July 07, 2019

“Schönen abend”

201907070003今日、日本では「七夕」ですが、美しい星空を眺めることができるのでしょうか。
こちらは、こういった風情のある行事はありません。さて、今日は最近、Feriが体験した「挨拶の話題」です。

同じ、ドイツ語圏でもドイツとオーストリアでは、言葉の使い方が随分異なります。代表的なのは、“Grüss Gott!”でしょうか。今では宗教的な意味合いは少なくなっていると言われていますが、この挨拶を聴くと、Feriは“オーストリアに帰ってきたなぁ”という感慨に浸ります(南ドイツでも使っているところもありますが‥)。

また、オーストリアは、短縮形を使う人が多いと言われています。例えば“Guten Morgen”は、“ Morgen”という人が多いような気がします。

という訳で、「郷に入れば郷に従え」ではありませんが、Feriも、馴染みのホイリゲなどでは、短縮形を使っています。

201907070004さて、先日、馴染みのホイリゲに、Feriの大好きな黄昏時に訪れました。天気が良かったので、当然、シャニガルテンです。いつものように1/4リットルのHEURLGER(恐らく、このホイリゲはGemischter Satzだろうと思います)をオーダー。心地よい風を感じながら、黄昏時を楽しんでいました。

普通、Feriは、季節の良い時期、ホイリゲでは時間をかけて2杯飲み、黄昏時が過ぎた頃、店を後にするパターンが多いのですが、この日は、ホイリゲで1杯目を飲んでいる時に急用ができて、1時間ほどで撤収せざるを得なくなりました。

201907070002店のおばちゃんも私の行動パターンを熟知しているので、1杯目を飲み終わったタイミングで、“お代わりだよね”と言ってきましたが、Feriが“今日は、お会計”と言ったので、ビックリした表情をしていました。

そして、シャニガルテンで会計を済ませたタイミングで、出てきたご挨拶が“Schönen abend”。Feriは「美しい黄昏時を」と言ったニュアンスで受けとめましたが、今まで聴いたことのない挨拶で、ちょっと驚きました。

しかし、ウィーンの黄昏時が大好きなFeriには、ピッタリのご挨拶。何となく、心ウキウキした気分で店を後にしました。

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July 02, 2019

AUSTRIANTASTING TOKYO「オーストリアワイン大試飲会2019」

2019070100046月も多くの方にご覧頂き、深く御礼申し上げます。6月、当ブログでは最もページビューが多かったのは10日でした。また、アクセスの多かった記事を確認すると、意外と以前に掲載した記事をご覧になっている方が多いようです。さて、今日は日本の話題です。

7月1日、東京で「オーストリアワイン大試飲会2019」がオーストリア大使館商務部、オーストリアワインマーケティング協会の主催で開催されました。

会場は東京駅に隣接するシャングリ・ラ ホテル 東京、27階のシャングリ・ラ ボールルーム。いぁー、お金がありますねぇ‥以下、自粛。

今年は、日墺友好150周年を記念して、50以上のワイナリーが一挙来日。合計約100のワイナリーから、400以上のアイテムが集まる大規模なイベントになりました。

日中は「業界の部」が開催されましたが、友人が参加して、その模様を送ってくれましたので、当ブログでも当日の模様をご紹介しましょう。

○ワインセミナー
「業界の部」で注目されるのは、ワインセミナーです。今回は、以下のようなセミナーが開催されました。

1.ター・オブ・ワインのアンドレアス・ヴィックホフ氏によるセミナー
新規のワインをお探しのインポーター向けのセミナー。オーストリアワインの魅力や、その使い方について、マスター・オブ・ワインのアンドレアス・ヴィックホフ氏が、ワインテイスターで活躍されている大越基裕氏と共に解説。本セミナーでは、まだ日本では知られてない未輸入ワイナリーの製品が試飲できました。

2019070100012.グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ

3.和食の味わいを引き立てるオーストリアワインの魅力

4.オーストリアのナチュラルワイン

5.Greatest business opportunities in Austrian wine

201907010006Feriが気になったのは、何と言ってもオーストリアで愛飲しているGRÜNER VELTLINERに関するワークショップ。これは、是非、参加したかったですね。

友人の話によると、事前申し込み制でしたが、抽選で参加者が決まるシステムだったとか。くじ運の良くないFeriは、申し込んでもハズレでしょうねぇ‥

さて、「グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ」ですが、友人は当日のキャンセル待ちで参加が実現しました。

201907010008当初はGRÜNER VELTLINERというワインに関するセミナーだと思っていたのですが、実は、内容はびっくり仰天。「GRÜNER VELTLINERにピッタリのワイングラスは何か」という内容でした。

