May 19, 2021

ロックダウン解除に寄せて‥心豊かにしてくれる「美味しいお食事」

2021051711ウィーンでは5月17日から学校の対面授業が再開したのを皮切りに、いよいよ本日、5月19日から一定の条件はありますが、飲食店やホテルが営業を再開します。

まだ、入国制限が厳しいため、ホテルなどが海外からのお客さまをお迎えするには若干、時間がかかるかもしれません。

この記事は18日の深夜にまとめているので、実際の状況については、追ってお知らせすることになると思います。

しかし、飲食店の営業再開を心待ちにしている人たちは多いと思います。別に高級レストランに出かけて、高価な食事を‥という訳ではありません。

2021051712Covid-19感染拡大前、黄昏時にホイリゲに出向くと、一人暮らしと思われるご年配のお客さまが静かにお食事を召し上がっている光景を良く目にしました。

一人暮らしになると、どうしても食事の準備が面倒になり、簡単なもので済ませてしまうことが多いような気がします。

特に一人前だけ作るというのは、意外と大変。そのように考えると、時々、外食‥という選択肢もあると思います。

このブログを古くからご覧の方はご存じかと思いますが、ホイリゲでの「Feriスタイル」は、ズバリ「飲むだけ」。ホイリゲにとって、本音では「ありがたくないお客さま」かもしれませんが、意外と、このスタイルのお客さまも見かけます。

2021051713そうは言っても、シュパーゲルの季節などには「美味しいお食事」を無性に食べたくなることがあります。

友人と一緒に食事をするは、これまた格別ですが、一人でフラリとお目当てのバイスルに出かけて、シャニガルテンで食事することも‥

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April 15, 2021

Von Breitenbrunn am Neusiedler See ワインのプレゼント作戦

2021041401今日は「ワインをプレゼントした友人の話」をお届けしましょう。

先日、Feriの友人、森野由みさんご夫婦から日本の親しい方にオーストリアからワインをプレゼントしたという話を聞きました。

ご存じのように現在、オーストリアと日本は自由に往来できません。そこで、今まで色々とお世話になった方にお好きなオーストリアワインを贈ることにしたというお話。

ご主人が仕事でお付き合いがあるブルゲンラント州BreitenbrunnにあるWEINGUT Höplerに相談したところ、日本への送付を快諾してくれたそうです。右の男性が現オーナーのChristof Höplerさんです。

日本でオーストリアワインを販売している代理店に委託すれば、遙かに早く日本にお住まいのお知り合いにお届けできるのでしょうが、ここは彼女特有の「こだわり」。

イースターに間に合うように準備を進めていたようですが、如何せん、航空便の削減をはじめ、ヨーロッパと日本の間を結ぶ輸送事情が芳しくなく、到着はいつになるか‥

2021041406依頼を受けたWEINGUT Höplerでは3月25日、地元の郵便局へ持ち込み、日本へ発送の手続きをとったようです。果たして4月4日のイースター前に届くか?

 その後、日本に住む送り先の友人から4月10日到着の連絡が入ったそうです。1週間ほど遅れてしまいましたが、Covid-19感染拡大による物流混乱の中、無事、到着したのは何よりです。

なお、贈られた本人には内緒。あいにく配送当日はご不在で郵便局の不在連絡票にEMSと書かれていて、何が来たのかと思ったそうです。

ちなみに段ボールに貼ってあった伝票を精査したところ、実際にはSAL便だったようです。SAL便は空いている航空便を利用するため、若干、時間がかかりますが、その分、送料は安くなるのは皆さま、ご存じのとおり。

2021041402ちなみ気になる送料は50Euro強だったというお話です。国際小包は追跡システムがあるため、後日、調べたところ、オーストリアの国際交換局(Wien)を出発したのは4月1日の12時。

意外とオーストリア国内でタイムロスをしていることがわかります。

そして、日本の国際交換局(神奈川県川崎)に到着したのが4月9日11時過ぎ、直ちに通関を終えて、同日15時には送り先の地元郵便局へ発送されていたそうです。

段ボールには到着空港がNRT(成田)となっていましたが、OS51便に載ってきたのかどうかは不明。

2021041403現在、OS51便はWienを月曜日に出発しますので、他国経由(乗り継ぎ便)の可能性が大。SAL便の送付伝票を確認すると、何と載ってきた便と経由地が判明しました。

