイリゲが沢山ある街です。まだ利用したことはないのですが、以前、このブログでご紹介した「たまごの自動販売機」があるのも、実はホイリゲなのですよね。Feriは、近くに友人夫婦が住んでいるため、時々、出かけることがあります。

以前もご紹介しましたが、Bad Fischau – Brunnのホイリゲは、ワインの生産量が少ないため、1週間毎の輪番制で営業しています。ごく希に、二つのお店の営業期間が重なっていることがありますが‥ 

Continue reading "ホイリゲも色々"

| | Comments (2)