セミナー講師は、Riedel JapanのWolfgang Angyal氏。改めてご紹介するまでもなく、Riedelはオーストリアを代表するグラスメーカー。

最近では、同社のグラスを採用するエアラインも増えています。特にワインの種類に合わせたグラスを開発していることでも知られています。

201907010009実は、「グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ」は、GRÜNER VELTLINERに最もあったグラスを決めるため、オーストリアのワイナリーの人たちに集まってもらい、14種類のグラスでテイスティングを行ったものです。

今回は、それを再現したという訳です。ただ、時間の関係もあり、使ったグラスは4種類。注目されたのはPerformanceと呼ばれるシリーズ。何とワイングラスの内側に特殊加工が施されており、ワインとの接触面積が増えるようになっているのです(右の写真が、そのグラスです)。

最終的にオーストリアでGRÜNER VELTLINERに最も合うグラスはPerformance Rieslingというモデルでした(左の写真では左から3番目)。

201907010007友人に話によると、4種類のグラスでテイスティングをしたそうですが、グラスが違うだけで、香りや味が異なることが体験できたとのことです。ワイングラスの世界も奥が深いですね。右の写真は、オーストリアでのワークショップの様子です。

○オーストリアワイン大使によるミニガイドツアー
オーストリアワイン大使が各ブースを一緒に回りながら、ガイディングをするミニガイドツアー。

「オーストリアらしさを表現するワイン(白ワイン篇)」、「和食とオーストリアワインのマリアージュ」、「きらりと光る、オーストリアの隠れた地場品種」、「イタリアンでオーストリアワインをどう使うか」、「オーストリアの自然派ワインを知る」、「フレンチでオーストリアワインをどう使うか」、「オーストリアらしさを表現するワイン(赤ワイン篇)」といったテーマが設定されていました。

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May 19, 2019

営業再開 森の中の小さなレストラン

201905190004今日は「営業を再開したレストランの話題」をお届けしましょう。

ウィーンは、郊外でも小さなレストランが営業しているのですが、最近はご多分に漏れず、廃業しているケースが見られるようになりました。

雰囲気の良いレストランが廃業するのは残念ですが、利用者の減少や後継者の問題などがあるのかもしれません。

以前、Feriがお世話になっていた17区。路面電車43系統の終点Neuwaldeggは折り返しようのループ線の中にKaiser Franz JosefⅠ世ゆかりの小さな礼拝堂(Votiv-Pestkapelle Sankt Anna)が建っていることで有名です。

201905190006また、「ウィーンの森」の入り口にもあたるため、休日にはハイキングのお客さまが結構利用します。

もちろん、停留所のNeuwaldegg周辺には住宅も沢山ありますが、ハイキング客の利用も見込めることから、レストランが3軒、営業していました。

そのうちの1軒は、建物は残っているものの、すでに廃業しています。残る2軒については、頑張っていたのですが、以前、Feriが訪問した際、店が長期間、閉まっていました。

ところが、先日、訪問したところ、いずれのお店も営業を再開したようです。

201905190002とくに停留所に近い路地に面したお店は広いシャニガルテンもあり、以前、Feriも何回か利用したことがあります。

屋号は「Wilhelm Busch」。2010年頃に撮影した写真(右の写真)をチェックしたところ、同じ屋号で看板のロゴも同じなので、改装した上で、新規開店といったところでしょう。

あいにく、この日はアパートで昼食をとった後、散歩に出たので、利用するタイミングを逃してしまいました。

2010年当時は、建物の壁がはがれているなど、ちょっと寂しい佇まいでしたが、今はきれいになっており、入り口の上には各国の国旗がならんでいました。

嬉しいことに左から3番目には「日の丸」も。ただ、右から3番目は中国国旗というのが、時代を反映していますねぇ。

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May 14, 2019

またまた再開発が始まりそうですが‥

201905140001今日は「市内再開発のお話」です。

このブログでも度々お伝えしているようにウィーンでも「スクラップアンドビルド方式」の再開発が急速に増えてきました。

いわゆる伝統的な建物を解体し、整地した上で、新しい建物を建築するというものです。

遮音壁が取り付けられているHernals駅に隣接するアパートは、もともと丘だったところを崩して平地にした上で、建設工事を行っていますが、こういう例は珍しいような気がします。

19区の高級アパート「Pfarrwiesengasse 23」は、元は老人ホームだった場所。老人ホームが付近に移転して、新しくオープンしたため、この場所をデベロッパーが買い取って再開発したものです。

