March 03, 2021

“Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien

2021030221日本では、3月3日は「ひな祭り」。こちらでは、イースターを前にレストランやカフェのシャニガルテン営業再開を検討する動きが出ています。

さて、今日は3月1日に行われた「Wiener Linienの興味深いアクション」をご紹介します。

先日、お伝えしたように2020年はCovid-19感染拡大によるロックダウンなどの影響で、Wiener Linienの利用者は大幅に減少しました。

しかし、そんな中でも利用するお客さまがゼロになった訳ではありません。また、年間パスの発行枚数も100万枚を超えています。

このようにお客さまから支持されているWiener Linienですが、感謝の気持ちをお客さまに伝えようというアクションを3月1日に実施しました。

日本では知られていませんが、3月1日は「World Compliment Day」(Tag der Komplimente)。感謝の言葉やほめ言葉を具体的に相手に伝えることで、関係者の気持ちを幸せにしていこうというもの。2000年に入ってから、オランダの専門家が提唱したそうです。

2021030222通常は、自分の身近な人たちや、自分ために毎日のサービスを提供している人々(公共交通期間のスタッフ、店舗やレストランのスタッフなど)に出会ったとき、笑顔で“ありがとう”という感謝の気持ちを現すのが基本ですが、Wiener Linienの試みは、この逆というのが、何ともユニークです。

今回、Wiener Linienでは「Tag der Komplimente」合わせて、お客さまに感謝の気持ちを込めた認めたメッセージボードを従業員が掲げました。

メッセージの内容ですが、“Du bist fahrtastisch”“Du bist mein Öffi-Hero”など、普通では恥ずかしくて言えないようなメッセージが満載。メッセージボードの写真はWiener Linienが公開したものです。

Continue reading "“Du bist fahrtastisch!”お客さまに感謝 Wiener Linien"

| | Comments (0)

February 05, 2021

子供たちと一緒にウィーンの街を再発見-Grätzl-Rallye-

2021020401ウィーンでは、Covid-19感染拡大で学校での対面授業が中止になるなど、子供たちへの影響も出てきています。

ロックダウンや在宅授業の結果、体育の授業や自転車通学もなくなり、子供たちは運動不足に陥っています。また、諸般の規制によりスポーツの機会も限られています。

2月8日からは、一応、義務教育に関しては制限はあるものの対面授業が再開される予定ですが、色々な制約が伴うことでしょう。

そんな中、新鮮な空気の中、街中を散歩をしながら楽しむというコンセプトのGrätzl-RallyesをMobilitätsagentur Wienが提案しています。

2021020402このラリー(オリエンテーリング)は「Die Stadt & Du」という移動教育プログラムで、小学生を対象に、年齢に応じた方法で、積極的に、安全に、そして気候に優しい方法で街を移動する方法を体験を通じて修得するものです。

ただ、現在は学校単位で課外活動として「Die Stadt & Du」を実施することが難しい状況であるところから、個人や小グループで自主的に取り組み、運動不足を解消してもらおうというのがGrätzl-Rallyesです。

2021020404Grätzl-Rallyes、何かを集めて得点を競い合うフィールドゲーム「スカベンジャーハント」(直訳すると「ガラクタ集め」、欧米では一般的なフィールドゲームです)という手法を採り入れたものです。

ホームページから各区のラリー用ガイドブックがダウンロードできます。

なかなか凝った作りになっており、該当する区内のウォーキングルートをまわりながら、ガイドブックに出ている場所を見つけて、クイズに答えていくことで、地域の理解を深めるという素晴らしい内容です。

2021020405そして、回答もちゃんと用意されており、仮に自分たちで全ての場所を発見できなかった、設問に答えることができなかった場合、この回答(言わば種明かし)を見ることで、理解が深まるという構成です。

実際に自分たちで場所や答えを見つけたあとで、「種明かし」を見ることで、更に理解が深まることでしょう。

しかし、クイズの内容に16区を代表するホイリゲ10ER MARIEが出ているのは、さすがウィーン。

そして、19区版では、このブログでもご紹介したことがあるSetagayaparkもクイズとともに登場。という訳で、今回はラリー用ガイドブックと回答編を合わせてお目にかけることにしました。