4月2日 VIE-QR184-DOH(B787-8)
4月4日 DOH-QR806-NRT(B777-300ER)

何とワインはカタール航空(Qatar Airways)でドーハ経由で日本までやって来たことがわかりました。南回りだったのですね。

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March 20, 2021

今秋、シェーンブルン宮殿にImperialer Heuriger "Joseph II."誕生へ

2021031901Covid-19感染拡大で厳しい経営状況が続いている飲食店業界ですが、今日は「明るい話題」をお届けしましょう。

Schönbrunn Kultur- und Betriebsgesellschaft(SKB、シェーンブルン宮殿文化・芸術振興財団)は、先日、シェーンブルン宮殿に開設されるホイリゲの名称を“Joseph II.”に決定したと発表しました。

2021年秋のオープン予定で、同時にオペレーターも、現在、シェーンブルン宮殿で「Cafe Gloriette」を運営しているJosip Susnjara氏が経営するSHIグループに決まりました。

2021031902ホイリゲが作られるのは、現在、"Kontrollorstöckl "と呼ばれるエリアの空き部屋(床面積約350平方メートル、約100席)で、連邦記念物保護局と連携して、改装工事が行われています。

屋内とは別に、約130平方メートルのシャニガルテン(約75席)も準備されます。

ホイリゲには中庭(Meidlinger Viereckl)からはもちろん、Schönbrunner Schloßstraßeからもアクセス可能。つまり庭園が閉まっている時間帯でもホイリゲが利用できる訳です。

ウィーン通の皆さまは、店名が“Joseph II.”となった理由は、もうおわかりですね。

20210319031784年、マリア・テレジアの息子Joseph II.は、ウィーンのワイン生産者に法令により、独自にワインを提供することを許可しました。

という訳で、「ホイリゲ文化」を基礎を築いたJoseph II.に敬意を表して、店名にしたものです。

ホイリゲは、「自家製のワインを提供する」のが原則。実はマリア・テレジア時代、シェーンブルン宮殿には、すでにワイン用ブドウ畑が存在していました。

1744年、マリア・テレジアは、かつての狩猟用ロッジを「夏の離宮」拡張用に拡張するため、庭園北東にある土地を購入。ここにブドウ畑「Liesenpfennig」がありました。

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February 20, 2021

冬のお散歩の途中に立ち寄りたくなる場所‥Heurigen to go

2021021910先日、ウィーンのコロナ信号( Corona-Ampel)がオレンジになりましたが、残念なことに再び赤に逆戻りしました。

逆にオーバーエスターライヒ州はオレンジになりました。一進一退という感じですね。

2021021913さて、今日は週末にふさわしい「お散歩とホイリゲにまつわる話題」です。

ウィーン子は寒い冬でもお散歩は大好き。ロックダウンは解除されたとは言え、Covid-19感染拡大の影響で現時点で長距離旅行やスキー休暇はほとんど不可能。

そのため、自宅から徒歩で楽しめるお散歩やハイキングが、今やトレンディな個人的イベントです。また、ウィーン市でも健康管理のため、家の中に閉じこもっているだけでなく、新鮮な空気の中での運動を推奨しています。

Feriの行動パターンは、このブログの読者の皆さまならご存じのとおり、季節を通じてお散歩の終点はホイリゲです。

2021021912歩いて適度に体を動かしたあと、ホイリゲで頂くGRÜNER VELTLINERは一段と美味しく感じるものです。まぁ、このような行動パターンのウィーン子も多いようです。

が、現在、Covid-19感染拡大のためホイリゲを含む飲食店の営業は禁止。そのため、「お散歩の後の楽しみ」(自分へのご褒美)が無くなってしまったのが、残念無念。

そんな中、ウィーン南部Thermenregion地区にあるWeingutがSchachterlheurigenを営業しています。

2021021911Schachterlheurigenは、持ち帰り用の軽食やワインを販売するお店。つまり「Heurigen to go」。

ホイリゲのお持ち帰りです。考えましたね。通常は各Weingutが特定の日にちに臨時に店を開けて、販売します。

そして驚くことにGumpoldskirchen(今回、写真で紹介したホイリゲ街のある街)にはワイン自動販売機(Weinautomat)が設置され、13のWeingutが厳選したワインを適切な温度管理の下、24時間、提供しているのです。

このアイデアを発案したのはワイン生産者協会のRobert Grill氏とJohannes Hofer氏。Covid-19感染拡大によるロックダウンで壊滅的な被害を被っているWeingutを救うためのアイデアです。