201905140002さて、先日、馴染みのホイリゲに行く途中、時間があったので19区周辺を散歩していたところ、写真のような光景を目の当たりにしました。

手前はすでに建物はなく、整地が進んでいますが、奥の方にあった伝統的な建物は、現在、解体工事中。何となく昔の農家風の造りですね。

解体の様子を見ると、手前にも同じような構造の建物が連なっていたと思われます。

残念ながら、工事が始まる前の写真があれば、比較ができたのですが、明確に写真を撮影した記憶がありません。

2019051400031Feriの人間データーベースを駆使して、記憶をたどったところ、どうも2枚目の写真周辺であるような気がしてきました。

右側の建物(道路側にテラスが出ている建物)の形状から判断したものです。これが正解だと、ホイリゲが解体されたことになります。

2枚目の写真は営業していませんが、ホイリゲです。最近は営業しているのを見たことがないという話でしたので、後継者難などで、廃業したのかも知れません。

そのホイリゲの跡地なのかどうかは、自信はありませんが、いずれにしても風情のある「伝統的な建物」が、また姿を消したことは間違いない事実。ショックです‥

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January 04, 2019

ホイリゲの日本代表MIKADO

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日本では、今日から「仕事始め」という会社が多いと思いますが、実家にお帰りになったご家族は週明けにお戻りになるというパターンもあるようですね。

さて、今日は久しぶりに「ホイリゲの話題」をお届けしましょう。

ホイリゲをご利用になった方はご存じのように、ホイリゲの多くはワインについては各テーブルでオーダーしますが、料理などのお食事ものは、お客さま自身がビュフェへ出かけて行って、そこで購入して、同時に決済を行うシステムになっています。

ショーケースの中には各種肉料理やサラダ、チーズなどが並んでいます。パンの上にペーストを載せた軽食も定番でしょうか。

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また、プレッツェルなどの「乾き物」も置いてあります。ビュフェの品揃えに関してはホイリゲによってかなり異なっており、温かい料理が少ないお店もあります。

逆にレストラン並みの品揃えを誇るお店もあり、用途に応じてお店を選ぶ方も多いようです。ちなみにFeriは、ホイリゲでは、基本的に「飲むだけ」なので、ビュフェはほとんど利用しません。

お店にとっては、ありがたくないお客の代表かも知れません。

最もFeriだけでなく、ワインだけ飲んでお帰りになるお客さまも時々見かけますが‥

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December 01, 2018

静かに語り合えるホイリゲのようなお店飲が日本にも欲しい

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12月最初の話題は、「仲間と静かに語り合える場所」の話題です。

今日、馴染みのホイリゲでお気に入りのワインを飲みながら、ふと、考えたことがあります。ばかばかしい話ですが、お付き合いを‥

Feriは、日本で友人達と飲み会を開くことがあります。職域ではなく、趣味の友人なので、飲み会では楽しい一時を過ごすことができます。

最近、日本の若い方は、飲み会などを行うことが少なくなっているような話も耳にしますが、実際にお店に出かけてみると、平日でも結構、賑わっていることがあります。

以前、友人のセッティングで浅草にある日本酒専門店で飲み会を開いたことがありますが、若いお客さまが多くて、正直、驚きました。

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さて、ここからが本題。最近、特に感じるのは「日本の飲み屋は、残飯的に五月蠅い」ということです。友人と話をするのも、正直、大声を張りあげないと伝わらないことも‥

皆さんが、そんな感じで、コミュニケーションをとるので、店全体の賑やかさも、ますますヒートアップ。

正直、話すだけで疲れてしまいます。もちろん、個室を用意しているようなお店もありますが、なかなか気軽に利用するという訳にはいかないですよね。

ところで、こちらのホイリゲは「第二のリビング」という性格があるので、一人の方よりも、グループで利用しているケースが大多数。

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September 28, 2018

今週末はお楽しみWiener Weinwandertag

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日本では、今週末から週明けにかけて、台風24号の襲来が予想されているようですが、今年は、本当に大型台風が上陸しますね。大きな被害がないことを祈るばかりです。

さて、今日は「今週末、ウィーンで開催されるイベントの話題」をお届けしましょう。

毎年、9月の最終週、週末に行われるのが「Wiener Weinwandertag」(ワインハイキング)です。

このブログでも、Feriが実際に参加した時の模様を何回かお伝えしています。今年は、仕事の都合で、Feriは参加できませんので、事前予告でご容赦下さい。

この行事はウィーン市が中心となって行われるもので、以前は19区(Neustift)と21区(Strebersdorf)の2コースだけだったのですが、数年前からFeriがホームグラウンドにしている16区(Ottakring)コースが加わりました。

今年は9月29日(土曜日)と30日(日曜日)に行われます。ハイキングそのものは、いつでも楽しめますが、コースの途中でホイリゲや、仮設のワイン屋台などが営業する関係で開催時間は10時から16時までとなっています。

コースの概要は、次のとおりです。

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-16区:最長4.5km、Ottakring

-19区:最長10.8km、Neustift am Walde-Nussdorf間

-21区:最長9.6km、Strebersdorf -Stammersdorf間

各コースは全部、歩かなければならない訳ではなく、短距離コースも設定されているので、子供さんを連れたファミリーやシニアの皆さまでも大丈夫。さらにベビーカーに対応したコースも設定されています。