Feriの散歩コースも多数、収録されており、ガイドブックの写真を見ただけで、場所が特定できるところも多数。

しかし、さすが奥の深いウィーン、まだ知らない場所も多数、存在しており、正に「ブログネタの宝庫」と言っても過言ではありません(笑)。

Continue reading "子供たちと一緒にウィーンの街を再発見-Grätzl-Rallye-"

| | Comments (0)

January 30, 2021

ロックダウン下でも好評営業中 Wiener Eistraum

2021012901今日は営業期間の半分(33日間)が経過した「Wiener Eistraumの話題」をお届けしましょう。

Rathausplatzのクリスマスマーケット中止を受けて、急きょ、12月24日から8300平方メートルの会場が全面オープンとなったWiener Eistraumですが、66日間の営業期間の半分が経過しました。

Covid-19感染拡大の影響で、ロックダウン下のオーストリア。当たり前ですが、部屋に閉じこもっていると精神的にも閉塞感が募ります。

このような状況だからこそ、新鮮な空気の中で運動することは非常に大切。ましてやウィーン中心部でスポーツをする機会が非常に減っているだけに、Wiener Eistraumの存在は大きなものになりました。

2021012903このブログでもお伝えしたように、Covid-19感染拡大下での営業であるため、主催者は様々な安全対策を打ち出していますが、現時点では利用者には好意的に受けとめられているようです。

また、主催するStadt wien marketingでは、利用者の協力に感謝の意を表明しています。

今シーズンは、リンクを利用できる人数は最大1200名。これは通常年の半分の定員。そのため、午後、夕方、週末は待ち時間が長くなる傾向が出ています。ただ、利用者は電話で事前に状況を確認することができます。

感染拡大対策の目玉は、利用者に貸与されるDistance Marker。利用者は、チケット購入後、名前や電話番号などの登録を行い、Distance Marker(デポジット制10Euro)を受け取ります。

2021012902このDistance Markerは、他の利用者と接近し、2メートルのソーシャルディスタンスを確保できなくなると、光信号、振動、ビープ音で警告します。

ただし、予め登録しておくと同一世帯の家族など警報対象外の人物については、接近しても警報は動作しません。

同時にする接触状況は記録され、後日、感染した場合、トレーサビリティーが可能なシステムです。

Distance Markerを入手して、初めてスケートリンクへの入場が許可されます。

Continue reading "ロックダウン下でも好評営業中 Wiener Eistraum"

| | Comments (0)

December 23, 2020

クリスマスを前に‥

2020122301当初、1月6日までだった準ロックダウンですが、21日に連邦政府は新しい規制を発表しました。規制はさらに強化され、1月17日まで延長されます。

詳細にご紹介すると気が滅入ってしまうので、ごく簡単に‥規制内容は、第1回目に準じており、生活必需品を販売する商業施設以外は全面閉鎖です。当然、飲食店もテイクアウト以外、営業禁止。

劇場、映画館、図書館、博物館、動物園なども閉鎖です。なお、屋外のスキー場やスケートリンクについては感染拡大防止策を導入の上、営業が許可されることになりました。昨日、お伝えしたWiener Eistraumsは、CDMの導入により、規制をクリアしたのだと思います。

2020122302今回、新しい内容は1月15日から17日に実施予定の大規模検査を受け、陰性となった者は、1月18日から営業を再開する飲食店、ホテル、生活必需品以外を扱う店舗、身体的接触があるサービス業(美容室など)、文化・娯楽施設の利用が許可される予定です。

恐らく、前回、ウィーンでの大規模検査の受診率が思わしくなかったので、このような手を考えたのでしょう。

検査を受けなかった人に関しては、ロックダウンが1週間延長されるとか‥オペレッタ国家の面目躍如‥と言ったところでしょうか。

クリスマス前にとんでもない規制が発表され、意気消沈している中、今日はクリスマスを前にした話題を2つ、お伝えしましょう。

Friedenslichtがウィーンに到着

12月22日、ウィーンに「Friedenslicht」(平和の光)がÖBBで到着しました。今年で35回目を迎える「ORF-Friedenslicht」。

202012230611月末、ベツレヘムの「イエス生誕の地」で採火された「Friedenslicht」はオーストリア航空でリンツに到着。そこからÖBBにバトンタッチされ、22日、ウィーンに到着。今後、ÖBBにより、クリスマスの平和メッセージとしてオーストリア全土に運ばれます。