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September 23, 2020

「14. Weinwandertag der Stadt Wien」は10月3日・4日に開催

2020092101最初に残念なニュースから。Wiener Opernball 2021 (2021年オペラ座舞踏会、2021年2月11日に開催予定)の中止を政府が決定したことが報道されました。これは新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもの。

ただ、オーストリアを代表する文化的行事であるため、政府も慎重に検討したようです。また、劇場側の経済的損失は政府が補償する案も検討されているもようです。オペラ座舞踏会は、湾岸戦争が発生した1991年にも中止されたことがあります。

なお、毎年、開催される職業団体による舞踏会の中には、既に中止が決まったものもあります。

さて、今日はウィーン秋の定番行事「ワインハイキングの話題」をお届けしましょう。

例年、9月下旬に実施されることが多かったWiener Weinwandertag(ワインハイキング)ですが、第14回となる今年は、10月3日・4日の両日、開催されることが発表されました。開催時間は両日とも10時から18時まで。

2020092103新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が心配されていましたが、第14回目を迎える今年は、様々な対策を施した上での実施となったものです。
コースは、以下の4つ。

-16区:Ottakring(4.5km)

-19区:Neustift am Walde-Nussdorf間(10.8km)

-21区:Strebersdorf-Stammersdorf間(9.6km)

2020092104-23区:Mauer(4.6km)

このブログでも何回かお伝えしているように「ワインハイキング」は、ウィーンのブドウ畑に設定されたコースを巡るものです。

十分なスペースがあるハイキングルートなので、ソーシャルディスタンスの確保も比較的容易です。

2020092105しかし、今回、開催に当たって「安全なワインハイキング」を実施するため、ウィーン医科大学の衛生専門家によるアドバイスを得て、包括的な対策が立てられています。

何しろ翌週がウィーン市議会議員選挙。ここでパンデミックが発生したら、選挙結果にも影響が出そうですから‥以下、自粛‥

まず、参加者の集中を避けるため、昨年のような支援プログラムは中止されます。

2020092106以前はスタンプラリーのような企画もありましたが、今回はなくなったようです。要するに純粋な「ワインハイキング」に原点回帰といったところでしょうか。

コースに点在するLabestationen(軽食ステーション)では、「参加者の密」を避けるため、地域の条件に応じて、グリッドとフロアマーキングが設置されます。

また、ワインや軽食を求めるために並ぶ場合、マスクなど、口と鼻を保護する用具の着用が義務づけられます。

確かに以前の写真を見ると、コース上は大丈夫ですが、ステーションやホイリゲは「密」になってしますね。

Weingut Wien Cobenzlは、利用者が最大250名に限定されるほか、新しいホイリゲGenuss am Cobenzlは100名が利用できるスペースが提供されます。

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July 03, 2020

ホイリゲランキング Falstaff Heurigen Trophy

20200703107月4日から「新しい生活様式」に基づいた「Film Festival 2020 auf dem Wiener Rathausplatz」がスタートします。

すでに会場の準備も整ったようですが、「枡席」のような感じですね。ただ、逆に混雑を気にせず、ゆったりと観賞できるというメリットはありそうです。

人混みが苦手なFeri向きでしょうか‥ただ、さすがに1人ではねぇ‥

さて、今日は、久しぶりに「ホイリゲの話題」をお届けしましょう。

2020070304ホイリゲ文化とワインをこよなく愛するオーストリアの皆さんですが、Falstaff Verlags-Gesellschaft m.b.H.という組織が毎年、「Falstaff Heurigen Trophy」という表彰を行っています。

これは、ファルスタッフのチームが、オーストリア内にある約1500軒のHeurigeやBuschenschankを、利用者の投票も参考に、料理、ワイン、雰囲気、サービスという観点で独自に評価。ランキングしたものです。

専門家による評価だけでなく、利用者の投票(今回は25000件以上)を加味している点が特徴です。

2020070308このブログではお伝えしたことが無かったかもしれませんが、Buschenschank(ブシェンシャンク)はHeurigeと同じく自家製ワインを提供するお店(居酒屋という表現に抵抗があるFeri‥)ですが、提供するお料理も自家製に限定している点が異なります。