自分の体力に合わせて、公共交通機関を使って、短い距離だけ楽しむことも可能です。

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June 02, 2018

さすがAnna Netrebko、観客動員10万人

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このブログには「ウィーンの時刻」は表示していますが、天気は表示していません。

実は、このところ、ウィーンは「夏のような天気」です。最高気温は27度前後、最低気温も20度を下回ることはありません。

そのため、皆さまのお召し物も、「夏モード全開」です。幸い湿度が低いため、日陰に入ると過ごしやすいのは幸いですが‥

とにかく「まとまった雨」が降らないとう状況が続いています。

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天気が良いのは結構ですが、暑いのはねぇ‥

5月31日には恒例の「Sommernachtskonzert in Wien」がシェーンブルン宮殿で行われました。

人混みが苦手なFeriは行きませんでしたが、今年はAnna Netrebkoさんが出演したため、主催者側の発表によると10万人の観客が来場したとか‥

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何しろ「タダ」でAnna Netrebkoさんの歌声を楽しめるのですから、当然と言えば当然。さすがに、この人数になると、報道写真のようにグロリエッテ側もお客さまで一杯。すごいですねぇ。

屋外のコンサートなので、天気が気になりますが、今年は快晴に恵まれたことも人出が多かった理由かも知れません。

きっとコンサート終了後も大混雑だったことでしょう。という訳で人混みが苦手なFeriは、この時間帯、馴染みのホイリゲで「黄昏時」を楽しんでおりました。

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September 29, 2017

「嵐」の季節

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先日、このブログでお伝えしたように、今週末、ウィーンでは「Wiener Weinwandertag」(ワインハイキング)が開催されます。お天気に恵まれると良いのですが…

Wineがお好きな方はご存じのように、11月11日の「Martinstag(聖マルティヌスの日)」に向けて、この時期は新酒の仕込みが佳境を迎えています。

そして、この時期ならではの「お楽しみ」がSTURM

STURMはドイツ語ですが、本来の意味は「疾風」といったニュアンスです。

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このような「発酵途中のぶどうを原料としたアルコール飲料」をドイツでは、Federweißer(フェーダーヴァイザー、白い羽)というおしゃれな名前が一般的だそうです。

発酵途中で、ワイン酵母が残っており、白濁しているため、Federweißerというおしゃれな名前になったとか‥

同様の飲み物は、ワインを生産している地域で作られていますが、名称は様々。ご存じのようにオーストリアではSTURMという名称が一般的です。

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この時期になると、ホイリゲやカフェ、レストランなどで「STURM」のポスターを見かけることが増えてきます。

発行途中のぶどうを原料としたアルコール飲料なので、時期によってアルコール分が異なるのがポイントです。

通常、アルコール分が4%程度になると販売が始まるようです(最低でも1%のアルコール分を含んでいます)。なお、ドイツでは白ブドウが原料のものが中心ですが、オーストリアでは赤ブドウの製品も店頭に並んでいます。

発酵途中の「作りかけワイン」なので、アルコール発酵後の酸味と、発酵前の甘味、さらに発酵中のアルコールの泡が加わり、絶妙な味わい。そのため、同じSTURMでも、時期によって微妙に味が違うようです。

STRUMですが、発酵が早く進むため、通常のワインのように長期の保存はできません。

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May 28, 2017

ホイリゲのバックルームで‥

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早いもので、5月も最終週に入りますね。日本では給料日後の週末なので、街中は賑わうことでしょう。

最近、「ホイリゲの話題」から遠ざかってしまっているので、今日は久しぶりにホイリゲ登場です。

2016年10月、このブログでもご紹介したことがありますが、オーストリアでは飲食店で売上の厳密な管理が要求されるようになりました。

これは脱税を防ぐための施策だそうです。まぁ、どこの国でも、実際に商品の受け渡しが行われない飲食店の場合、売上をごまかす輩がいる訳で、それを防止することで、納税に対する不公平感をなくそうという話です。

以前は小さなホイリゲやCaféなどの場合、レジスターなどがないところも多かったのですが、法令により、現在は、設置と売上の登録に加えて、お客さまに対してRechnung(レシート)を渡すことも義務づけられました。

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その関係でしょうか、最近はホイリゲの中には、PDAを使ってオーダーの段階で売上登録をするところも増えてきました。この他、確かに手間は省けますからね。

さらにオーダーがバックルームに伝わるシステムになっているところもあり、効率的な店舗運営を行っているところもあります。

もちろん、従来のように手書きでオーダーをとってから、バックルームに戻って入力するスタイルも健在です。

ホイリゲの多くは、お料理はビュフェで購入し、その場で会計を済ますのに対し、Wineを始めとする飲み物は最後に会計を行います。

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