“Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien
日本では、3月3日は「ひな祭り」。こちらでは、イースターを前にレストランやカフェのシャニガルテン営業再開を検討する動きが出ています。
さて、今日は3月1日に行われた「Wiener Linienの興味深いアクション」をご紹介します。
先日、お伝えしたように2020年はCovid-19感染拡大によるロックダウンなどの影響で、Wiener Linienの利用者は大幅に減少しました。
しかし、そんな中でも利用するお客さまがゼロになった訳ではありません。また、年間パスの発行枚数も100万枚を超えています。
このようにお客さまから支持されているWiener Linienですが、感謝の気持ちをお客さまに伝えようというアクションを3月1日に実施しました。
日本では知られていませんが、3月1日は「World Compliment Day」(Tag der Komplimente)。感謝の言葉やほめ言葉を具体的に相手に伝えることで、関係者の気持ちを幸せにしていこうというもの。2000年に入ってから、オランダの専門家が提唱したそうです。
通常は、自分の身近な人たちや、自分ために毎日のサービスを提供している人々(公共交通期間のスタッフ、店舗やレストランのスタッフなど)に出会ったとき、笑顔で“ありがとう”という感謝の気持ちを現すのが基本ですが、Wiener Linienの試みは、この逆というのが、何ともユニークです。
今回、Wiener Linienでは「Tag der Komplimente」合わせて、お客さまに感謝の気持ちを込めた認めたメッセージボードを従業員が掲げました。
メッセージの内容ですが、“Du bist fahrtastisch”“Du bist mein Öffi-Hero”など、普通では恥ずかしくて言えないようなメッセージが満載。メッセージボードの写真はWiener Linienが公開したものです。
Recent Comments