実際、Heurigeという名称でも、お料理を自家製に限定しているところもありますが‥

ランキングには470軒が掲載されていますが、得点は100点満点で、要素毎に持ち点が異なっています。

ちなみにEssen(料理)は40ポイント、Wien(ワイン)は30ポイント、Ambiente(雰囲気)は20ポイント、Service(サービス)は10ポイントです。

2020070302そのため、総合点では同点も多数、存在します。また「ブドウの房」(Falstaff Trauben)の数で格付けが表示されています。こちらは4つが最高です(100~95が4つ、94~90が3つ、89~85が2つ、84~80が1つ)。ポイントと連動しているので、目安ですね。

各店舗のページにはピクトグラムを使った案内もありますが、Nur Eigenwein(自家製ワインのみ)という表示も掲載されています。

このピクトグラムも、今までに見たことのないものが多く、細かく見ると楽しそうです(笑)。

さて、今年、ウィーンでトップを獲得したのはHeuriger Wieninger(21区)で、得点は95ポイント。内訳は料理38ポイント、ワイン30ポイント、雰囲気18ポイント、サービス9ポイントです。ちなみに昨年よりもランクアップしました。

2020070307逆に同点ながら昨年の96ポイントから95ポイントにランクダウンしたのがHeuriger Edlmoser(23区)。こちらも好評価ですが、ワンポイント下がったことから、同点ながら次点という位置づけ。

さて、気になるのはFeriが贔屓にしているホイリゲの評価。店名は掲載しませんが、19区の某店は86ポイント(料理34ポイント、ワイン25ポイント、雰囲気18ポイント、サービス9ポイント)でした。

ちなみに昨年も86ポイントで変わらず。家族的な雰囲気で、地元民ご用達なので雰囲気が18ポイントというのはわかる気がします。

ちなみにワンポイントコメントにも「親しみやすく居心地の良い雰囲気」という記述が見られ、Feriと同じ見方をしているこがわかります。ちなみにFalstaff Traubenは2つです。

2020070305そして、Feriの体調を気遣ってくれたおばちゃんがいる16区の某店も86ポイント(料理34ポイント、ワイン25ポイント、雰囲気18ポイント、サービス9ポイント)。

ここはお料理が美味しいので有名ですが、意外に料理のポイント伸びていない気がします。

2020070306また、個人的には、ここのGRÜNER VELTLINERはお気に入りなのでが‥なお、Falstaff Traubenは2つです。

この他、同じく16区でちょっと山に入ったところにある営業期間が短い某店もお気に入りの1つ。

こちらは87ポイント(料理35ポイント、ワイン25ポイント、雰囲気18ポイント、サービス9ポイント)でした。ただ、昨年なら総合で1ポイントダウン。

Feriは、ここではお料理を頂いたことはありませんが、伝統的なホイリゲの料理以外おメニューが評価されているようです。

2020070301そして、営業期間が極めて限定されている17区の修道院経営のホイリゲStift St. Peterは、84ポイント(料理33ポイント、ワイン24ポイント、雰囲気18ポイント、サービス9ポイント)でした。

人気が高いので、もっと高評価かと思ったのですが、意外です。なお、ここはブシェンシャンクとして紹介されています。

何しろ料理に使う食材の多くは、修道院の農園で収穫されたものですから‥

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June 10, 2020

黄昏のCobenzlでピクニックを楽しもう!!

2020061001今日は「手軽なレジャーの話題」をお届けしましょう。自然が豊富な街ウィーン。ウィーンの森やドナウ島などハイキングに最適な場所が沢山あります。

新型コロナウイルス感染防止のためのロックダウンが解除されたのを受けて、6月11日からWeingut Cobenzlとimpacts Cateringが共同で、ピクニックボックス(Picknick-Genussbox)の提供を始めました。

事前に申し込みをしておき、当日、オーストリア料理とワインがセットになったピクニックボックスをimpacts Picknick Hütteで受け取り、ピクニックをお楽しみくださいという趣向です。

ピクニック用の広いスペースも用意されており、Feriが大好きな黄昏時のウィーンを堪能できます。確かにCobenzelの夕日は美しい‥

という訳で、今夏、遠くに出かけなくてもウィーン市内でバカンスを気分を楽しめます。

2020061002Genuss am Cobenzl」のベースとなるのはPicknick-Hütteで、芝生の中で本格的なピクニックを楽しむことができます。

また、ブドウ畑の中にはHeurigen-Garniturenも30箇所、設置されるようです。トイレなども設置されるので、安心してピクニックを楽しめます。何となく毎年、秋に実施しているワイン・ハイキングとイメージが重なります。