このプログラムは、障害のある子供たちや困っている人々のための慈善事業の一環として、1987年にオーストリアで開始されたものです。現在では、ヨーロッパと南北アメリカの20カ国以上で行われています。

今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、「Friedenslicht」は特別のメッセージになることでしょう。

12月24日にはÖBBで各州に運ばれた「Friedenslicht」は、赤十字事務所、ボランティアの消防隊、教会、ÖBB駅などで受け取ることができます。

なお、ウィーンでは、下記の駅で8時から配布されます。皆さん、カンテラを持ってお出かけになることでしょう。
-Wien Hauptbahnhof
-Wien Meidling
-Wien Westbahnhof
-Wien Mitte
-Wien Floridsdorf

Continue reading "クリスマスを前に‥"

| | Comments (1)

December 22, 2020

12月24日にオープン「26. Wiener Eistraums」

2020122203RathausplatzのChristkindlmarktが中止になり、意気消沈するウィーンではありません。12月24日から通常よりも前倒ししてRathausplatzで第26回Wiener Eistraumsが開幕します。

“初めて66日間連続でアイススケートを楽しむことができます”さすが、ポジティブ思考のウィーン!! これは今までで最も長い営業期間です。

総面積8300平方メートルのリンク、市庁舎公園を通るロマンチックな周回コース(Romantischen Traumpfade durch den Rathauspark)、そしてユニークなアイステラス「スカイリンク」も営業を開始します。

今シーズンも新鮮な空気の中でスポーツアドベンチャーやクールな体験、健康的なエクササイズなど、様々な楽しみ方ができます。

もちろん新型コロナウイルス感染拡大を受けて、連邦政府の法規制に適合しており、専門家の協力を得た革新的な安全システムが導入されることが発表されました。

12月21日、Michael Ludwig市長は会場を視察した後、現地で新型コロナウイルス感染拡大を受けた対策を発表しました。

2020122202それは「Elektronischen Distance Marker」(電子的距離マーカー)の導入です(市長がクビから下げているデバイス)。

「Elektronischen Distance Marker」はオーストリアの企業D-Ariaが開発したCDM(Community Distance Marker)で、ウィーンの主要イベントで初めて採用されました。
この装置は、人々がソーシャルディスタンスを維持するのを助けると同時に、接触のトレースが可能なように設計されています。

CDMはWiener Eistraums入場時に配布され、他の利用者とソーシャルディスタンス(2メートル)が確保されていない場合に、光信号や振動、ビープ音などで警告を発します。また、記録されたデーターは、接触状況のトレースすることができます。

本システムの導入に伴い、今シーズンは、利用する際のルールが以下のように変更されます。また、インターネット経由でのチケット販売も中止されました。

2020122204-Wiener Eistraumsの利用にはCDMが必要です。
-利用者はチケット購入の際、CDMを借ります(デポジット料金10Euro)
-受付はCDMと引き換えになります。
-CDMごとに個人情報の登録が必要です。
-登録時、家族などは、グループ内でアラーム機能がミュートされるように、グループ定義が可能です。
-パーソナライズされたCDMを使用することで、ゲートが開き、リンクに入ることができます。
-グループ設定以外の利用者が所定の最低距離(2メートル)を下回ると、CDMはビープ音、ライトアップ、バイブレーションを発します。
-利用者が会場内で7.5分以上、2メートル未満の距離で接触した場合、CDMに記録され、28日間保存されます(グループ設定者は除く)。
-CDMは距離測定のみに使用され、トラッキングはできません。
-統計などの評価はせず、当局が緊急時に連絡する場合のみ使用されます。
-利用後、CDMをエリア外のレジストレーションデスクで返却するとデポジット料金10Euroが返金されます。

Continue reading "12月24日にオープン「26. Wiener Eistraums」"

| | Comments (0)

December 11, 2020

Wiener Christkindl 2020がウィーン市長を表敬訪問

2020120910事実上のロックダウン下でも本来のアドベントは進行中。当然、クリスマスもやって来ます。今日はクリスマスにまつわる話題をお届けしましょう。

Michael Ludwig市長は12月8日、執務室でWiener Christkindl 2020の表敬訪問を受けました。

「Wiener Christkindl」は、毎年、アドベント前に任命され、クリスマス関連行事への参加、学校、老人ホーム、福祉施設などを訪問し、クリスマスの意義を伝達する天使です。

