21区のホイリゲを訪ねて
今日は「ホイリゲ訪問記」をお届けしましょう。平素は滞在している場所の関係もあり、16区から19区にかけてのホイリゲを利用することが多いFeri。
最近は、時々、23区にも顔を出すこともありますが‥ 23区にも良いホイリゲが沢山ありますが、若干、アクセスに時間がかかるため、気軽に‥という訳にはいかないのが難点。
そして、ご存じの方も多いと思いますが、もう一つホイリゲが多いのがドナウ川の川向こう側です。
以前、東京で開催されたオーストリアワインのイベントには色々な醸造所が参加していましたが、その中で、今回、初参加だったのが、Weingut Christ。
ブースでお話をすると、“うちはホイリゲもやっているので、ウィーンにお住まいになっているのだったら、是非、立ち寄って下さい”という話になりました。
ただ、例によって通年営業ではなく、時期を限っているため、なかなかタイミングが合いません。今回、営業している期間に時間がとれたので出かけてみました。Feriは21区は、あまり出かけることはありませんが、東京都葛飾区と姉妹都市になっているので、ご存じの方も多いと思います。
Feriは、路面電車(30系統、31系統)を利用しましたが、最寄りの停留所はGroßjedlersdorfです。せっかくなので停留所を下車してから付近を散策してみました。今は、大型ショッピングセンターが立ち並んでおり、のどかな雰囲気は感じられません。
ちょうど、歩いているとWeingut Christの工場側に出ました。家族経営の歴史ある醸造所ですが、今の経営者は伝統を基盤に革新にも挑戦しており、近代化された工場が特徴です。ちなみにホイリゲの「正規の入り口」は工場の反対側です。
ホイリゲの入り口はShopと兼ねており、建物は近代的で、ちょっと拍子抜け。ただ、ホイリゲ側は伝統的なデザインの建物です。ちなみにトップ写真の奥がホイリゲ、手前がShopです。そのため、店内は、いかにもホイリゲらしい雰囲気になっています。
せっかくなので、店内を一通り見ましたが、ホイリゲといては広い客席が特徴で、多くのお客さまに対応できるようです。
営業時間は15時からですが、15時過ぎに入店した時には、予想外にお客さまが多く、ちょっとビックリ。また、18時以降の予約もたくさん入っていました。
という訳で、長時間、粘る予定はないので、遅い時間の予約席を利用させてもらいました。お姉さんにお願いしたのは、当然、GRÜNER VELTLINER。同じ銘柄を呑みくらべることで、味の違いが実感できますし‥
Weingut ChristのGRÜNER VELTLINERですが、非常にまろやかで、口当たりが良いのが特徴。今までFeriが飲んだGRÜNER VELTLINERとは、ちょっと口当たりが異なりました。口当たりが良いだけに、飲み過ぎにご注意‥という感じですね。
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