なお、「Genuss am Cobenzl」には公共交通機関でもアクセスが可能。HeiligenstadtまたはGrinzingから路線バス38Aで、Cobenzl Parkplatz停留所へ。ここから徒歩で、Höhenstraße/Oberer Reisenbergweg方面へ向かいます。

impacts Picknick Hütteでは、季節のオーストリア料理や各種ワインなどを販売しており、当日の購入も可能です。

なお、事前にインターネット(www.impacts.shop)でピクニックボックスをオーダーすると、テーブル席が予約されるシステムになっています。

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May 18, 2020

Weingut Cobenzlがバーチャルワイン試飲会を企画

20200518015月15日から、オーストリアではレストランやカフェなどの飲食店が営業を再開しました(営業時間は6時~23時まで、クラブ、ディスコは除く)。気になるのはお客さまが戻ってきたかどうか‥という点。

ウィーンでは、週末、天気が悪かったこともあり、予想よりもお客さまの入りは悪かったようです。天気が良ければ、感染リスクが比較的少ないシャニガルテンという手もありますが、如何せん、天気が悪いと‥ ただ、高級レストランは、それなりにお客さまが来店したようです。

飲食店の場合、2ヵ月間という長期のロックダウンを経験しているため、住民が外出することに慎重になっているという背景もあります。物販店も、飲食店の営業再開で、来店客数が増えると期待していたようですが、思った程、伸びなかったとか‥

特に旧市街のKärntner Straßなどは、閑散としていたようです。まぁ、あの当たりは、基本的に外国人観光客が多かったですから、地元の方だけとなると、人出は限られますね。

また、オーストリアでもテレワークが推奨された結果、ランチタイムのお客さまが激減しているようです。

2020051802この他、従業員にはマスク着用が義務づけられていますが、働きにくいという不満が募っているようです。このような状況を見ると、経済の復興には、かなり時間がかかりそうです。

また、教会のミサも再開されましたが、Stephansdomでは、参列した信徒に賛美歌の斉唱をしないように案内があったようです。

そんな中、5月15日からWeingut Cobenzlがユニークな企画を実施しました。「テイスティングボックスとバーチャルワイン試飲会」です。

例年ですと、Weingut Cobenzlでは5月に「Tag der offenen Kellertür」(オープンハウス)を開催しています。Feriも、過去に何回か行ったことがあります。

最初に試飲券を買って、これを使ってテイスティングを楽しむという楽しい行事。通常のテイスティングルームだけではなく、工場内に仮設の客席が設置されます。

2020051803しかし、多くの人が集まる行事のため、今年は中止。そこで、代わりに企画されたのが、「自宅でワイン試飲会を楽しもう」というものです。

Weingut CobenzlのマネジャーであるThomas Podsednik氏らが、インターネット上でワインに関するプレゼンテーションを実施。ちなみに5月15日、11時から第1部が配信され、続いて4部まで、週1回配信。これを見てから、自宅でテイスティングをするというものです。

では、テイスティングをするワインは、どうやって入手するのか?という疑問が生まれますが、そこは太っ腹のWeingut Cobenzl。

テイスティングボックス(Die Degustationsboxen 、Wiener Vielfalt & Wiener Lagen)を準備。料金は、通常の50%Off。それに加えて、オーストリア内は送料無料。

2020051805○Verkostungspaket „Wiener Vielfalt“
以下の6本セットで、通常価格85.60Euroが、42.80Euroの特価で提供されます。
-Wiener Gemischter Satz DAC 2019
-Ried Reisenberg - Grinzing, Wiener Gemischter Satz DAC 2019
-Ried Steinberg - Grinzing, 1 ÖTW, Wiener Gemischter Satz DAC 2018
-Grüner Veltliner Grinzing 2019
-Riesling Nussberg 2018
-Cuvée Atrium 2016