2020120912日本の自治体で行っている「○○の女王」と似たような活動です。2020年は、ロックダウンの影響でイベントが中止となり、Wiener Christkindlの公募は途中で中止されました。そこで、2019年に就任したTanjaさんが、例外的に2020年もWiener Christkindlに就任したものです。

Wiener Christkindlは、公募制で、例年、応募者の中から審査員が5名の候補者を選定し、インターネット上のオンライン投票で最終決定されます。そしてRathausplatzのChristkindlmarktオープンから公式行事が始まります。

Tanjaさんはウィーン生まれの24歳。15歳の時から、Wiener Christkindlになりたいと願っていたそうです。ただ、対外的な活動が伴うため、その年齢では応募できませんでした(応募資格は18歳以上)。

Continue reading "Wiener Christkindl 2020がウィーン市長を表敬訪問"

| | Comments (0)

December 01, 2020

ロックダウン解除後の音楽界は‥

202012010111月の当ブログは、11月3日に1500近いアクセスを頂きました。多くの皆さまにご来場いただき、改めてお礼申し上げます。

さて、今日は「音楽の話題」をお届けしましょう。すでにご存じのようにロックダウンのため、各劇場は現在、全ての公演が中止となっています。

現時点では、ロックダウンは12月6日までなので、12月7日以降、劇場が再開される可能性がありますが、連邦政府から具体的なアナウンスが出ていない状況です。

見通しが不透明な中、連邦政府に業を煮やしたウィーン国立歌劇場は観客の入場可否を問わず、ORFと協力して12月に5つの作品をテレビとラジオで配信することを発表しました。

2020120104放送されるのは「Tosca」、「Werther」、「Der Rosenkavalier」、「Mahler, live」(バレエ)、「Das verratene Meer」です。

このうちバレエ作品の「Mahler, live」はロックダウン中の12月4日に収録し、タイムシフト方式で当日、配信される予定です。

また、新しいバレエ監督Martin Schläpfer氏によるウィーン初の振付作品「4」の世界初演は、12月8日9時5分からORF2で放送される予定です。

2020120102Piotr Beczalaさんの国立歌劇場デビュー作となる「Werther」は12月10日に録音され、2021年1月10日の20時15分からORFIIIで放送されます。

そして、伝統的な演出の「Tosca」にはAnna Netrebkoさんが登場することで注目されていましたが、12月13日にラジオでライブ配信され、同日、20時15分からはタイムシフト方式でテレビ放送(ORFⅢ)されます。

2020/21シーズンのPremiere「Das verratene Meer」は、予定より1日遅れの12月14日に上演され、Play.wiener-staatsoper.atでライブ配信(無料)されることが発表されました。こちらは、ORFではないので、海外でも観ることができます。

Continue reading "ロックダウン解除後の音楽界は‥"

| | Comments (0)

November 29, 2020

ウィーンで最も美しいクリスマスツリーの点灯式実施

202011290211月5日、Rathausplatzに到着したWiener Weihnachtsbaum(クリスマスツリー)は、設置の上、剪定作業を経て、LEDライトの取り付けなどがロックダウン下で粛々と実施されました。

そして、11月28日、予定より2週間遅れで点灯式が行われました。「ロックダウン下の点灯式」というのは、異例中の異例。

ロックダウンは12月6日までの予定ですが、その後、どの程度、規制が解除されるのかは、現時点では不明です。

Christkindlmarkt(クリスマス市)の開催が許可されるかどうかもはっきりしない状況ですが、今回、ウィーン市が「クリスマスツリーの点灯式」を前倒しで実施した背景には、クリスマスツリーを「連帯と一体感の象徴」と位置づけているからです。

点灯式にはMichael Ludwig市長と、今回、ツリーを提供したオーバーエスターライヒ州のThomas Stelzer知事、Klaffer am Hochficht市やSchlägl修道院の関係者が参加。ツリーの元に設置されたスイッチを押すと、ツリーに取り付けられた2000個のLEDに一斉に灯りが灯りました。

2020112903Michael Ludwig市長は点灯式で、“美しくライトアップされ、華やかに飾られたツリーは、クリスマス前の季節の一部です。特に今年のウィーンは、観想的でゆったりとしたアドベントにふさわしい。この木は、街が困難な時代を乗り切り、結束と一体感により強くなることを示しています。物理的な距離の近さは今のところ実現できませんが、お互いに心の距離を縮めています。ウィーンの人々を代表して、今年、クリスマスツリーを提供してくださったオーバーエスターライヒ州、特にKlaffer市とSchlägl修道院に感謝します”と語っています。