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January 05, 2020

興味ある壁画を見つけました

20200105001日本では、今日から「仕事始め」という方が多いと思います。

オーストリアでは1月6日は「Heilige Drei Könige」(三聖王の日)でお休みです。そのため、4日から3連休という方もいたようです。

この日、前後は三博士に扮した子供さんが街中を練り歩く風習があります。国立歌劇場などのロビーにも現れて、歌を披露することもありますね。

さて、今日は「アパートの壁画にまつわる話題」です。

20200105002先日、Ottakringのホイリゲに行く途中、いつもと違う道を歩いていたところ、あるアパートの下巻に写真のような壁画が描かれていました。

あいにく門扉があって、中に入ることはできませんでしたが、門扉の隙間から写真を撮ることができました。

昔の生活を描いた壁画のようですが、向かって右側は「収穫祭のお祭り」のような雰囲気です。そして、左側は、「ワイン造りの模様」を描いたものです。

今でもホイリゲ街に行くとモニュメントとして保存されている圧縮機が後ろに置かれ描ており、ワイン用ブドウを畑から運び、樽に入れる工程が描かれています。

20200105003そして、この壁画の右側は農民がワイン用ブドウを採取している様子のようです。風情がありますね。

1875という数字が見えることから、1875年頃のOttakring付近での生活を描いたものなのでしょう。

今では立派な建物や高層アパートが建ち並ぶOttakring付近ですが、当時はNeustift am Waldeのような雰囲気だったのかもしれません。

皆さまもご存じのようにウィーンは、一国の首都でありながら、市内にワイン用ブドウ畑が612ヘクタールもあります。

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December 22, 2019

完全禁煙化の顛末と涙ぐましいホイリゲの喫煙対策

2019122100712月21日は、Feriの「父の命日」でした。
このブログを長くご覧になっている方はご存じかもしれませんが、平成に入ってから亡くなったため、平成の「天皇誕生日」だった12月23日は火葬場が休業しており、父の葬儀は12月24日になりました。
キリスト教徒(プロテスタントですが)だった父の葬儀が、通っていた教会の礼拝堂でクリスマスイブに執り行われたことに、参列者の多くが、驚いたものです。

さて、今日は「屋内禁煙の話題」をお届けしましょう。先日、コメント欄で2019年11月からオーストリアでは飲食店が室内全面禁煙になった理由についておたずねがありました。

Feriは、政治の専門家ではありませんし、常時、政治関連のニュースをチェックしている訳でもないので、若干、違っているところがあるかもしれません。

20191221001まず、国民党(ÖVP)と自由党(FPÖ)連立政権が、前政権時代の2015年に成立した全面禁煙法案を撤回しました。これには自由党の意向が強く働いたと言われています。
ところが、2019年5月、自由党Heinz-Christian Strache(ハインツ=クリスティアン・シュトラッヘ)党首のスキャンダル(ドイツのテレビ局が放送したイビツァ島でロシア新興財閥の関係者と名乗る女性の密会盗撮ビデオ)が元で、連立政権が終焉を迎えました。

そして、2019年7月、国会で自由党を除く全会一致で、禁煙法案の施行が再可決されました。なお、禁煙法の法案成立時に2019年11月1日から施行と定められていたようです。

201912210044ヵ月間は、全面禁煙準備猶予期間という意味でしょう。しかし、以前は、完全分煙での営業が認められており、そのために多額の費用を使って分煙に踏み切ったCaféも多数あります。

さらに、完全分煙化の費用を捻出できず、営業権を他社に売り渡したCaféも存在します。そのように考えると、釈然としないオーナーさんが多いかもしれません。

実際、今までは喫煙が許可されていた小規模なCaféでも全面禁煙化されたため、玄関脇に灰皿を置いて、寒い中、そこでたばこを吸いながら歓談している愛煙家を多数見かけるようになりました。

20191221002ホイリゲに関しては、ビュフェを境に喫煙室と禁煙室に分けているところが多かったのですが、11月から喫煙室は禁煙室に衣替え。

今はタバコを吸わないFeriにとっては、席が選びやすくなってご機嫌です。暖かい時期でしたら、店外でタバコを吸うことは余り苦にならないかもしれませんが、寒さが厳しい今日この頃。ホイリゲ側も色々な対策をとるようになりました。

20191221003一つは、冬は営業していないシャニガルテンに「小屋」を設置して、そこを禁煙室にするというパターン。ただ、ドアを付ける訳にはいかないため、実質、吹きさらしですが‥

一部のホイリゲでは、喫煙コーナーに暖房装置(遠赤外線電気暖房装置やガスストーブなど)を設置しているようです。Adventの時期は、写真のように電飾をしている喫煙コーナーもあり、ホイリゲの涙ぐましい努力が感じられます。

また、鉄道駅構内もプラットホームも含めて全面禁煙になりました。

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