Continue reading "ウィーンで最も美しいクリスマスツリーの点灯式実施"

| | Comments (0)

November 23, 2020

自宅でワイン試飲会を楽しもう

2020112301今日は「ワインの話題」をお届けしましょう。ご存じのように、この時期、オーストリアでは「今年の新酒(Heuriger)」が出回り、ホイリゲはお客さまで賑わいます。

一応、解禁日にあたる11月11日は、ハードロックダウン前でしたが、17日のハードロックダウン実施で、アドベント恒例の忘年会を兼ねたパーティをホイリゲで開くことはできなくなりました。

そんな中、ウィーン市営醸造所Weingut Cobenzlが、ビデオミーティングシステム(Zoom-Video-Konferenz)を活用したワインテイスティングを提案しています。

2020112302オンラインではテイスティングはできませんので、自宅にテイスティングボックスを取り寄せて、オンラインで各種解説を楽しむという趣向です。

テイスティングボックスは、以下の3種類。いずれもテーマに合わせて6本の各種ワイン(いずれも750ミリリットル)がセットされています。
Wiener Lagen(59.9Euro)
Wiener Vielf Vielfalt(64.2Euro)
Wiener Wei(h)nacht(81.9Euro)
配送料込み(オーストリア国内)で、通常価格の30%Offというのがセールスポイント。

オンラインでのテイスティングは、12月3日(Wiener Lagen)、10日(Wiener Vielf Vielfalt)、17日(Wiener Wei(h)nacht)の3日間(いずれも18時30分~)予定されています。

Continue reading "自宅でワイン試飲会を楽しもう"

| | Comments (0)

November 06, 2020

街の結束のシンボル‥Wiener WeihnachtsbaumがRathausplatzに到着

202011060411月3日からの「事実上のロックダウン」に加えて、前日、夜間にウィーンで発生した無差別テロ、更に日本に住む親友の手術(こちらは無事終了)などで、Feriも気持ちが完全に萎えてしまいました。

昨日掲載した「ÖBBの記事」は、テロ発生前に準備していたので、ある程度、まとまった内容になっていますが、今日は気分を変える意味で、明るい話題をお届けしましょう。

現在、連邦政府の命令でクリスマスマーケットを含むイベントは中止状態ですが、ウィーン市では12月からのクリスマスマーケット開催に向けて準備を進めています。

先日、ウィーンに向けて出発した「Wiener Weihnachtsbaumの話題」をお伝えしましたが、テロの影響で予定よりも遅れましたが、11月5日にRathausplatzに到着しました。

到着式に出席したMichael Ludwig市長は、“このツリーは、ウィーンが都市として正常に機能し、世界で最も安全な大都市であることを示すシンボルです。そして、ツリーはオーストリアの州間の連帯の象徴です”と語りました。

2020110603先日もお伝えしたように今年のクリスマスツリーは、オーストリア北部、Klaffer am Hochficht市のSchlägl修道院が所有する森から伐採された樹齢200年のトウヒです。

伐採地から250キロのルートを大型トラックで運ばれ、11月5日11時30分、快晴のRathausplatzに到着。

さっそく林業業者やウィーン市のスタッフにより、写真のように大型クレーン2基を使って設置作業が行われました。今後、造園関係者による剪定を経て、LEDライト(2000個以上)の取り付けに入ります。

2020110601オーバーエスターライヒ州林業局Elfriede Moser局長によるとRathausplatzに設置するツリーの選定プロジェクトは1年以上前から始まっていたそうです。

各地の森をまわり、最適なトウヒを見つけるという大変な作業。Elfriede Moser局長は、クリスマスツリーに使われるトウヒは自治体からの大使であると同時に、持続可能な林業を象徴するものであると語っています。

というのは伐採された場所には、将来を見据えた新しいトウヒの成育が行われているからです。なお、先日もお伝えしたように長さを調整するために切断された幹の部分は、楽器づくりに使われます。

Continue reading "街の結束のシンボル‥Wiener WeihnachtsbaumがRathausplatzに到着"

| | Comments (0)

より以前の記事一覧